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2016年1月30日土曜日

THE GROOVERS "TOSHIAKE BLUES SHOW 2016"@ROCK JOINT GB

THE GROOVERS
"TOSHIAKE BLUES SHOW 2016"
2016年1月30日(土)吉祥寺 ROCK JOINT GB
18:15開場/19:00開演
前売3800円/当日4300円(ドリンク別)



一番好きなアルバム「CHARGED!」の最初のナンバー
『NIGHT AND DAY』でライブがスタートしたものだから、
キャーーー!!!っとテンションが上がった。
・・・までは良かった。

ライブが進むにつれて、なんだか違和感のようなものを感じた。
なんか、一彦さんの様子がいつもと違う気がする。
どこがどう、とはっきりとは言えないのだが、
ほとんどMCもなく、ギターのプレイもなんか・・・違う。
もともと、先頭に立ってバンドの音を引っぱっていくタイプでは
あるのだけれど、それがやや空回り気味というか・・・。
何かに苛立ってるような・・・。
体調が悪かったのかもしれない。
うーむ・・・。

珍しくピックを投げた(しかも曲中で)ので、一瞬フロア(の一部)が
色めきたったのだが、あれはどう見てもファンサービスではなく、
イラッとして投げ捨てたようにしか見えなかったもんなぁ。
少し心が痛かった。

デビッド・ボウイの訃報を受けて、
ライブのあちらこちらに、そのオマージュが散りばめられていた。
『グット・モーニング・シャングリラ』の後半は、
ボウイだけじゃなく、沢山のロックンロールスターへの
リスペクトで埋め尽くされて、思わず顔が綻んでしまう。

大ラス前の『UNDER THE FOGGY MOON』
ギターソロが素晴らしかった。
グサグサと刺さる、というか、抉られる。
ここまでのシクシクと鈍く痛む胃痛のような私の気持ちは、
別の甘美で激しい痛みを与えられて、すっかり失せてしまった。


NIGHT AND DAY
Groovaholic
無条件シンパシー
スマイル
存在理由
YES or NO
Savanna
迷うくらいなら
ロザリー
新曲
それが唯一の
最果て急行
空白
俺はスピード上げるだけ
PERFECT DAY
EL DIABLO
グット・モーニング・シャングリラ
UNDER THE FOGGY MOON
最後の煙草に火を点ける

充電天国
無敵の日々

日が暮れていく



なんというか、最後の追い上げによって辛勝・・・といったところかな。



2016年1月26日火曜日

hotspring 無料ライブ!@CHELSEA HOTEL

hotspring 無料ライブ!
1/26(火)@渋谷CHELSEA HOTEL
hotspring (ワンマン)
OPEN 19:00 / START 19:30
※要1ドリンクオーダー



今年最初の温泉。
なんと、無料!太っ腹!
ゴエさんは「お年玉」と言っていたな~。

この企画が発表された当初は、無料にする意味あるのか?
なんて思っていた。
だって、来たい人はお金払ったって来るだろうし、
「タダだから行こう」なんていう人がそんなにいるとは思わないもん。
・・・というのが、自分で稼いでる大人の考えであって、
時間はあってもお金がないという若者が、世の中には大勢いることを
忘れていた。
自分が10代の頃だってそうだったはずなのにね・・・。
年をとるってことは、そういうことなのだ。

結局、どれくらいのご新規さんが来てくれたんだろうか?
フロアはそれなりに人で埋まっていたけれど、
お馴染みのお客さんは、前3列くらいかな。
腕の上げ方からするとそんなところ。


もう、詳細の記憶がないので、当時の私のツイートで振り返ろう。


その通り。『灰になっても』で合ってますよ。


自分の血をなめる三浦くんは、ちょっと色っぽかったね。


こういう場面が、ロックンロールバンドの肝であり、美しいところ。


それでも、前に比べたら、MC上手くなってきたと思うよ。


契約社員ことMさんは、金色の紙ふぶきまで・・・。
お疲れさまです!


今ではその顔にも見慣れてきたわ。


マイクが凹むのって、どっか他所のバンドでもありましたね。


うんうん・・・(感涙)。


『スピード』は、曲が仕上がっていくのを、ずっとライブで観ていたから
余計に思い入れが強いのかも。



Touch Me I'm Sick
シュガーK
ゴールド
車輪の中
ギャグのセンス
ブルーズメン
ダイアモンドコンクリート
NEVER MIND
ハードビッチガール
灰になっても
スピード
宙ぶらりん
2053
田舎のカーボーイ
ロケット大人サンダー
Electric Queen
FADE AWAY
BABY KILL LOVE
いかすぜ今夜
夜の魚

I wanna be loved
ダニエルとメロディ
45回転


2016年1月16日土曜日

小山卓治×湯川トーベン@harness

小山卓治 × 湯川トーベン
2016年 1月16日(土)阿佐ヶ谷 harness
開場 18:00 開演 18:30
前売 ¥3,000 当日 ¥3,500(各1ドリンク別)



小山卓治さんとのツーマンは2年ぶりくらいかな?
そのときも、ここ阿佐ヶ谷のハーネスだった。
私がここを訪れるのもそれ以来。

以前とはステージの向きが変わっていたのだけれど、
ライブによって、フレキシブルに変えているのかもしれない。

2本のマイクとそれぞれのギターがセッティングされていたので、
これは、お二人でのセッション曲が多めに聴けるのでは?
と期待が高まる。
この日だけしか見られないようなレアなセッションが観られるのが
こういうジョイントの良いところだもんね。
小山さんのJ-45と、トーベンさんのJ-50が、
まるで兄弟のように並んでいて微笑ましかったのである。

小山さんに言わせると、
ベテランのくせに大人げなく「先に演る」と言ったらしく、
トーベンさんの先攻で、ライブは始まった。
ジョイントのライブになると、トーベンさんの
スタンダードなセットリストが聴けるのも嬉しいところ。
都内のワンマンだと、マニアックな選曲になりがちだからね。

中でも『島影』が聴けてよかったなぁ。
あのシンプルで美しい、唱歌のようなメロディーに
せつない歌詞がのっていて、心に深く沁み入る。
名曲だな。

そして、エンケンの69歳を祝して『不滅の男』
トーベンさんが歌うのは何度も観ているけど、
ご本家よりも、不良っぽいというか、艶っぽいというか、
そういうところが好きだなぁ。
エンケンの真正面からガツンとくるストレートとは違う
アッパーカット的な・・・(意味不明でごめんなさい)

ここハーネスのことは「大切な歌の場所です」と。


太陽の光
珈琲
島影
君こそスターだ
フォークロック
一週間
ハヤブサ
不滅の男



前にも言ったかもしれないけど、
小山さんの歌に都会的なイメージを持っていたのですよ、私は。
それが、田舎のおばあちゃんのことを歌ったりするものだから、
イメージを覆されると同時に、ジーンときちゃって、
たまんなかったなぁ。
そういうのに、滅法弱いんだよ・・・。


吠えろ
Escape
西からの便り
ある夜の電話
ばあちゃんごめんね
Midnight Primadonna
パパの叙事詩
光が降る


そしてセッション。

トーベンさんが、いつになく緊張気味。
小山さんの曲を歌うので、声がちゃんと出るかどうか
心配しておられたようだ。

で、トーベンさんが歌った箇所というのがなんと、
 ベッドの中で恋人は 俺の肩に顔を寄せ
という色っぺぇ歌詞で、めちゃめちゃ心拍数が上がっちゃったのである。
ご本人じゃ、絶対に書かないであろうシチュエーションだもんなぁ。
いやー、いいもん聴かせてもらったわー。
と、ヘンな所で盛り上がる私。




お二人で東海ツアーに出られるそうだ。
なかなか楽しい旅になりそうな、そんなよい雰囲気のライブであった。


いつか河を越えて
天国行きのバス
Soulmate
バンドマン・ブルース





2016年1月11日月曜日

Legal Fiction/天月@THE CLUB SENSATION

FREE MOTION Ver.8 New Year Special Edition
“Legal Fiction / 天月”
2016/01/11(月・祝) THE CLUB SENSATION
18:30 open/19:30 start
adv¥3,000/door¥3,500 drink別¥550
出演:Legal Fiction / 天月 (湯川トーベン、向山テツ、田中裕千)



実は、クラセンは初めて。
横浜にはしょっちゅう来てるのにね。

いかにもロックな佇まいの店内は、私が着いた時には既に
満席に近い状態で、熱気が満ちていた。
ストーミーマンデーとは、随分雰囲気が違うことに驚きつつ、
空いていたカウンター席へ。


対バンのLegal Fictionは、3ピース。
骨太かつ小技のきいた大人のロック、まるでCharみたい。
・・・と思って聴いていたら、その通り、Charのコピーバンドだった。
最後は、皆が知ってるであろう『Smoky』で、盛り上がった。


今年初めての天月。
去年の暮れから、けっこう頻繁にライブをやってくれてるのが
凄く嬉しい。
間が2、3ヶ月空いちゃうこともザラだったからね~。

天月が、ここクラセンでライブを演るのは2回目らしい。
メンバー全員、記憶があやしくて、はっきり覚えてないみたいだったけど、
お客さんがちゃんと覚えておられたよ。
で、その1回目のときにバンド名を「天月」と命名したんだとか。
もちろんその辺りの記憶も、本人たちはかなりあやしい・・・。

クリスマスのときのような、身内ノリ的グダグダ感がまったくない
シュッとタイトなライブであった。
対バンのライブだと、初見のお客さんのハートを射抜こうとして、
ガツンとパンチのある演奏になるよねぇ。
バンドとしては大事なところだからねぇ。

トーベンさんがメインボーカルの曲、『おはよう~』とか
『珈琲』とか、ワンコーラス目ではベースを弾かない。
両手でマイクスタンドを握りしめて、少しあごを上げて、
声を絞り出すように歌うトーベンさんは、とてもセクシィだ。
その色っぽさにやられてしまい、目が離せなくなってしまう。
じっと見ていると息苦しくなるほどに。

曲間は、演奏時の緊張がふわっと緩んで、いつもの感じに。

『まやかし』のイントロで、一瞬、トーベンさんがエア・マラカス!
やったー!(←マラカス・フェチ発動)
やっぱりトーベンさんのマラカスには萌えるなぁ。激萌え。
ごちそうさまです!


水無月
日の出づる国は
朝が来る
珈琲
火垂
青春パンク(おはよう・・)
まやかし
四畳半のロックスター

フリフリ
God Bless



2016年1月3日日曜日

斎藤誠ライブ 2016 『フルメンバー新春バースデー!お帰りなさい、深町さん。』@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

斎藤誠ライブ 2016
『フルメンバー新春バースデー!お帰りなさい、深町さん。』
斎藤誠(Vocal/Guitar)
成田昭彦(Percussion) 深町栄(Keyboard)
片山敦夫(Keyboard) 角田俊介(Bass)
河村カースケ智康(Drums) 柳沢二三男(Guitar)
2016年1月3日(日) Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
16:15開場 17:00開演
前売6,200円 当日6,700円
(税込、入場整理番号付、全席自由、ドリンク代別途必要)


これまた毎年恒例の誠さんのバースデーライブ。
当初は1月5日生まれの角田さんのバースデーも兼ねて、
間をとって4日に・・・なんて計画をされてたようだけれど、
今年は4日が月曜で、初出勤というファンの方も多いと思うのよ。
そんなこんなで、各方面より陳情があったのか、なかったのか、
わかりませんが、いつものように3日に、
ただ、いつものduoはもう取れなかったようで、
今回はプレジャープレジャーに場所を移しての開催となった。
そんな経緯もあって、今回のライブではduoのスタッフの方も
色々と骨を折って下さったらしい。
こういうのも、誠さんの人柄のなせるワザなんだろうなぁ。


ライブのタイトルになっている「お帰りなさい、深町さん」の意味が
わからなかったんだけれど、どうも怪我をされていたらしい。
道で転んで、脚と手首を骨折とか・・・。
ご無事でよかった・・・。
ミュージシャンのみなさん、くれぐれも事故にはお気を付け下さいね!


バンドでのライブだと、誠さんのロックなところが前面に出る。
大好物!!!
今回の個人的目玉は『もいちど添い寝』ですな。
こういう古い曲を大事にしてくれてるのが嬉しい。
そこが誠さんらしさでもある。

今年も、うっきっきーと、猿の被り物をつけたり、
大人げないほどのテンションで盛り上げようとするサービス精神。
これも誠さんらしい。

と、どこを切っても、誠さんらしさに溢れたライブだったのであるよ。



天気雨(w/深町さんウクレレ)
音楽友達
DRIVE
愛してもないのに
太陽の隠れた日
思い出の宝物
幸福の準備
SOMEDAY SOMEWHERE

PARADISE
TIME(That's my greatest taboo)
ギターマンの純情
I LIKE YOU
SO COLD, THAT WOMAN
もいちど添い寝
愛すべきCRAZY
HELP ME, NIGHT
アメリカよいよい

CALL ME DADDY
沸点
Oh! キャティー
SMILE AND SLEEP





2016年1月1日金曜日

遠藤賢司「2016年!開運厄払い!純音楽歌い初め!」@南青山MANDALA

2016年 1月 1日(元日) 南青山マンダラ
「2016年!開運厄払い!純音楽歌い初め!」
第1部:遠藤賢司
第2部:エンケン“猫舞”バンド(遠藤賢司・湯川トーベン・石塚俊明)
開場 16:00 / 開演 17:00
前売 4,700円 / 当日 5,000円(ドリンク付)
★お屠蘇、ミニ雑煮(柚子風味)付



あけました!2016年!(ってかとっくに明けきってた・・・)

毎年恒例となったエンケンバンドの元旦ライブで、
たいへん縁起のいい一年のスタートでございます。
早いもので、もう4年目。
月日の流れの早さに愕然となりながらも、
今年もお屠蘇とお雑煮をサービスしていただき、正月気分を満喫。
めでたいねぇ。

まずは、エンケンの弾き語りソロ・・・のはずなんだけど、
トシさんが早くもドラム前にスタンバっている。
1曲目の『猫が眠ってる』はエンケン&トシさんというバージョン。
もともと日本的な妖しい雰囲気の曲なのだが、
トシさんのドラムが入るとますます際立って、周りの空気がとろんと
とろみを帯びるような濃密さ。
まるで劇判みたいな演奏だったな~。

トシさんはさがって、今度はトーベンさんが登場。
エンケンと並んで座り、二人ともウクレレを持つ。
トーベンさんのは、フライングVの形のウクレレ。
見た目には面白いのだが、あの形は抱えにくそうだよなぁ。
これで何を演るのかと思ったら、なんと『不滅の男』ではないか。
びっくり!
なんかPOPで可愛いぞ!
で、2番はトーベンさんがメインで歌ったりして。
このウクレレデュオ、とってもいいわ。so cute!

・・・と、エンケンのソロコーナーにも関わらず、
トシさん、トーベンさんと、それぞれのハーモニーを奏でるという
ちょっとレアなセットで楽しませていただいた。



第二部は、エンケンバンド。
エンケンのエレキギターは、黒のROCK JET。
少し前まで、一彦さんがメインギターとして使っていたものと同じ(だと思う)。
一緒に観てた方が後で「一彦さんが子供に思える」という意味のことを
おっしゃっていたが、そりゃまぁ、年季が違うから。
還暦オーバーの貫禄だよね。
貫禄といっても、偉そうにふんぞり返っちゃうのではなく、
全力投球でステージに挑む姿の中に、慢心のない弛まぬ努力があることに
凄味を感じてしまうわけだんだけれど。

『東京ワッショイ』で、お馴染みのお酌タイム。
それぞれがソロパートを回して、その間に、メンバーが
フロアに下りて、お客さんにお酒を注いでまわる。
私もエンケンに注いでいただいた。
ありがたや~。

ウクレレバージョンで演っちゃったから、今日はもう演らないかと思った
『不滅の男』でラストを飾った。
あぁ、沁みる。
というか、奮い立つなぁ。
名曲だわ。



01.猫が眠ってる
02.ウクレレ版 不滅の男
03.歯のないうさぎの口
04.心の奥まで抱きしめて
05.満足できるかな
06.歓喜の歌
07.雪見酒
08.44年目のカレーライス
09.小さな日傘と大きな日傘
10.夜汽車のブルース

<休憩>

11.フォロパジャクエンNo.1
12.東京ワッショイ
13.不滅の男

ENC.夢よ叫べ






終演後、もう少し飲みたかったのだけれど、
さすがに元日の夜に営業してる飲食店はほとんどない。
飲み足りなかったのが残念。