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2010年8月31日火曜日

うっかりし過ぎー!!!!

ベリテンライブ2010スペシャルのチケット。
どっかに1枚、余ってませんか~?

SOLDOUTすると思ってなくて、余裕ぶっこいてたら、
全部、売り切れてやがる~!!

おーまいがっ!!!

誰か助けて~。

ステキなあなたのメールお待ちしております。

2010年8月30日月曜日

斎藤誠マンスリー2010 ~YOKOHAMA MEETING Vol.2~ @THUMBS UP

LIVE!! 斎藤誠マンスリー2010
~YOKOHAMA MEETING Vol.2~
斎藤誠 with 角田俊介(Bass)
ゲスト:渡和久(from風味堂)
8月29日(日)横浜 THUMBS UP
OPEN 17:30/START 18:30
前売4,500円(消費税込)



マンスリーの2回目。
今日の相棒は角田さん。

まず、店に入ってステージを見たら、
ウッドベースがセッティングしてあるのを発見して、萌えた。

1曲目・・・カバー曲だったんだけど、曲名はわからず。
(と思ってたら、誠さんのHPに曲名があがっていた。)
誠さんがギターとハープ+角田さんのウッドベースで。
私、初めて見たかも、誠さんのハープ。

角田さんは、2曲目、3曲目もウッドベース。
「BE MY BE MY BE MY」のアレンジが良かったなぁ。
もともと、渋い名曲なんだけど、さらに渋くなってた。
例えていうと、クラプトンが「Layla」をアンプラグドでやったような、
そういう抑えた渋みのあるアレンジだったよ。

なんか今日は男・・・いや、男性が多いね~、って。
うーん、いつもと変わらないように思ったけどなぁ。



 Dirty Work (Steely Dan)
 YOUR TIME
 BE MY BE MY BE MY
 Don't Give It Up!
 ポルカ BY おじいちゃん
 歌えよヒッピー
 DIRTY THIRTY MAN
 バースデー
 Lady Madonna (The Beatles)
 You Really Got Me (The Kinks)
 
 横浜
 リアル ミ-
 メロディー
 天気雨
 戦い続けるのさ
 宇宙から来た石
 再会の魔術
 あぶないレター
 愛してもないのに
 TIME(That's my greatest taboo)

 ギターマンの純情
 Honesty (Billy Joel)
 バンバンバン (ザ・スパイダース)

 別れ話は最後に (サザンオールススターズ)




前回の成田さんがあまり喋らなかったので、
誠さんから角田さんに「喋ってよ~」と
注文があったらしく、今日の角田さんは、
いつもよりお喋りモード。
お二人、仲良しだから、そのお喋りも微笑ましい。

「ポルカ BY おじいちゃん」では、
お馴染みのメトロノームくんが活躍。
最後に誠さんが、えいやっとタイミングを合わせて、
パシっとメトロノームを手動で止めて、きめる。
そして、沸きあがる拍手。
誠さんが角田さんに「わかった?」と。
「なんだか緊張してきたな~」と角田さん。
どうやら、次は角田さんがこの“止め”の担当らしい。
そして「歌えよヒッピー」の最後、
角田さん早々とメトロノーム前で構えてて
見事にフィニッシュを決めた。

誠さんは渡くんのことベタ誉め。
いい人なんだよ~、って。
このくらいの年(渡くんは31歳)って
イヤな奴ばっかりだと思ってた、という誠さん。
毎回ゲスト呼んでラジオとかやってると、
いろいろ苦労も多いんだろうなぁというのが、
伝わってくるお言葉。
けど、どんな人にに対しても、誠実に対応してるよね。
誠さん、えらいよな~。

角田さんは、今日はじめて渡くんに会ったそうだけど、
すっかりファンになったそうで、
「電話番号訊きたいんだけど、ガードが固くて」だって。

とかベタ誉めしながらも、
なかなか渡くんを登場させずに引っぱる、引っぱる。
「もうちょっと僕と角田の音楽をお楽しみ下さい」
という誠さんに、
角田「オレ、バックバンドじゃん」と。
誠「こんなに喋るバックバンドはいない!」

で、ようやく登場した渡くんは、
本当に“いい人”オーラ全開だった。
そして、私の大好物のロックンロールなピアノを鳴らしてくれた。

「You Really Got Me」はオリジナルを知らないのだ。
へへへ、私の中ではVAN HALENの曲ってことになっているのさ。

渡くんのオリジナル曲「メロディー」は誠さんと二人で。
終わったあと角田さんに「どうだった?」と誠さんが訊ねると、
「ああいう曲作ってよ、お願いだから」
と思わぬ反撃が返ってきて、たじろぐ誠さん。
いやいや、誠さんの曲たちだって名曲ぞろいだよ~。

そんな中で、埋もれてた名曲が、今回発掘されたのだ。
「あぶないレター」
誠さんは、その存在をすっかり忘れていたらしい。
「これなんだっけ?」とiTunesに入ってたのをクリックしたとか。
ここで再び、誠さんのハーモニカ(あえて“ハープ”とは言わず)登場。
「下手くそで、申し訳ないけど」と。
「今日は、僕のハーモニカと角田のウッドベースで、
どっちが下手かという」そういう対決だとか。
角田さんは「オレの方が上手いよ」とおしゃってました。

「愛してもないのに」で、お客さんを男女に分かれてサビをハモる。
私、誰かさんといっしょで、ハモれない女なの。
主旋律しか歌えないんよ。
でも、がんばった。

アンコール最後の曲はサザンの「別れ話は最後に」
やっぱり、これは、あの方に対するメッセージなのでしょうね。
うん、しみじみ。

今回、つくづく思ったの。
誠さんのソロの弾き語りも大好きだけど、
ちょっぴり物足りなさを感じるときもあって、
何が足りないかというと、角田さんが足りないのだっ。
だって、角田さんのベースが入っただけで、
ぜんっぜんグルーヴ感が違うもの。
なんといっても息がぴったりの二人ですからね。
誠さんが自由に遊んでても、しっかり支えてくれる上に、
華のあるプレイもするし、もう見惚れちゃうのよ。
角田さん、大好きだ。

ぜひ、来月も角田さん来て下さい。
ダメかな?


2010年8月26日木曜日

フラワーカンパニーズ/THE BAWDIES@めざましライブ

本日は有給休暇。
行ってきたよ、フジテレビ。
お台場合衆国とやらに。

朝の10時から整理券を配るということだったので、
だいたい10分くらい前に着くように逆算して行ったのだが。
いやぁ、ゴメン、舐めてましたよ、ボウディーズ。
着いたらすでに長蛇の列が出来ていた。
!!!・・・なんじゃ、こりゃ!?
歩いても、歩いても、最後尾に辿りつかない。
ボウディーズのタオルを首に巻いた女子たちが、
ずらーっと並んでおられましたよ。

こんなことなら、もっと早く家を出れば良かったなぁ。
ドトールでモーニングセットとか食べとる場合じゃなかったな。
いろいろ反省しつつ、なんとか整理券をゲット。
700番代であった。

ついでに1DAYパスも買って、この時点で10時45分。
炎天下、整理券を貰うだけで、すでに汗だく。
そんなわけで、お台場合衆国は一旦撤退して、
寒すぎるくらい冷房が効いている場所で、
癒されていたのだが、この辺のことは、また別の話。

整列の集合時間が3時だったので、
再び、2時過ぎにオダイバランドへ。
東京テレポート駅から歩いてくる間に、またまた汗だくに。

あー、ビール飲みたいっ!と思ったんだけど、
600円って高すぎやしないか?
普通の野外フェスでも、ビール500円、ペットボトル200円てのが
相場じゃないかい?
というわけで、生ビールを買う気になれず、
一番搾りの缶を400円で買ったわ。

ああ~、ビール美味ぇ~、と日陰でまどろんでたら、
聞き覚えのある声が・・・。
~魔法を信じる年ではないっ♪
おおー、リハやってる~!!
と、すっ飛んでったよ。

馬鹿の最高、元少年の歌、深夜高速をワンコーラスずつ。
その他に、圭介がハープを吹いて、
3コードセッションみたいなのやってた。
リハって、見てるの楽しいよなぁ。

で、リハが終わってから、少しだけ日陰でまったりと英気を養い、
整列入場の列に並びに行く。
丁寧な番号呼び出しで整列させられ、整然と入場。
700番くらいまでは、ステージ前のベンチシートに案内される。
それ以降は、立見エリアへ。

私は、立見エリアの前方、視界良好な場所を確保。
で、前方のベンチシートエリアを見ると、
見事にボウディーズTシャツ&タオルしか見えない。
おいおい、すっげー人気じゃないか。
こりゃあ、フラカンはアウェイだわ。
tokageさんの気持ちがわかったよ。

ライブスタート前に、フジの局アナ出演の
バラエティー的なつくりの、ちょっと寒い∨が流れたりして、
なんだかな~、な気分になったけど、
お馴染みのニワトリのSEが流れてくると、やっぱりアガる。

そーですよ、フラカンが先攻なのですよ。
ま、予想どおりです。

圭介、第一声は「あぢーーー!」
あまりのユルさに、会場、苦笑モードですわ。

ロックンロール・スターダストで始まり。
もうね~、アウェイだと思うとね~、燃えるんだなぁ。
メラメラと。
ここは私が頑張らねば、っと。
本当は手拍子とか好きじゃなかったりするんだけど、
今日はやるよ、人一倍高く手を挙げてね。
ジャンプもするよ~、なんかちょっと浮いてる気配だが。

そして、マエさんのベースから「脳内百景」

どのくらいアウェイだったかというと、
越境 辺境 桃源郷~♪のとこで挙がった手の数、
私から確認できた範囲では10人もいなかったのではないかと・・・。

だから、圭介のMCも、
「なんだ?みーんな“B”って書いてあるタオルばっかりじゃない?」
「言っとくけど、この後、ボウディーズは出ませんよ!」
「さっき帰っちゃったよ、熱中症で」
なんてことに。

このライブの模様が、翌朝のめざましテレビで少し放送されるらしい。
フラカンはボウディーズが流れてる中に、チラッチラッと
サブリミナル的に映ってるかも、とか。
相変わらずの自虐ネタですな。


セットリストは、フェス向けの王道な感じで。



 ロックンロール・スターダスト
脳内百景
元少年の歌
深夜高速
恋をしましょう
真冬の盆踊り



あっ、馬鹿の最高はリハのみだったね。

この前が、フォー爆だったせいもあって、
やり慣れた曲は、安定感が違うなぁ~と、つくづく思った。
パフォーマンスも良かったよ。
圭介の肋骨にヒビが入ってるというのは、
ライブの後に知ったわけだけど、ぜんぜん気付かなかったね。

マエさんの告知MCによると、
アルバムは11月3日発売予定らしい。
「明日HPで発表するけど、もし、発表がなかったら、
『変更になったんだな』と思って下さい」
とのこと。
(さっき、公式HPで確認。
「チェスト!チェスト!チェスト!」11/3発売!!)

恋をしましょう~盆踊り では、
ボウディーズのファンの娘さんたちも、ノッてたよ。
いいコ達だね~。
是非とも、立派なフラカンファンに育って欲しいね~。
ダメ?



そして、みんなお待ちかねのTHE BAWDIES。
私は、初ボウディーズでした。

こりゃ、人気でるよな~、と納得のスマートさで、
ステキなロックンロールを奏でてくれる。
みんなカワイイ顔してるし、楽しそうだし。
私もキライじゃないよ、シンプルでわかりやすい音。
思わず踊っちゃうよね。

英語詞っつうのは、ちょっともったいない感じもするけど、
ボーカルのROYくんの声が渋いので、ま、アリか。

MCもスマート。
熱中症対策で欠かせないのは
「水分、塩分、HOTDOG」だそうですよ、覚えましたか?

だけどね、オバさんはちょっとモノ足りないのだな。

すっっっごく楽しいロックンロールなんだけど、
健全すぎるんだよなぁ。
もっと、ワルだったり、ドロっとしてたり、イカれてたり、
血走ってたり、白目剥いてたり、裸になったり・・・。
そういうのが欲しいんだよ、私は。
・・・と思った次第。


そういえば、ライブハウスとか、フェスとか、
そういうとこの客層ではないような人がチラホラ居たなぁ。
ファミリー層なのか?行楽客?
私の前に立ってた人(たぶん同世代?)も、
フラカンのとき直立不動だったから、
ボーディーズでは盛り上がるのかなって思ったんだけど、
やっぱり、動かなかったんだよな。
ちょっと不審だったから、マジマジと見てしまい、
そしたら、微か~に揺れてるのを確認。
・・・ま、ライブは自由に楽しめば良いことですから、
人のことは、とやかく言いますまい。

2010年8月23日月曜日

I'm On Fire

スピッツが新木場で、44マグナムのカバーをやったらしい。
という噂は聴いていたのだけれど、
仙台でもやったみたいで。
しかも、メタル大好き圭介が、歌ったとか。
ああー、その場に居たかったぜ。

兵庫さんのブログ読んで、激しく頷いてしまったのは、
私だけじゃないよね?

兵庫さんのいうように、
当時、ちょっと田舎の中高生のバンド小僧たちは、
みんなメタルの洗礼を受けてるからね。
ご多分に漏れず、この私も、ね。

ああぁー、無性に44マグナムが聴きたいぞー。

2010年8月22日日曜日

絵の具を空に溶かしたような日曜日の青い空

400万ボルトとフォークの爆発の効果なのか、
アクセス数が増えててビックリ。
・・・とはいっても、微々たるもんだけど。

ところで、私、この二月ほど、スランプに陥っている。
読書スランプ。
本が読めないのよ。

もともと何かにつけ、波のあるタイプの人間だから、
そんなに珍しいことでもないんだけどね。
でも、今回はちょっと長いかなぁ。
べつに仕事で読むわけではないのだから、
読めなきゃ、読まなきゃいいわけだけど、
でも、読みたい欲求だけはあるという、厄介なことに。

しかも、こんなときに限って、
図書館に予約入れてたのが「ご用意できました」と連絡が。
意外に早かったなぁ。
この前確認したときは、まだ3ケタ待ちくらいだったと思ったけど。

というわけで、今から図書館行ってきます。

ついに「1Q84」ですわ。

スランプ脱出できるかなぁ・・・。

2010年8月16日月曜日

フォークの爆発@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE<後編>

そして第2部。

ブルースっぽいセッションからスタート。
前半のゆるい感じとはうって変わって、渋くカッコいい。
ブルースでは一段と竹安ギターが冴えるよね。
そのまま曲のイントロへ。
ええーっと、なんだったけ?このかっこいい曲は?
・・・
「さわるな」でした。


そして、マンドリンが登場。
竹安くんが、買ったとブログで嬉しそうにしてたヤツね。
さて、演奏は・・・と・・・、
竹安くんが「あっ」と言って消えた。
どうやら、譜面を忘れてきたらしく、取りに戻ったみたい。
さっき、圭介に「普通、ちゃんと曲順並べてファイルするよね」
と言われてたけど、たしかに竹安くんだけ、
譜面をバラで持っていたもんね。

で、曲は「夕焼け」
ちょっぴりノスタルジックなこの曲にマンドリンの音が映えるね。
マンドリンを一生懸命弾く竹安くんの姿は、
背中を丸めてて、おじいちゃんみたいだった。

「深夜高速」
竹安くんはそのままマンドリンで。
圭介のハープが入る。
曽我部さんがプロデュースのアコースティックVer.ね。
そして、まさかのボーカル回し。
圭介→グレート→ミスター→竹安 と。
マエさん、ミスコニのコーラス部隊は良しとして、
た、竹安、がんばれっ、と見てるこちらが緊張するよね。
しかも、慣れないマンドリン弾きながらだから余計にね。
心配だったんだろうか、圭介も歌ってた。


カバー曲コーナー!(と勝手にコーナー化する圭介)
マエさんのリクエストにより、キャンディーズ。
「暑中お見舞申し上げます」

ここまで、ずっと座っていた圭介が立ち上がった。
これ、Youtubeで50回くらい見て覚えたんだよ。
と、振り付きで。
もおぉぉぉ、可愛いよぉぉ。
41才のちっさいオッサンが、
キャンディーズを振り付きで歌ってるんよ。
ランちゃんに負けじと「んんっん~」て、可愛く言うのよ。
どんだけ、キュートなんだっ。
とかいいつつ、涙出るほど笑ったけどね。
これは、ええもん見せてもらいましたよ。
マエさんも
「まさかここまで鈴木がやってくれるとは思わんかった」と、
感心していたよ。


「プライマル。」
イエモンのカバー。
トリビュートアルバムに入ってるやつね。

「ヒコーキ雲」
たぶん、フラカン史上、最も売れたシングル。
しかし、ライブじゃ滅多にやらない。


またまた、カバー曲コーナーー!
やっぱり夏といえば、ね。
あっ、たぶん、みんなが今思った人じゃないよ。
と、チューブのモノマネがしばし繰り広げられる。
しかし、チューブではないらしい。
聴いてのお楽しみということで、曲名を伏せたまま、
演奏が始まった。
圭介が歌い出しても、ええっとー、なんだっけ?
この昭和な匂いプンプンの歌謡曲は・・・、と思い出せない。
で、サビに突入。
美しき人生よ~って・・・ああ、松崎しげる?
「愛のメモリー」であった。

圭介、熱唱っすよ。
本物の松崎しげるに負けず、声出してたよ~。
その熱さが、可笑しいだよなぁ。
立ち上がってステージ前方へ出てきて、歌っていた。
本当は、客席へ下りていって歌いたかったみたいだけど、
だって、階段がないんだもん、って。

夏といえば、しげるだよね~。
あんな黒い人いないもんね、だって。


じゃ、次の曲で最後。
客席から「ええーっ」の声。
とかいって、ホントはほっとしてるんでしょ?
・・・なんか、その台詞つい最近聴いたような気が。

「君のこと」
この曲も大好きなので、嬉しいな。
これもなかなかライブじゃやらないもんね。
けど、愛のメモリーで熱唱し過ぎちゃったもんだから、
圭介、喉が・・・。
ハリキリボーイズだからなぁ。



そして、アンコール。
もう、10時過ぎちゃってるから、サクっといくよって。

「帰り道」
これまた、地味に良い歌。
私も大好きで、鼻歌率が高い1曲。
歩きながら口ずさむのに調度良いリズムなのだよ。

最後はもちろん「サヨナラBABY」
ラーララー、とシンガロング。
そして、ついに圭介が客席へ下りてきたよ。
通路際のお客さんと握手までしてた。
けっこうステージ高かったから、うまく戻れるかなぁと
心配して見てたんだけど、見事にでんぐり返し決めて、
きれいにフィニッシュしたね。

これにて終了。

会場を出たら10時15分。


本当に、お疲れさまでした。
ふだんと違うことやるわけだから、緊張してたと思う。
とくに前半のレア曲シリーズは、見てる側もハラハラの連続。
マエさん、苦笑の連続・・・てな感じだったよね。
ま、そういうのが新鮮で楽しかったんだけど。



MCも、他にもたくさんあったんだけどな。

ジブリ作品で何が一番好きか、とか、
ミスタードーナツのイントネーションの話とか、
ミスコニは昔“牛”“ビーフ”と呼ばれてた、とか、
ステーキの焼き方は「適当に!」とか、
いろいろ盛りだくさんだったんだけど、書ききれない。

ちなみに好きなジブリ作品は・・・。
圭介=トトロ、竹安=ナウシカ、
小西=カリオストロ(宮崎監督ではあるけど、ジブリじゃない?)
グレート=不明(あんまり観てないみたい)

だそうです。


2010年8月15日日曜日

フォークの爆発@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE<前編>

フラワーカンパニーズ
フォークの爆発 ~座って演奏するスタイルです。~
2010/08/13(Fri)
Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
開場:18:30 開演:19:00
前売 ¥3,500(ドリンク代別)




予想どおりだけど、長かった。
3時間超、ほぼ笑いっぱなし・・・ってお笑いのライブか?
この前の広島とは、まったく別物だけど、
このお腹いっぱい感は似てるかもね。
そして、私の記憶のいっぱいいっぱい感もね。

さて、どこまで思い出せるかな。



いつものSEが鳴って4人が登場、そして着席。
SEの音量が下がらないので、第一声を出すタイミングを
逸してしまう圭介。
見兼ねてマエさんが「喋ればいいじゃん!」って。
「こんばんは、フラワーカンパニーズです!」

フォークの爆発では、普段のライブではやらないような
地味な曲が取り上げられて、
隠れた名曲たちが日の目を見られるという素敵な企画。
つまり「フラカン入門」の真逆のマニアックな選曲。

というわけで、私も聴くのが初めてだった曲もあったりして、
いろいろ書き残しておきたいので、
だいたい時系列で、ダラダラと書いていきまっせ。


1曲目「蜃気楼」
初めて聴いた。
どこかで(誰かのブログで?)竹安くんが、
この曲が大好きだというのを読んだことある。
・・・と、どんな曲だったのか、私すでに忘れかけてるんだけど、
鈴木圭介氏の名著「イッツオンリーロッキュンロール」を片手に
一生懸命記憶を呼び醒ましているのだよ。
圭介らしい曲。
オリジナルのアレンジは知らないけど、
アコースティックが似合う曲だったな。

「すきま風」「サンデーズ・フィクション」
かなりレアな選曲が続く。

「サンデーズ・フィクション」の曲の入りで、
ステージ上全員が竹安くんに注目。
そして、固まる竹安くん。
入り方が思い出せないらしい。
苦笑いしながら、ギターのコードを探るように
左手を動かして考えていた。
マエさんが「ipod持ってこようか」と、
舞台袖のスタッフにお願いしようとしたところで、
なんとか思い出して弾き始めた。

これも初めて聴いた曲。
サンデーズ・フィクションって語呂だけで、仮歌を作ったのが
そのまま残ったらしく、圭介も「意味わかんないもん」て。

アンティノス時代のアルバムが再発されたときに、
C/W曲とかでもボーナストラックで収録されたりしたんだけど、
やめときゃ良かった、と圭介。
売れなくなってから「完全版」として
BOXセット作って売れば良かった。
そうしたら、コアなファンが5万円とか出して買ってくれる、と。
マエさん曰く「売れなくなってたら、誰も買わないじゃん」

「どこへいこうかな」
意外にも、ライブじゃあんまりやってない?
でも、前の3曲に比べたら、小慣れた感があって、
安心して聴けたかも。

「忙しすぎたから」
RCのカバーですね。
歌詞にゴキブリを出しといて、人に歌わせるとこが凄い清志郎。
ゴキブリ、といば「トラッシュ」だけど、
元々のタイトルは「ゴキブリ」だったらしい。

「夏の空」
アコースティックのアレンジもいい感じ。
ボトルネックも光ってました。

「最低気温」
本邦初公開の新曲。
例の「ポカリのCMが見えた」とかいう
フラカン史上もっとも爽やかな曲らしいよ。
歌詞を見ると・・・ポカリではないよね、圭介だもん。
軽快なテンポで、若々しい感じの曲だったな。
レコーディングではどんな仕上がりになってるのか楽しみ。

「みんななかよし」「明るいなかま」
これ、わかるかな?
NHKの教育テレビで小学生の道徳教育のための番組があったの。
(今は、道徳の時間が無いって、ホント?)
そのテーマ曲。
と読んでも、ピンとこないでしょうが、
同世代の人なら聴けば“知ってる”はず。
「あの日の教室~さわやか3組 NHK子ども番組テーマ集」として
CDも発売されている。
これが圭介のお気に入りで、年末の兄弟船のときも
SEでガンガン流していたし、車で移動の渋滞中に催したときにも
車内のBGMでかけてもらうと、ガマンがきくのだとか。
ま、とにかく嬉しそーに、はりきって歌っとったよ。
ミスコニの口笛の音程が怪しかったけど、まっ、ご愛嬌ですな。

「いろはにほの字」
うわー、やったー、大好き。
もう名曲も名曲、究極のラブソングでしょう。
フェスじゃやれないね「死にーたいぃー」って、と言ってた。
確かに「死にたい」を連呼だもんなぁ。
その前段の部分を聴かなきゃ、ただの自殺願望の歌だよ。


圭介が夢を見たんだって、フラカンが解散する夢を。
ハローワークに行っても職がなくて途方にくれたそうだ。
だから、メンバーのこと、これからはもっと大事にする、と。
「カレーパンも買いに行くよ」と。
でも、フラカンを続けて行くために一番必要なのはヒット曲。
だから「売れる曲を書くよ」と圭介。
そして「新曲を作ってきた」と。
おおー、これはメンバーも知らなかったサプライズ。

売れてる曲を聴いて、圭介は考えたらしい。
歌というのは、何十年も残っていくものだから、
流行の言葉は使わない、と思っていたんだけど、
今売れなきゃ、何十年後も残ってないんだから、意味がない。
だから、流行りの言葉をいっぱい入れて作ったという新曲。
「夏物語」(タイトルは昭和チック)を弾き語りで披露。

これが、もう爆笑もん。
“メールが来ない”に始まって“中目のスタバで”
“加藤ミリヤの着うたをダウンロード”“嵐の新曲がやばい”
“ニノより櫻井の方がキテる”・・・。
そしてサビは“夏ってクサイよね、夏ってウザイよね”
もう、面白すぎて、ひっくり返ったわ。
マエさんも「新機軸の1曲として、アルバムに入れようか」と。

圭介はファンに手紙をもらっても絶対に返事を書かない。
その理由。
昔は、ちゃんと返事を書いていた。
そうすると、また手紙がくる、また返事を書く・・・と、
一時に十数人と文通してるような状態になってしまったという。
おまけに、そのやり取りが10回くらい続くと、
最後には「付き合って下さい」と告白される。
それを断ると、その友達が出てきて、
「その気がないんだったら、最初っから返事書くな!」
と凄まれる。
しかも、その隣に刺青入れたコワい人が立っていたりとか。
そんなことがあって、返事書くのはやめたんだって。

「せんちめんたるお月さん」で、第1部終了。

去年の渋谷のフォークの爆発で、休憩なしの
ぶっつ続けでやったら、スタッフからダメ出しされたみたい。
というわけで、10分休憩。
でも、今回のプレジャープレジャーは、椅子が良いので、
(元映画館だからね)ホント、楽チン。

後半戦も、盛りだくさん。

長くなりそうなので、一旦終了。

2010年8月11日水曜日

夏に生きる

広島から帰ってきてからの私は、一言でいうと「腑抜け」
暑さにあたってしまったのか・・・っていうか“熱さ”か?

夏フェス真っ盛りの8月はなぜかライブの予定が少なめ。

ライブがないと、ブログのネタが無い。
まったく生彩を欠いた生活をしている41才である。



そこで、フラカンの小ネタをひとつ。

先週の「池袋交差点24時」で。
コータローさんの知り合いには、
フィリピンだか台湾だかの女性にハマって
移住までしてしまった人が何人かいるという話から、
こういう人は、ある決まったタイプなのだとか。

加藤 「どういうタイプなの?例えば、増子(怒髪天)とかは違うよね。」
コータロー「違うなぁ。」
加藤 「じゃあ、どんな感じなの?」
コータロー「そうだな・・・フラカンの竹安君みたいな感じかな。」
加藤 「ああ、なんかおとなしそうな感じの・・・」

と、とんでもないところで、竹安くんの名前が出たので、ビックリ!
そして、爆笑!!

ここで名前が出たからといって、何もメリットは無さそうだけど、
オイシイから、よかったじゃん。
このポッドキャスト聴いてるに違いないキュウちゃんにも
羨ましがられるよ、きっと。




あっ、そういえば今日、つるロックフェスだ。
ちょうど、クロマニヨンズがロックンロールを鳴らしてる頃かな。

2010年8月6日金曜日

番外編:広島の夜も更けて・・・は書けなかった

なんと、tokageさんがご自身のブログに
私のイラストを描いて下さっている!!
しかも、すごくステキに描かれているのだ。
nemuriの実物を知らない方は、これを鵜呑みにしてはいけない。
私に気を遣って、五割増しくらいに(いや、それ以上だろ)
ステキ化してして下さってるのよ。

ひょっとしたら、tokageさんの頭の中では、
記憶が上書き保存されて、あのステキ化したnemuriだけが
存在するのかもしれないな。
写真も撮らなかったしね。

ありがとうございます、tokageさん。




<番外編:広島の夜も更けて>を書きたかったんだけど、ムリ。
酒の席での出来事って、ボンヤリとしか憶えてないんだよね。

なので、印象に残ってることと後日考えたことをちょこっと。


ご本人もおっしゃっているが、この夜、tokageさんは荒れていた。
もちろんトータスのせいでね。
「なんで、あそこに(ケーヤンじゃなくて)竹安がおるん?」
と、しきりに言っていた。

あぁー。
まだまだ、tokageさんの中では、
消化しきれないものが、生々しく残っているんだなぁ。
まだまだ風化してない、というか。
もう少し時間が必要なんだろう。
こういうことを門外漢の私が、訳知り顔でいうのは、失礼な話だが。


このときのtokageさんを見てて思い出したことがあった。

今は、クロマニヨンズ大好きな私だけど、最初、ダメだったんだよ。
それは、ハイロウズが大好きだったからなんだと思う。
正直、ハイロウズも後期はちょっと離れてしまってたんだけど、
「活動休止」と聞いたときは呆然とした。
途方に暮れるというか、ワケがわからずオロオロ。

それでも、ヒロトとマーシーが新しいバンドを始めたと知って、
期待した。
でも「ザ・クロマニヨンズ」を聴いたとき、何かが違うと感じた。
そのときは、何が違うのか、どう違うのか、
さっぱりわからなかったけど、今ならわかる。
私はハイロウズの音を求めながら
「ザ・クロマニヨンズ」を聴いてしまったんだ。
だから、違うと感じるのは当然のことだったんだ。

今でもハイロウズを聴くと、
ちょっぴりセンチになってしまうこともあるけど、
クロマニヨンズはクロマニヨンズ、
彼らのイカしたロックンロールを楽しめるようになった。

私にも時間が必要だったんだよね。

だから、
なんとなく、tokageさんの気持ちがわかるような気がしたんだ。
ぜんぜん的外れなのかもしれないけど。



最後に、M~ちゃんさんの名言をひとつ。

「まだ(ウルフルズ再始動の)可能性はある。生きてるんやもん。」
という言葉が、突き刺さった。
だって、M~ちゃんさん、清志郎のファンなんやもん・・・。
なんと、重みのある発言。
これ、書いてるだけで、ウルっとくるわ。

2010年8月3日火曜日

VIVA! SETSTOCK! ~フラカン和義のロックンロール400万ボルト~@広島クラブクアトロ <その3>

やっと、ここまで辿り着いたけど、まだまだ先は長いぜ。



いよいよ、フラカン和義。

せっちゃんのセットストックTシャツが可愛かったな。
ちなみに、せっちゃんはセットストック最多出場らしい。

立ち位置は圭介とマエさんの間。
いつ見ても、せっちゃんと圭介の身長差が微笑ましい。
圭介がせっちゃん大好きなのはわかるけど、
喋るとき、真横向いちゃって、上手側の客に背中向け過ぎ。
そんな、お客にお尻ばっかり見せちゃいけませんよ。

最初はフラカンの BELLEBOTTOM JACK

あんまり演らないよね~、年1くらい?と圭介。
そーだね、私も1、2回しか聴いたことないかな。
それでも「怒りのBONGO」収録曲の中では多い方だろうな。
このアルバム、実は隠れた名盤ではないかと思うのだが。
そして、もちろん、これもいい曲なのだよ。
当然、これって、せっちゃんのリクエストだよね。
毎度毎度、隠れた名曲を選んでもらってありがたいね。

あいかわらず、キーが高いというクレームが。
「ま、高いとこは、圭介が歌うからいいけど」とせっちゃん。

最初の歌いだしは、せっちゃん。
この人、他人の歌でもまったく違和感なく歌っちゃう天才だ。
もともとカッコいい曲だけど、いつもにも増して良かったよ。
竹安ギターも吠えとったしね。
たぶん竹安くんは、こういうセッション大好きなんだろうな。
フラカンメンバーでフラカンの曲をやってるときにはない、
エキサイトした感じ?燃える闘志のようなものを感じるのだよ。
ガオーー!ってなる顔の表情がバロメーターになってるんだけどね。


そして 人にやさしく
思わず、tokageさんと目を見合わせてしまう。
そういえば、300万ボルトのときも演ってたわ。
日本のスタンダードだねってことらしい。

ブルーハーツが当時、どれだけ時代を席捲してたかという話で、
フラカンがデビュー前、トンネルの中(!)でレコーディングしてたら、
小学生の子供らが、バンドで演奏してるのを見て、
「リンダ、リンダーー♪」と歌いながら、通っていったんだよって。

!!!
またもや、tokageさんと目を見合わせてしまう。

その、どっかの公園のトンネルでレコーディングしたという音源。
ついさっきtokageさんから、いただいたのだよ。
(もちろん、個人で楽しむためのものですよ、誤解なく、ね)
おおー、なんというシンクロ!

ヒロトの歌は、圭介にはキーが低すぎるんだろうけど、
メロ変えて、がんばって歌っていた。
そして、ヒロトダンスの方もがんばっていたよ。



ここで、民生を呼び込む。
たしか、カープが逆転負けしてて、民生がキレてたっけ。

そして イージュー★ライダー

えーっと、このあたりの記憶が曖昧。
ステージの上が楽しそうだったことだけは
朧げに覚えているんだけどな。


さあ、そして、いよいよシークレットのスペシャルゲスト。
民生が、何回も「えっ、山本浩二?」と言うものだから、
グレートを指して、「衣笠ならココに。」と。
まっ、そんな小ネタは置いといて。

トータス松本!!!
他の出演者がみんな400万ボルトTシャツを着てる中、
自分の顔がドーンと載ってるTシャツで登場。
「なんか、もうバレてたんやろー?」と圭介を睨んだり。

なんとドラムは、民生とせっちゃんのツインドラム。
せっちゃんのドラム好きは知ってたけど、民生も?

曲の前置きで、トータスは「もう絶対、やらんとこと思てた」
というようなことを喋って、ヤケクソのように歌い出した。
サムライソウル
あー、これ、ウルフルズのファンが見たら複雑やろなぁ~。
と、tokageさんの方をチラッと見ると・・・やっぱり。
こういうの堪らん。

私はウルフルズに対して特別な思い入れとかないので、
おお、レアなもん見られてラッキー、と喜べばいいんだけなんだけど、
そう簡単に片付けられない人もいたと思うよ。
私のすぐ隣にも、ね。



更に更に、スカパラの加藤さんとGAMOさんが出てきた。
加藤さんはギター抱えて、GAMOさんはタンバリン持って。
「ブブゼラでもいいから、どっかにないか?」と探したらしいんだけど、
楽器が調達できなかったようで、ちょっと残念。

OKAMOTO'S、隅倉さんと小田原さんも、全員がステージ上に。
すげーよ。
5人もギターがいたよ。
ミスコニはビール片手に、小田原さんの後ろに立ってるし。
もう、ワケわかんない状態で サマータイムブルース

サマータイムブルースって、
私にとっては、子供ばんどなんだよね。
ずっと、子供ばんどのオリジナルだと思い込んでた、20才くらいまで。
この日歌ったのも、子供ばんどバージョンの日本語詞。
私が高校生の頃、うじきつよしは最高だったんだよっ。
カルトQ!とかじゃないんだよっ。
そんなわけで、これ聴くと十代を思い出しちゃうんだな。
だから、子供に返って大きな声を出してしまうのさ。
「アンタはまだまだ子供だよっ!」
どうすりゃいいのさサマータイムブルース。

ステージの上が、もう、大騒ぎですわ。
てんやわんや。

OKAMOTO'Sメンバーは、マエさんに懐いてて、ジャレていた。
なぜか、レイジと足上げ競争してたよ。
きっと、マエさんも彼らのことが可愛いいんだろうなぁ、という感じ。
ハマくんにベース渡して弾かせてたりもしてたし、
たいへん微笑ましかったよ。
そんな風に、下手で、若者ら(とグレート)がはしゃぎ過ぎてたので、
圭介がダメ出ししてた。「そういうことは、楽屋でやりなさい!」
ちょっと圭介がお父さん風になっていた。


最後は 歩いて帰ろう

あぁ~、長くて、豪華だったライブもこれで終わり。
圭介が「歩いて帰って下さーい」と言って、引っ込んでいった。

時計を見たら、10時40分。
うわ~、4時間越えてるよ、おつかれさまでした。


っていうか、これを書いてて疲れちゃったよ。
乏しい記憶力を嘆きながら、ぎゅうぎゅう絞り出したわけだけど、
ライブレポというより、ライブ中の脳内百景レポみたい。
補足、訂正等がありましたら、遠慮せずコメントして下さいませ。
よろしくお願いしますよ。


というわけで、レポ本編は終了。

気が向いたら、番外編で、
アフターパーティのこととかちょこっと書くかも。
うーん、書けるかなぁ・・・。

2010年8月1日日曜日

VIVA! SETSTOCK! ~フラカン和義のロックンロール400万ボルト~@広島クラブクアトロ <その2>

では、続き。


いよいよせっちゃんの登場。

ベースは隅倉さん、ドラムは小田原さん。
おお、小田原さん、久しぶりじゃないか。
せっちゃんも言ってたけど、6年ぶりくらい?だっけ?
そんなわけで、小田原さんが覚えているだろうと期待して
懐かしめの選曲になったようだ。

個人的に好きな曲、多かったし、
良いセットリストだったと思う。

これは私の持論なんだけど、
せっちゃんはワンマンより、
フェスとかの短いセトリの方がガツンとカッコいい。
ギュッと濃縮されて、旨みが増すのだと思う。

「深夜高速」もやった。
後のMCでも「いい曲だよねぇ」とスゴく褒めてくれた。
どうやら、フラカン号を走らせてる光景が浮かんできて
泣けてしまうらしい。
いろいろ知ってると余計にグッとくるものがあるんだろうなぁ。

ずっと、暑い、暑いと言って、汗ダラダラかいてた。
たまに客席前方にもライトがあたる時があったんだけど、
本当に熱かった。
ステージの上は、このライトにずっと照らされてるわけだから、
そりゃ暑いわな~、と同情したね。
しかし、汗を滴らせながらギターを弾くせっちゃんは、
たいへん色っぽいので、見ている方は、大満足。



 劇的な瞬間
 ささくれ
 ずっと好きだった
 深夜高速
 FIRE DOG
 僕の踵はなかなか減らない
 幸福な朝食 退屈な夕食



そして「FIRE DOG」だよ~。
変拍子だよ~、気持ちいいよ~。
いつ聴いても痺れてしまう、この曲。
うぉーーーっと盛り上がっていたら、最後の最後、
決めの部分が・・・、あれれれ?
小田原さーん、間違っちゃた。
全員がスパッと止まって、ピタっと終わるはずのところが、
小田原さんだけ叩き続けてしまったのだ。
オイオイ。
この曲を知らない人は、気付かなかったかもしれないけど、
せっちゃんも、小田原さんも「やっちまった」的な苦笑いで
残念な終わり方になってたわ。

せっちゃんが、「飲みすぎだよ~」と文句つけてた。

「僕の踵~」も、すごく久しぶりに聴いたな。
tokageさんも、この曲がカッコよかったと言っていたよ。
「ほら、あの、踵がすりへらないっていうヤツ?良かったわ」と。
「ジレンマ」というアルバムに入っているので、聴いてみてね。

で、いかにも、この曲がラストという感じで終わったのに、
あれれ?
「なんか、1曲とばしちゃったみたい」
というわけで、気を取り直して「幸福な朝食 退屈な夕食」
これまた、台詞ロック好きにはたまらん名曲。
この言葉の洪水で、トランス状態になるんだよなぁ。
「皺の足りない脳ミソひとつ」という歌詞を
「皺の足りない小田原豊!」と、歌っとった。
やっぱり、さっきの一件を根にもってるのか?



もちろん次は、フラカン。
なので、その前のMCは民生とせっちゃんで、
と打合せたはずなのに、どっか行っちゃってる民生。
やっと出てきたので、準備があるからと引っ込もうとする
圭介&グレートに「何の準備がいるの?」と突っ込む民生。
「ほら、僕らのユニフォームがあるじゃないですか」と
答えるグレート。

いや確かに、あなたのはトレードマークだし、
ユニフォームと言えるけど、圭介にユニフォームなんて
あったっけ?・・・と心の中で突っ込んでしまったよ。

そんなわけで、せっちゃん&OTでトーク。
今日のイベントとは何の関係もない
フジフジ富士急の話で盛りあっがた。




よし来た、フラカン登場。

ちゃんといつものSEを鳴らして。
ユニフォームは、マエさんは白、圭介は水玉シャツ。
あれ?竹安くんとミスコニはどんなんだったっけ?
ちゃんと着替えてたんだっけ?
記憶がありません、誰か教えてください。

おっ、圭介、星型タンバリン持ってるね。
ということは、アレね?
ロックンロール・スターダストからスタート。

いつ聴いても、何度聴いても、楽しいなぁ。

今日も真っ赤な顔して歌ってるなぁ、圭介。
とか、
前髪切りすぎたんだな~、竹安。
とか、
今日も足上がっとるな~、グレート。
とか、
ぜんっぜん見えない・・・小西。
とか、
色んなコトをいっぺんに考えていた。

あと、私の後方に大勢いるせっちゃんファンのために、
高く手を掲げて手拍子をした。
ちゃんとついて来いよ的な、先導する役割を意識して。
いや、別にライブだから好き勝手に楽しめばいいんだけど、
そういう一体感を求めてる人もいるかな~と思って、ね。

新曲「夏の空」いいね。
竹安くんのギターが、ボトルネックが、光っとるよ。
ホント、この人、スライドギターが上手いんだよな~。



 ロックンロール・スターダスト
 脳内百景
 はぐれ者賛歌
 夏の空
 元少年の歌
 恋をしましょう
 真冬の盆踊り




王道のセットリストですな。
恋をしましょう~盆踊り、は鉄板だよね。


MCでは、自分たちとせっちゃんの一番の違いは、
色気だという話を。
一体この差はなんなのか、と。
圭介の結論によると、女兄弟がいるかいないかの差らしい。
フラカン全員、男兄弟だけ。
だから、色気がないんだよ~、と。
色気は諦めて“がむしゃら”だけで行こうということに。


そういえば、例のアンプの山の後ろで、
榊監督が、ずっとカメラを回していたなぁ。
あれは、次のアルバムの初回特典になるような気がする。


今日の盆踊り、案外あっさりと終わったような気がする。
それだけ、時間がタイトだということなんだろうな~。
しつこく、もういいよ~と、いうくらいにしつこく、
ヨサホイやらされるっていうのが、クセになってるもので、
普通に終わると、物足りない!?

あ、何気に注目してたんだけど、
竹安くんのヨサホイギターの音が、以前に比べると、
ちょっとカッコよくなってると思う。
エフェクトのかけ方なのかな~、よくわからんのだけど。


と、ここで「10分休憩!!」と圭介が宣言。

ここまで、すでに3時間超。
そろそろ限界だ、給水したい。
けど、一旦退却してしまうと、二度とこの前線には戻れない。
どうしよう~。

そんな私たちの前に、天使が現れた。
H先輩が水を持ってきてくれたのだ。
感激!
初対面なのに、ろくにご挨拶もせずにすいません。
でも、水!水!
ああ~、生き返る~、これであと3時間はいけるな。

この場を借りて改めて、H先輩にお礼を。
危うくtokageとnemuriの干物が出来上がるとこでした。
救っていただいて、ありがとうございました!




・・・というわけで、<その3>へ続く。

そして、いよいよあの人が登場するよ~。

VIVA! SETSTOCK! ~フラカン和義のロックンロール400万ボルト~@広島クラブクアトロ <その1>

長くて暑くて熱い一日だった。

私の脳が暑さと過負荷により、クラッシュ寸前だ。
どこまで、覚えてるかわからんけど、
とにかく長くなるのは必至なので、少しずつ書いていくよ。





VIVA! SETSTOCK!
フラワーカンパニーズ×斉藤和義
~フラカン和義のロックンロール400万ボルト~
2010/07/30 広島クラブクアトロ
開場 17:30 / 開演 18:30
前売り ¥4200(税込・1drink 別)




羽田からの飛行機の出発が遅れたり、
ライブとは全く関係のないミッションを
二つほど遂行したりして、
tokageさんとの待ち合わせ時間までに
すっかり汗だくになっていたのだ。

私が"EROS"Tシャツを目印に着ていたので、
案外あっさり合流できたね。
tokageさんとお友達のM~ちゃんさんと緊張しながら、ご挨拶。
そして、開場時間までしばし歓談。
お二人とも、初対面の私に優しく気遣って下さって、ありがとう。

tokageさんはブログやメールの文面で想像していたとおりの方で、
大人の素敵なお姉さんでしたわ。
京都のM~ちゃんさんは、ほんわかしてて、凄い。
この人の前で緊張し続けるのは不可能というか、
どんな猛獣も手懐けてしまいそうな雰囲気を持っておられた。
たぶん、ご本人は気付いてないと思うけど。

で、ここですっかり寛ぎすぎて出遅れてしまった。
とりあえず、ちゃんと整列入場には間に合ったので良しとするけど。

広島のクアトロは、もちろん初めて。
キャパ800くらいと聞いてたんだけど、思ったより狭い感じがした。
フロアは真四角よりやや横長かな?
後方が階段状になって、ドリンクも置ける台があったみたいだし、
とても見易そうだった。
もちろん、私とtokageさんは、前へ突っ込んでいくのだけど。
竹安側の3列目あたりでスタンバイ。

ステージのセッティングを見ると、
ドラムセットが二組、右と左に組んであって、
その前のステージ中央にアンプの山が築かれていた。
まるで、アンプの展示会もしくは、アンプを使ったポップアートか。
だから、私からは下手のドラムがほとんど見えないという。

ほぼ定刻どおりだったかな、フラカン&せっちゃんが登場。
みんな、400万ボルトTシャツを着てる。
そういえば、このTシャツのデザインと同じでカラーバージョンの
バックドロップ幕がステージにどーんとかかっていた。
圭介の「今日一日だけの為に、スゴく(お金を)かけたよね」という
お得意のマネートーク飛び出た。

で、今回のイベントの経緯の説明。
★100万ボルト(2005年)から始まって今回で4回目
★毎回、メンバーの顔入りのTシャツを作っている
★地方でやるのは初めて(200万ボルトは名古屋だったけど)
★今回はSETSTOCKの前夜祭と絡めたため、ゲストが呼びやすい
などなど。

今回のゲストについて話してるときに、
OKAMOTO'S以外は、おっさんばかりだという話になり、
圭介が「最年長が奥田さんでしょ、で次が、松本さん・・・」
・・・・・・・・・???
えっ?松本さんって誰?
と、ざわめく会場、慌てるステージ上。
松本ってアレだよ、ダンプだよダンプ!などと
ワケのわからんこと言うとったな。
tokageさんが、目を輝かせて見つめてくるんだけど、
なかなかピンとこない私。
松本さんて、B'z??とかワケ分からんこと思ってて
(後で聞いたらM~ちゃんさんも、同じこと思ったらしい)
トータスだと気付くまでに時間がかかった。
なんでだろ。
もともとスペシャルゲスト発表前に、tokageさんに、
「きっとトータス来るよ~」と言っていたのにも関わらず、だ。

そんなわけで、シークレットゲストの筈だったのに、
ペロっとばらしちゃったのだ。あーあー。
圭介はここで、最初に躓いてしまったもんだから、この後ずっと、
ちゃんとした進行ができなくなっちゃって、
仕方なくとはいえ、珍しく、せっちゃんが仕切ってたよ。
おおー。
やれば、できる男だったのだ。

そして、恒例のコール&レスポンス。
「ロックンロール!」
「400万ボルト!」


まずは、OKAMOTO'Sから。

残念なことに、レイジは、
私からは死角になる下手のドラムセットにスタンバイ。
サラサラヘアーでヴィダルサスーンだ(圭介談)。
それでも、激しく動きながら叩くので、たまにチラリと顔が見える。
白目剥いてた。
かわいい~!(私は白目に弱いのかもしれない・・・どんな趣味じゃ!)

コウキはSG使ってた。
どうやら、新しく買ったみたい。
一番近くだったから、本日はコウキに注目で。
なかなかカッコよかったのだ。
音楽的なことは、よくわからんけど、
プレイのスタイルが堂に入ってて、19歳とは思えない。
顔を見ると、肌がツルっとしてて確かにめんこいんだけどね。

ショウ、どうした?
頭が錯乱していたのか?
「新宿に帰って来たぜーっ!」って言わなかった?
私は、へっ!?となったんだが、
みんなあまり気にしてなかったみたいだったけど。
その後、ちょっとシドモドしながら
「俺らは新宿から広島に使命をもってやって来た」というようなことを
言ってたんだけど・・・、まっいいか。

セットリスト、ぜんぜん自信ないけど。


 Run Run Run
 Beek
 (新曲)
 おやすみ君のこと
 スマッシュ
 Baby Don't Stop
 恋をしようよ


という感じだったと思う。

CDを聴いてて「おやすみ君のこと」の爽やかな感じが
意外にも良くて、ショウの声に合ってるなぁと思ってたんだ。
そして今回、生で聴いて、やっぱり良かった。
ガツーンとくるナンバーの狭間にあって、
一服の清涼剤のようで。

演奏が終わると、せっちゃん、圭介、グレートが出てきてMC。
(セットチェンジ中にMCを展開するという流れで進行)
若いのに凄いよね~。
19歳のときって何やってた?
とか。

そして、一旦ひっ込んだショウとレイジも出てきて、話に加わる。
19でこれだけやっちゃったら、俺らの年には、
もうフュージョンとかジャズとかやってるんじゃない?と圭介。
(これって、すごく圭介的発想だよね)
すると、ショウが「ジャズから入ってるんで」って。
流石ですな。



そして、OT登場。

ターキー飲みながら、ゆるーい感じ。
出てきたときには、すでに出来上がってる感じだった。
今日の最年長ということだし、ホームだし、
かなりのリラックス度ですわ。

広島のクアトロは「俺の庭」だから、と。
こけら落としもやったし、イベンターさんの結婚式も
ここで行ったとか。(関係あるのか?)

セットリストもその場で考えて決めていく感じで、
譜面のファイルをくりながら、
「何やろうか~」って。

客席から、いろんなリクエストの声が上がってたけど、
なぜか「結婚しようよ!」という声に民生が反応して、
「えっ?なんで?なんで?」
「いや、別にやるけどさ。・・・なんで?」って。
サラッと途中までだったけど「結婚しようよ」を披露。

あと「LOVE LOVE SHOW」も。

残念ながら、曲をほとんど知らないので、
セットリストは他をあたって下さいね。

とにかく、ゆるーくやってても、歌の力は凄いんだよね。
なんか、余裕というか、もはや貫禄のステージだったわ。




あれ?
まだ、フラカンもせっちゃんも、これからなのに、こんなに長くなっちゃったよ~。

というわけで、<その2>へ続く。