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2012年1月30日月曜日

週末ダイアリー

あーあー、忘れた~!
昨日「THE SESSION」聴くのすっかり忘れてた・・・。

最近、本当に物忘れがひどくなってる気がするんだけど、
噂の低血糖症じゃなかろうか?
食後の眠気とか、病的といってもいいくらいだし。
とにかく、甘いものの食べ過ぎには注意するべきか。




25日にあった高円寺のショーボートのライブ。
行きたかったんだけど、ちょっと予定が詰まっていたのと、
20日にフォークロックス行ったばっかりだし、
まーいいか、と諦めたのだが・・・。

こんな動画を発見。



他にも、動画上がってたけど、
ロジャーさん(Dr.)がオモロかったので、これをセレクト。

カッコイイじゃないか!
少しくらいムリしても行くべきだったな~、残念。



と、YouTubeを漁っていたら、PINKの動画があったよ。

Young Genius


SCANNER


やっぱり好きだなぁ。




この週末は、遠方より来られたT女史とお会いした。
限られた時間を目一杯使って、いろいろ話したのだが、
その八割方は、傍から見るとアホらしいこと間違いない
バンドマンとロックンロールの話。
Dsus4の小指が~、というマニアックなこととか、
ポンチョとか、オーガンジーとか、そんな感じ。
こうやって、文字に起こしてみると、ますます馬鹿っぽいな。

しかも店を出た後、寒空の下、道端で立ち話。
なぜか、二人して泣いてるし。
まぁ、酔ってたってことで。
それにしても、危なかった。
あと1分時計を見るのが遅かったら、終電を逃がすところだった。
かなり奇跡的なギリギリセーフ。

今度は私が、そちらへお邪魔しますので、よろしく。

2012年1月24日火曜日

こちらこそイェーイ!

なんと、私のパンダ病がサフィレットさんに伝染したらしい。
あー、コワイ、コワイ。
みなさんお気を付け下さいね。

地元のクールフールという店で発症したらしいのだが、
その症状について、下記のようなメールをいただいた。



ギターパンダ、かなり魅了されましたよ。楽しかった~!!
本当に狭くて汚い雑居ビルの一室で、
ちょっとしたカラオケスナックのほうがマシなんじゃないか??
って程度のステージ(段差なし)なんです。
さすがのnemuriさんでも、
ここまでディープな場所の経験はないのでは?と思いました。
地元バンドや、福岡のアーティストの演奏の後、
ようやくパンダ師匠が登場。
狭いお店なので、先導されながら歩いてきました(笑)。
とにかくデカい!!
居場所が分からず、壁際の一番前の椅子にいたので、
ものすごく熱心なお客状態でした。
実際、あまりの芸達者さに、食い入るように見てしまったのですが。
しょーもないMC、心地よいギターの響き、妙に心を揺さぶる歌声…
気がついたらパンダーランドへ直行していました。
ライブが始まった時はざわついていた店内も、
アンコールの時には静まり返っていました。
しかも、驚くほどの大合唱…パンダ人気恐るべし!!
時折、天国のあの人が顔を覗かせている気がして、
せつなさも襲ってきましたが、良いライブ始めになりました。



いいなぁ、ディープな場所でのライブ。
そういう所だと、かなり発症率も高くなりそう。

サフィレットさんはこの後、サイン入りCDを処方されたとか。
やれやれ、ひと安心。
ただし、このCD、依存症になってしまうことがよくあるので
要注意ですよ!

2012年1月23日月曜日

ARABAKIの呼び声

アラバキの出演者発表第1弾を見ての感想。
↓↓↓

なんじゃ、こりゃあ!?(Gパン刑事テイストでお読み下さい)


くらくらと眩暈がしそうなくらい、素敵なラインナップじゃないかっ。
っていうか、40代の祭典のようになっとるよ。
フラカン、ピーズ、怒髪天・・・まぁ、この辺りは常連なんだけどさ。
GROOVERSの文字を見た瞬間、本当に息が止まるかと思ったわ。
何これ?
私に“来い”と言ってるのね?
よーし、わかった、受けて立ってやる。(何者?)
今日から節約大作戦だZE!

けど、ユニクロのライトダウンは買っとくべきかな?




この前のクアトロでのエンケンと恭司さんの『夢よ叫べ』の映像が
YouTubeに上がっとります。
これは必見。
恭司ギターが・・・哭いている。
http://youtu.be/ktuN4wlZJgw




そうそう、誠さんの「THE SESSION」の来週のゲストは
なんと、タイジさんとようこさんだって。
(TAIJI AT THE BONNETも出るね~、アラバキ)
誠さんの前で夫婦漫才を繰り広げるんでしょうかねぇ?
そんなことしたら、誠さん喜んじゃうよ。
こりゃ、聞き逃せませんな。

うひゃひゃひゃ・・・。

2012年1月22日日曜日

FOLKROCKS 新春LIVEツアー2012@STAR PINE'S CAFE

FOLKROCKS 新春LIVEツアー2012
~お年玉はもう貰えないよ おまへは~
中野督夫Vo,G、湯川トーベンVo,B、向山テツDr、
永井ルイVo,Key,G、本多taco-bow正典Perc
1月20日(金)吉祥寺スターパインズカフェ
開場 18:00 開演 19:00
前売3,600円/当日4,000円(オーダー別)
学生割(要学生証)2,500円(オーダー別)




完全にパンダーランドへ行ったきり、
遭難しそうになってた。
もう、帰ってこれないんじゃないかと思ってたところ、
そこから救出してくれたのは、やっぱりあの方でしたわ。



会社を定時に上がって吉祥寺まで急ぐ。
雪の影響なのか、電車は遅れ気味だった。
今回は心強い同行者の方が先に行っててくれたので、
そんなに焦る必要もないのだけれど、
どうしても、気が急いているので、イラッとしてしまう。

無事、会場に到着し、りーさんと合流。
なんとも素晴らしい席を確保しておいてくれた。
感謝、感謝でございます。

ステージ上に置いてある、あの年季の入ったプレベを鑑賞。
なんだか懐かしさすら覚える。
いつ以来だろう?
あー、エンケンバンドのとき以来だな。

まるで、そのプレベと対になるように
横にあった、トクオさんのテレキャスもまた、
見事な年代物といった風貌で、貫禄があったなぁ。



メンバーのみなさん、今回のツアーTシャツを着て登場。
このTシャツ、ロゴがかわいいので、私も買ったのだ。
トーベンさんは赤、トクオさんは青、ルイさんはオレンジ、
テツさんは黄色、タコ坊さんはカーキ。
ちなみに、私は紫を買ったんだけどね。

ルイさんは「フォークロックスの王子」ということで、なのか、
紅白のスカーフを首に巻いていて、
トーベンさんがその端っこをつまんで、
ヒラヒラとはためかせて、アピールしとったね。
このポーズ(?)が今日のイチオシだったかな。

いきなり『ブリキのパラダイス』で始まったんだっけ?
ほんっっとうに、楽し過ぎたために記憶がボンヤリなのよ。
なので、セットリストとか無理。

このバンドは、とにかく演奏がスゴイ・・・のは当たり前。
だって、一流ミュージシャンの集まりなんだから。
演奏のクオリティが高くて当然。
そんな一流の方々が、楽しそうにはしゃいでる姿が
一番の見所ではないのかな?
まさに、クラブ活動のようなノリで、本当に楽しそう。
もちろん、フロアだってすごく楽しませてもらってるんだけどね。

トーベンさんが「斉藤てっちゃんの曲をやります!」と。
斉藤哲夫さんからメールをもらったそうで、
「みなさん、健康には気を付けて」というメッセージが。
そう、斉藤哲夫さんは今、療養中だからね~。
早くお元気になって欲しいものです。
といわけで、斉藤哲夫さんの『夜空のロックンローラー』
この曲、私は初めて聴いたのだけれど、ステキな曲だったんだ。
メロディアスでポップで、ハーモニーが美しい。
テツさんがドラム叩きながら、口ずさんでいたな。

あまりのグッドポジションだったために、
トーベンさんばっかり見てるのが失礼な気がして、
なるべく満遍なくステージ上を見るようにしていたんだけど、
む、む、難しい。

ルイさんの曲で「みんなの歌」に落選したという
『三丁目のうた』
かわいい曲だったけど、なんで落っこちたんだろう?

そして、実話シリーズの新曲が『ちょろまかし天国』
個人の名誉のために“誰が”というのは伏せときますが、
もちろん、実話だそうです。
ソ、ソラ、シドっ♪(=ちょ、ろま、かしっ♪)
という人を食ったフレーズがキュートだったわ。
また、嬉しそうに歌ってるし。

あと、前回のツアーでもやってたけど、
『走るのだ 逃げるのだ』(だったっけ?)では、
みなさん、頑張って駆け足してたね。
トーベンさんとルイさんは、まぁいいんだけど、
トクオさんが駆け足しながら弾いてる姿が妙に可笑しい。
走るのが似合わんというか、なんというか・・・。

本日お誕生日だというタコ坊さんに
サプライズで、バースデーケーキが。
すっごい大きいケーキだったわ~。

『なんだよおまへは』では、ルイさんの例のバイオリンも登場。
もう、バカバカしいったらありゃしないパフォーマンスで
大いに盛り上がる。
曲終わりの決めのジャンプで
ルイさんが椅子の上から飛び降りる。
おっ、決まった!と思ったところ、再び音が鳴り初めて、
もう一回やれ、という空気になる。
そして、もう一度椅子に上がって飛び降りる・・・というのを
3回くらいやったかな?
そして、思い出した。
ツイッターでルイさんがライブで足を挫いいてしまった、
とつぶやいていたことを。
あれー?もう大丈夫なのかな、無理しないで!
っていうか、コレで挫いちゃったのね。
ルイさん、お大事に。

アンコールは、なぜかカラオケ大会。
テツさんから始まって、一人ずつ出てきて歌っていく。
ライブというより、宴会のノリですな。
なぜか、トクオさんと握手する私。
これが、トーベンさんだったら失神ものだったんだけど、
トクオさんとの握手は「はぁ・・・?」という感じ。(←失礼なヤツ)
いや、トクオさんって、そういうキャラなのよ。
もう天然全開っていう。(いい意味で・・・?)

大好きな『フォークロック』
このバンドの音で聴けたのが嬉しかったなぁ。



なんだかんだと、いっぱい笑ったなぁ。
楽しかったなぁ。
しかしまぁ、ベースを弾くトーベンさんは
痺れるほどカッコよかったのだ。
(結局はそこか!)




【3/14 追記】
Webロックマガジン BEEAST より拝借。


セットリスト
-第1部-
M01. ブリキのパラダイス
M02. ねぇドクター
M03. 箱庭の街で
M04. アトランティック
M05. コブのない駱駝
M06. 三丁目のうた
M07. 夜空のロックンローラー
M08. 脳天R&R

-第2部-
M01. 晴れたり曇ったり~Mr.GS
M02. 走るのだ!逃げるのだ!
M03. (新曲)チョロマカシ天国
M04. ネオンライト
M05. マンボジャンボ
M06. SING ALLRIGHT
M07. グーでバッチリ
M08. なんだよおまへは

-encore-
M01. カラオケショー
(なんとなくなんとなく~STING ME~自慢のニョーボ
  ~おかねのうた~タコのうた~星のプレゼント)
M02. 風景

2012年1月17日火曜日

パンダに恋する5秒前

私ってば、すぐに恋してしまうのだ。音に。
はぁ~。
実は、ヤスい女なのかもしれんな。

だいたい、

偶然ライブを見て、なんだか気になる
   ↓
音源を手に入れて聴いてみる
   ↓
自分の予想を超えて、いい!
   ↓
恋に落ちて、ヘビロテ

・・・と、まぁ、こういうパターンですわ。

音源を手に入れる時点で、すでに半分くらいはオチてるんだろうな。

いい年して、こんなに胸がときめくなんて、
実生活の中じゃ、まずないことだよ。
しかも、見た目とかじゃなく、音にときめくのだよ。
歌声だったり、ギターのリフだったり、ピアノの音色だったり、
ドラムのフィルインだったり、ベースラインだったり、
一曲の中でも、いろんなポイントでキュンとなるんだよなぁ。

そして、こんな気持ちを理解してくれる人なんて
周りにいるわけもなく、人知れず恋焦がれるわけですよ。
なんか、変態なんじゃないかという気がしてくる。

そんな感じで、
「ロックンロールパンダーランド」
絶賛ヘビロテ中。

ついでなので、
このアルバムの魅力・・・というか、私的ツボについて。

シンプルなロックンロールサウンド。
アレンジもすごくシンプルなんだけど、
梅津さんのサックス、エマーソンさんの鍵盤なんかが
もう、絶妙のツボをついた入り方をしていて気持ちいい。

ライブ見たときから、ギター上手いなぁ、と思っていて、
どこが上手いポイントなんだろう、と考えてみると、
ファンクのリズムが抜群なんだと思う。
『サイコー』とか『仲良くなれないのはナゼなんだろう』とか
最高にグルーヴがイカしてるもん。

そして、のりをさんの歌がいい。
歌い方はちょっとキヨシローに似ているかな。
少し鼻にかかった甘さがあって、どこか寂しげな感じがする声。
そして、良い意味で歌詞が青臭くて人間臭いのだ。
しかも、エロい。
これ、重要なポイント。
このエロさに可愛げがあって、キュンとしてしまうのだ。

ところで、あのライブ後に感じた引っかかりは何だったのか?
あの違和感の正体について考えてみた。

この音源の楽曲を聴いて想像する限り、
山川のりをという人物は、とびっきりピュアでナイーヴだ。
こんな人が、
あんなショウアップ(?)されたステージを見せるなんて
ちょっと信じられない。
どう考えても、パンダの着ぐるみで武装している気がするのだ。
そして、ギターパンダというキャラを演じることによって
エンターテイメントを繰り広げているのではないか。
だから、楽しいライブだったにもかかわらず、
どこかはぐらかされたような気持ちになるんじゃないか。

もし、またライブを見る機会があったら、
その時は、もっと奥の、より本質に近い所を
覗き込むことができるだろうか?
感じる取ることができるだろうか?



・・・と、こんな感じで、一人盛り上がってるのですが、
誰かこの思いを分かち合ってくれる人はおらんかのぉ?

2012年1月15日日曜日

祝!生誕65周年“遠藤賢司 第三回純音楽祭り”@渋谷クラブクアトロ

祝!生誕65周年“遠藤賢司 第三回純音楽祭り”
【出演】遠藤賢司 / 満園兄弟(英二[Dr] , 庄太郎[B])
Ⅰ部ゲスト:大槻ケンヂ / 戸川純(+ライオン・メリィ[Pf])
Ⅱ部ゲスト:山本恭司[EG]
2012年1月13日(金)渋谷クラブクアトロ 
開場 18:00 / 開演 19:00
前売 4,000円 / 当日 4,500円 (税込) +Drink Order




ちゃんと聴けた・・・かどうか、自信のないまま渋谷へ。

リハが押しているとのことで、開場前に到着。
クアトロ名物の柱の前あたりに陣取る。
開演までの間、りーさんがCDJでのフラカンの様子をもっと教えて、
というので、あんなことこんなこと(たいした内容ではない)を
止めどなくお喋りする。
いやー、よう喋るなぁ、私ら。
普段の生活でマイノリティに属しているものだから、
話しのできる相手に会うと、つい止まらなくなってしまうのだ。

そうこうしてるうちに時間になり、客電が落ちる。



真っ暗なステージにエンケンが登場。
ギターはホワイト・ファルコンか?
客席に背中を向け、照明に照らされてシルエットが浮かび上がる。
そして、背を向けたまま『為に、音よ言葉よ俺の心に突き刺され』を
1曲歌い切る。

後ろ姿にも隙がなく、エンケンの気迫が会場を満たしていく。
やっぱり美しい人だなぁ、と歌うエンケンの後ろ姿に惚れ惚れする。

『ちゃんとやれ!えんけん!』では、
エンケンの豪快パフォーマンスが炸裂。
ギター弾きながらタイコたたいちゃうの。
あれ、初めて見る人は度肝を抜かれるよね~。
オーケンが「あんな65才ないよね」と言っていたけど、
ホントに、あのエネルギーは凄まじいものがある。
私もお腹にグイッと力を込めて、食い入るように見つめる。
エンケンに勝負を挑まれてる気がして、
それならば、受けて立たねば、と。

『夜汽車のブルース』が、今日はまた一段と凄かった。
暴走?爆走?・・・というと言葉が悪いが、
物凄い迫力で走り抜けていく汽車が、何度も目に浮かんだ。



為に、音よ言葉よ俺の心に突き刺され
ちゃんとやれ!えんけん!
もうちょっとだけ頑張ってみようかな …2011年3月14日月曜晴れ…
満足できるかな
夜汽車のブルース



エンケンがステージを去って、オーケン登場。

アコギを持っている。
あれ?確か、オーケンって、楽器が何もできないんじゃなかった?
そしたら、一昨年くらいからギターを練習し始めたんだって。
「今日はギターの練習を見てもらいに来ました」って。
「早く、ゆずが弾けるようになりたい」って。

なんだかんだギコチなくなるところもありながら、
見事に2曲を弾き語っている姿に共感&親近感。
なんか、勇気づけられた。
40過ぎでギター始めても、大丈夫だよね~。
すごく、ちゃんとやっていたよ。


オーケンはそのままステージに残り、
エンケンと戸川純ちゃんが登場。

戸川純ちゃん・・・
怪我して運動できなくて、25キロも太ってしまったとか。
今は足を怪我してて、スタッフさんに肩を借りて歩いていた。
おまけに今日は、喉の調子が最悪ということで、
まさに満身創痍といったところ。
ご本人もいたく申し訳なさそうだった。

そんな3人で『カレーライス』

エンケンは“歌わない”練習をしたんだとか。
どうしても、ギター弾き始めると歌ってしまうらしく、
歌わないでいるのが難しかったらしい。

純ちゃん、やっぱり声が出てなくて、辛そうだった。


そんな純ちゃんのソロのステージ。
ピアノのライオン・メリィさんは、なぜか女装。

すごく痛々しくて、勝手に心配して見ていたんだけれど、
声が出にくいながらも、PAさんに「リバーブ多めに」と
注文つけつつ、ちゃんと歌い上げていた。
見事に戸川純の世界観に惹きこまれたもの。感動。
純ちゃんも、ちゃんとやってた。


ここで、第一部終了。
転換中、カレーのいい匂いがして、そそられた。
けど、お腹いっぱいでのライブは厳しいのでガマン。



第二部は、バンド形式。
初めて見る満園兄弟のルックスにびっくり。
なんじゃ、このオトコマエは!!!!
カ、カ、カ、カッコいいいいいいーー!
たぶん、私、あんぐりと口を開けていたに違いない。

そして、恭司さんも出てきて
ニューアルバムの1曲目のインスト曲『エンケンがやってくる!』
こりゃ、まるっきりハードロックですわ。
そりゃそうだ、恭司さんと満園兄弟の3人はWILD FLAGだもんね。

この曲だけで、恭司さんは引っ込み、
エンケン+満園兄弟のスリーピースで
ニューアルバムの曲を立て続けにやっていく。

確か、このバンド編成でのライブは初めてのはず。
エンケンのMCの終わるタイミングなんかが掴めず、
曲入りのタイミングを見失わないように
エンケンの横顔を凝視している満園弟の真剣な眼差しが
ちょっと微笑ましかったなぁ。

すっごい新鮮なグルーヴ。
なんていうか、「若い!」「活きがいい!」といった印象。
やっぱり、バンドが変わると曲の雰囲気が全然違ってくるね。
『踊ろよベイビー』が、弾むようでダンサブルでしたわ。
もちろん、エンケンの猫踊りも出たよ。
うーん、キュート!

今日の出演者全員揃って『不滅の男』
なんと!
あんなに痛々しかった純ちゃんが立ち上がって、
2番を熱唱した。
「冗談じゃないよ 馬鹿野郎!」と、啖呵切るところが、
すんごいカッコよかった~。痺れた。
「エンケンさんのパワーで、クララが立った、みたいな~」
と自分で言っていたけど、みんなと一緒に四股まで踏んでたな。
あぁ、無理しないで!と、こっちが心配になる。

『不滅の男』を大声で歌うと、パワーが漲る感じがする。
ついでに感動して涙も出てしまうのだが。



アンコールは恭司さんと二人で『夢よ叫べ』
恭司さんが、徐に「ハッピーバースデートゥーユー♪」と
ギターを弾き始めて、会場も大合唱になる。
エンケンは
「それだけは、やって欲しくなかった」と言ってた。
英語なのが気に入らないらしい。
「日本語のを作ってよ。でも、ありがとう」と。

昨年、エンケンのお母さんが他界されたそうで、
紅白出演を見せて上げられなかったのが残念そうだったけれど、
これからは、恭司さんのご両親を思ってやっていくと。
恭司さんのお父さんは『夢よ叫べ』が大好きなんですって。

このギターソロは、CDで聴いても凄いのだが、
生で聴くともっと凄かった。
魂に突き刺さるような“哭き”の音色。
アームとトーンコントロールのツマミを駆使した
繊細な表現が素晴らしい。
エンケンの歌は、いつ聴いても突き刺さるし。
これは、本当に紅白で日本中の人に見て欲しいな。

最後にピアノのインストで『美しい女』
エンケンのピアノ曲はいつも繊細で優しく美しい。


いつものように見得をきって、エンケンがステージから去っていった。
今日も、フル充電させてもらったわ。


エンケンがやってくる!
俺が死んだとき
ブルースに哭く
ア!ウ!
心の奥まで抱きしめて
踊ろよベイビー
東京ワッショイ
不滅の男

夢よ叫べ
美しい女





余韻に浸りながら、ドリンク飲んでまったりとしていたら、
物販でCDが売り切れるという事態に!
あー、りーさん、ごめんなさい。
今日は新譜のCDを持ってる人だけ限定のサイン会だというのに。
私はタワレコですでに購入済だったので、
とりあえず、りーさんも一緒に並んでもらった。
せめて、握手だけでもしてもらおうということで。

あいかわらず、気の利いた言葉が出てこない。
後から思うと「ちゃんとやります!」と言えばよかったのだが、
握手してもらってテンパッてて思わず「頑張ってください」だって。
はっ。
エンケンに、
こんなにちゃんとやってる人に「かんばって」だなんて、
失礼なこと言ってしまった・・・激しく後悔。
幸い消え入りそうな小声だったので聴こえていないことを願う。

エンケンの握手は力強くて、温かかったな。

2012年1月12日木曜日

ちゃんと聴け! えんけん!

いそいそと家に帰ったら、タワレコから届いていた。

1月11日発売
「ちゃんとやれ!えんけん!」 遠藤賢司

店舗の販売分しか特典がつかないときいてたんだけど、
手ぬぐいがついてきた。
やったーーー!

ジャケットもかっこいいし、
中ジャケの写真は、スタジオ猫のカブキくん。
サインは、このカブキくんの横にしてもらうのがいいかな?
そうそう、
ライブ会場では、Tシャツとかピックとかの販売もあるらしい。
「ちゃんとやれTシャツ」なんてステキな響き。
うーーー、楽しみだーー!

な の に。

まだ全然聴いてないのだ。
あー、ごめんなさい。
って、誰に謝ってんでしょうか。よくわかんないけど。
とにかく、聴けなかった。

その原因は ↓ コレ。

「ロックンロールパンダーランド」 ギターパンダ

ええ、一緒にポチッてしまったのですよ。
そして、
つい、うっかり、こっちを先に聴き始めてしまったのですよ。
そして、
つい、うっかり、ときめいてしまったのですよ。
そして・・・参りました。

なんなの?
このピュアなパンダ、
いやオッサン、いやカルピス・プレスリー(?)は!!!?
エロくて、青臭くて、胸がキュンキュンする。

油断していたのだ。
あんな爆笑ライブを見てしまった後だったから。
こんなに直球勝負で挑まれるとは思ってなかったんだよ。
こりゃ、ちょっと反則じゃないか?




とりあえず、あと1周聴いたら、エンケン聴くぞ!
ちゃんと、聴くぞ!

2012年1月8日日曜日

ギターパンダ/夜のストレンジャーズ@紅布

スプートニクラボ新年会 2012-2DAYS-
ギターパンダ / 夜のストレンジャーズ
1/7(土)新宿 紅布
OPEN 18:30 / START 19:00
前売 2,500円 / 当日 3,000円(税込・1ドリンク別)




この正月明けの3連休をどう過ごすか。
寝正月の続きで、ゴロゴロしてたのでは、
またもや、休み明けに社会復帰するのに苦労することになる。
と、なんだかんだと理由をこじつけて、
夜ストのライブへ行くことにしたのだ。

しかもギターパンダと2マン。
まだ、観たことはないけど、
ギターを弾くパンダ・・・想像するだけでも胸が躍るではないか。



先攻は、夜スト。
マキ子さんが加入した新生・夜ストを観るのは2回目だ。

それにしても、マキ子さん小柄だな~、可愛いな~。
たぶん私より小さいだろうな、手も小さそう。
マキ子さんの赤いベース、なんか丸くて愛らしい形。
よく似合っている。

Down On The Road→トラブルボーイズ→Soul On Fire
初っ端のこの流れ、何処かで聴いたな。
アルバムのタイトルチューンを新しい方から遡っていくの。
今日は3曲まで。

ここから、新曲押し。
かなり新曲が溜まってきたね。
ミウラさんも、今年は新しいアルバムを出したいと言っていた。
この調子でいくと、今年は新譜ラッシュの年になりそうだな。
フラカンも、誠さんも、グルーヴァーズも。
楽しみな1年になるなぁ。

『ホームタウンボーイ』を聴くと、反射的に身構えてしまう。
グッと踏ん張ってないと、涙が出てしまうから。
どうしようもなく、やるせない気持ちが
止めどなく溢れてくるのだ。
苦しい。

「ラブソングを3曲続けてやります」と、
『テレサ』~『ソウルバーニングラブ』
おおっ。
『ソウルバーニングラブ』のサビのところで、
ミウラさんと掛け合うようにマキ子さんのヴォーカルが入る。
うおっ、カッコいいではないか!

歌うたいのマキ子さんが入ったのだから、
こういうのがこれからも増えていくのかなぁ、いいなぁ。
なんて、思っていたら・・・。
「一番新しい」という曲でも、
ミウラさんとマキ子さんがハモっていた。
なんていうか、ちょっと昭和テイストだったわ。
夜ストの新しい可能性が広がってきたね、面白い。

そして、気付いたのだが、
ミウラさんの歌が以前に比べて上手くなってる?
声が出てるのかな?
歌が聞き取りやすいというか、すーっと入ってくるのだ。
なんか、そんな気がした。

『サムクック~』から後は踊り倒し。
この楽しさは、言葉じゃ伝えらないな~。




Down On The Road
トラブルボーイズ
Soul On Fire
ブギウギカントリーボーイ
ホームタウンボーイ
砂丘
テレサ
I Woke Up Crying
ソウルバーニングラブ
(そばにいて)
ブギ大臣Part2
(ツイストアゲイン)
サムクックで踊ろう
ソウルフリーター
ヤング&ヒッピー




そして、ギターパンダ。

紅布で、久しぶりに転換中にシャッターが下りるの見た。
シャッターが上がると、そこにギターを持ったパンダがいた。
そうか。
着ぐるみで楽屋から出てくるのはタイヘンだから、
ステージ上でセッティングしていたのね~。

パンダの中身は、もちろん山川のりを氏。
楽器は赤のグレッチで、ハイハットを踏みながらの弾き語り。

どのタイミングで着ぐるみ脱ぐんだろうか、と思ってたら、
思ったよりも早く脱皮されてましたね。
山川さん、黙ってギター弾いてたら
渋くてカッコいいオジサンというルックス。
それにしも、チェックのシャツにデニムという着こなしが、
どうも腰回りがだらしない感じがして、気になっていた。
それもそのはず、第二の脱皮があったのだ。
そして、カルピス・プレスリー登場!
なんという厚着!!

エンターテイメントととして、なかなかの完成度。
もう、バカバカしいったらありゃしない。
C&Rが面白いね。

曲も、きわどい替え歌を挟みつつ、
オリジナルの方も、わりとエグいことを歌ってたりする。
ギターはカッコいい!
グレッチのゴツッとした骨太な音色がたまらん。

ある意味、演出過多なステージかもしれない。
台本通りに進行してる感じで、パンダの着ぐるみを脱いだ後も、
ギターパンダというキャラを演じているように見えるのだ。

本当に可笑しくて、お腹がよじれそうなほど笑ったけど。
あー、面白かった、楽しかった。
・・・というだけでは終わらない、ちょっとした後味の悪さが残る。
何かが喉につっかえてるような、引っかかる感じ。
でも、これがいいのだ。
後をひくのだ。
この「引っかかってる何か」について、ずーっと考えてる、今も。
・・・やばい。
ハマりそうだ。

2012年1月4日水曜日

斎藤誠LIVE 2012 ~新春バースデーフルメンバー大作戦~ @duo MUSIC EXCHANGE

斎藤誠LIVE 2012
~新春バースデー フルメンバー大作戦~
1月3日(火)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
15:30開場 16:00開演
前売6,000円 当日6,500円(ドリンク代別途)
斎藤誠(Vocal/Guitar)/成田昭彦(Percussion)/
深町栄(Keyboard)/片山敦夫(Keyboard)/
角田俊介(Bass)/河村カースケ智康(Drums)/
柳沢二三男(Guitar)



今年も誠さんのバースデーライブで、私のライブ活動スタート。

今回珍しく、どセンターの
眺めもサウンドも共に良好な席に着くことができたので、
すっごく気持ちよく楽しめたのだ。

なんといっても、この7人が揃うステージは、いい!
その絵面だけでも、嬉しくなっちゃう。
ワクワクせずにはいられない。
いや、ワクワクしてるのは、誠さん本人もだろうな。
バンドのみなさんのこと大好きだもんね。

さて、今日の誠さんの衣装は、
白地に蝶とか花とかをあしらったステキなジャケット。
とってもカワイイぞ。

あいかわらずの洋楽オンチのため、
洋楽カバーとか、ぜんぜんタイトルわかんないよ~。
・・・と思っていたら、なんと。
誠さんがHPにセットリストをアップしてくれた!
助かります~!!!

というわけで、1曲目はデレク・アンド・ザ・ドミノスだったのね~。

誠さんのシンラインの音、大好きだわ。
エレキを買うときはシンラインにしよー、と思ったもの。
ふーみんさんのギターは、今日はレスポールJr.だった。
もちろん、こちらもステキでしたけどね。

ザッパから『TELEPHONE』の流れが最高!
早くも、前半のピークだったなぁ。
片山さんのピアノのイントロが鳴った瞬間、
ぎゃーーーってなったもんなぁ、心の中で。
これ、私が15,6歳の頃に磨り減るほど聴いたレコード、
「PARADISE A GO! GO!」の中でも、特に大好きだった曲なのよ。
今聴いても、カッコいい。
というか、むしろ、今の方がカッコいい!
レコードではアレンジが当時の流行りの音作りだったものだから、
今聴くと、ちょっと・・・アレ・・・だな・・・と思ったりもするが、
ライブで聴くと本来の曲の良さを再認識するね。
中学生の頃の私の感性も捨てたもんじゃないね。

『ヴィーナス』は、ちょっとビックリしたなぁ。
どう聴いても、80年代のバナナラマのヴァージョンですよね?
こういうお遊びが、誠さんらしいわ。

一部の最後は、かなりやりにくそうだったけど、
『バースデー』
なんと、客席にも1月3日生まれの方がいらっしゃいましたよ。
すごーい!

第二部は『恋のやりとり』でスタート。
何度も言うけど、この曲大好きです!
80年代っぽくて、ポップで、疾走感があって、
ひじょーに誠さんらしい名曲だと思うよ。
それにしても、角田さんのベースは存在感があるな~。

アルバム「MAH MAH MAH」から2曲。
『メジャー否定症』は十数年ぶりの演奏だとか。
『行き場がない』は6拍子の渋いグルーヴの曲。
こういう感じ、ホントに角田さんがいい味なんだよなぁ。

そして、新曲2連発。
『I Need You』は、アコースティックでは聴いたことある。
初めて聴くバンドアレンジに、ちょっとタマゲた。
うひょーー、四つ打ちじゃんか!
なんかトライセラみたい。
何なの、この若々しい音作りは!!!?
意外性があって面白いといえば、面白いけど、
いかにも“J-POP”なアレンジに、ちょっと苦笑いしてしまう私。
えーっと、どう受け止めていいのかまだ悩んでおります。

『愛すべきCRAZY』の方は、文句なくカッコいいロックチューン。
本来なら、もっとフロアがヒートアップした
20曲目くらいに演るのがちょうどいい曲なんだけど、
初披露なので丁寧に、ということで。
愛すべきCRAZY、とはライブに来るお客さんのことを指してるらしい。
「CRAZY」なんて失礼だけどね。って言われたけど、
いえいえ、自分でもクレイジーだと思ってますから。
特にライブ中はね。

なんか去年も似たような光景を見たなぁ。
今年は辰年なので竜の被り物で『愛してるって言って』
去年もウサギの被り物だったっけ?
で、ここで、サプライズのケーキが登場!
引き続き、1月5日がお誕生日の角田さんの分も。
54歳と52歳ですね。
オメデトーゴザイマス!!!
いつまでもキュートなお二人でいて下さいね。

アンコールで、誠さんとふーみんさんが二人で出てきて、
これはひょっとして・・・と期待を膨らませると、やっぱり!
『イヤでもたのむよ』
二本のアコギの音が心地よく響く。
このシンプルな演奏と、誠さんの可愛らしい歌がよくマッチした、
私にとって本当に愛しい曲なのだ。
ギューッと抱きしめたくなるような。
この一曲だけで、今日のチケット代の価値があると思うほどだ。
誠さんが歌詞を間違えた、なんてことは内緒だけどね。

MCでは、今年こそは(って、去年も言ったけど)
必ず新譜をリリースします、と。
それに、このバンドでのライブもたくさんやりたい、と。
そんな嬉しい言葉が。



Anyday (Derek and the Dominos
Don't Give It Up !
Pound For A Brown (Frank Zappa
TELEPHONE
再会の魔術~Venus
タヒチ
I sing my SONG FOR YOU
Time
バースデー

恋のやりとり
私はメジャー否定症
行き場がない
I Need You ~永遠のブギー~
愛すべきCRAZY
オレはディレクター
愛してるって言って
ギターマンの純情

イヤでもたのむよ
Whipping Post (The Allman Brothers Band

Oh!キャティー
あなたに逢いたい

2012年1月2日月曜日

明けました!

すっかり、新年が明けてしまいましたね。
新年早々、出遅れてしまいましたが、
今年もよろしくお願いいたします。

年末のCDJの記事を、ずっと書けずにいたのですが、
こっそりと、12月の記事としてアップしておきました。
たいしたことは書いてないのですが。



そして、この新年を機に、Twitterを少しだけやってみようかと。
私ってば何にでもすぐ夢中になってしまうので、
ハマり過ぎないように「1日1ツイート」ってことで。
基本的に三日坊主なので、いつ止めちゃうかわからないけど。
しかし、このブログは続いてるもんな~。
不思議なもんです。



ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011
のオンエアを見た。

何を楽しみにしてたかというと、誠さんのマッシュルームカット!
もちろんカツラだよ。
いやー、案外似合ってるじゃないかっ。
若返って見えるよ。
ベースの角田さんも、マッシュっぽくセットしてて素敵。
カースケさんは、そのまんまなのね。
あと、深町さんのイデタチがちょっと謎だったんだが。
んー、満足満足。

それと、ナオキのルックスが超好みだということを再確認!

どうも、オノヨーコという人があまり好きではないので、
このライブに足を運ぶ気にはなれないのだが、
ジョンの命日に、LOVE&PEACEについて考えて欲しいという
意図は理解できる。
でも、彼女のエキセントリックなパフォーマンスは理解できない。
自己満足の域を超えておらず、
アートとか芸術の域に達していないような気がするのだ。
要するに、心を動かされないんだよね。

あらやだ。
新年から人を批判するようなことを書いてしまったわ。
えらそーに!
単なる戯言ですので、お気になさらず。



今年もよろしく!