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2011年3月30日水曜日

『終わらないツアー -フラワーカンパニーズ結成20周年とその後-』@シネマート新宿

フラカンと観る!
『終わらないツアー -フラワーカンパニーズ結成20周年とその後-』
2011/3/29(火) 開場18:45/開映19:00
シネマート新宿
鑑賞料金:2,800円 全席指定



えーっと、レポ期待されてる?
ごめんなさい。
と、最初に謝っとく。
ぜんぜん、レポが書けないのだよ。
とりあえず、いけるとこまで頑張ってみるけど・・・。



まず、映画のみどころ。
DVD発売前なので、なるべくネタバレしないように簡単に書くと、
・名言「無駄なシャウトなんて一つもない」
・フラカン号、建て付け(?)が悪い。
・痛々しさを包み隠さず、赤裸々に語る圭介。
・野音のときの圭介、コロコロしてる。
・ミスコニの骨折について嬉々としてしゃべる竹安。
・ハルさん、可愛い。
・キュウちゃん、熱い。
・ミスコニの鏡ごしの悔しげな視線。
あと、もうひとつ、ショッキングだったのは、
・無防備な表情をカメラに捕らえられたnemuri(!!!!)
まったく、トホホな感じだわ。

1年半前の日比谷野音のライブ映像がすごく良かった。
私が監督だったとしても、そこはハズせないだろうというところは、
ちゃんと使ってくれてて嬉しかった。
あの日の感動がよみがえってきて、胸が熱くなる。

あと、ap bank FES.のライブシーンが短いけど、感動的。
ステージからオーディエンスを撮ってる映像が、まさに壮観。
遠くまでビッシリ埋まった観客が、みんなでヨサホってるんだよ。
嬉しくて、涙が出そうになった。(っていうか、出ましたわ。)

この辺りは、発売されたら、DVDで確認して下さいな。

そういえば、圭介が(たぶん)いい話してるとこで、
余震があった。
おかげで、その(たぶん)いい話を聞き逃してしまった。
やっぱり、小さい揺れでも恐くてドキドキしてしまうんだよね。

で、この上映会のみのプレミア映像は、
野音の『夢の列車』と、AXの『裸の大将』のライブ映像。
これが、すごく良かったのだ。
竹安のギターソロは10分超えてたかな? なのに飽きない。
もう、めちゃくちゃカッコイイ!
これ見せられたら、もれなく竹安に惚れること間違いなし。
『裸の大将』も、例のトリプル・ドラムだし、見ごたえ十分。
ドラムが3人とも、いい顔してるんだよねぇ。

だから、これ、是非ともDVDにして欲しい!
ライブ会場限定販売でもいいじゃん。
1000~2000円くらいだったら、絶対に買う!
上映会に行けないファンも大勢いるのだし、
これで封印してしまうのは、勿体ないよな~。


上映後は、フラカン+榊監督のトークショー。

「撮影OKですよ」と言われたので、
私のオンボロ携帯で挑戦してみたけど、
やっぱり上手く撮れなかったわ。

竹安の天然っぷりが笑えた。
「最後、もうちょっと余韻が欲しかった」とか、
監督の前でダメ出ししちゃうし・・・オイオイ。

北海道へ移動のフェリーの中での、
キュウちゃんのインタビューがあったんだけど、
実際使われたのは、ごく一部で、
本当は延々と5時間くらい喋ってたらしいよ。
酒飲んでるから、本人も何話したか覚えてないみたいだけど。

で、最後に。
こういう状況だけど、フラカンは自分たちにできることをやっていく、
ということを言ってくれました。
ありがとう、支持するよ。



と、まぁ、こんな感じでいいかな?

あとは、超個人的な感想を。

映画はすごく良い出来だったと思う。(←上から目線でスイマセン)
私の心の中にある、大切なものをしまっておく宝石箱。
そこに入れる宝物がひとつ増えることになった。

ファンじゃない人が見たら、何を思うのだろうか。
それが知りたいなぁ。

映画を観終わってからずっと、私はモヤモヤを抱えている。
自分の気持ちの説明がつかないのだ。
まさに『雲の形』
 泣いてるような 笑ってるような
 そんな気持ちは 何て呼ぼう

そんな心境。

この感じ、あれに似てる。
猫王子の寝顔を見ながら、愛しくてたまらなくて、
膝で重みを確かに感じているのに、
消えてしまいそうに思えて、泣けてくることがある。
それと似たような感情。

愛しくて愛しくて、泣けてくるのは何故なんだろう?

2011年3月27日日曜日

マーシーのこと

空前のマーシー・ブーム到来!
私の頭の中で。

ふと口ずさんだり、
心に思い浮かぶ歌のマーシー率の高さが凄い。

マーシーのつくる歌は、あるいは、彼自身が、
怒りを抱えている。
理不尽なものに対する
青白い炎のような、静かに燃える怒りを。

2週間前のあの日以来、
傷付いたり、途方に暮れたりしながら、
私の中でも青白い炎が燃えているのである。
多くの人から普通の生活を奪った無慈悲な神に、
私の心の平穏をさらっていった不条理な世界に、
私は怒っているのだと思う。
だから、マーシーの歌ばっかりが
頭の中でぐるぐると回ってるんだ。

そんなことをメールで、あの人に送ったのだった。

そしたら、あの人が見たマーシーは
弥勒菩薩のようだったと返事をいただいた。
何もかもを飲みこんだような、優しい顔をしていたそうだ。

あぁ、そうなのか。
マーシーはもう怒ってないのか。
もう、そういう次元ではなくなってしまったんだろうな。
ラインを超えて、
ちっぽけな私の先の先まで行ってしまったんだ。

日比谷の空の下で、
優しいあなたに会いたいです、マーシー。
私も優しくなりたいのです。





マシたん(マーシー担当、の略)の誰かさんが、
遠くまでランデブーに行かれてるようなので、
その隙に、書いておきました。

2011年3月21日月曜日

緊急ナイト@紅布

緊急ナイト
3月20日(日)新宿 RED CLOTH
18:00/18:30
前売 ¥3000+ドリンク代¥500
出演:クハラカズユキ(一日店長)/一人ピーズ(大木温之)
/延原達治(THE PRIVATES)/フラワーカンパニーズ(アコースティック)
/うつみようこ/遠藤ミチロウ





本当に飢えていたのである。
音楽に。
たぶん、みんな同じ思いだったんじゃないかなぁ。
チケット完売したそうだから。

久しぶりに、音のシャワーを浴びて、
そして首までどっぷりと浸かってきた。
やたらと「頑張ろう」とか「被災地のために」とか
声高に叫ぶようなこともなく、
まず、私たちが元気を取り戻さなきゃね、というスタンスが
じんわりと温かくて、いい湯加減だったのだ。


店に入ったら、すでにクハラ店長が甲斐甲斐しく働いていた。
私もドリンクの列へ並び、オーダー。
クハラ店長がジンジャーエールを注いでくれたよ。
その慣れない手つきが、キュートだったわ。




ミチロウさんは、急遽出演が決定した。
初めてみる、生ミチロウにドキドキした。
ミチロウさんがステージに立つと、空気がピリっとする。
やっぱりカリスマだ。

気仙沼の友人の話、福島に住むお母さんの話、
言葉は少ないけれど、心を痛めていることが伝わってきた。

獣のようなシャウトが、刺々しい言葉が、心に突き刺さる。
なのに、どこか優しくて涙が溢れる。
とくに『我自由丸(ガジュマル)』のせつないメロディーに
胸うたれて、涙腺は決壊寸前。
あー、ハンカチ出すの忘れてたー!




プライベーツの延原さんは、とってもチャーミングな人だった。
バンドのときは、キリッとしたクールなイメージなんだけど、
ソロのときって、いつもこんな感じなのかな。
フワフワと軽~い(いい意味で!)雰囲気。
「しゃべると不謹慎なこと言っちゃうから、
口にチャック!」と、ニッて笑った顔が、
いたずらっ子のようで、母性本能をくすぐられる。
レイジのあの天真爛漫さは、この血を引いてるからかー、
と納得したわ。

曲は、ほぼミディアムテンポのナンバーで、
良い意味で、軽く、聴きやすくて和んだ。

最後の曲のイントロで、
ピックアップが外れてしまうというアクシデントが発生。
「べつに(ピックアップが)無くても、生音でもいいんだけど、
駅前で歌ってるヤツみたいになっちゃうでしょ?青筋立てて。
一応、カッコつけてやりたいからさ」と、またニッて笑う。
なんて可愛らしさ。
私より年上とは思えないわ。





アコースティックにしては、転換中のスタッフが大勢いるなぁと、
ステージを見ていると、ん?・・・アビさん?
本当は一人ピーズの予定だったけど、アビさんも来てくれたのか、
そーかそーか、じゃ今日は、二人ピーズか・・・。
・・・あれ?ドラムのセッティングしてる?
ん?・・・シンちゃん?

というわけで、
結局フルメンバーで、Theピーズ。
ただ、ハルさんがベースじゃなくて、ギターを持ってて、
音も抑えめで、ちょっとだけイレギュラーなライブになった。

いきなり『生きのばし』から。
あー、もー、そりゃないよ。
私の緩んだ涙腺に追い打ちをかける気だな。

『ドロ舟』でパーッと盛り上がってしまって、
音圧もドカーンと上がった。
ハルさんから「シンちゃん、音が大きすぎる!」と注意されてた。

それにしても、アビさんのギターは泣けるな~。





そして、ようこさん。
節電担当&しっとり担当だとか。
ようこさんは、いつでも真っ直ぐだ。
歌も、発言も、ストレートにズドーンと胸に飛び込んでくる。
連日、どこかのチャリティーライブで歌っているようだが、
傷ついた心を癒し、少しでも前向きにさせてくれる
ようこさんの歌の力は、今こそ大いに発揮されるときだと思う。

予想どおり『Time Out!』を聴いたら、
涙腺、壊れた。
けど、泣きながら「Hey!」と大きい声を出してやった。
そしたら、なんだかスッキリした。
声を出すのが、こんなに気持ちいいとは。

「左利きのギタリストを呼びます」と
純也が登場して『Rockin'』
これも、泣けてしょうがないので、サビのとこは
声を出して一緒に歌っといた。
曲が終わったら、純也はそそくさと帰ってしまい、
「一言くらい、なんか言うたらええのに」と言われてた。

「次は、こういう(指で目尻を引きつらせながら)ヤツ呼びます」
と、竹安くん登場。
なんなの?どうしたの?というくらいのニッコニコ笑顔で。
もう、見てて可笑しくなるくらいに、嬉しそう。
よっぽどようこさんのことが好きなんだろう。
というか、ようこさんいイジられるのが好きなのかも。
曲は『満月の夕べ』
沁みる名曲だな~。




最後は、フラワーカンパニーズ。

この時をどれほど、待ち望んでいたことか。
フラカンに会いたくて、会いたくて、しょうがなかった。
だって、実家なんだもん。
あー、圭介がいる、と思うだけで、ジーンとなった。
泣いちゃうかも・・・と思ってたけど、不思議と大丈夫だった。
ようこさんの歌で泣いたときに、心の浄化がすんだのか。
普通のことを普通に楽しめてる気がして、嬉しくなった。

ミスコニはカホン、マエさんは圭介の小さいアコギ。

圭介、喉の調子が上がらなかったみたいだけど、
声は大きかった。
マイクいらないんじゃないか?
「ようこちゃんと違って、僕は電気がないとダメ」と言ってたけど。

一応、セトリ。

 夕焼け
 雨
 虹の雨上がり
 深夜高速
 チェスト
 アイム・オールライト


圭介、お喋りの方は絶好調。
ずっと、犬としか喋ってなかったからって、
喋り始めると止まらなくなっちゃってた。

PCがネットに繋がらなくなって、プロバイダーに電話するため、
番号を調べるも、「KDDI」じゃなく「KDDL」で調べたため、
登録がないと言われる。
なんで、そこだけ小文字やねんっ!

で、弟に電話して・・・と、純也の話に。
あいつ、2つ下だけど、10センチも大きくて、
昔、セリカの族車に乗ってたんだよ~。
圭介が原付で走ってると、後ろから族車がやってきて、
クラクション鳴らすから、ヤバイなーと思ってたら、
「アニキー!」「純也ー!」となったとか。

さて、今日いちばん幸せそうな男、竹安堅一。
大好きな、キュウちゃん、ようこさん、アビさんと一緒で、
すっげー嬉しそうにしてるのが、めちゃめちゃわかりやすい。
けど、本職のフラカンのステージでは、やらかすねぇ。

アコースティックのステージなので、みんな譜面を置いてる。
なのに、曲順を覚えてなくて、
次の曲、と圭介にふられて、圭介の譜面台と覗き込む。
圭介に「なんでちゃんと、曲順にファイルに入れとかないの」
「百均で売ってるよ」とさんざんに言われるも、
笑ってごまかす。

「チェスト」のときだっけ?
コードも忘れてたよ。
竹安~!!!

本当におかしくて、大笑い。
こんなに笑ったの久しぶりだったかも。
フラカンのMCが湿っぽかったりしたら、嫌だなーと思ってたけど、
いつもどおりのフラカンだった。
私の大好きなフラカン(=実家)に帰って来られたよ。
ありがとう。

30日の紅布でのライブも、野音も、
今のところ、やる方向でいってます、という嬉しい報告があった。
ぜひぜひ、お願いしますよ。




アンコールは『サヨナラBABY』
ようこさんと、一日店長のキュウちゃんも呼びこんで。
私も精一杯、大きな声で、ラーララーと歌った。

あー、スッキリした。

2011年3月20日日曜日

猫じじい

昨日は、うちの猫王子(というより猫爺さんか?)のワクチン接種。

猫王子も、もう16才。
10才過ぎてからも元気で、まだまだ若々しいじゃないか、
と思ってたけど、
さすがにこの1年くらいで、ジジくさくなった気がする。

注射のときも、前はもっと力強く抵抗してたんだが、
今回はわりとあっさり、ブスっと終了。
こっちは楽で助かるんだが、なんだかせつない。

そんな猫爺さん、前にも増して甘えん坊になった。
私の膝が大好きで、私が立ってると、
ソファの上で「ニャー!」と鳴く。
訳すと「そんなとこに立ってないで、早く膝の上で寝かせろよ」
というのである。
可愛いヤツめ。

年寄りには親切にする主義なので、
たいていは、言うとおりに膝で寝かせてあげる。
猫爺さん、体を撫ぜてやると、おおいに喜ぶ。
とても気持ち良さそうに、ぐるるる・・・と喉を鳴らす。
そーか、そーか、気持ちいいか。

ペットセラピーというがあるでしょ?
私も、この猫爺さんのおかげで、どれほど癒されているか。
辛いときや苦しいときに、膝の上から私を見上げるその顔が、
天使に見えることがある。
この天使が、ちゃんと天に帰れるように、
その時がくるまでは、私がしっかりせねば、と少し奮い立つ。
ありがとう、猫爺さん。
今日も頑張るよ。




USTで、ようこさんの歌を聴いた。
ボロボロ泣いちまったよ。
なんと力強く優しい声なのだろう。

なんでもない毎日に感謝

今日は生で聴かせてもらいます。
やっぱり、号泣してしまうかもしれないけど、
ご一緒する方、ごめんね。

2011年3月19日土曜日

まーだーまーだー

結局、停電ナイトはなかったのだ。
なんだか肩透かし。
かなり気合入れて、準備万端で待機したのに。
なんだか、ちょっと残念な気すらする。
どれほどの暗闇っぷりなのか、確かめたかったんだよね。

ま、遠からず、いやというほど確かめられるか。




久しぶりの朗報。
ホットスタッフからチケットを発送したとメールがきた。
イェーイ!
早くあの原人たちに会いたいよ~。

ロックンロール!!

2011年3月18日金曜日

停電ナイト

私の好きなブロガーさんが、
「こんなときだから、なるべく記事を更新する。
読んで下さってる人が『どうしたんだろう?』と
心配するといけないので。」
というようなことを書いておられた。

確かに。
私も見習おうと思った。
けど、ライブないし、何を書けば良いのかわからない。



「非日常日記@首都圏-nemuriの場合-」

今日の夜、計画停電というのが私のおうちであるそうです。
私のおうちだけじゃなくて、まわりのおうちも
みんな真っ暗になると言ってました。
帰りが遅くなって、真っ暗になると怖いので、
懐中電灯を持って会社に行くことにしました。
もし、また電車が止まったら、歩いて帰ることになるから、
トレッキングシューズを履いてます。
朝はコンビニに寄ってお昼のごはんを買おうとしたら、
カップ麺はありませんでした。
カップ麺だけじゃなく、パンやお菓子もほとんどありません。
でも、お弁当やお惣菜はいくらかあったので、
今日のお昼は食べるものがあって良かったです。



・・・実に、くだらないな。

2011年3月15日火曜日

日常とか非日常とか

本日から出社。

昨日、一昨日と家でずっとテレビを見て過ごしたら、
あまりに想像を絶する場面を繰り返し、繰り返し見たせいで、
精神的にまいってしまった。
昨日までの当たり前の日常がとても遠いものに思えて、
見たこともない残酷な異世界に投げ出されたような気がした。
止めどなく流れてくる涙が、自分のものなのか?
私は何のために泣いているのか?
ここで泣いてるのは誰?
大袈裟かもしれないが、発狂してるんじゃないかと思った。
そういう人、けっこう大勢いると思う。
これは、すべての日本人に共通の心的外傷になることだろう。

そんな非日常から、日常へとシフトする日。
上手く気持ちが切り替えられるか心配だった。

でも。
うちのマンションが断続的に断水になってたり、
計画停電の情報に振り回されたり、
と、まったく元通りの日常はやって来なかった。
精神的には、それですごく助かったかな。
ちょうど、非日常と日常の間みたいなところだったから
なんだか落ち着いて、受け入れられた。

「幸せはいつも転がってる くだない日々に転がってる」
あー、まったくその通り。





それにしても、心配なことが。

こんなときに不謹慎かもしれないけれど、
私は、好きなアーティストたちのことを考えずにはいられないのだ。

続々とライブやイベントの中止がニュースが入ってくる。
まだ、余震の心配のあるうちは、いたしかたないと思う。
でもね。
節電のため、となると、この電力不足はいつまで続くかわからない。
ライブハウスと、そこで演奏するアーティストたちはどうなるのか?
それを生業としている人たちのことが心配なのである。

そりゃ、ライブなんて、電力を著しく消費するし、
被災地のことを考えると、
浮ついたことして不謹慎にみられるかもしれない。
でも、そういう娯楽も人間には必要なのだから、
自粛ムード一色になってしまったら、嫌だ。

ライブハウスがちゃんと営業を続けられることを願います。
音楽を生業としている人たちの立つべき舞台が
奪われないことを願います。

すべての人に“くだらない日々”がやってくることを願います。

2011年3月12日土曜日

言葉にならない

何もかも、恐ろしすぎます。
知れば知るほど、言葉を失うばかり。
とにかく、一人一人が今できることを考えて行動しなければ。

私も節電のため、PCを落として、明かりは最低限にします。

心配してメールを下さった方、ありがとうございます。
私は家族も含め、元気にしてますよ。
直接のお返事は、事態が落ち着いてからしますね。

2011年3月11日金曜日

地震とか地震とか地震とか!

都内は、ひどい揺れ。
怖かったよ~。
オフィスの中、めちゃめちゃ。
しばらく膝の震えが止まらなかった。
まだ大きい余震も続いてる。
もうやだー。

とりあえず、家族の安否確認がとれたので一安心。
だが、どうやって帰る?
グーグルによると、歩いて2時間半くらいだと。

さて、どうしたものか。

オンナなとことかリクエストとか

もう、すっかりオバサンな私だけど、一応オンナなのである。
つまり、周期的な浮き沈みのリズムの中で暮らしているということ。
若い時はこういうことに無頓着だったし、
そもそも生活が滅茶苦茶だったから、体のリズムも乱れっぱなしだった。
私がちゃんとしたリズムを刻み出したのは、30歳過ぎたあたり。
さらに、このリズムに上手くのれるようになったのなんて、
ここ4,5年の話。

上手くのれる、というのは、
周期的なものに由来する感情の起伏を理解するということかな。

なんだかイライラしてしまい、物言いがトゲトゲしくなったり。
なんだか調子が良くて、イケイケで無茶してみたり。
なんだか物悲しくて、空の蒼さにさえ傷ついてみたり。
そういうときに、自分の中のオンナを発見するのだ。
ちょっと前までは、そのオンナなところに嫌悪感もあったのだが、
最近は、ちょっと面白がっている。

今朝、ipodをシャッフルで聴いていて、
ピーズの『クリスマス』で、少しウルっとしてしまい、
電車の中で、やばいやばい・・・と思いながらぐっと堪えた。
次の曲が『クロマニヨン・ストンプ』
人間、人間、人間・・・って、無条件にアガるナンバー。
よし、よし、これで涙も乾いて丁度いいや。
・・・のはずなのに。
マーシーのシャウトがせつな過ぎて、泣けてくるのだ。
なんという咆哮!
野性と理性の狭間から響いてきて、魂が揺さぶられる。
この曲を聴いて、こんな風に感じたのは初めて。

そっか。
私のリズムは、今日はそういうテンションなのだな。
なるほど、なるほど。

こうやって、オンナなとこを楽しむのである。
めんどくせ~な~、と思ってばかりじゃつまらんからね。





日比谷野音のリクエスト曲、思案中。

私がまだ、ライブで一度も聴いたことない曲の中から、
好きな曲を思い浮かべてみる。

俺節  真赤な海  HOLE  雨よ降れ  MILK BOY BLUES 
買物へいこう  ホルスター  破れ傘の数え歌  雨  
父さん、ケッタを貸してくれん?  はじまりのシーン 

うわー、全部聴きたいわ。

よし、アレに決めた!
ではリクエストしてくるよ。
社長、よろしくお願いしますね。

2011年3月6日日曜日

昭和の部屋にて

子供ばんどを聴いている。
あと、お借りしたり、レンタルしたりした
キャロル、ルースターズ、なんかも一緒にループでまわってたりして、
まるで私の部屋に“昭和”がやってきた感じ。
なんだか、ココロ踊る。

ヤマハ銀座スタジオのチケットも無事確保。
なかなかの激戦だったようだが、運良く完売前につながった。

しかし、よくよく考えてみると、
当時は、めちゃくちゃ好きだったわけではないんだよな。
カセットは何本か持ってたし、
故郷のあの田舎町に来てくれたときには、駆けつけたんだけどね。

市のイベントか何かで来たんだよね、子供ばんどが。
いわゆる市民会館というところに。
そして、観覧フリー。
友達とキャーキャー言いながら、
席をたってステージの前まで詰めかけて見てたんだよね。
今じゃ考えらない。
セキュリティとか大丈夫だったんだろうか?

とにかく、このときのJICKはカッコ良かった。
私が生まれて初めて、生でみたロックンローラーだったからね。
一種の“刷り込み”がされてしまったんじゃないかな。

それから年月がたち、「カルトQ」でうじきを見たときの衝撃!
すごく悲しかった。
他にもドラマに出てるのも何度か見たけど、
やっぱり、せつなくなるんだよ、何年たっても。
たぶん、音楽活動をいっさい止めてしまったことに対する
寂しさとか憤りの思いが、私にあるからなんだと思う。
例えば、ARBの凌さんがドラマに出てても、
そんな気持ちにはならないからね。

だから、子供ばんどが再始動するというニュースに
浮き立ち、その勢いで、中古のCDを3枚ほど入手。
今、改めて聴いてみて思うのは、
根っからのライブバンドだったんだなぁ、ということ。
一応は、スタジオでレコーディングしているんだろうけど、
ライブ感がハンパない。

あぁ、ライブが楽しみだ。
20年のブランクなんて蹴散らして、
私を十代の小娘のように熱くさせてくれるんじゃないかと
期待してるのだ。

2011年3月1日火曜日

本日の立ち読み「別冊カドカワ」& 怒った話

別冊カドカワ 総力特集 桑田佳祐 を立ち読み。

あれ?
表紙の赤いギターは、誠さんにプレゼントしたのと同じヤツだよね?

桑田さんのロング・インタビューには目もくれず、
誠さん、片山さん、角田さん、カースケさんのページを熟読。

この記事だけのために、お買上げするとこだったわ。
いや、買ってもよかったんだけど、
これから色々と物入りな季節ですからねぇ。
お財布のヒモをギュッと締めていかねばならんのよ。

とにかく、この4人が話してる姿が目に浮かぶようで、
とても良い記事であった。
楽しげに、大好きな桑田さんのこと話して
キャッキャ言ってる感じがいいね。
これだけで、ご飯2杯はいけそうだわ。

でもって、せっちゃんのインタビューも。
そうかー、
ボニーちゃんとの「真夏の果実」は、誠さんのチョイスだったんだ。
ええ話が聴けましたわ。

そして、深町さん。
こちらのお話も面白かった。
深町さん、老人ホームのような施設をまわっていらっしゃるんだとか。
これも、ええ話やな~。
私もなんか芸を持ってれば、そういうとこまわりたいね。
残念ながら、無能なのでできないのですが。





ところで。
立ち読みを終えて、家に帰ってからの話。

あの人からのレターパックは届いてる頃かな、と思っていたんだけど、
残念、空振り。
で、HPの追跡サービスで検索かけたら、「お届け済み」となっている。
ええぇぇぇーっ???
もう一回郵便受けとか、新聞受けとか確認しても、ない。
それとは別の郵便物はちゃんと着いてるし、どういうこと?

日本郵政の客様センターに問い合わせるも、
時間が遅く、うちの配達局と連絡がつかないので、
明日ご連絡するようにします・・・ということになった。

そして、今朝、地元の配達局から連絡があって、
「昨日、配達しているはず」だという。
最初は事務担当の女性と話していたんだけど、
途中で配達員と思われるお兄ちゃんが替わって出てきた。
その人が、記憶をたどるような感じで、
「集合ポストの方に入れましたよ」と言うのである。
そう言われちゃうと、こっちはもう何も言えないよね。

たしかに、マンションの集合ポストはちょっと小さいので、
レターパックのサイズの郵便は、
差し入れ口から少しはみ出る感じになって、盗ろうと思えば簡単。
今までにそんな物騒な話は聞いたことはないけど、
絶対にないとも言えない。

あれこれ思いをめぐらし「じゃ、もういいです」と電話を切った。
そして、あの人になんて言おう、とか、
ひょっとして警察に届けるべきなのか、とか。

それから30分後。
再び郵便局から電話。
「あのー、たいへん申し訳ありませんでした」と詫びが入り、
配達済みの入力が間違っていて、まだ荷物は局にあるとのこと。
はぁ?
さっき「間違いなく配達しました」て言わなかったっけ?
まず、お客さんに連絡する前に自分のとこに落ち度がないか
徹底的に検証するのが常識なんじゃないの?
怒、怒、怒!

・・・と思ったけど、気の弱い私は、
「あるのなら、いいですけど。」と
不機嫌な声で答えるのが精一杯であった。

日本郵政のバカヤロー!!