ページ

2011年9月29日木曜日

たまらないZOO

風邪をひいて寝込んでからかなぁ。
なんだか、やたらと感傷的になってしまってる。
体が弱ると、心も弱るんだよねぇ。
とくに、バンバンの福島さんの歌声で泣けてくる。
幸福の匂いがすると、泣けてくるのだ。
やっぱり、弱ってるのか。



そんな中、圭介のブログには、ほっこりさせてもらった。
富良野シリーズも、動物園シリーズも。
興奮し過ぎやで、42才。
可愛いったらありゃしない。
おまけに、4人揃ってフラワーカンパニーズ!
仲良過ぎ!
もー、もー、もー。
なんか、幸せ過ぎて、泣けてくるやないか。

・・・やっぱり、まだ弱ってるかも。

2011年9月28日水曜日

ザ・クロマニヨンズ/NICO Touches the Walls@LIQUIDROOM

LIQUIDROOM 7th ANNIVERSARY
ザ・クロマニヨンズ / NICO Touches the Walls
OPENING ACT:mynameis...
2011年9月26日(月) 恵比寿 LIQUIDROOM
OPEN18:30 / O.Aスタート19:00 / 本編スタート19:30
ADV / DOOR¥4,200(税込・ドリンクチャージ別)



たぶん、クロマニヨンズは後だろうと予想して、
真ん中のバーのあたりで待機。
でも、ちょっとドキドキしちゃった。
あの原人さんたちは、早く帰りたがるから、
先にやらしてよー、なんて言っちゃう可能性あるからね。
しかも、機材セッティングのとき、幕を閉められてしまって、
サウンドチェックのギターの音色に耳を済ませて、
うーん、これは・・・マーシーのギターとは違う気がする~
とか言いながら待ってたのだ。

と、その予想どおり、NICOが先攻。

いやー、みんな若くてオトコマエ。
そりゃ、若い女の子に人気出るわなぁ、と納得。
演奏も上手くて、ライブでののせ方もその若さのわりに上手。
とくに、ベース君が、線の細い優男風のルックスに似合わず、
なかなか骨太なグルーヴ感のある音を鳴らしていて、
カッコ良かったなぁ。

ただ、ほとんどの曲のサビの部分が、四つ打ちの縦ノリで、
勿体ない感じなんだなぁ。
今どきの若い子らは、ああいう縦ノリが好きだよねぇ。
オバサンはちょっと苦手なんだ、あれ。
こりゃもう、個人的嗜好の問題なのでしょうがないけどね。



そういえば転換時のSEは、ずっとエアロスミスだったなぁ。
誰のチョイスなんだろうか。


そして後攻、クロマニヨンズ。

NICOファンが抜けると、けっこう前に行けた。
後ろから押されたというよりも、前が詰まって空間ができた感じ。
もちろん今日もコビー側。

リキッドは見やすいな、ステージ高くて。
カツジもなんとか見えるぜ。
マーシーだけは、中央にいる男子勢の頭がジャマで見えないけど。

『クロマニヨン・ストンプ』で幕開け。
赤いホリンゾント照明が、野性を呼び覚ます。
わぁーい、これはアガリますな。
でもでも、2曲目のイントロを聴いたときの興奮度ときたら、
こんなもんじゃねぇ!
だって・・・
ブンブンブブン、ブンブンブブン~♪
ぎゃーーーー!
こ、れ、は、『キラービー』!!!
ここで私のスイッチがパチンと入ったわ。
なんなら、ちょっと下がった方が全体が見えていいかもね、
なんて思ってた自分がウソみたいに弾けとんで消えた。

坊主頭のヒロトはとても楽しそうで、ニッコニコ。
「楽しいなぁ」と何度も言っていた。
他には、
「今日は、NICO Touches the Wallsのファンの人に向けてやってます」
(前列の方を見ながら)「ついでに楽しんでいって」
とか、
(シャツを脱いで)
「イエローキャブの中では一番胸が小さいんだよ」
「でも、チン◯は一番でっかいぞ」
みたいな感じのMC。
もちろんカツジの笑い声は、ヘッドセットのマイクに拾われて響いとったよ。

コビーは、相変わらずのパーフェクトなフォルムで、超オトコマエ。
手元が見えないのはとても残念だったけど。
今日はいつもにも増して、吼えてたような。

カツジは、ずっと見てても飽きないわ。
私は、あのカツジの叩きっぷりが大好きだ。
転がっていくようなタム回しがたまらなく気持ち良い。
あれを聴くと、うなじの辺りからシューっと魂の一部が抜けていく感じがする。

ヒロトの何回目かの「楽しいなぁ」という台詞の後に始まったイントロ。
『チブ』きたーー!
もう、何がなんだか、わかんなくなる。
あれって、いったい何本能?
とにかく原始的な何かに火がつくのだ、あの音で。
私は全部チブなんだーー!
わー!!

マーシーの「またねー」で本編終了。
ありゃ、おなじみのシングル曲とか、ほとんどやってないなぁ。

ってことで、アンコールは『ギリガン』『紙飛行機』『エイトビート』
とまとめて、ドン!てな感じかな。

カツジフリークとしては、『ギリガン』と『紙飛行機』は
やっぱり欠かせないでしょー!
『ギリガン』は、あの手を振り上げるアクションがカッチョいいし、
『紙飛行機』は、大好物のタム回し連発だし。
ううぅー、腹筋がギュウっとなる。
たまらん。


セットリストは曖昧の順不同。



クロマニヨンストンプ
キラービー
グレート
ひらきっぱなし
土星にやさしく
ナンバーワン野郎!
渋滞
底なしブルー
草原の輝き
歩くチブ
あさくらさんしょ
タリホー

ギリギリガガンガン
紙飛行機
エイトビート




ライブ前、相変わらずウジウジといろんなことを思い悩んでいたのだが、
少しスッキリしたみたい。

今日、ハッキリ思ったのは、
カツジとコビーがいるからクロマニヨンズが好きなんだということ。
というか。
この二人がいるから、クロマニヨンズなんだよな。

2011年9月26日月曜日

Rock&Rollハリケーン

連休も終わってしまった。
私はというと、風邪ひいてしまったので、
とにかく寝まくった、寝たおした。
おかげで、すっかり快調、快調。

なんで風邪をひいてしまったかというと、例の台風のせいなのだ。

あの日、うちの会社でも、早めに退社するようにと、
指示が出たので、手を付けていた仕事だけを急いで片付けて、
退社したのだが、駅に着いたら、間一髪でアウト。
家に向かう電車はすでにストップ。

しょうがないので、迂回ルートをとることにして、
途中からバスに乗らなくちゃならないのだが、
もうバス停は大混雑&暴風雨でひどい状態。
どうやら道路も渋滞しているらしく、待てども待てども
バスが来ない。
一応、レインコート着て、長靴履いてという
重装備だったにもかかわらず、台風の威力がものすごくて、
いろんな隙間から雨が入り込んできて、びしょ濡れになる。
どう考えても、この一番暴風雨の厳しい時間帯に
外に立ってるなんてオカシイよ。

バス待ちで並んでるのが、すごくバカバカしくなってきて、
たまたまやって来たバスに飛び乗ってしまった。
私の家とは違う方面へ行くバスだったんだけどね。

そんなわけで、隣の駅のドトールで3時間ほど過ごした後、
どうやら台風も通り過ぎていったらしいので、徒歩で帰宅した。

まぁ、濡れたままの格好でいたから、風邪もひくわな。
っていうか、無理して帰らないで、会社にいればよかったような・・・。
そしたら、雨に濡れたりしなかったんじゃ・・・。
あーあ。




ところで。
子供ばんどの全アルバムBOXセットが出るんですって?
11月ですって?
欲しいけど・・・いくらくらいなんでしょうか?
どう考えても、その頃そんなお金無いんだけど。
あー、ボーナス払いか・・・。

2011年9月21日水曜日

HOT ROD ADDICT

もう5ヶ月も前になるのか、早いなぁ。

NHKに観覧に行った回の J-MELO のオンエアを見た。
Charと渡辺香津美のセッション。
いやー、痺れるなぁ。
実際に生で観てたときは、
その前に子供ばんどやOKAMOTO'Sのライブの後だったし、
かなり高揚した状態のふわーっとした気分で、眺めていたんだな。
それでも、充分に感動したんだけれど、
冷静にオンエアを見ると、改めてその凄さを実感。
なんか、見てて涙が出てきた。
自分でも意味がわからんのだが、感動したことに間違いない。
いやー、すげぇー。

そーいえば、観客を映した画の中に、見覚えのある人が映ってた。
楽しそうで、いい顔してましたよ。
よかった、私は映ってなくて。




さて、久しぶりに私のギターのこと書きますよ。
といっても、ぜんぜん進歩してないの。
真面目に時間を割いて、ちゃんと練習してるんだけど、
亀の歩みなのだなぁ。
なので、演奏のことではなくて、ギターのハード面のことを少々。
覚え書きとして。

私がYAMAHAちゃんを入手してから、手を入れたところは2点。

まず、ストラップピンを付けた。
ボディのエンド側には最初から付いているのだが、
ネック側にはついていなかったのだ。
アコギだと付いてないものが多いらしい。
ピンを付けなくてもヘッドの部分に紐を通して
ストラップを付けることはできるのだけれど、
見た目の問題として、それはあまりカッコ良くないんだよな。
ギターなんて、見た目のカッコ良さが大事だと思うのよ。
人がどう思うかではなく、自分の美意識として、ね。

ピンは100円程度で買える。
問題は取り付けの位置。
いろいろな方法があるみたいなのだが、
ド素人がギターのボディに穴を明けるのは、かなり勇気が要る。
そこで、一番リスクの無さそうなネックの根元の部分、
ボディ裏面と面一になってる三角形のところにブスッと。
取り付けましたよ・・・と言っても、私は指示しただけで、
実際にドリルで穴明けたのは、我が家の工務店(夫)なんだけどね。
さすが、私がやるより、10倍早くて正確。
はい、ストラップピン、完了!
(なのに、未だにストラップを買っていない!)

それから、もう一つ。
弦高を下げるために、サドルを1mm程度削ってみた。
お気付きかもしれませんが、これも、私は工務店に発注したのみ。
いやー、電動工具使うと仕事が速いねー。
私が手でヤスリがけしてたら1日仕事になっちゃうもんなぁ。
さすが、工務店!
助かるわ~。

そんなわけで、いい感じに弦高が下がって格段に弾きやすくなった。
とくに、セーハが楽。
Fがキレイに響くわ~。
あとは、ちゃんとコードチェンジできるように練習だな・・・。

2011年9月19日月曜日

THE GROOVERS premium ONEMAN LIVE "20years × 20years"@下北沢SHELTER

-SHELTER 20th Anniversary-
THE GROOVERS premium ONEMAN LIVE
"20years × 20years"
9月16日(金)下北沢 SHELTER
19:00開場/19:30開演
前売り3,500円/当日4,000円(ドリンク別)



ひっさしぶりのシェルター。
こんなに狭かったっけ?

ハコチケだったので、そこそこ前に行けたけれど、
男子率が高いし、なぜか女性も小柄な人が少ないせいで、
視界はビミョー。
フラカンのときとはエラい違いだ。

そして今日は、グルーヴァーズ・デビューのりーさんとご一緒。
予習用にと私がセレクトしたCDからの選曲が多くて、
「私って、天才?」と、自画自賛してしまった。

しかし、まぁ、それにはちゃんと裏付けがあって。
今回のライブは、シェルターの20周年と、
グルーヴァーズが3ピースで再スタートしてから20周年という
二つの20周年記念ライブ(一彦さん曰く「合同誕生日」)なので、
その頃の曲を演るんじゃないかなぁ・・・と思ったわけ。

しかし、まさかここまでやるとは!

『Groovaholic』『THE MOONSHINER』と、
ある意味、通常どおりでスタートを切ったんだけど、
「ここからは、1曲を除いてその頃の曲ばかり演ります!」
と宣言しちゃったよ。
ちなみに「その頃」というのは、1998年以前という感じかな。
アルバムで言うと『CHARGED!』あたりまで?
中でも、一番古い『Top Of The Parade』の中からの選曲が
一番多かった。

私は後追いで聴いてるので、
古い曲に思い入れがあるわけじゃないのだが、
このレアなセトリは、とても嬉しかったな。
普段のライブじゃ聴けない曲が聴けるというのは、
ファンにとってはたいへんありがたいことですからね。
しかも、この『Top Of The Parade』は、大好きなアルバム。
3人で再出発をする、という意気込みが溢れていて、
なかなかトンガッた音作りで、超クールなんだよなぁ。

というわけで、かなりスペシャル感満載のライブだったのだ。

セトリは順不同。
おおよそ、こんな感じ。



 Groovaholic
 THE MOONSHINER
 現在地
 HARMLESS MADMAN
 この世の風穴
 The Longest Night
 (新曲)
 夢の中でしか
 新しいブルーズ、新しいブギー
 想像病患者の夢
 フリージア
 閃光
 スマイル
 行列の先頭
 鉄の旗
 日が暮れていく
 メロディ
 俺に落ち度
 Like A Rolling Stone
 SWEETHEART OF MY SOUL



ライブでは初めて聴いたという曲も多かった。
『想像病患者の夢』も、そうだね。
ここが前半の山場だったんじゃないかなぁ。

「こんなに暑いとは、予想外だった」そうで、
「衣装の選択を間違えた」と悔やんでいた一彦さんの衣装は、
本人曰く「シックなジミヘン」を目指したという
黒のサテン地でフリルをあしらったシャツ。
通気性なさそう。
ボブさんも珍しくTシャツじゃなくて、黒っぽい柄物シャツで、
汗かいて、ペッタリしてて、暑そうでしたわ。

『スマイル』がカッコいい!
3人の創り出すグルーヴが、本当に気持ちよいのだ。
とくに、ここはヤスチカさんのドラムが冴えとるなぁ、
というのがわかり易いところ。

一彦さんがピョンピョン飛び上がったときとか、
ギターを頭上に高く掲げたときに、
シェルターの低い天井にぶつかりそうで、
見てて、冷や冷やすることが何度もあった。
っていうか、本当にギターのヘッドが当たってたよね。

気が付けば、フロアに入り切れないお客さんが階段のところまで
ギッシリと入っていて、満員御礼。
それを見て、「20年前のワンマンのときを思い出した」と一彦さん。

20年前、3人で再スタートを切った初ワンマン・ライブは、
すべて新曲だけのライブ。
しかも、そのことを告知してたかどうかも怪しいとか。
「詐欺同然!」だったそうですわ。
「その時のライブに来た人いる?」と訊いたところ、
手が上がってましたね。
凄いっ!
羨ましいっ!

ちなみに、その頃と比べて変わったのは、
「高橋BOBの髪型と、藤井ヤスチカの体型」だそうですよ。

2回目のアンコールは『SWEETHEART OF MY SOUL』で
どどーんと盛り上がる。
渋い曲もいいが、こういうストレートにアッパーなのもいい。
そこがグルーヴァーズの懐の深さだよなぁ。
と、毎度のことながら、惚れ惚れしてしまう。
いい内容のライブだった。



家に帰ってから、もらってきたRooftopを見たら、
一彦さんのインタビュー記事が載っていた。
20年前の思いなんかを語っていて、短いけれど、
読みごたえあった。

そして、ここまでの20年は、
ほとんど知らずにきてしまったけど、
ここからの20年は、がっつりとついて行きたいと
改めてそう思ったのである。

2011年9月14日水曜日

ベリテンライブ2011 Special@井頭公園 ~その2~

ストレイテナー終わりで、
頑張って前進して、そこそこ前まで行く。
それにしても、さっきのフラカンのときと比べると、
さらに人口密度がアップしてて、かなりのギュウギュウ。
おまけに西日が容赦なく照りつけてきて、めちゃくちゃ暑い。
曇りがちだった昼の時間帯よりも暑いよ~。(→圭介)




斉藤和義

今回は、せっちゃん本人はもちろんだけど、バンドのメンバーが
かなり楽しみだったんだよね。
ひょっとしたら、達也さん来るかも!?と期待してたドラマーは
豊夢さんだった。
ちょっと残念。
いや、別に、豊夢さんがイヤなわけじゃないんだよ。

ギターは、フジケン(藤井弟)。
サウンドチェックで出てきたのを見て(もちろん、初めて)、
わー、男前!カッコE!と思った。
ギターは、ジャズマスターですかね?
どんなオットコマエなギターを聴かせてくれるのかとワクワクする。



オープニング。
せっちゃんは黒のアコギ(ギブソンかな?)を持ち、
痺れるカッティングのフレーズから入る。
『I Love Me』のイントロのリフは、本当にカッコ良くて、
オーディエンスの気持ちをガッツリともっていくなぁ。

『猿の惑星』はバンドヴァージョンは初めて聴いたけど、
こちらもなかなか良かった。
どちらにしても、ドラムがポイントになってる曲だな。
豊夢さんのドラムが光っていたわ。

新曲の『ウサギとカメ』は初めて聴いたが、
これまた、社会批判的な内容だった。
ってことは、次のアルバムの収録曲は、全編こんな感じなのか。
今日は演らなかったけど『オオカミ中年』なんて、
凄い歌詞だったと思ったけど・・・。
これをメジャーからリリースするなんて、凄いことだよな~。

「イェーイ」と、いつものふにゃーって感じで、脱力MC。
「地元で、こういうイベントが続いてるのは嬉しいですね」と、
地元をアピール。
『ずっと好きだった』のPVは、宇都宮で撮影したらしい。
ちょうど曇りの日で、なんとなくロンドンっぽくなったとか。

あっ、エロトークは無しでしたな。

『ずっと好きだった』が終わったかと思ったら、
もう一度同じイントロから『ずっとウソだった』へ。
観客からは歓声が上がる。
オリジナルの方よりも盛り上がっているのを見て、
ちょっと複雑な気持ちになる。

みんなわかってるんだろうか?
こういった、所謂“反原発ソング”と評されるであろう歌を
公の場で歌うことの意味を。

相当な覚悟が必要なわけだ。
いろいろ批判を受けたり、叩かれたりするだろうしね。
大人の事情とやらに巻き込まれたりもするかもしれない。
とにかく、そういった一切合切をを引き受ける覚悟がなきゃ、
こんなステージで歌ったりできないと思うよ。

あの、ふにゃーっとしたキャラクターの中に、
骨太な男らしさを隠し持った歌うたいなのですよ、せっちゃん。
私は、そういう覚悟を持って歌われた歌が
聴いてる人の心にちゃんと届いて欲しいと願わずにいられない。
みんなしっかりと受け取ってくれただろうか。

汗でびっしょりになりながら『歩いて帰ろう』
途中でギターのストラップが外れてしまい、
ハンドマイクで歌うせっちゃん、
という、たいへん貴重なもんが見られた。
最後は、マイクを振り回してキャッチするという、
高度なパフォーマンスにも挑戦していたよ。
ビシっとは決まらなかったけどね。

バンドのメンバーはここで退場。
結局、フジケンはあまり見られなかったわ。
地味に脇役に徹していたような気がする。

ステージに一人っきりで立つせっちゃんが歌う
『歌うたいのバラッド』に、胸が熱くなった。
「歌うことは難しいことじゃない」と。
そして「本当のことは歌の中にある」と。
その歌は、遥か遠くに向かっているようにも、
深く内部へと潜りこんでいくようにも思える。
ずーっと目を閉じたまま歌うせっちゃんの姿は、気高く美しかった。
せっちゃんは、いつの間にこんな凄まじい歌うたいになったんだろう。

せっちゃんがステージを去り、
心が解放されたのか、わけのわからない涙が溢れてきた。

 I Love Me
 猿の惑星
 ウサギとカメ
 ずっと好きだった
 ずっとウソだった
 歩いて帰ろう
 歌うたいのバラッド





ボウディーズは少しさがって観ることに。

正直なところ、せっちゃんに心を持っていかれたままで、
最初の方は、ゴキゲンなロックンロールも
あまりピンとこなかったんだけど、後半は、少し取り戻し、
けっこう楽しめた。

このバンドでのお気に入りはJIMくん。
自由奔放に動きまわり、すっごく楽しそうにギターを弾くのよ。
いいなぁ、かわいいなぁ。

ROYくんの品行方正な、デスマス調MCに、りーさんがウケてた。
いやー、ホントに、彼らは品行方正な好青年だね~。
私に娘がいて、「ボウディーズのライブに行きたい」と言われたら、
反対できないわ。

でも、この毒の無さが、オバサンにはちょっと物足りないのだな。
さわやかすぎる!

20年後、オジサンになっても、このままの芸風でやってたら、
それはそれで、凄いけどね。
さわやかオジサン・バンド。
そうねだねぇ、
そのくらい続けてくれると、それが却っていい味になってるよ。
きっと。




明日は月曜日だし、少し早めに帰りましょうということで、
みんなの意見が一致したので、トリのHYはパス。
荷物をまとめて、バス乗り場へ。



そして、夏が終わった。

2011年9月13日火曜日

ベリテンライブ2011 Special@井頭公園 ~その1~

ベリテンライブ2011Special
9月11日(日) 栃木県真岡市 井頭公園運動広場
OPEN 9:30 / START 11:00 / CLOSE 19:30(予定)
出演: HY / 斉藤和義 / [Champagne] / Sonar Pocket /
フラワーカンパニーズ / THE BAWDIES /
MONGOL800 / ストレイテナー  (OA:大知正紘)



今年の夏最後のイベント。
私にとっても、フラカンにとっても。


早起きして上野発の快速で宇都宮へGO。
去年は東京発のツアーバスで参加で、
宇都宮駅からのシャトルバスの様子がわからなくて
不安だったのだが、乗り場はわかりやすいとろにあるし、
混雑もしていないし、なかなか快適だった。
30分強で会場に到着。
入場もスムーズ。

まずは基地の設営。
シートエリアの端っこのわずかな木陰を狙って、
シートを広げる。
ピーカンではないものの、たまに射してくる陽があたると
ジリジリと焦げるようだし、気温も高い。
だから、日陰に入ると、ほっとするね。

ぼーっとしてて、司会の人の話とか聴いてなかったんだが、
真岡市長からの挨拶があり、
震災の犠牲者の方に向けて黙祷。
慌てて姿勢を正して、東北に思いを馳せた。
“もう”なのか“まだ”なのか、半年たったんだなぁ。

あとは、物販行ったり、餃子食べたり、ビール飲んだり、
遠めにステージを眺めながら、まったりと過ごした。

私が時代遅れなんだろうけど、
ヒップホップ系の音楽の良さが、まったくわからんのですよ。
良さどころか、グループや曲を区別することすら覚束ない。
だって、全部同じに聴こえるんだもん!
誰も楽器持ってないし。
大音量でカラオケ大会やってるのを見てるみたいなもんじゃない?
ライブで見る価値あるんでしょうかね?
でも、楽しげに腕をフワフワさせてノッてる若者たちを見てて、
あー、ディスコで踊ってるような感じなのかも・・・と思った。
えっ?
ディスコって言わないの?
あっ、そうなの。
そもそも、ディスコなんて、ほとんど行ったことないけどね。

さてさて、モンパチから出動するとしますか。

スタンディングゾーンの後方で観賞。
10年くらい前、ブレイク寸前のモンパチを見て以来だな。
知らぬ間にルックスがオッサンになっていた。
それにしても、私ですら知ってるくらいのヒット曲があるというのは、
強いよな~、となぜか羨ましくなる。
もちろん、フラカン目線ですよ。

ロックの中に沖縄テイストが入ってるのが、
モンパチのオリジナリティであり、イカしてるところ。
琉球からの風に吹かれたら、踊りたくなるもんな~。
楽しかったわ。



フラワーカンパニーズ

さがってくるモンパチファンをかわしながら、前へ前へ。
ステージが高いので、5列目くらいからでもよく見える。

サウンドチェックで、竹安が出てきてたのだが、
最後に自分のマイクチェックを「ワン、ツー、ハッ、ハッ!」だって!
ちょいと驚いてしまったよ。
なんだ、なんだ?
今日はヤル気満々だな?

ジングルが流れ、登場のSEが流れ、メンバー登場。
そして、お腹に響くタイコの音。
あっ『裸の大将』だよ。
「裸の大将 ひっとっり~♪」の歌詞を変えて、
「フラカン今日も 絶好調~♪」と歌った。
あとの歌詞を思い出せないんだけど、
Aメロ部分の最後を「はじめましょうか~♪」と歌ったところで、
ジャーン・・・と終わり。
「それじゃ、いきますかぁ!!」という圭介の煽りから『真冬の盆踊り』

というわけで、いきなりヨサホるパターン。
新鮮でいいね。
しかも、体力あるからまだまだ頑張れるよ!
っと、気合い入れたわりにはあっさり終わった。

フラカンは去年に続き2回目のベリテン出演だけど、
ミスコニだけは、初!
今年、呼んでもらえて本当によかったね。
今日のミスコニのドラムが(とくに『切符』のとき)
いつもにも増してキレてたように感じたのは、
私の気のせいではないと思うよ。

『この胸の中だけ』は、この前、フォー爆で演った
カントリー・フォークなヴァージョン。
オリジナルよりこっちの方が好きなんだよなぁ。
その私の思いが通じたのだろうか。(妄想)
そして、どのヴァージョンでも
「夢中になれるもの持ってるってことだろ」と言う圭介と
竹安ギターに泣かされる。

圭介も口では「暑いー!」とか
もし来年も呼んでもらえたら、
「あと2バンドくらい後でお願いします!」とか、
(たしかに、めちゃくちゃ暑かった!)
弱気な発言してたけど、動きはキレがあったし、
『東京タワー』での気迫は凄かった。
目を剥いて身を乗り出して、力の限り声をふり絞る圭介。
私は、こういう圭介が愛しくて愛しくて、
その姿を確認するために、フラカンのライブに通ってるのかもしれないな。

短い持ち時間の中で、充分、完全燃焼させたんじゃないだろうか?

ダラダラしたMCを削って、タイトにまとめてきたなぁ、
という印象のセトリ。

 裸の大将(イントロのみ)
 真冬の盆踊り
 切符
 この胸の中だけ
 元少年の歌
 東京タワー
 チェスト
 ラララで続け!



フラカン終わりで、一旦、休憩&ランチライム。
スイカとか梨とか、果物をかじると、
体に染み込んでくみたいに美味しく感じた。
あっ、サフィレットさんにいただいたプチトマトも、激ウマ!
ごちそうさまでした。

フラカンの物販まで行くと、グレートを発見したので、
サインをもらうことに。
もちろん、一人だったら絶対に近づけないんだけど、
今日は心強い同行のお二人がいたのでね。
そのお二人は、ちゃんとグレート社長と言葉を交わし、
Tシャツやタオルにサインを貰ってたけど、私は遠慮しときました。
なぜって?
やっぱ、緊張するんだもん。
「いえいえ」と遠慮する私を見て、
社長が気を悪くしてるといけないので弁解しとくと、
なんだかんだいっても、フラカンのメンバー全員、
私にとってはアイドル的存在なので、畏れ多くて近付けんのですよ。
そういうことなのですよ。



スペアザは、今年も、”ながら”でまったりと楽しませてもらった。
うーん、夏っぽいサウンドで、いい感じ。
最後の曲は、モンパチのキヨサクがゲスト・ヴォーカルで登場。
あれ?
ヴォーカルが入ったら、なんだか・・・。
さっきまでの疾走感がひっこんで、間のびしてしまったような。
断然、インストの方がカッコよかったなぁ。



そして、ストレイテナーの間にトイレに行って、後方で待機。
次、せっちゃんだからね。



というわけで、続く。
短くまとめるつもりだったのに無理だった・・・。

2011年9月11日日曜日

天月@Live Spot Terra

天 月
湯川 トーベン(Vo.B.G)
田中“ヤッチ”裕千(G.Vo)
向山 テツ(Dr)
9月9日(金) 西荻窪 LIVE SPOT TERRA
OPEN 19:00 / START 20:00
チャージ¥3,000 ドリンク別



初めて行くお店だったんだけど、
入り口の横がステージになっていて、ちょっとビックリした。
今回も開演ギリギリに入店したわけだが、
本当に間に合って良かったわ。
途中入場できる雰囲気じゃないもの。

席をリザーブしていたので、
スタート時間も迫ってるし、やや慌てて席に着く。
で、ステージを見て、ドキリ。
一番近いところにベースがセッティングしてある。
いや、私、予約入れるときに何かお願いしたとか、
そんなことないんだよ。
なのに・・・ありがとうございます。

ビールを半分ほど飲んだところで、始まった。

まず、爆音でビビった。
こんなお洒落っぽいお店で、そんなに出しちゃうの?
ご近所さんから苦情がくるんじゃないかと
心配になるほどでしたわ。

ギターのヤッチさん、初めて見ました。
すっごいカッコよかったなぁ。
メインのギターはテレキャス。
歯切れのいいリズムが、気持ちいいなー。
いかにもな、テレキャスらしい音がしてた。
あと、ワウ使いも渋かったー。

「天月(てんつき)」は、
「天使の月」という曲名からきてるのであって、
「天ぷらと月見」という意味ではありません。
が、『天ぷらと月見』という曲を今作ってるそうです、
トーベンさんが。

その『天使の月』と
『しよーもない僕 しよーもない君』が聴けたのが嬉しかった。

『天使の月』は、まぁ、バンド名の由来でもあるし、
やるだろうとは思っていたけどね。
この曲は、トーベンさんのヴォーカルがいいんだよね。
喉を絞るようにして声を出すとこが、
超セクシーなのよ。

何よりも、3人とも、楽しそうに演奏してるのが素敵だった。
なんか、一緒に音出すのが楽しくてしょうがないって感じ。

アンコールは、テツさんの弟子(?)とかいう男子が
ギターで参加して『バンドマン・ブルース』
気持ち良さそうに弾いてたな~。

最後は「GSが止まらなくなった」と、トーベンさん。
『バンバンバン』『トンネル天国』
ちなみに、『トンネル天国』は本日2回目の演奏。
「今度は、もっとサイケな感じでやろうよ」と
トーベンさんが言ったので、テツさん、叩きだす前から
サイケな動き(?)で、カウントとってましたわ。

さすが、ベテランのみなさんだなぁ、と感心してしまった。
最初に演ったときとは、全然違う印象の曲になってた。
こういうのをリハなしでやってしまうんだもんなぁ。
凄いよなぁ。

2011年9月5日月曜日

ARABAKI ROCK FEST.11 ~その4~

いったい、いつまで引き摺ってんだよ、コノヤロー。
と、すっかり呆れられてることでしょうが、
いよいよ、ラストです。(たぶん)



怒髪天をしっかりとアンコールまで見届けた後、
かなり暗くなった会場内を、津軽までダッシュで駆けた。
想像したとおり、
小じんまりとした津軽のステージ前に人が溢れていた。



MANNISH BOYS

シートを撤収してきたので、かなりの大荷物を抱えながらも、
人の隙間をすり抜け、できるだけ前へ。
なんとか、二人の姿がチラ見えするくらいのポジションを確保。
なんといっても二人とも座ってるし、
津軽のステージはちょっと低めだったので、厳しかったわ~。

せっちゃんと達也さん。
二人だけのステージ。
すっごく楽しみにしてたのだ。
この前のUstreamでの二人のセッションを見逃してしまったのが
悔しくってね~。

1曲目、知らない曲だったけど、
歌詞の内容を聴いてみると痛烈な社会批判で
サビが「ウッキキッキー!」って。
ああ、これが噂の『猿の惑星』か。
すごくカッコいい曲だったなぁ。

この後『僕の踵~』『バカにすんなよ』と、
お馴染みのせっちゃんの曲が続くのだが、
この選曲、私にはツボ。
せっちゃんのロックでハードな部分を前面に出した曲だからね。
このアコースティックセットで、
敢えてこれを演るというのがたまらん。

期待していたけれど、その私の期待をはるかに超えて、
達也さんのドラムが素晴らしかった。
よく知ってるせっちゃんの曲がとても新鮮に聴こえたもの。
上手くいえないけど、出来上がったものを一度解体して、
もう一度組み上げたような、そんな印象。
確かに同じ曲なんだけど、別のものみたいに聴こえたりする。
せっちゃんの歌やギターより前に出てくるわけじゃないんだけど、
すっごい存在感のあるグルーヴ。
創造するドラマーなんだよね、達也さん。
観ていて、何度も、うわぁー、と呻いてしまったよ。

それにしても、
MCの脱力感にはまいった。
せっちゃんはいつもどおり、下ネタ全開でふにゃーっとしてるし、
達也さんは、あんな神懸かったドラム叩いた人とは思えないほど、
脳天気なトーンで「危険人物だー!」とか
「俺も、そのペイチャンネル(もちろんAV!)見たーい!」とか
「NUKEって、どういう意味ー?」とか
強面で体中にタトゥーを纏ってるくせに、軽すぎだろー!

『ずっとウソだった』は、みんな歌ってたね。
どんな大ヒット曲なんだーってくらいに。
もちろん私も歌えるよ。
YouTubeってすごいな、と思った。

全編とおして観て、
せっちゃんの内なる怒りのようなものが表れたステージだった
・・・ような気がする。
斉藤和義のソロ名義のアクトとは、
はっきりと色分けができてるんじゃないかな。
メインの方のステージ観てないから断言はできないけど、
この小さいステージで達也さんと二人だけで奏でる
せっちゃんの音楽は、すごく自由で伸びやかに聴こえたなぁ。
ストレートに自分の思いを乗せた音を鳴らしていたもんなぁ。

最後の『Summer Days』のメロディーが
夏の終わりを告げているようで、少しせつなくなった。
今日のこのお祭りも、もうすぐ終わってしまうんだなぁ。


 猿の惑星
 僕の踵はなかなか減らない
 バカにすんなよ!
 オオカミ中年
 ずっとウソだった
 Summer Days





GTGGTR祭

いよいよメインの陸奥ステージで、大トリの大ギターセッション祭。
メインのバンドはGRAPEVINE+THEATRE BROOK+α
というわけで、個人的には、
イマイチ燃えない(萌えない?)感じなのだが、
いろんなゲストが出てきて、見所は多そうだ。

最初にスタッフさんからの挨拶&説明があり、
ダメ元でオファーした世界的大物アーティストの
映像からスタート。
・・・なんと、U2だった。
うひょーっ、そりゃ思い切ったわねぇ。

その間にステージ上にメンバーが登場。
ズラーっと並んだギターアンプが壮観。
このセッションのホスト役であるこのバンドだけで、
すでにギター4人も居るからね~。

後ろにいるコーラス隊の中にようこさんを発見。
遠目に見ても、すぐにわかる。
ようこさん、なにげに存在感大きくて、目立つ。
その両隣は真城さんとレヨナちゃん。
このコーラス隊だけでも、めっちゃ豪華なんですけど。

このバンドで3曲くらい演ったかな。
『レイラ』とか『ホテル・カリフォルニア』とか。

最初のゲストは髭の須藤さん。
私はよく知らなかったのだが、茶目っ気たっぷりの
可愛らしい人だった。
曲は、ジミヘンの『Purple Haze』と思わせといて、
『さよなら人類』を歌って帰っていった。

そしてデリコのお二人。
デリコの音楽にはあんまり興味はないのだが、
ちょっとナオキくんのことは好きだったりする。
ギター少年がそのまんま大きくなったような雰囲気で、
すっごい楽しそーにギターを弾くところがね、ステキなのですよ。

タイジもバイン田中くんも、「緊張するわー」という
山本恭司さん登場。
そういえば、怒髪天の裏でBOWWOW演ってたんだよね。
BOWWOW見られなかったけど、ここで恭司さんが見られて良かった。
それにしても、ルックス変わらないよな~。
曲は『20th Century Boy』
グラムロックが似合いますなぁ。

次、せっちゃんと吉井さんが二人一緒に登場。
この二人のシルエットは、遠目に見ても絵になるな。
なのに、喋ると脱力系なのがたまりませんわ。
ステージ上で「これ、Amだっけ?」と、コードの確認したり、
ぜんぜん気合いの入ってないゆるーい感じなのに、
ギターを鳴らすと、キレキレだもんね。

そして、JICKと民生、こちらも二人一緒。
JICKはいきなりテンション高く、アンプの上に上ったりしてると、
その後からのそのそと、民生が覇気なく歩いて出てきた。
民生、どんだけ子供ばんど好きなのー?
確か、今年のアラバキはこのセッションだけの出演だよね?
子供ばんどのライブは絶対見逃さない、という
強い執念を感じるよ。

曲は『ジャンピング・ジャック・フラッシュ』『サティスファクション』
もちろん、子供ばんどヴァージョンですよ!
ははは、この訳詩のアングラ感(!?)がたまらんなぁ。
JICKは、あいかわらず、ステージ中を動きまわって、
サービス精神旺盛なこと。
観客だけじゃなく、ステージにいる方々も喜んでたように見えたよ。

民生もタイジも、これを聴いてた当時は
「子供ばんどの曲だと思ってた」のだとか。
あー、わかるわかる。
私も『サマータイム・ブルース』は、完璧にそう思い込んでたもん。
詞の乗せ方とか絶妙だしね~。

で、ギタリストを目指すなら絶対に弾けなきゃいけない曲
『ジョニー・B・グッド』
あまりのギターの多さに、
途中からJICKはほとんど弾いてなかったんじゃない?
はしゃいだように動き回ってはいたけれど。



・・・と、ここまで見たところで、私のARABAKIは終了。

バスでどれくらい待たされるかわからないし、
さっきから、水が切れてしまって、そろそろ危険な状態だったので、
JICKの退場と共に陸奥を後にした。

一彦さんのツイートで、最後に出ることは知ってたんだけど、
それまで待てなかったわ。

そしたら、この後、チャボが出たんだとか。
あー、見られなくて残念。

それでも、充分に楽しめたからいっかー。

なんだか締まらん終わり方だけど、ま、いっかー。

2011年9月4日日曜日

ARABAKI ROCK FEST.11 ~その3~

というわけで、
チャボに後ろ髪を引かれながら、SIONの磐越へと向かった。

磐越ステージ・・・遠いよ~。
その上、朝歩いたときと違って、人が多くてなかなか前に推めない。
津軽を離れたとき、すでにSIONのスタート時間2分前くらいだったから、
最初の10分くらい見られないのは覚悟してたけど、
移動の渋滞で、ぜんぜん間に合わなかったりしたら、
何のためにチャボを諦めたのか、わからなくなる。
そんなのイヤだーーー!

っと、人と人の間を小走りですり抜け、
見知らぬお兄さん(シオンファンだろうな)とデッドヒートをしつつ、
磐越に近づいてくると、音が聴こえてきた。
ああー、もうちょっとー!
そこからは、もう惜しみなく力をふり絞って、
磐越まで駆け抜けた。



SION & THE MOGAMI

良かったー、間に合って。
もちろん、途中からだったけど。

ステージ前は混み合っておらず、
なんだかんだと、スルスルっと前の方まで行けた。
もちろん、一彦サイドである。
私がこんなに頑張って走ってきたのは、
野外のステージで鳴らす一彦ギターが聴きたかったからなのよ。
SIONもTHE MOGAMIも魅力的ではあるけれど、
一彦ギターが一番の目当てだったのだ。

一彦さんのギターはグレッチ。
お馴染みの音色、やっぱカッチョいいねぇ。
大きいステージに立つ一彦さん、いい眺めですわ。

バンドのTHE MOGAMIも、
池畑さん、トミーさんとルースターズのリズム隊を擁した
濃いメンツで、聴き応え充分。
素晴らしい。

けど、SIONの存在感が圧倒的過ぎた。
どうしても、そちらに目を奪われてしまうのだ。
今まで、SIONがこんなに凄いシンガーだとは思ってなかったよ。
ハスキーというより、ダミ声と言った方がしっくるくるような歌声が、
ビンビン響いてくる。

「アイツがいないと、俺は何にもできないんだよ」と
津波の被害にあった奥さんの行方を
探し求め、途方に暮れるオジサン。
その姿をテレビで見て、作ったという曲。
「そのオジサンに捧げます」とSIONが言ったその曲。
もう、ただただ泣けて泣けてしょうがなかった。
悲しいだけじゃない。
SIONのあのダミ声が、そのオジサンの魂を癒すための
レクイエムそのものに聴こえたから。
私の魂も揺さぶられたのだ。

曲の終わり、SIONは膝まずき、
まるで天に祈りを捧げるシャーマンのようだった。

その後も、ライブは続いたのだが、
私はなんだか、さっきのシャーマン=SIONにやられてしまって、
気持ちの切り替えができずに、
ボーっとしたままステージを見ていた。

で、気付いたら終わってた。

いや、決して後悔してるわけじゃないんだよ。
あんなに揺さぶられる歌が聴けたんだもの。
なかなかできない体験だと思うもの。
うん、良かったよ。




ここで一息入れて、本日の三杯目。
この後のスケジュールを考えると、
今を逃すと、まともに食事をする機会が無さそうなので、
ここで、食事タイム。
ちょうど美味しそうなグリーンカレーがあったので、
ARABAKI BLUESのセッティングを見ながら
カレーをいただく。
そしたら、スタッフの中にQ太郎さんを発見。
あー、ポリシックスについてきてるんだなぁ。
次、ポリのヤノくんも出るからね。

さぁ、そろそろ移動しましょうかねー、と立ち上がったところで、
ARABAKI BLUESが始まった。
スマイリー原島さんがMCをして、最初のメンバーを呼びこむ。
池畑さん、渡辺圭一さん、ベンジーということで、
JUDEですね。

ここで色気を出して、聴き始めてしまうと、
二度とここから動けなくなること必至なので、
足早に磐越を後にする。
後ろから、ベンジーのギターの音色が聴こえてきて、
数十分前の私のように、
「あー、始まってるー」と言いながら駆けてくる人たちとすれ違う。

と、歩き出したものの、実はまだ心が決まりかねていて、
怒髪天かエレカシか、迷っていたのだ。

途中、花笠ステージのアクト終わりと重なってしまい、
大渋滞に巻き込まれた。
やっぱり移動を優先して、それから食事にすればよかったかな。

結局、この移動でかなり時間がかかってしまったので、
あのアジカンの混雑っぷりを思うと、
陸奥のエレカシは厳しいだろうと判断。
まっすぐ荒吐へと向かった。




怒髪天

怒髪天、久しぶりだなぁ。
それにしても、すっごい人、人、人。
私がシートを設置していたかなり後ろの方まで、
人が溢れていた。
この後の移動のことも考えて、
ここは前に突っ込んでいかずに、後方で楽しむことに。

増子さんは
「ここにいるのは、カッコいいのがキライな奴らだな」
「ARABAKI BLUESとか、今頃、しっぶーいのやってるぞ」
「今宵、月は・・・出ない!」
とか、かなり裏のアクトを意識した発言してたね。
かなり強力なのが被った時間帯だものね。
なのに、こんなに大勢集まっちゃって、
今の怒髪天の快進撃ぶりには目を見張るものがあるわ。

そして、今日の怒髪天は一味違った。
最近ライブを観てないから、はっきりとは言えないけど、
いきなり『はじまりのブーツ』を持ってきたり、
お祭り騒ぎでドカーン、というようなフェスっぽいノリじゃなく、
熱い思いがこもってるように思えた。

悲しい思い出を消すことは、俺らにはできない。
でも、楽しい思い出を一つ、作ってやることなら、
俺らにもできる。
・・・って。
あぁぁ、もう、増子さーん。
これ以上泣かせないでよー。

 はじまりのブーツ
 男は胸に
 キタカラキタオトコ
 そのともしびをてがかりに
 酒燃料爆進曲
 ニッポン・ラブ・ファイターズ
 喰うために働いて 生きるため唄え

いやいや、まさか、怒髪がこれで終わるわけがない。
荒吐のトリだしね。
お客さんの拍手が鳴り止まず、アンコール。

「バンバンいっとくかぁ?」と『オトナノススメ』
私も思いっきりバンバンしたよ。
ここは、中途半端なことしたら後悔する気がして。
だからもう、思う存分楽しんでやれ、と。

そして、間髪入れず、ラーララーラーと『サスパズレ』
そうそう、そうこなくっちゃ。
やっぱりお祭りの最後は、コレが聴きたいし、大声出して歌いたい。

やっぱり、怒髪天は熱くて、ちょっぴり泣かされたが、
最高に楽しかったなぁ。
いろいろ迷ったけど、怒髪天を選んで悔いなし!




と、余韻に浸る間もなく、津軽へとダッシュ。

ええ、まだ続くのだよ。
長ぇなー。

2011年9月2日金曜日

ARABAKI ROCK FEST.11 ~その2~

子供ばんどが終わって、さてどうしよう。
当初はandymoriを観る予定にしていたのだけれど、
移動を考えると、ちょっと厳しいのでパス。

というわけで、軽くランチ&本日の2杯目をキメる。
やっぱり、青空(ちょっと雲が多いけど)の下で飲むビールは
格別に美味い。
荒吐ステージ後方で、Heavenstamp、He のライブを眺めながら、
いい気分で、ウトウトしてしまったらしい。
頭の中で音楽は鳴っていた覚えはあるのだが、
あっという間に時間が経っていて、タイムワープしたような気分。

陸奥でアジカンをチラ見しようと行ってみたけど、
人が溢れかえっていて、ステージの見えるところまで辿り着けず、
断念して、チャボが始まるまで津軽で待つことにした。

津軽は、ステージ前にベンチが幾つか置いてあって、
まったりとした長閑な雰囲気。
ステージを見ると、特別にデザインされた舞台らしく、
和っぽくて可愛らしい装飾が施されていた。
ワイヤーアートというのかな?
猫の形のオブジェがプリティーだったなぁ。
あれの小さいレプリカでブローチかなんかがあったら、欲しい。




仲井戸麗市「津軽のまほろばSESSION」

津軽にはサブステージがあって、
そちらで津軽三味線の演奏が5分くらいあった。
それが終わって、まほろばSESSION BANDの登場。
メンバーは、Vo&Gt 仲井戸麗市、Ba吉田建、
Dr村上“ポンタ”秀一、Key伊東ミキオ
つまり、3G+キーボードのミキオさんってことですね。

「まほろばSESSION BAND、本日デビュー!
そして、本日解散!」という、このステージのためだけの
スペシャルバンド。

実は、チャボを生で見るの初めてなのよ。
うーん、自分でも意外なんだけど、機会がなかったんだよね。
初めて見るチャボの若々しさにビックリした。
これで還暦とか、あり得ないわ。
ステキ過ぎる。

ポンタさんのドラムも、初体験。
これまた、個人的な思い出話なんだけれど、
高校のときの親友がドラムを叩いていて、
その彼女が使ってたスティックが、村上“ポンタ”秀一モデル。
ちゃんと聴いたことないけど、
きっと、めちゃくちゃドラムの上手い人なんだろうと想像してた。
そんな高校時代のことを思い出した。

このバンド、チャボのギターがカッコいいのは当然のこととして、
ポンタさんのドラムが渋かったんだよ~。
なんていうの?イブシ銀てやつ?
なんなんだ、あのグルーヴ。
チャボのブルージーなギターと絡み合って
超、気持ちいいんだよ。

この4人でカバーを含めて3、4曲演った後、
チャボが一人目のゲスト、曽我部さんを呼び込む。

曽我部さん、なんだか見るたびに、その・・・貫禄が・・・。
着々と成長なさってるようで。
でも、その貫禄は見た目だけじゃなく、
歌の方もド迫力で、鳥肌もんだった。

チャボの曲『ONE NITE BLUES』を曽我部さんが歌ったんだが、
こいつが凄かったのだ。
チャボのギターが素晴らし過ぎて、
ちょっとやそっとのボーカルじゃ太刀打ちできないだろうところを
見事に歌い上げて、負けてなかったもんね。
ホントに、凄いもの観たな、と深ーい溜息が出た。

曲が終わった後のMCで、
この曲はもうできないと諦めていたけれど、
彼のおかげでまた演ることができました。
というようなことをチャボが言っていた。
そうか・・・やっぱり、今のは相当レアなもんだったんだな。

二人目のゲストは、寺岡呼人。
呼人は、チャボさん大・大・大好きオーラ全開。
微笑ましかったなぁ。

で、『飲んだくれジョニーを探して』(だったっけ?)という
呼人が作った曲、これがねぇ、ちょっと、ヤラれた。
飲んだくれジョニー=チャボ という設定で、
少年が憧れの人を追いかけて、
やがて一緒のステージに立つ日がくる、という
そのまんま呼人本人を歌ったような曲。
歌詞とかベタベタで、臭いっちゃあ、臭いのだが、
なぜか、これがズドーンときた。響いた。沁みた。
涙が出た。

べつに、呼人ファンではないけれど、
(っていうか、どちらかというと、ちょい苦手なタイプ)
呼人が、チャボさんとステージに立っていることが
嬉しくてしょうがないという気持ちを、なんの衒いもなく、
直球ド真ん中に投げ込んでくる姿勢に感動させられてしまった。
真っ直ぐに投げると、ちゃんと響くようになってるんだね、
人の心ってヤツは。

そして、三人目は土屋公平・・・ってか、蘭丸ね。
おおー、蘭丸・・・やっぱり、それなりに丸くなってたけど、
まぎれもなく蘭丸だ。
つまり、麗蘭ですね。

と、ここで、ちょっと時間が気になり始める私。
ああ、そろそろ移動しないと。
磐越まで行かなきゃならないんだよ~、SIONなんだよ。
でも、もう少しチャボ見たいな~。
なんて逡巡してるうちに、1曲終わってしまった。
おかげで、ぜんぜん記憶に残ってない。

えーい、行くぞ!
SIONの磐越に!
っと、チャボへの未練を断ち切って、小走りに磐越へ向かった。




と、その3へ。
まだまだ続くよ。

2011年9月1日木曜日

ARABAKI ROCK FEST.11 ~その1~

ARABAKI ROCK FEST.11
2011年8月27日(土)・28日(日) エコキャンプみちのく

※私は28日のみの参加



レポというか、感想文。

子供の遠足のように、前日からワクワクそわそわ。
それで、美容院に行ってボブをオーダーして、
仕上がりを見て「誰かに似てるなぁ」と、思いを巡らすと、
あっ、加藤さんだ!コレクターズの。
そうだねぇ、モッズかもねぇ、なんて思っていたのに、
家に帰ると「ヘンな髪型やなぁ」
「あれに似てる、山ちゃん!」
んん?どちらの?
「南海キャンディーズの山里!」と言われてしまって、
若干、凹んでいたというようなところから書くと、長すぎますかね?
いや、結局書いてしまったけどね。

それでは、時間はビューンと流れて
夜行バスで仙台に着いた辺りへ飛びましょうか。

そう、新宿からの夜行バスで仙台へと向かったのですよ。
ここで特筆すべきことがひとつ。
着圧ソックスは素晴らしい!!ということ。
私、すぐに足が浮腫む体質で、
バスに長時間乗ったりしたら、
もう、靴なんて履けなくなっちゃうわけよ。
ところが、着圧ソックス(おやすみタイプ)のおかげで、
かな~り、楽に朝を迎えられたのだ。
ほとんど浮腫まなかったから、靴もスルリと履けたし、
脚のダルさもない。
本当に、これは素晴らしい。
これから乗り物で長距離移動される方には、ぜひオススメしたい。

あっ、また余計なことを書いてしまった。

それでは、さらに時計の針をビューンと進めて、
会場内に入ったところからいきましょうか。

まずは、物販ブース。
Tシャツは、もうすでに着てるからいいとして、
フード付バスタオルと奈良さんのイラストの缶バッチを購入。
子供ばんどTシャツも欲しかったんだけど、あのバックプリントの
「子供ばんど参上」と入ってるのが、恥ずかしくて着られない。
普段着として活躍できないTシャツは、ノーサンキューなのだ。

それにしても、ホルモン人気は凄いな~。

初めてのアラバキで、勝手がわからないので、
入場口から一番近い荒吐ステージの後方に基地を設営。
といっても、小さめのレジャーシートを簡易ペグで固定しただけ。

子供ばんどまでには、まだまだ時間があったので、
広い会場内を一通り歩いて散策。
タイムテーブルだけでスケジュール考えてると、
移動に時間がかかって失敗することがあるからね。
陸奥から磐越まで、けっこう歩いたわ。
朝のまだ人出が少ない時間帯でこれだけかかるとなると、
各ステージのアクト終了後とか、
かなりの大人数が一度に移動するようなタイミングだと、
混雑で大渋滞に陥るのは簡単に想像できた。
これは、余裕を持ってタイムスケジュールを組まないと無理だな。
ということで、幾つかの「チラ見でもできればいいナ」と
思っていたアクトをすっぱりと諦めることした。
andymori、黒猫チェルシー、ARABAKI BLUES・・・などなど。

荒吐の基地に戻り、本日の一杯目をやりながら
O.Aのオワリカラをぼんやり見る。
なんか若くてキラキラしてたことだけは確認できた。

では、そろそろ出陣ですかね。


子供ばんど

今日の私のメインディッシュ。
30分前からステージ前で待機する。
陸奥という一番大きいメインステージの一番手なので、
人が集まるか心配してたんだけど、
スタート時間が迫るにつれて、どんどん人が集まってきた。
良かったぁ。

まだかな~、と舞台の袖を覗き込むと、見覚えのある姿が。
トーベンさんだ!!ゆうさんもいる。
今日の衣装は白Tシャツだ。
よーし、だんだんテンションが上がってきたぞ。
あれ?あれはJICKか?
ああーっ、ヘルメットアンプ!?
な、な、懐かしいっ!
今日はそこまでやる気なんだな、そうなんだな。
こ、こ、興奮するぜ。うぉーーー!
しかも、コーラスの最終チェックなのか、生歌まで聴こえてきた。

そんなこんなで、
そろそろ開始の時間だなぁと何気なく辺りを見回すと、
何かが視界の端っこに引っかかった。
観客ゾーン横に立っている遊具(ジャングルジム?)の天辺に
ヘルメットアンプにミニギターを持ったJICKが立っている。
私の周りの人たちは、まだ誰も気付いていなかったようで、
「あーーーっ!」と私が思わず上げた声に反応して、
みんなふり返って「おぉー!」と、どよめきの声。

さすがにミニギターの音は聴こえなかったけど、
大きく手を上げたりして、観客にアピール。
ま、さ、に。
これぞ、子供ばんど。
やってくれるわー。
これを見れただけで、アラバキまで来た甲斐があったよ。

と、その間にメンバーがステージに登場していた。

JICKはステージに駆け上がってきて、
頭上のアンプをマイクの位置になるように屈みつつ
ミニギターを弾くも音が出ない。あれっ?
アンプのスイッチが入っていなかったのだ。
ま、そういうこともありますよね。

1曲目の『ロックンロール・トゥナイト』は、朝バージョンてことで、
「朝から気の合う奴らと Rock'n'Roll~♪」
他にも『TOKYOダイナマイト』は、
もちろん「ARABAKIダイナマイト」となってましたよ。

とにかく、JICKの弾けっぷりが凄かったな~。
こんな元気にステージを駆けまわる54才がいていいのか、オイ。
もちろんPAスピーカーの上だって上っちゃうよ。
しかもニッカニカな笑顔をふりまいててさ。
ホント、あんたはまだまだ子供だよ~ってくらいの無邪気さに
ヤラレましたよ、トキメキましたよ。
JICKは、幾つになってもJICKなんだよな~。
23年間もいったい何処にいってたの??

トーベンさんもタニヘイさんも(ゆうさんはシンバルで顔が見えなかった)
笑って見てて、超楽しそう。
はぁ~、トーベンさん、かっこいいぃぃ。
何度見ても、惚れ直してしまうなぁ。

当たり前かもしれないけど、
トーベンさんはJICKのこと、すごく好きなんだと思う。
あっ、ヘンな意味じゃなく、ね。
コイツは凄い奴だぞ、と認めてるっていうか。
とにかく愛を感じるんだよ、うじき愛。
だから、JICKのパフォーマンスを見守ってるときとか、
いい顔なさってるのよ。
そして、その顔を見て、私もいい顔に。(なってるハズ)

あれ?また無駄なこと書いて長くなってしまったね。
これ、レポじゃなく、感想文なのでしょうがないね。


セトリは公式サイトのゆうさんの日記よりいただきました。

 ロックンロールトゥデイ(トゥナイト朝バージョン)
 頑張れ子供ばんど
 ドリーミン~ハートオブマッドネス~ドリーミン(お馴染み)
 マンモスの唄(新曲)
 ロックンロールウィルネバーダイ
 アラバキ(東京)ダイナマイト
 サマータイムブルース

そうそう。
『HEART OF MADNESS』演ったんだよ~。
そう、北斗の拳ですよ。
この曲には、ちょっと思い入れがあるのだ。
当時、高校生で軽音楽部だった私。
コピーして文化祭で演ったんですよ、この曲。
私の担当楽器はベース!!
いやー、懐かしいっ。
発売当時、すでにトーベンさんは脱退していたし、
トーベンさんがいた頃の子供ばんどを私は知らないんだけど。
私が二十数年前にコピーして弾いたベースラインを
(もちろんアレンジによって変わってるんだけど)
大好きなトーベンさんが弾いてると思うと、ちょっと感動。
すっごく幸せな気分になった。

『マンモスの唄』も馴染んできたなぁ。
最初に聴いたときは、ちょっと「ん?」って感じだっけど、
すっかり、ハマりましたよ。
だって「オレはスゴいぜ~!」って、トーベンさん!
キャーーー!(意味不明)

最後はお決まりの『サマータイム・ブルース』
JICKは駆け回り、ギターを弾きたおし、
フロント3人並んでネック上げ下げして、
と、お馴染みのパフォーマンス全開で大盛り上がり。
私も完全燃焼。
JICKはステージを去るときも駆け足で、元気よく去っていった。

うーん、それにしても・・・、
JICKがTシャツをインしてるのが気になるんだな~。



というわけで、その2へ続く・・・。