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2015年4月28日火曜日

THE 3rd STAGE 23th ANNIVERSARY ~チャイバナイト~ @THE 3rd STAGE

THE 3rd STAGE 23thANNIVERSARY ☆ チャイバナイト 
THE PRIVATES , 石橋勲BAND , ScarsBorough , mock heroic
2015.04.25(土) 本八幡 THE 3rd STAGE
OPEN 18:00 / START 18:30
ADV ¥2,500 / DOOR ¥3,000



Twitterを眺めていたら、アラバキに行かれてる皆さんが楽しそうで
羨ましくて、居ても立ってもいられず、地元のハコヘ出かけることに。

そう、本八幡は家からバスで15分~20分ほどの距離。
サードステージは、我が家から最も近いスタンディングの
ライブハウスなのだ。
地元民としては応援しないとね。

4バンドも出るようなイベントは、中高年にはちょっとしんどいので、
途中から入場。
お目当てのプライベーツは、どうせトリだし。


石橋勲BANDは、店長の石橋さんのバンド。
前にも観たことあるんだけど、いつの間にか石橋さん、
スキンヘッドになってらした。
かなりいかついルックスですな~。

ベースの方が事故で足を骨折してしまっているらしく、
今日のベーシストは、以前在籍されてた元メンバーの方だった。
そういえば、さっきフロアの隅に松葉杖の方を見かけたけど、
あれが本来のベーシストさんだったのかな?

オーソドックスでわかりやすいロックンロールで、
楽しく踊らせてもらった。


トリはもちろん、THE PRIVATES
はじまったとき、すでに21時を回っていたし、
持ち時間は45分くらいかなぁ、なんて思ってたのだが、大間違い。
たっぷりと1時間以上演ってくれたので、完全燃焼。
めちゃめちゃ楽しかったよーー!!

ほぼノンストップで途切れのないステージングは、いつもどおり。
踊らされっぱなしだぜ。
『BOOGIE GO GO』では、ちゃんと真っ暗になったし。

都内のライブハウスと同じことを演ってるはずなのに、
地元のハコで観るのは、何かが違う。
本物のロックンロールバンドが、わが町にやってきた!という
なんともいえず、感慨深い思いがするから不思議だ。

「珍しく歌詞に地名が入ってて、しかも千葉なんだよね」
という曲紹介で『キッスを、もう一度』
そうか、確かに、九十九里の~♪って歌ってたわ。

そばに高校生らしき男の子たちの集団がいたのだけれど、
彼らが、めちゃめちゃ興奮して盛り上がってたのが可愛かったな~。
どうやらバンドをやってる子達みたいだったんだけど、
延原さんのスケルトンのギターが出てきたときとか、
本当に目を輝かせて見つめていたもんな~。
あぁ、こうやって、ロックンロールが繋がっていくんだな。
そう思うと嬉しくなっちゃったよ。



エレベーター№9
MEMPHIS TRAIN
WASTIN' TIME
キッスを、もう一度
リメンバー
I'M READY
GAKKO SHUFFLE
CATFISH
DRIVE ALL NIGHT
BOOGIE GO GO
ONE MORE TIME
SPIKE DRIVER BLUES
I NEED YOUR LOVE

ROUTE 66
Suzie Q
Satisfaction



アンコールは、石橋さんも呼び込んで3曲。
延原さんのギターを石橋さんに渡して、延原さんは丸腰ですわ。
なんだか落ち着きのない子供みたいな動きで可愛いのよね。



と、終わってみると、22時半を回っていたので、
Tシャツ買うのを断念して、バス停へと急いでダッシュ。



2015年4月21日火曜日

湯川トーベン 4262ライブ@B.Y.G

~湯川トーベン 4262ライブ~
2015年4月19日(日)渋谷 B.Y.G
出演:湯川トーベンVo,g/おおはた雄一g/岩見継吾b/田嶋友輔dr
OPEN / START:18:00 / 19:00
チャージ:前売¥3,000 / 当日¥3,500(+1オーダー)


バンドの名前は、ガス抜き隊になったらしい。
おおはたくんが命名。
正式には「暮らしのガス抜き隊」なので、セカオワっぽく「クラガス」と
呼んでほしいそうだ。
(フラカンっぽくもある)

最初の2曲は、トーベンさんのソロステージ。
アコギは茶太郎くん。
ピックアップのせいなのか、アンプのせいなのか、
アコギというよりも、フルアコのエレキみたいな深くて柔らかい音がした。

なぜか、バンドの正式メンバーではなく、
飛び入りという扱いのピアノの藤原マヒトさん。
もちろん、今回もきっちりと飛び入りで。
『僕はカラス』のピアノ、良かったなー。
トーベンさんに「案の定、間違えたよね」と突っ込まれていたけど。

おおはたくんコーナーは3曲。
今日のギターはテレキャスっぽい形のやつ。
『にじみ』は、いつ聴いても、うるっときますわ。

とにかく、このバンドの自由さが楽しい。
バンマスがトーベンさんだから、当然といえば当然なのだが、
アドリブだらけ。
一番若いドラムのともすけくんが、一番苦労してるんだろうけど、
叩きながら、すっごいトーベンさんの方を凝視してるの。
どんなムチャ振りにも喰らいついていこうという、真摯な眼差しで。
いいバンドマンですわ。

今回一番驚いたのが『一週間』
まだ音源化されてない曲で、トーベンさんのソロライブでは
何度か聴いていたけれど、バンドアレンジで聴くと、
想像以上にポップでカラフルな印象に仕上がっていた。
バンドって素晴らしいなぁ、としみじみ思う。



おはよう今日一日 君は何しているの
歩いてる
僕はカラス
ハヤブサ
珈琲
小さなアンセム
にじみ
時がたてば

朝からゴキゲン
一週間
お月さんが笑ってる
食パンとミルク
ステップワゴン
ドライヴ
アルマジロ
(おやすみ)

バンドマン・ブルース
ひょっこりひょうたん島

甲州街道(ルート66)


2015年4月20日月曜日

フラワーカンパニーズワンマンツアー「Stayin' Alive」@日比谷野外大音楽堂

フラワーカンパニーズワンマンツアー「Stayin' Alive」
4月18日(土)日比谷野外大音楽堂 
open16:45/start17:30
前売¥4,200(税込/全席指定) 



驚くべきことに、いいお天気だった。よく晴れた。
それでも油断大敵。
簡易雨合羽だけは、カバンに入れておいた。

私にとって、今回で4回目のフラカン@野音。
2009年10月17日
2011年4月16日
2013年4月21日


野音に着くと、すでに物販には長蛇の列ができていたのだが、
先に来て並んでくれてたSさんのおかげで、目的のブツは全部買えたのだ。
本当にありがとうございました。
で、さっそくhotspringTシャツから、野音Tシャツに着替え、
身も心もフラカンモードに入る。

今回の席も下手の端っこ、グレート側である。
でもAブロックだから、ステージ近いし、かなり見晴らしのいい席であった。
くじ運の良くない私にしては、上出来だな。


まだ明るいけれど、少しずつ日が傾いて暮れかかってきた頃、
SEが鳴って、メンバーが登場。
特筆すべきは、グレートの衣装。
ベージュのオーバーオール(ヌーディーな色味で、一瞬裸に見えた!)に
ショッキングピンクのマラボーを首にかけている。
「ちょっと肌寒かったから、羽織ってきた」らしい。
ちょっとした防寒グッズ、羽織りものという扱いみたいよ、Gにとっては。
演奏中も、このピンクの羽が抜けて、フワフワと風にのって
野音の中を舞っていたのが面白くて、ずっと目で追いかけてしまった。
屋外で風に吹かれながら、ステージを観ていることの気持ちよさ、
その象徴みたいな気がしたから。

2曲目『永遠の田舎者』は久々だったかなー。
ありったけのデカい声で、首筋に力と愛をこめて歌う圭介の姿に
ウルっとなった。
まだ始まったばかりだというのに、手加減なしの全力投球。
跪いて少し天を仰ぐようにして、声をはり上げてる様が
キリキリと突き刺さるほどに愛しくて、愛しくて・・・。

今回のレコ発ツアーでは、毎回、ニューアルバムの曲を全曲演るという、
今までのフラカンにはないスタンスで臨んでいる。
それだけ、この新しいアルバムが、フラカンらしさ全開で
ライブ映えする曲が揃っているということなんだろう。
SONYに復帰してからのアルバムは、最高傑作だの名盤だのを目指し、
やや気負いすぎのきらいがあったのだが、今度は少し違う。
もちろん、後々残っていくものだから録音された音源も
大事に考えなきゃいけないのは当然なんだけれど、
フラカンというバンドのコアがライブにあることは周知のこと。
そのコアの部分を真っ直ぐに見据えて作った新曲たちだからこそ、
ステージで鳴らされるとキラキラと(あるいはギラギラと)輝いて、
聴衆の心をぐいっと掴む力を持っているのだろう。
次々と演奏されるニューアルバムの曲を聴きながら、
そんなことを考えていた。

「晴れたねぇ」と、今日がお天気になっとことが誇らしげな圭介。
野音といえば、雨とか異常低温とか、ずっとお天気に恵まれなかったからね。
(雨バンドだから、しょうがないねぇ・・・)

『深夜高速』は、もう10年くらいライブで演り続けてるという話。
K「だから、1年に100回として・・・10年だと・・・110回くらい???」
G「・・・?」
K「あれ?たいして歌ってないなー」
G「なんで100回と10年を足すんだよ!掛けるの!1000回だろ!」
なんていうコントみたいなやりとりがあったりして。

武道館については「みんなの協力が必要です!」と。
「武道館タオルを作ったから、フェスやイベントに持っていくように!」
「とくに日付のところが目立つように、色塗るとかして!」
人がいっぱい入ればそれにこしたことはないけど、
そうじゃなくても、きっとそれなりに達成感があると思うよ・・・って。

『未明のサンバ』→『夜明け』
まるでこの流れと逆行するように、日が沈んで辺りが暗くなっていった。
いつもジーンとしてしまう『夜明け』のアウトロでは
ステージの真っ白な照明が、夜明けの真新しい光を再現しているようで、
本当に感動的だった。



はぐれ者讃歌
永遠の田舎者
short hopes
地下室
この世は好物だらけだぜ
切符
死に際のメロディー
LOVE ME DO
すべてはALRIGHT(YA BABY)
感じてくれ
深夜高速
祭壇
未明のサンバ
夜明け
チェスト
脳内百景
星に見離された男
マイ・スウィート・ソウル

東京の朝
ロックンロール
NODE CORE ROCK'N'ROLL

ファンキーヴァイブレーション
サヨナラBABY



ゲストもサポートもなく、本当に通常営業のフラカンのライブ。
兵庫さんもブログに書いてたけど、野音のステージが
普通に似合うバンドになったのだよ!

だから・・・。
ギターを忘れちゃうほど、浮つかなくてもいいと思うよ!(>竹安)
電車に乗る前に気付いてよかったね。



最後は、高崎ライブのときにいただいたダルマに目を入れて、
めでたし、めでたし。

終了は、制限時刻の1分前だったそうな。
素晴らしい!


2015年4月19日日曜日

音楽と人LIVE2015 ローリング・サンダー・レビュー@STUDIO COAST

音楽と人LIVE 2015 ローリング・サンダー・レビュー
2015/4/18(土) 新木場 STUDIO COAST
OPEN 12:00 / START 13:00
前売7500円 / 当日8000円(全立見・ドリンク代別)




もー。
突然、オープニングアクトが発表されて、慌てたちゃったよー。

新木場コーストといったらキャパ・・・1500くらいだっけ?
その大ステージに、我らがhotspringが立つというのだもの、
行って応援せねばなるまい!
と、使命感にかられ・・・、あれれ???
この気持ち、前にも同じような気持ちになったことがあるような気がする。
・・・あーーっ、何年か前、誰かのピンチヒッターで、
急遽、フラカンがCDJのメインステージに立つことが決まった、あの時だ。
あの、ワケのわからぬ使命感が再び湧いてきたのだよ。

タイムテーブルを見ればわかるとおり、オープニングアクトの
持ち時間はせいぜい20分強というところ。
これだけの為に7500円かぁ・・・と思うと、ちょっと眩暈がするけど、
なるべく、金額のことは考えないように。

ラッキーなことに、ぴあのリセール(最近は便利なシステムがあるのね!)で
かなりな良番チケットが出ていたので、即ゲット。
最前列を確保したのである。

ほぼ定刻、いつものSEが流れて、4人が出てくる。
少しでもアウェイ感が薄らぐように、派手に手を振ってアピール。
直前に少しお話したお嬢さんは、タオルをかかげておられた。
ちぇっ、私もそれやりたかったなぁ。(タオル買わなきゃ)

広いステージが嬉しいのか、イノクチくんがピョンピョン跳んでた。
アウェイでもなんでも、目の前にお客さんがいっぱいいるだけで、
やる気がみなぎっていくんだろうなぁ。
そして、頑張って盛り上げているファンを見つけて、指差し確認。
私も確認されちゃった。へへへ・・・。
真正面だったから、三浦くんもチラチラっと見てくれたよね。

いつものライブだったら、こんな目立つようなことは
絶対にしたくないんだけど、今日は特別だよ。
なにしろ、ステージが高くて、最前でも距離あるし。
高い所から見下ろされてる感じが、ステキ!
大バコ、いいわ~。

「新木場ベイベー!」と叫んでたのが、いつの間にか
「新木場の(?)赤ちゃん!赤ちゃん!!!」って、
BABY→赤ちゃん、に変換されとった。
から~の『BABY KILL LOVE』というゴキゲンナンバー。
この曲のときのイノクチくんが大好きだ!
腰に手をあてて左右にシェイクする動きがキュート。
エアDJもキュキュッと飛び出したし、最高!

イノクチくんが一人でテレキャスを掻き鳴らしながら、
「町中のガキが~♪」と、せつなげな歌声を響かせる。
ラストナンバーは『いかすぜ今夜』
ガッチリとオーディエンスの注目を一身に集めたところで、
バンドの音がジャーンと飛び出す。気持ちいいなぁ。

やはり今日も「この瞬間」を掴もうと手を伸ばすときの
イノクチくんの目の光にやられて、胸がギューッと痛くなった。
きっと、大勢の人のハートを、あの手はもぎ取っていったに違いない。
たった4曲、たった20分だったけど、いいステージだった。
彼ららしく、熱く、お茶目に駆け抜けていったよ。
感無量・・・。


45回転
ゴールド
BABY KILL LOVE
いかすぜ今夜




この後ビールを煽り、ベンジーカレーを食べて、まったり。
せっかく7500円払ったので、もうちょっとだけ楽しんでもいいよね。
ってことで、テントステージの武藤ウエノへ。
(フラカンの物販に並んでいただいたS様のおかげです!)

ま、このステージに関してはレポなしで。
この人たちに、30分ほどの持ち時間じゃ短かすぎだよね。
いい感じにノッてきたところで終わりになっちゃうもんねぇ。
もっとたっぷりと喋って・・・いや、歌ってもらいたいわ。

ステージが低かったので、座ってるお二人の姿はほとんど見えなかったけど、
一曲終わるごとに、ウエノくんが立ち上がってお辞儀をしてくれるので、
なんとか存在確認ができた。
そのお辞儀の仕方が実にスマートで、惚れ惚れした。

MCでもいっぱい笑わせてもらって、楽しかったよ~。
(内容は割愛)

・・・と、新木場を後にして、いざ日比谷へと向かうのであった。


2015年4月17日金曜日

【緊急告知!!】新木場へ行こう!

からっきしクジ運、及びチケット運のない人間です。

・・・そう思って今日まで生きてきた。
FC先行でも良番チケットを手にすることは滅多にないし、
プレイガイドの先行で一般発売より後ろの最後方席を当てたことあるし、
とにかく、ツキに見放された女だったのですよ。
と、サラリと過去形で言ってみた。
そう!
なんか、突然、運が向いてきたみたいで、

音楽と人 LIVE 2015『ROLLING THUNDER REVUE』

これ↑↑ のライブモニター(4月18日)に当選してしまったのである。

すごーい!私って、ラッキー!!!
・・・・・・けど、もうチケット買ってしまったのだよ!!
しかも、ぴあのリセールでそこそこの良番チケットを自力で手に入れたのだよ!
7500円払ったよ!
というわけで、当選してもまったくメリットがない。
結局、あんまりツイてるとは言えないんだなぁ・・・。

というわけで、hotspringのステージが見たいけど
チケット代が高くて行けない、と諦めていた人がいらっしゃいましたら、
当方までご連絡下さい。
メールは、nemuri69☆hotmail.co.jp(☆→@ に変換)まで。
ツイッターのリプやDMでも結構ですよ。

開場前に、受付で身分証明書を提示するように指示されてるので、
どういう形で入場できるのか詳細は不明なのですが、
おそらく整列入場の最後尾に入れてくれるのではないかと思います。
12時開場ですので、11時半くらいに新木場へ来ていただく必要があります。
よろしくお願いします。

新木場から日比谷という移動も案外近くてアリですよ。
フラカン@野音に行く予定の人も、是非ご検討下さい。






2015年4月6日月曜日

ROCK'N'ROLL SHOWCASE VOL.3@CHELSEA HOTEL

DONUT presents「ROCK'N'ROLL SHOWCASE VOL.3」
2015年4月5日(日)@渋谷CHELSEA HOTEL
hotspring/テクマクマヤーンズ
OA:LAZYgunsBRISKY
Open 17:30/Start 18:00
前売¥2,300/当日¥2,800(+D代)



ずっと「and more」で引っぱってたシークレットのO.Aは、
LAZYgunsBRISKYという、可愛くてカッコいいお嬢さん方のバンドであった。
知らなかったのだけれど、3年くらい活動休止してたのが
今度再始動することになったらしく、その一発目のライブ。
本番の復活ライブ前の、お披露目的な感じだったのかな?
hotspringやテクマクマヤーンズのメンバーとも同世代で
仲良しみたいで、そういう縁で、今日の出演が決まったみたい。

なかなか骨太なロックサウンドで気持ちよかったんだけど、
英語詞だったのが残念。(語学力がないもので・・・)



先攻は、テクマクマヤーンズ。
このイベントのVol.1のときに観て、いいバンドだなぁ、と思っていたので、
今回もともても楽しみにしていたのだ。

その私の期待を大きく上回って、
前のときよりも数段素晴らしいライブパフォーマンスを見せてくれた。
いやー、ちょっとびっくりするくらいパワーアップしてたのよ。
ボーカルの亮太くん、ステージでの存在感が大きい。
んで、熱い。
若いったって、数え切れないくらいライブの本数はこなしてきてるだろうし、
今更こんなに伸びることがあるなんて…。
若者の伸びしろ、恐るべし。

お互いの曲のカヴァーを演ると、事前に告知があったので、
『45回転』とか『エレクトリック・クイーン』あたりが
テクマクマヤーンズ向きかなぁ、なんて予想していたのだが…。

「初披露の新曲をやります『黄金!』」って。
ん?黄金??
アコギとハープで、軽快なイントロがはじまり、
亮太くんが「ハタチになったら成人式になんか行かずに~♪」と歌い出した。
ひゃーー。
『ゴールド』のカヴァーだ。
すごく彼ららしく消化したアレンジになってたのが、嬉しかった。
どう料理するかということを、きっちり考えてくれたんだなぁって。
それって“愛”だもの、“愛”!

というわけで、テクマクマヤーンズ、これからも期待しております。
いいバンドです。



そして、いよいよ我らがhotspringの登場。
なぜか私は本日も三浦サイドで。

1曲目は、さっきカヴァーされた『ゴールド』
本家の貫禄を見せてやるぜってな意気込みだったのかな。
いきなり熱く、ドカーンと打ち上げたような感じ。
前のテクマクさん達のライブが良かっただけに、尚更、ドカーンといったね。

テクマクマヤーンズの曲は、たぶん『デッカバンド』という
タイトルだと思う。(nemuri調べ。まちがってたらゴメンなさい。)
RCサクセションの『ドカドカうるさいR&Rバンド』を
フィーチャーしたようなリリックで、若いバンドマンが歌うと
なんとも言えず、グッときちゃうんだよね~。
テクマクさんのオリジナルもグッときたし、ホトスプバージョンもよかった。
まぁ、イノクチくんがちょっと歌詞をとばしちゃったのは
ご愛嬌ということで。

久しぶりの曲、という紹介で『Twistin' the night away』
あーっ、これ、初めてホトスプのライブを観たときにも演ってたの。
あれからずっと聴いてなかったっけど、あのときは
夜ストとの対バンってことを考慮しての選曲だったのかな?
ミウラさん、サム・クック好きだから。

『BABY KILL LOVE』では、イノクチくんがビーチクを晒け出しまして、
・・・ごちそうさまでした。
いやー、奇天烈アクションの宝庫、イノクチワールド炸裂。
もう、たまらんです。
そんなに笑わせたら、おばさんの小じわがまた増えちゃうじゃないよ~。

全体的に、イノクチくんの機嫌がよかったんじゃなかろうか?
すんごい楽しそうで、他のメンバーに対して、
極上の笑顔で話しかけてる場面をいっぱい見た気がする。
それにちゃんと応えてくれるのは、ゴエさんくらいなんだけど。
両端のお二人は・・・クールで、カッコいいよねっ!


ゴールド
45回転
シュガーK
車輪の中
デッカ バンド(テクマクマヤーンズ)
Twistin' the night away
田舎のカーボーイ
ギャグのセンス
BABY KILL LOVE
Queema~ホリングのテーマ~
FADE AWAY
いかすぜ今夜

2053
夜の魚


ただ・・・。
あーっ、ここから蛇足部分ですので、読み飛ばしちゃっていいよ。
ただ・・・、ね・・・。

仲の良いバンドとの対バンだし、お客さんもわりと入ってたし、
すごーく楽しい気持ちになっちゃうのは当然なんだけれど、
なんていうか・・・ちょっと、物足りなかったんだよね。
ガツガツとしたストイックさが欠けていたのかな。
ステージの上だけで完結してるような内向きな感じがちょっとあったのよ。
そこから客席に向かって飛んでくるエモーショナルなものが、
もっと欲しかったなぁ・・・って。

いや・・・すんません、エラそうなこと言って。
確かに及第点のライブだったし、じゅうぶん楽しませてもらったけれど、
ほんのちょっと、少~しだけ残念な気がしたのよ。
彼らならもっと出来るはず、という私の期待度が高いせいもある。
おまけに、テクマクマヤーンズが、すっげーいいライブをして、
ハードルがぐーんと上がってしまったのでね。

あーあー。
こういうこと書くと、意地悪なババァだと思われちゃうなぁ・・・。
そうわかっていても書いてしまうのは、“愛”ですよ、"愛”!
誤解なきように!




2015年4月2日木曜日

はいからさん/ギターパンダ@440

ロックンロール期末試験
はいからさん/ギターパンダ
2015/03/31 (Tue) 下北沢440
開場19:00 開演19:30
前売¥2000 当日¥2500 (+1drink)



思い起こせば、去年のパンダ音楽祭以来のギターパンダである。
いやー、ご無沙汰しちゃったなー、パンダ師匠!

赤のグレッチをアンプに直結。
この音を聴くと、あぁ、のりをさんだなぁ、と思う。
いい音じゃないかもしれないけど、のりをさんそのものみたいに
生々しい音なので、なんとも愛しく感じる響きなんだよね。

自己紹介の歌から始まって、子供と乙女の夢をぶち壊す
パンダの正体こんな人だったコーナーで、1枚ずつ脱皮していき
カルピス・プレスリーへ。
一連の流れはあいかわらず。
もはや、古典芸能の風格すら漂う安定感。
(東京コミックショー的というべきか?レッドスネイク、カモン!)

『引き潮』は、今のこの時代だからこその重みを感じる。
ホント、自民党に殺されるくらいなら、どこか遠くの国へ逃げたいよな。
と、まったくの夢想ではなく、かなりの現実味を持って
考えてしまう今日この頃だもんねぇ。

キヨシローの『僕の目は猫の目』にキュンとなる。
のりをさんが歌うラブソングは、初々しいなぁ。
怪しげなコスプレしたおじさんが歌っているというのに・・・。

『とばせロック』を聴くと、楽しいのに涙が出る。
ロックンロールに取り憑かれたバンドマンの生き様が詰まっていて
どうしようもなくグッとくるのだ。

まったく個人的で、他人からみればくだらないことなんだけれど、
前日、若手バンドの厳しい現実を見せつけられて、
ロックって何?バンドって何?幸せって何?
・・・と、答えのない不毛な思考回路の迷宮に囚われてしまったのだ。
そんなもの、明確な答えなんてあるわけないのに・・・。
その迷宮の出口が、パンダの格好をして不意に現れたのよ。そんな感じ。
あぁ、のりをさん・・・最高!
いや、ホント。
迷ったり、煮詰まったりしてる若いバンドマンがいたら
パンダ師匠のステージを見ることをお勧めするね。
(そんな人が、このブログ読んでるとは思えないけど)
笑いの中にある、旅するバンドマンの凄味のある覚悟を感じるから。
そんなわけで、ちょっぴり涙目のコール&レスポンスになってしまった。
きっと、そんなのは私だけだろうけど。

あれっ!?
“永六輔”がなかったぞー!
(やりたかったぞー!)



そして、初はいからさん。
以前に、トーベンさんが新譜にコメントを寄せていたこともあり、
気にはなっていたバンド。
で、かみぬまくんのバンドサポートでドラムのオッキーさんを知って、
ますます気になっていたところ、パンダ師匠と対バンするっていうので
思わずチケット予約しちゃったというわけ。
こういう反射神経だけはいいのだよ、私。

はいからさんは、シンプルな3ピース。
最近ツアーをまわってきたところらしく、その充実ぶりが伝わってくる。
ギュッと密度の高いバンドの音が鳴っていたもんねぇ。
ギター&ボーカルの近田さんは、まっすぐ澄んだ声で歌う。
当然ながら、オッキーさんのドラムにのったバンドのサウンドは
軽快で心が弾む。
たーのーしーーー。

近田さんが敬意をこめて「パンダ先生!」と
呼んでいるのが、なんか可愛らしかったですわ。

実はライブの前に、ちょこっとYoutubeでチェックしてたんだけれど、
悪くはないけど、あんまりピンとこないというのが
その正直な感想。
でも、やっぱりライブは別物なのである。
PCの小さい画面で見るのとは、全然違うんだよなぁ。
これは、毎回のように思っていること。
私がライブ・ジャンキーたる所以でもある。
この一言に尽きる。「音楽は現場で聴け!」(←nemuriの座右の銘)

とにかく、近田さんの人柄がいいんだなぁ。
「いい曲を作って、いいライブをする」というシンプルで当り前のことを
丁寧にやっていこうとする姿勢がオトコマエ。
歌ってる内容は、ちょっと暗かったり内向きなところもあるけど、
それを朗らかに歌うところが、とてもいい。



アンコールは「パンダ先生」も登場。
(あっ、パンダは着てなかったけどね)
『サイコー』をオッキーさんのドラムで聴けて嬉しかったなぁ。
サイコーでしたよ。




2015年4月1日水曜日

hotspring田舎のカーボーイツアー ~夕陽の対バン編~@千葉LOOK

hotspring田舎のカーボーイツアー ~夕陽の対バン編~
2015年3月30日(月)@千葉LOOK
hotspring / The twenties / ダグアウトカヌー /
アップル斎藤と愉快なヘラクレスたち
Open 18:15/Start 18:45
前売¥2,000/当日¥2,500(+D代)



次のライブを観てからだと、記憶がコンフュージョンしてしまうので、
簡単更新しとく。

千葉LOOKは集客がよくないというウワサは聞いていたのだけれど、
・・・本当であった。
こりゃ、LOOKでライブあるときは、絶対に駆けつけなきゃいかんな。
微力だけれど、千葉県民としての責任を取らねばならんという決意表明。
(大袈裟だな・・・)

hotspringはトリで登場。
イノクチくんは赤シャツ、三浦くんとゴエさんはカーキのミリタリーシャツ、
伊藤くんは黒(?)のツナギ。

『2053』→『ゴールド』というライブの幕開けに、胸がギューッとなる。
なんだかワケもなくせつなくて、ステージの上の彼らを直視できない。
この気持ちはいったい何だ!?

しかし、そんな気持ちも『シュガーK』で、吹っ飛んだ。
「最低な俺たちだってぇ~♪」と、三浦くんの頭をホールドしにいくイノクチくん。
かわいいぞー!
キュンキュンしちゃうぞー!

で、この前「超カッコいい!」と痺れた新曲『車輪の中』
あの曲のあのカッコいいリフは、伊藤くんのベースから発せられていた。
おおぉぉっ!そうだったのか!

今回、伊藤くん前かぶりつきで観ていたのだよ。
伊藤くんのベースは、ホント、華があってカッコいいなー。
ストラップ長くして下の方にベースを構えてるところに
パンクスとしての矜持を感じるよね~。

アンコールは『コールタール』
大好きなナンバーが最後に聴けるのは嬉しいなぁ。

イノクチくんのギターと歌だけの始まり方と、
「夜は溶けたコールタール!」と、ブッツリとカットアウトするような
終わり方が大好きなのだ。
もったいぶらず、パーティーはここで終わりという宣言のようで。



2053
ゴールド
シュガーK
車輪の中
田舎のカーボーイ
ギャグのセンス
BABY KILL LOVE
いかすぜ今夜
夜の魚

コールタール