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2015年2月23日月曜日

湯川トーベン@KIDBOX (2015/02/21)

湯川トーベン ソロLIVE
2月21日(土) 亀有 music lounge KIDBOX
開店18:00 開演19:00 
席料3000円(ドリンク別)



ぎゃーーーっ!
トーベンさんのブログに私が写ってる!!!




・・・顔は写ってませんけどね!

まぁ、これを見ればわかるとおり、激近!
特等席で観させていただきましたのよ。

トーベンさんのライブだと、
これくらいの至近距離で拝見することも珍しくはないので、
慣れっこになってる・・・と思っていたのだけれど、
やっぱり緊張してたらしい。
どんなに考えても、一曲目にやった曲が思い出せないのよ。
何の違和感もなく、するっと耳に入ってきたはずなので、
ライブでもお馴染みの曲だったと思うんだけど・・・。
ダメだ。(撃沈)



一週間
サイケ
風邪
酔っ払いの唄
かくれんぼ
お月さんが笑ってる
アルマジロ
ステップワゴン
グーでバッチリ
頭の中一ぱいに続く長い道

600Vの男
島影
おはよう今日一日 君は何しているの

夕暮れのうた

風邪(2回目)
バナナ

風小僧


いつものように、セトリは私が思い出せたものだけで、
順番もいいかげんなので、ご了承ください。



上の写真ではわからないけど、トーベンさんのギターは
本日も黒のLGであった。
今回は、生音を堪能。
新しくても十分な太い音だったけど、これからもっと鳴るように
育っていくんだろうなぁ、と思うとワクワクしちゃうね。
私のギターでもないのに。

斉藤哲夫さんの『頭の中一ぱいに続く長い道』は、
本当に名曲。
けど、歌うのはとてもしんどいらしい。
そうだよねぇ、サラっと力なく歌ってしまったら、
この歌の説得力が台無しになってしまうもんね。
そこはやっぱり、しんどくなるくらい色んなものを込めて歌って欲しい。

MCでは、おおはたくんや一彦さんの名前も出て、
ひとり心の中で、ぷぷぷっ、となっていたのだ。
「アコギであんな弾き方する奴いないよ」って、一彦さんの
シキチクーンの奏法のことも。

子供ばんどの方は、鋭意レコーディング中だそうで、
5月5日には「何かやるみたいよ」ということだったけれど、
私はその日、野暮用を抱えていて身動きがとれないのだよ・・・。
あーあー・・・。



2015年2月21日土曜日

斎藤誠のPUT YOUR HANDS TOGETHER!@STAR PINE'S CAFE

「ライブ 斎藤誠のPUT YOUR HANDS TOGETHER!」
メンバー:片山敦夫(key)、柳沢二三男(g)
ゲスト:Tiger(vo)
2月19日(木) 吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
18:00開場 / 19:00開演
前売4,800円 / 当日5,300円(税込)D別 整理番号付全自由



今回リリースされた音源を聴いて、改めて、
誠さんはハッピー・メイカーだなぁ、ということを思い知らされた。
洋楽カヴァーの選曲を見ると、ハッピー・チューンで占められていて、
10数年前の「Waltz In Blue」とは趣が異なっている。
セルフカヴァーの方も、20年以上前の曲がほとんどで、
聴き比べるまでもなく、今回のヴァージョンの方が
突き抜けて明るく歌われているのがわかる。
それが、とくに意図されているというよりも、
誠さんの人柄や信念みたいなものがにじみ出ちゃって、
明るいトーンにならざらるを得ないといった感じなのだ。



ハコチケを買ったら、予想以上の良番だったので、
そそくさと最前列の端っこへIN。
真ん前だったので、柳沢ギターをたっぷり堪能させていただいた。
ふぁ~、カッコいいな~。

レコ発ライブということで、ほぼ今回のアルバムの収録曲で
構成されたセットリスト。
で、セルフカバーの方については、選曲について
ファンからリクエストを募ったりしたのだけれど、
そのリクエストで上位にランキングしたにもかかわらず、
選に漏れた曲を今回のライブでは取り上げてくれた。
それが『ララル』『今僕を泣かせて』『Oh!キャティー』の3曲。
はいはい、納得の上位ですな。

『ララル』のイントロを弾き始めてすぐ、演奏を止める誠さん。
指がつってしまったらしい。
「ちょっと待ってね」と、指のストレッチから始めて、
なぜかアキレス腱伸ばしたり、全身のストレッチへ。
その間を繋ぐために、片山さんと柳沢さんに
「じゃあ、Gのブルースで」とお題を出して、即興演奏させたりして。
結局、ちょっと不安の残る回復具合のまま演奏されたのだが、
その誠さんの不調をカバーするようなプレイを
柳沢さんがしてくれたことに、誠さんが感激してたよ。
(残念ながら、私にはどの辺のことだったのかわからなかった)

『アイ・ラブ・ハー・シー・ラブズ・ミー』の
オリジナルを演奏しているNRBQについてのMC。
彼らはアメリカのツアーバンドで、ヒット曲はないけれど、
大物ミュージシャンがファンを公言するような、
所謂ミュージシャンズ・ミュージシャンらしい。
その来日公演を観にいったときのことを、
それはそれは楽しそうに誠さんが話してくれるものだから、
私も観たくなってしまったよ。
また来日してくれないかな~。

ゲストのTiger嬢が入って、さらにハッピー・チューンは加速。
彼女の笑顔は、本当にすごいね。
あっ、もちろん歌声も。

最後は、遊びに来てた成田さんが飛び入りゲスト。
ボンゴが入った『SOMEDAY SOMEWHERE』は、
異国の風に吹かれてる感じがして、素晴らしかった。



アンコール。
誠さんが一人で出てきて、「メンバーにも、スタッフにも
言ってない曲を演ります」という。
さて、何を歌ってくれるのだろうと、じっと耳を傾けていると、
思いがけない歌が聴こえた。
 あなたのこと思うと すごく胸が熱くなるの~
あ・・・。
まさか、まさか、誠さんが「ユー・メイ・ドリーム」を演るなんて。
あまりにも不意打ちだったものだから、
涙が止まらなくなってしまったよ。

その後のMCでも、決して湿っぽくなることなく、シーナさんや
鮎川さんとの思い出話を面白く語ってくれた。
そういう切り口が、誠さんらしくて嬉しかったな~。



ある愚か者の場合
君への想い
ラブリー・デイ
或るグレイな恋
幸せのノック
キッス・オン・マイ・リスト
ララル
今僕を泣かせて
Oh! キャティー
Call Me Daddy
アイ・ラブ・ハー・シー・ラブズ・ミー
To My Old Friends
アイム・フリー
ハッピー
恋に生きよう
テイク・ミー・トゥー・ザ・リヴァー
He is a DEMOTAPE SONGWRITER
愛してるって言って
SOMEDAY SOMEWHERE

ユー・メイ・ドリーム
Paradise Soul
幸せの準備
思い出の宝物
世界は愛を求めている



デビュー当時から「山羊座のA型、優柔不断で気が小さい」と
自らのことを語っていた誠さん。
あれから数十年経って、誠さんの笑顔はより優しくなり、
それと同時に、とても頼もしくなったのを感じた。
そんなライブだった。





2015年2月16日月曜日

THE PRIVATES/hotspring/インパスターズ@紅布

TOP GEAR SHOW!!
THE PRIVATES / hotspring / インパスターズ
2015年2月15日(日)新宿Red Cloth
Open 18:30/Start 19:00
前売¥2,500/当日¥3,000(+D代)



トップバッターのインパスターズは、うーん・・・。
よくわかんないうちに終わってしまった。
終盤、キーボードの人が演奏中に菓子パンをかじってたのは
そういうパフォーマンスなんかな?地味やし、イマイチ面白みに欠けるけど。
ライブ中に「飲み忘れてたから」といって、素で薬(錠剤?)を飲んでた
竹安の天然っぷりの方が断然面白いな~、などと思ってしまった。


で、お待ちかねのhotspring!
「なんか統一感がないな~」と本人たちも言ってたけれど、
衣装がバラバラ。
イノクチくんは赤い派手な柄のシャツ、三浦くんは黒のジャケット、
伊藤くんは黒のツナギ、ゴエさんは・・・たぶん、
前回と同じアーミーシャツだったと思う。

今日は三浦くんサイドの端っこから観戦。
何度も言うけれど、イノクチのくんの横顔が好きなので、
できるだけ前列の端から見たいのである。

曲の繋ぎで、続けないで一息入れるはずのところを、
ゴエさんが間違えて続けて入ってしまったところがあって、
イノクチくんが「大丈夫?ちゃんと線引いてる?」と言ってて、
何のことかと思ったら、セトリ表に区切りの線を入れてあるか?
ということだったらしい。
からかっているような、心配してるような・・・。

新曲はヒリヒリとした感触。
こういうのも彼らの持ち味のひとつだろうけど、
せつなくなり過ぎてしまうので、お気楽で脳天気なナンバーも
いっぱい作って欲しいものだ。
これは、私の切なる願い。

なんか聴いたことある曲だなぁ、と思いながら聴いていたのだが、
「脳天を~たたきわれ~♪」
あぁ、シナロケだ・・・。
昨日の今日だからそういうこともあるかなぁ、なんて思いも
頭の隅にはあったけど・・・。
いろいろと胸が痛むねぇ、みんなもそうでしょ?
でも、ホトスプの『ビールスカプセル』は、熱く攻撃的で、
感傷に浸る余裕を与えてはくれなかった。
それでいい、それがいい。

『ホリングのテーマ』の前に「オレたちの会社のテーマ曲」と紹介。
ところが、上手くタイミングが合わず(犯人はゴエさんか?)
もう一回やり直し。
ちゃんと「スパイス!」「キーマ!」と、シャウトしたさ。
こういうインスト曲大好き!

イノクチくんの動きはいちいちツボなんだけれど、
「オレの頭はシンプルで~♪」と、頭のてっぺんを
指差すポーズが大好物だ。
アレだけでご飯3杯はいけますよーってくらいに好き。
今日もキッチリいただきましたよ。ごちそうさま。


夜の魚
45回転
ギャグのセンス
BABY KILL LOVE
NEVER MIND
Electric Queen
スピード(新曲)
田舎のカーボーイ
ビールスカプセル
シュガーK
Qeema~ホリングのテーマ~
いかすぜ今夜
ゴールド



ホトスプ終わったら、もうかなりな満腹加減で、
これ以上たいらげるのは無理かもしれない、と少々不安になる。
この感じ、最初にこのレッドクロスで観たときと同じだ。
胸に点ったロックンロールの小さな火種を消さないように、
そっと大事に抱えたまま、早く布団に潜りこんでしまいたいような
そんな気分にさせられてしまうのだ。

もちろん、本当に帰れるワケがない。
だってプライベーツなんだもん。
この前のワンマンは、アレで行けなかったから、
その分、今日のライブ(ホトスプと対バンだし!)を
震えるほど楽しみにしていたのだよ。

一発目は『エレベーター№9』だったかな?
新参者なので、セトリは公式待ちってことで、シクヨロ。

さすが、さすがのプライベーツ。
横綱相撲ですわ。
頭でっかちで、何をしてもつい理屈をこねてしまう私だけれど、
プライベーツのライブは理屈抜き。
頭の中からくだらない些事を追い立てて、空っぽにしてくれる。
叩くといい音が響きそうなくらい空っぽで軽くなった頭を振り、
腰を振り、音に身を委ねることの爽快感といったら・・・。
体中の細胞が生を歓んでいるみたいだ。

延原さんは一度だけMCでシーナの名を挙げて、
少し無理するように笑顔を作ってたのが、とても悲しかった。
まだ受け止めきれないという、戸惑いの気持ちが伝わってきたから。

「きれいな曲を演ります」と『リメンバー』の
ポップで美しいイントロが響いた。
きっとシーナに捧げられたのであろう。

『BOOGIE GO GO』では、お馴染みの暗闇プレイ。
ハコによっては、なかなか真っ暗にならない所もあるみたいだけど、
レッドクロスは本当に真っ暗!
目を開いても閉じても大差ないもんね。
あれ、演奏するのも大変なんじゃない?
蛍光テープでマーキングしたりしてるんかな~?
でないと、方向感覚なくして、マイクにすら向かえないはずだよ。

こんな暗闇、ブギーが聴こえなかったら、怖くてパニック起こすだろう。
なのに、あの音が鳴ってるだけで、楽しくて仕方ないんだから、
不思議なものだ。

そして、ショーネンさん。
いかにもギター職人、といった控えめな佇まいからのマシンガンギター。
何度も何度もフロア目がけて撃ちまくる。
私も見事に撃ち抜かれた。
もう、穴だらけ、蜂の巣ですわ。
キュンキュンですわ。



終演後、ショーネンさんに蜂の巣にされ、
延原さんのお茶目っぷりに眩惑され、ヘロヘロになりながら、
ゴエさんに4人分のチョコを渡して、本日の任務完了!
お疲れさまでした~。



2015年2月15日日曜日

Radio Caroline/勝手にしやがれ@新宿LOFT

Rooftop x Shinjuku Loft presents decadence lounge
Radio Caroline / 勝手にしやがれ
2015/2/13(金)新宿LOFT
OPEN 18:30 / START 19:30
adv.3500yen/day.4000yen(D代別)



なんだか他のレポが溜まってしまっているんだけど、
まず、直近から仕上げてしまいましょう。
どうせセトリもわからんし、思い入れが少ない分
さらっと書けそうだから。


コアなファンの方に申し訳ないかなぁと思いつつ、
最前列端っこにIN。
だって空いてたんだもの・・・。

先攻は勝手にしやがれ
ライブ観るのは2度目だ。
管楽器の音色はキラキラしてて華があるし、
ホーン隊が様々なフォーメーションで動くさまは、見た目にも楽しい。
インスト曲も踊れて楽しいのだけれど、
やっぱり武藤さんの歌声がたままらんのよねぇ。
日本で一番、トム・ウェイツに近い男だと思っております。

武藤さん、勝手のライブではほとんどMCしないらしい。
「武藤ウエノのファンの人はびっくりすると思うけど・・・」と
今日は特別に喋っておられましたわ。
「ウエノくんのおかげでステージで喋れるようになった」って。

あと超個人的なことなんだけど、トロンボーンの福島さん、
昔恋した人にそっくりなんですわ。
つまり、好みのルックスってことになりますわ。
だから目が合う(←)たびにドキドキと心拍数が上がって、
密かにときめいておったのですよ。
いやー、カッコいいわー。


そして、Radio Caroline!!
初レディキャロだ!
最初に音源聴いたときには、既に活動休止中だったけれど、
いつか復活した時には、絶対にライブへ行こうと思っていたのだ。
ライブが観たくなる音だったんだもの。

3人がステージに出てくると、後ろからギュッと圧がかかった。
ウエノくんとパッチさんは、他のバンドで見たことあったが、
ドラムのシンヤくんは写真などで見たことはあったけど、
生で見るのは初めて。
えっ、何あれ。体ほっそー!顔ちっちゃー!
衝撃的なオトコマエであった。うわぁ、びっくりしたー。

最初の曲は知ってる曲だった。『TWISTIN' HEAD』!
うぉーっ!とテンション上げて、跳ねながらステージを見ていた。
でも、なんか様子が変?
なんか・・・パッチさん・・・ギターがちゃんと弾けてない・・・???
私の頭の中を「?」が乱れ飛んだ。

その後のMCでその謎が明かされた。
「カッコつけてサングラスかけてたら、全然見えなかった・・・」
ということらしい。
そういえば、1曲目終わったらサングラス外してたよねぇ。
「1曲目はなかったことにして下さい」だって。

この時だったか、次の曲へ入りそうになってるパッチさんを制して
ウエノくんが「ちょっと落ち着こう!」と。
なぜか、めちゃめちゃ緊張しているらしく、
「いつもだったら、こう(と、ピックで弦をはじく)弾くところが・・・」
「今日は、こう!(ビヨヨーンと弦が唸るほど強くはじく)なってる」
と、その緊張の度合いを説明してくれた。
すごーく、力が入っちゃってるってことね。
ロフトへの思い入れが強すぎるのかもしれないね。
チッタのときは全然平気だったらしい。
「チッタなんてどうでもいいからさ~」なんて不穏な発言も。

レディキャロのライブでは、ウエノくんは喋らない人だったらしい。
・・・のだが、今回はちょいちょい喋ってた。
それも、カッコつけず、武藤ウエノのときの調子で。
「武藤さん、オレのおかげで喋れるようになったって言ってたけど、
・・・あんまり面白くないんだよね」って。
ここでダメ出しですかっ!?

かつての自分のキャラが崩壊しつつあることに気付いたのか
「今までカッコつけて生きてきたのに・・・」と、嘆いていた。
以前のレディキャロを知らない私から言わせてもらうと、
今更、寡黙キャラには戻れないでしょー。
もう無理だと思うよー。

結局、最後まで、本人たちは納得のいく演奏ができなかったみたいで、
ウ「オレ、もうちょっと上手く弾けるはずなんだけど・・・」
なんて言っていたけど、めちゃめちゃ楽しかったよ。
ウエノくんは上手くできてない自分に対して苦笑してたのか、
やけにニヤニヤと笑ってたもん。
きっと、メンバー全員、楽しかったんじゃないだろうか?
3人揃って音を出すことを、お客さんの前で演奏することを、
純粋に楽しんでるように見えたよ。
学祭のステージに立つ高校生のように。

アンコールで、誰がカウントを出すか?となって、
「今年一番のカウントを出せそうな気がする。オレにやらせて」
とウエノくん。
で、出たカウントが「デッ、デッ、デッ、デァー!」という
まったく最高のカウントであった・・・。




パッチさんが、今年はあと2、3回は演ると言ってたのだが、
もっと演ればいいのになぁ。

今度はぜひ、グルーヴァーズと対バンして下さい!



2015年2月12日木曜日

やちべん@STORMY MONDAY (2015/02/11)

やちべん
湯川トーベン(v.b.)田中"ヤッチ"裕千(v.g)
2月11日(水・祝) 横浜 STORMY MONDAY
open18:00/start19:00~/2ステージ
予約¥2500/当日¥3000(消費税別、+2オーダー)



トーベンさんのギターが、おNEW!
これ ↓↓ 黒のLG。


(写真はトーベンさんのブログより勝手に転載。ごめんなさい。)


ピックアップからの出音だから、確かなことはわからないけど、
なんか、野太い音がしておったわ。
黒のアコギって、カッコいいね~。
せっちゃんもそうだけど。

ベースの方は、SGベース。
座りで弾くには、スケールが短い方が見た目にバランスがよいね。
出てくる音もカッコいい。
アコギとのアンサンブルだから、レベルは抑え目で
軽く弾いてるんだけど、内臓に響く感じが素敵だ。

テツさんとスケジュールが合わなくて、天月のライブは
随分ご無沙汰になってしまっているけれど、5月には
ついに北海道上陸とのこと。
札幌と静内?
静内は遠いから・・・やめよう、札幌で2日にしよう!と
言っておられましたが・・・。
(結局、静内に決まってましたね)

休憩明けは、ヤッチさんのソロから。
この流れも定番ですな。
トーベン的には、今日は女性のお客さんが多いので、
ヤッチさんのパートを多めにしているのだとか・・・。(ホントか?)
「オッサン率が高いと、オレの出番だから」って。(ホントか??)

前回とは違って、今回はほとんど天月の定番ナンバーのセットリスト。
トーベンさんの曲も、ヤッチさんの曲も、大好きなものばかり。
まるで宝箱みたいな、かけがえのない濃密なライブだったなぁ。
でも、今度は天月でガツンと爆音で聴きたいよ。




2015年2月10日火曜日

フラカン結成25周年『シリーズ・人間の爆発スペシャル』@Club FLEEZE

フラカン結成25周年 ~ほぼ対バンtour~
『シリーズ・人間の爆発スペシャル』※ワンマン
2月8日(日)高崎 Club FLEEZE
open17:00/start17:30
前売¥3600(税込/ドリンク代別)



久しぶりの良番で、社長前に陣取ったのである。
(チケット取ってくれた方に感謝!!)

この高崎も、なぜか“ほぼ対バンツアー”の中の対バンじゃない方。
つまり、ワンマン。
高崎くらいなら東京から近いし、探せばいくらでも
対バン相手なんていそうなものだけれど、なぜかワンマン。
ワンマンの方がたっぷり楽しめるから、ファンとしては
嬉しいんだけどね。



・・・と書きかけたまま、長い時間寝かせてしまったので、
個人的感想だけをさくさくっとまとめちゃいますよ(焦)。


圭介は水玉の黒シャツ。竹安とミスコニは黒っぽいシャツにデニム。
グレートは白シャツにサスペンダー、ハンチング帽の
“マッサン”スタイル。冬の間はこれらしい。

2曲目の途中で、圭介が「エビバデー!」とミヤジよろしく、
客を煽ったのが、G的にツボだったらしく、すっごいウケてた。
私はその馬鹿ウケしてるGにウケたわ。
「2曲目から、早くも絶好調だったよねぇ。鈴木くん」って。
「今までずっと(圭介のこと)同僚だと思ってたけど、
最近はファンだと思ってる」らしいよ。

では、セトリ、どん!


はぐれ者讃歌
夜空の太陽
地下室
short hopes
この世は好物だらけだぜ
脳内百景
人生GOES ON
切符
ビューティフルドリーマー
あったかいコーヒー
春の手前
感じてくれ
東京タワー
チェスト
NODE CORE ROCK'N'ROLL
マイ・スウィート・ソウル
終わらないツアー

深夜高速
ロックンロール
冬のにおい

真冬の盆踊り



なんとなく死の翳を纏っているニューアルバムの曲たちも、
ライブで聴くと、精気が漲っているものだから、
ヘッドフォンで聴いてたときの憂鬱なんて、どこへやら。
音の力強さでねじ伏せられて、楽しくてしょうがないのである。
そうそう、フラカンはそうでなきゃ困る。

『春の手前』が良かったねぇ。
季節柄、今の時期にしか聴けないものね~。

『終わらないツアー』のとき、今日は反対側で遠かったけど、
「はじめて鳴らした~ギターの響きを~♪」と、精一杯腕を伸ばして
竹安を指差してたら、Gがそれを見てすごく嬉しそうに笑ってた。
普段、G前でそこまで一生懸命指さしてる人なんていないのかもね~。
喜んでいただけたようで何より。

どの曲だったか忘れたけど、間奏で圭介が下手の端まできた。
ステージ中央では、Gと竹安が向かい合って弾いている。
もうすぐ次の歌い出し・・・というところで、マイクを
スタンドに挿したままになってるのに気付いて、
カッコよく向き合ってプレイしている二人の邪魔にならないように、
こそーっと抜き足差し足で、マイクを取りに行った。
その動きが可笑しかったんだわ~。
ちょっと照れ笑いしてて、キュートですらあったよ。

『マイ・スウィート・ソウル』は、楽しいんだけど、グッとくるなぁ。
『アイム・オールライト』とも、似た感じ。
フラカンの楽曲は、一筋縄じゃいかないものが多くて、
シンプルかつコンプレックスなの。(意味わかんないな~)
喜怒哀楽の狭間に入り込んだ感情を拾い上げてくれるというか・・・。
あぁ、まとまらん。

世界でただ一人の「オマエ」に向けられた歌だというのは
わかっているけれど、聴き手が各々そこに自分を代入することができる。
っていうか、そうやって聴いちゃってますよ、私。
だからねぇ、グッとくるんですわ~。

そして、予想どおりに跳ねまくるグレートにもグッときたのだ。
あいかわらず、よく目が合いますな~。


最後のヨサホイで、高崎名物のダルマがダイブしたね!
その光景には既視感があったので、考えてて思い出した。
あー、熊本だ。
くまモンがダイブしとったわー。





【MCメモ】
キリンのCMで歌っている圭介が、他のメンバーに対して。
ビールは、キリン以外は飲んじゃダメ!
動物園へ行ったら、キリン以外見ちゃダメ!
漫才は、麒麟以外見ちゃダメ!
映画も、樹木希林以外のは見ちゃダメ!
(前日に考えたネタらしい)

もうすぐ開通する北陸新幹線は、高崎には止まらないらしい。
でも、僕らの車は止まります!(ドヤ顔)
(注:高崎に停車するものもあるそうですよ)



2015年2月1日日曜日

おおはた雄一と湯川トーベン@下北沢LOFT

下北沢LOFT40周年記念LIVE第一弾
「おおはた雄一と湯川トーベン」
2015/1/31(土)下北沢LOFT
開場18:30 / 開演19:00
前売 3000円 / 当日 3500円


今回も、ライブが被りまくってたのだが、決断は早かった。
だって、トーベンさんとおおはたくんが弾き語りでジョイントだなんて、
見逃せるわけがないじゃない。
絶対、ここでしか観られないスペシャルなライブになることは必至。
自由奔放なお二人から何が飛び出すのか、
何がなんでも目撃しなくちゃ!と、ワクワクしてたのだ。


古めかしく、味わいのある佇まいのライブハウス、
下北沢ロフトは今年40周年を迎える。
ステージ横のスピーカーの上に「SINCE 1975」と記されているのを見て、
おおはたくんが感慨深げに「僕も1975年生まれなんですよ」
「ということは、僕もこんな感じってことですよねぇ」と。
渋谷の老舗、B.Y.G.と同じ臭いがする、
絶対に何か棲んでますよね、なんてこと言ってたな~。

おおはたくんはリゾネーターギター、トーベンさんはギブソン。
どちらもマイク収音で。
お二人がステージに並んでいるだけで、贅沢な眺めなのだ。
おおはたくんのドブロは、存在感のあるいい音。
沁みるな~。

ブルースのセッションからスタート。
のっかる歌詞は、ライブ前に食べたというはなまるうどんネタ。
食べ過ぎてゲップが出るとか、ちくわの中にチーズが入ってるなんて
知らなかったとか・・・そりゃもうテキトーなコトを歌っていて、
可笑しいんだけれど、上手いからカッコいいのよ。
ギターが上手いのは当然ながら、その歌詞の乗せ方というか、
言葉の選び方というか、即興でこなしてしまう作詞の瞬発力に
参ってしまったのだ。

トーベンさんは共演者に対して、ムチャぶりをして
困らせるのが大好き。
もちろん、意地悪ではなく愛ある悪戯心からだし、
そこで、一期一会のライブの醍醐味が生まれることを知っているからだ。
こちらとしては、単純に、その困った顔が見られるのが
楽しいという、意地悪な面もあるのだが。
でも、おおはたくんは、あんまり困った顔を見せない。
どんな場面でも、切り返しが素早くて、躊躇いがない。
あぁ、プロだなぁ、と感心させられてしてしまう。

そんなおおはたくんなのだが、今回は、たっぷりと困ったような
弱ったような顔を見せてくれた。
ナゼなら、今回のライブでは「ピアノを弾く」「ピアノで弾き語る」
というミッションをトーベンさんに与えられてしまったから。
トーベンさんは、お互いにその“縛り”を設けて・・・と
言っていたけれど、トーベンさんは今までにも
ライブでピアノ弾くことあったし、レコーディングもしている。
決して得意ではないのだろうけれど、初挑戦というわけじゃない。
おおはたくんのピアノの腕前は、猫ふんじゃった♪が
弾ける程度だと思われるので、かなりアンフェアな“縛り”だ。

トーベンさんの『珈琲』で、おおはたくんがピアノの前へ。
とても不安げな面持ちで、トーベンさんの方をチラチラと見る。
とりあえず、コードを和音で弾くという無難な作戦で、
なんとか凌いで、ひとまずホッとした表情になったけれど、
実は、この後のソロのコーナーでは「弾き語り」が待っていた。
曲は『余白の余韻』
ジャンジャーンと和音を鳴らし、次の和音までの隙間に歌うという
「弾いて→語る」という戦法で、苦笑まじりに歌っていた。
これで肩の荷が下りたのか、この後はのびのびして見えたな~。

前に何度か聴いていて「ハンコの歌」と勝手に呼んでいた曲、
正式タイトルは『物語はつづく』なのね。
大好きだな~。
前にトーベンさんが『にじみ』をカヴァーしたときに
“おおはた節”と形容していた。
だとすれば、この曲も間違いなく“おおはた節”満載だわ。
どうやら、次のアルバムに入るらしい。楽しみだ。

それにしても、おおはたくんの指は美しい。
スリーフィンガーで爪弾く右手ときたら、
それ自体が意思を持った生き物のよう。
イソギンチャクとかそういったものを彷彿と髣髴とさせる
なめらかな指の動きに思わず見入ってしまう。

武満徹さんの『明日ハ晴レカナ、曇リカナ』は、
トーベンさんがピアノで参加。
おおはたくんがカポのポジションを間違っていて為に、
途中でやり直し。
ごまかすように、前段のMCからやり直すという・・・。

アンコールでは、客席にいた潮音嬢をステージに引っぱって、
『にじみ』を。
ただ、突然のことで、歌詞が入ってなかったらしく、
コーラス程度にしか歌えなかったのが、残念であった。



(ちくわのブルース・・・?)
暗闇坂むささび変化

雨の日と金曜日には
僕はカラス
富士山
坂道
フォークロック
おはよう今日一日君は何してるの
珈琲
食パンとミルク

Don't Think Twice It's Alright
波間にて
余白の余韻
小さなアンセム
Prayer
物語はつづく
明日ハ晴レカナ、曇リカナ
いつもの珈琲


アルマジロ
時がたてば
にじみ
Like A Rolling Stone
ハナ

Jumpin' Jack Flash