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2014年5月20日火曜日

天月@マキタさんとミッちゃんトコ (2014/05/16)

天月
(湯川トーベンvo,b/田中”ヤッチ”裕千vo,g,/向山テツds)
5/16(FRI) マキタさんとミッちゃんトコ(静岡)
START 19:30~
LIVE CHARGE ¥3500(Drink別)



静岡まで行っちゃいましたよ。
フラカン以外のライブで、こんなに遠出したの初めてっす。
天月というバンドの音が恋しくて仕方なかったのよ。

場所は“ロック喫茶”なんて、素敵な冠の付いたお店。
お客さんいっぱい入ってたし、かなり盛り上がってた。
なんせ、まだ二度目のツアーなので、
初めて天月を観るというお客さんが多かったみたいだけど、、
「キャー!カッコいいーー!」なんていう、
韓流かジャニーズかと思われるような、黄色い悲鳴も聞こえてた。

そうでしょ、そうでしょ。
その耳であの音を聴けば、誰でもそうなって当然。
この天月の音のカッコよさ、もっと多くの人に知って欲しいな。

最初の出音(爆音)が、ドカーンと耳に飛び込んできた瞬間、
ぐわっと魂を揺さぶられ、すかさず、
トーベンさんのせつなげな歌声で始まる『天使の月』。
この最初の3秒で捕まった。
今日もまた、すっかり捕らえられてしまった。

私ってば、いい歳して、地に足の着いた生活というのが苦手で、
苦手・・・というよりも、まるで出来てなくて、
いつもぼんやりと、薄皮に包まれたような感覚のまま
フワフワと漂うように生きているような気がしている。
それが、ライブで好きな音を浴びているときだけは、
その薄皮を音がグサグサっと突き破ってきて、
「今、生きている」ということをビリビリと実感できるのだ。
だからまぁ、ライブジャンキーなんだよね。

で、この最初の3秒で、ビリビリなんてもんじゃなく、
バコーンと後頭部を鈍器で殴られたような衝撃でもって、
ああ、私、生きてる・・・と、実感させられたのだ。

あれは『珈琲』の間奏でのこと。
機材トラブルで、ギターの音が出なくなった。
こういうトラブルのときの対応を見るのが好きとだと言うと、
すごく性悪な人間性がバレてしまうなぁ。
もちろん、曲を止めたりしない。
ヤッチさんは、足元のエフェクター群の中から、
ワウペダルを外して、結線しなおしたりしていたけれど、
それでも復旧せず、店長さんにアピール。
けっこう時間がかかっていたのだが、
その間、テツさんとトーベンさんのリズム隊セッションが
たっぷりと聴けたので、ちょっとお得だった。
その動じない貫禄たっぷりのプレイに、キュンとしてしまうのだ。

クライマックスは、やっぱり『おはよう今日一日~』
テンポを上げてまくっていく終盤のグルーヴに、
息が詰まる。
苦しくて、愛しくて、涙が出た。
曲終わりで、誰かの「名曲だな」という声が聞こえた。
まさしく!

そこから本編終わりまで、怒濤のアゲアゲなセトリで、
テツさんがヘロヘロになっていたよ。


みなさん、それぞれの物販も充実の品揃えで
さすがツアー初日といったところ。
お客さんから「このバンドのCDはないのー?」という
質問が飛び出しておりましたが・・・
「誰かスポンサーになってくれれば、作るよ!」
ってことですので、我こそはという方が現れるのを
心よりお待ちしております。



天使の月
朝が来る
珈琲
今どうしてる
フリフリ
Do DO DO DO DO
いらいら
バンドマンブルース
水無月
日本のオッサン
おはよう今日一日 君は何してるの
God Bless
R&Rスター
SHOTGUN



とにかく凄く盛り上がって、メンバーの皆さんも終始上機嫌。
都内や横浜のライブとは違う、ツアー独特の興奮とか
熱を感じさせてくれるパフォーマンスだったような気がするな~。


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