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2015年7月30日木曜日

ザ・キャプテンズpresents 失神天国十番勝負 其の七vs フラワーカンパニーズ@ Zher the ZOO YOYOGI

ザ・キャプテンズpresents
失神天国十番勝負 其の七vs フラワーカンパニーズ
2015年7月28日(火) Zher the ZOO YOYOGI
act:ザ・キャプテンズ / フラワーカンパニーズ
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥3,500 / 当日¥4,000【SOLD OUT!】(ドリンク代別)



キャプテンズ主催ライブのゲストということで、
フラカンは先攻。
開始直前にキャプテンズファンのお客さんが、
ごっそりと後ろにさがって行かれたので、わりといい眺めになった。

いきなりの『マイ・スウィート・ソウル』に狂喜。
この曲の“たのしせつない”感じは、ある意味圧巻だな。
ライブで聴くたび、もれなく笑い泣きしてしまう。
今のところ、私の笑い泣き率100%だ。

意外にも、フラカンはZher the ZOO初登場らしい。
いつもヨコロコ観てるから、初めての気がしないなー。

2曲目の『カリフォルニア』のときだったかな?
Gのオーバーオールの肩ヒモがずり落ちてたのを
そっと直しにくるQ太郎の甲斐甲斐しさに、にやけてしまった。

『どろぼう』でどーんとアゲて、『心の氷』でジワっとくるという
いい展開のセトリであった。
そして、何より圭介の好調が継続しているのが嬉しい。
ん?もはや、これが普通ということなのか?
だとすれば、本当に嬉しい。

ステージになぜか予備のマイクが置いてあったことから、
Gから圭介に「マイク落としすぎ」というクレーム(?)が。
マイクを落とす一番の原因となっている空中キャッチする動きは、
べつに必要ないんじゃないかって。
そしたら、圭介はムキになって「それじゃ、永ちゃんのスタンドを使った
パフォーマンスだって必要ないってことになるよ!」
「そんなこと、永ちゃんに言えるか?」と、いつものように子供みたいな応酬。
あぁ、ほっこり。

そんなやりとりで、上手ギタリストが暇そうに欠伸をするくらいに
MCが長引いてしまったんだけど、またもやカリスマ・ローディーが
出てきて、ちょんちょんとGの肩を叩いて注意を促すという・・・。
うーん、本日もQ太郎大活躍ですな。



マイ・スウィート・ソウル
カリフォルニア
消えぞこない
この世は好物だらけだぜ
地下室
どろぼう
ビューティフルドリーマー
心の氷
感情七号線
星に見離された男
チェスト
YES,FUTURE




初めてのキャプテンズ。
ネオGSっていうのかな?・・・ん?違う?
めっちゃ楽しかったーーー!

ボーカル傷彦さんの薔薇王子キャラが完璧すぎて、プルプルしちゃう。
ギターのジャッキーは、超かわいい!
ベースのテッドさん、めっちゃ歌うまい!(アナ雪歌ってた)
ドラムのヨースケさん、めっちゃ淡白!

あまりの楽しさに、はりきってマグマダンス踊ってしまったよ。
もちろん、失神ジャンプもね。

で、アンコールで圭介が、キャプテンズとお揃いの
GSコスで登場!
これがびっくりするくらい似合ってて、かわいいかったのだが、
その衣装でぴょんぴょんと失神ジャンプしまくる姿がもう、
はしゃぐ小学生みたいで、めんこいのなんの。
家に連れて帰りたい衝動に駆られまくり・・・。





↑オフィシャルから無断転載なので、遠慮してサイズを
小さくしております。ごめんなさい。


2015年7月28日火曜日

天月@STORMY MONDAY (2015/07/26)

2015年7月26日(日) 横浜 STORMY MONDAY
天月
湯川トーベン(Vo.B.)田中"ヤッチ"裕千(Vo.G.)向山テツ(Ds.)
START 19:00~ / 2ステージ
LIVE CHARGE ¥3000(税別、飲食代別)



天月は現在レコーディング中!Yeah!
あとは歌入れだけだとか。
うひゃー!楽しみー!
「ここに居るヤツみんな、10枚ずつ買えーー!」
「・・・それでも、250枚か・・・」って、笑ってた。

そのレコーディングをしたヤッチさんの新曲、カッコいい!
タイトルは『ホタル』
「“火垂るの墓”のホタルね」と言ってたので、正しい表記は『火垂る』なのかな。

トーベンさんの年季の入ったプレベのトーンつまみが、
外れてしまったのが気になったので、つい、そこばっかり見てしまった。
ごめんなさい、音に集中できなくて・・・。

テツさんのテンションがいつになく高かったなー。
なんとなーく、その原因もわからなくもなかったのだが、
ここでは言及しません。

後半、トーベンさんは衣装替えして、フラカンTシャツ。
私のトートバッグとお揃いのやつね。
気に入っておられるのでしょうね、よくお見かけしますわ。
うーん、これは、フラカンの武道館応援Tシャツを贈るべきなのではないか?
どうですか、グレート社長!?

11月に吉祥寺でライブをやる予定で、ハコを押さえてあるんだけど、
その対バン相手を募集中なんだとか。
どんなバンドでもいい!動員が100人あれば!
・・・ということだそうです。
前座だってかまわない!とまでおっしゃっておられましたよ。

・・・hotspringの関係者の方、名乗りを上げてはいかがでしょうか???
(完璧に私得な対バンになることを願っております)

まったくメモしてなかったのでセトリなんて忘れてしまったけれど、
なぜか、アンコールの曲だけメモが残してあった。
アンコールは
『シーサイドバウンズ』と『God Bless』

いやー、最後の最後に『God Bless』とは。
もー、爆音最高!!!






2015年7月20日月曜日

THE TON-UP MOTORS vs フラワーカンパニーズ@CLUB Que

"CLUB Que夏ノ陣 VSシリーズ vol.4 ~RETURN TO NATURAL~"
THE TON-UP MOTORS VS フラワーカンパニーズ
7月15日(水) 下北沢CLUB Que
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥3,300 / 当日¥3,500 (1D別) 【SOLD OUT!】



いろいろと理不尽な出来事が世の中にはある。
大抵のことは「仕方ないなぁ」と諦めてしまう
根性のない私であっても、これは認められないぞ、というくらいに
酷いことが、この国の中枢で行われている。
そんなニュースのせいで、どうにもやりきれない思いを抱えたまま、
ライブハウスにやってきたのである。

トンアップの演奏陣3人がスタンバって、
「ダイナマイッ!ダイナマイッ!」と、上杉くん呼び込みの
コールを始めたところで、早くも涙目になっていた。
なんて、キラキラしてるんだ!

くすんでた私の心中と対照的な鮮やかさで、彼らのファンキーソウルが
目から、耳から飛び込んできて、嫌なことを全部蹴散らしてくれた。
この世界がどんどんダークサイドへ傾いていったとしても、
彼らみたいなバンドが音を鳴らしてる間は、きっと大丈夫だ。
そう思えた。
巷で流行ってる薄っぺらい応援ソングなんかより、
よっぽど人を勇気づける力を持っているよなぁ。

ほんっと、楽しくて、熱くて、カッコいいライブであった。
おまけに、フラカンの武道館の宣伝もさりげなくしてくれて、
いい後輩くん達なのである。



そして、フラカン。
『星に見離された男』からスタートという
ちょっと変則的だけれど、ワクワクさせられてしまう始まり方。

新曲『消えぞこない』が初披露された。
9月発売のバンド・ヒストリー本と同タイトルの曲。
シンプルで明るい曲調にのせて「きーえーぞーこーない♪」と
歌う圭介の表情も明るかった。
なかなかキャッチーで覚えやすいわ。

本編最後にやった新曲『三十三年寝太郎BOP』(聴くのは2度目)も
パンキッシュな曲だったし、この新曲2曲を聴く限り、
今度のミニアルバムは若返ったようなイキの良いものに
仕上がってるんじゃないだろうか?という気がしている。
だから、すごーーーく、楽しみなのだよ。

中盤、圭介のモズライトが登場。
『大人の子守唄』のイントロから圭介が歌おうとしたところで、ストップ。
「いや、ちょっと…」と、どうもチューニングが狂ってたみたい。
慌ててQ太郎が出てきて、チューニング。
まぁ、そういうこともある。

その『大人の子守唄』~『エンドロール』という流れがねぇ、
重たかった。
たぶん、いろんな意味のこもった選曲だったんだろう。
その思いが伝わってきて、重たかったのだよ。
これは非難とか批判とか、ネガティブな意味ではないからね。
ただ、重い現実を突きつけられたというそれだけのこと。
そういう力のある楽曲なのだということ。


アンコールで、今季初の『最高の夏』
なーなーなななななな~♪と手を振ると、
狭いハコの中なのに、ほんのりと夏フェスの薫りが漂ってきて、
照りつける日差しの中でステージを見てるような錯覚をする瞬間があった。
いよいよ夏本番だなぁ~。



星に見離された男
チェスト
この世は好物だらけだぜ
消えぞこない
夜空の太陽
感じてくれ
ロスタイム
大人の子守唄
エンドロール
煮込んでロック
マイ・スウィート・ソウル
三十三年寝太郎BOP

最高の夏
終わらないツアー


そういえば、Queはビルの耐震工事によりリニューアルオープンしたばかり。
まぁ、中はほとんど変わってないようだったけど・・・。



2015年7月14日火曜日

hotspring PRESENTS『東京どんでん返し』@club asia

hotspring PRESENTS 東名阪どんでん返しツアー
『東京どんでん返し』
hotspring/Radio Caroline
2015年7月10日(金)@ 渋谷club asia
Open 18:30/Start 19:00
前売¥2,800/当日¥3,300(+D代)



なんと、レディキャロ先攻ですのよ。
ホットの主催だから、当然なんだけれど、
なんだか、うひょーーーーってなるよね。(←?)

人生2度目のレディキャロのライブは、
すっごい疾走感で、あああーーっという間に終わってしまった。
ホント、びっくりした。
まだまだこれから~と思ったら、もう終わっちゃった。

2曲目くらいで、パッチさんが弦を2本も切ってしまうという
アクシデントが発生して、パッチさん、苦笑。
4弦ギターで、コード感とか出せなくても、
ガツガツとビートだけで一曲持ちこたえたよねぇ。
さすがですわ。

ウエノくんは一言も発せず、パッチさんのMCも短く、
これが本来、レディキャロのあるべき姿なんだろうなぁ。
前回の勝手さんとの対バンのときは、ある意味、武藤ウエノの
雰囲気を引き摺ってのライブだったからなぁ。

いやー、もっと観たかったわ~。



レディキャロが終わったら、最前列の人たちがドッと退がり、
ステージ前のフロアが広々とした空間に。
うーん快適・・・じゃなくて、あかん、あかん。
もっとギューッとなるくらい来てもらってもいいんですよ。
なんなら、最前列に入ってもらってもいいから、
もっと来てー!
レディキャロファンの皆さん、カモーン!!!
・・・という私の心の叫びが届いたのか、
メンバーが出てきた頃には、その空間はほぼ埋まっていた。
よかった・・・。


今回もまた『コールタール』でスタート。
イノクチくんが、がっと目を見開いて見つめているのは、
  始まる前のそれよりも向こう
  終わった後のその向こう
なのだろうか?

そして、ずっとライブで聴きたかった『急行ボーイ~』が聴けた。
いぇーい!!!
スチャスチャスチャスチャっていうスネアが大好きなのと、歌詞も好き。
  白い朝と黒い夜の
  ど真ん中の何もない真っ昼間
だなんて、身も蓋もない言い方の中に若者らしい空疎な感覚が
ピリピリと伝わってきて、ハッとさせられるのだよ。

で、三浦くんも歌ってたよ「急行ボーイ♪」って。
ちゃんと見てましたからね。

私が聴くのは3回目くらいの新曲『スピード』は
レコーディングを経て、仕上がってきたのかな。
前に聴いたときより、何倍もカッコよくなってたと思う。
なんか曲の印象が変わってしまったのは・・・なんでだろう?
もう一回聴かせてほしいぞ!

まだ高校生だった頃に、レディキャロの前座を務めたことがある彼ら。
今度は自分たちが主催のライブに来てもらって対バンしてるんだから、
そりゃ感慨深いものがあるだろう。
「今日という日を想定して、作った曲です」というMCから、
『いかすぜ今夜』へ。

今日もまた「この瞬間」を掴もうとして、イノクチくんは手を伸ばす。
そうやって、ライブの度に少しずつ掴みとってきた何かが、
稀に見えるカタチとなって現れることがある。
それが今夜のレディキャロとの2マンライブだったりするのかもしれない。

今日のイノクチくんは、なぜか、エア縄跳びがブームであった。
「二重跳び!」とか「ハヤブサ!」とか言いながら。
かわええのー。


アンコールの『BABY BABY』がよかった。
おばさんの中のありったけのオトメ心が総動員で、
キュンキュンと泣いておりましたよ。



コールタール
ゴールド
急行ボーイ/各停ガール
Twistin' The Night Away
Electric Queen
シュガーK
車輪の中
スピード
田舎のカーボーイ
いかすぜ今夜
Qeema(ホリングのテーマ)
FADE AWAY
BABY KILL LOVE
45回転

BABY BABY
夜の魚



終演後、物販でDVDとTシャツを買っていると、
私がツイッターで「それは、あかんわ!」と揶揄した
高額アクセサリーを注文する人や、意味不明のホリング本(1000円!)を
購入する人が結構いたことに驚いた。
みなさんのホトスプ愛には頭が下がるけど・・・すいません!
私には買えない!
どこが壁になってるのかわからないけれど、私には越えられないものが
そこにはあるのだよ。
パトロンへの道は険しいのぉ。



2015年7月7日火曜日

THE GROOVERS "EARLY SUMMER BLUES SHOW 2015"@ROCK JOINT GB

THE GROOVERS
"EARLY SUMMER BLUES SHOW 2015"
7月4日(土)吉祥寺 ROCK JOINT GB
18:15開場/19:00開演
前売 3800円/当日4300円(ドリンク別)※SOLD OUT!!!
※NEW ALBUMの先行販売あり!!!



まず最初に言ってしまうと、この日のライブは最高だった。
ここは「最高」というその字義どおりに受け取っていただきたい。
今まで観たグルーヴァーズのライブの中で(というと、
一体どのくらいライブを観たのかが気になるところだが、
数えてみると30回を超えていた)一番、熱かった。
客観的に「熱かった」というよりも、私自身の主観として
「熱くさせられた」というのが正しい表現かもしれないけど。


6年も待ったニューアルバム発売直前のライブ。
前売チケットはソールドアウト。
これだけでもう、感極まる要素が揃っているではないか。

つまり、3人がステージに出てきて、ドンっと最初の音を
鳴らした瞬間から、涙腺の蛇口は緩みっぱなしだったのだ。

で、『車輪の上』だ。
まだまだ序盤だというのに、敢え無くK.O.された。
なんだろう、この多幸感は。
旅への衝動に駆られる、エイトビートのこの歌が大好きだ。
一彦さんらしからぬ(?)ポジティブで瑞々しいリリックが、
ストレートで若々しいビートにピッタリはまって
先へ先へと転がっていくのが、途轍もなく爽快で。
最初のAメロ
  あなたの神と私の神は
  この空の上 同じ人だろう
のところで、もう決壊。
ライブハウスの天井を見上げて神様を探しながら、
ぼろぼろと涙を流していた。
どこのどの神様か知らないけど、この最高の夜をくれた神様に
感謝したかった。

個人的ナンバー1キラーチューン『ピラニア』も
聴けて嬉しかった。
しかも、ギターはグレッチに持ち替えて!
そりゃ、アガらんワケがない!

中盤、ニューアルバムの曲を立て続けに5曲。
(一彦さん曰く「このように、カッコいい曲が沢山入ってますので
是非お買い求め下さい!」と、実演販売の如く)
既にライブで聴いたことある曲もあったし、
まるっきり初めての、まっさらの新曲もあった。
そのタイトルもわからない、まっさらの新曲で2度目の決壊。

この新曲がまたシンプルなエイトビートなのだが、
その中にグルーヴァーズらしさがじわっと滲んでいるのが
堪らんかったわけだ。
あぁ、最新のグルーヴァーズをリアルタイムで体験してる。
その最新のナンバーを、こんなにもカッコいいと思える私って、
なんて幸せ者なんだろう。
そんな思いが込み上げてきたのだよ。
(ちなみに、この新曲は『空白』でした)

終盤に向けて、ロックンロール!
『殺伐』なんていうレアな曲もあり、
メンバー紹介のテーマソング(?)『スイートハート~』あり、
ギャンギャンに盛り上げておいて、バラード投入。
今夜はやはりニューアルバムから『UNDER THE FOGGY MOON』

イントロ、一彦さんが指で爪弾くところが好きでたまらない。
あの繊細な音色にキュンとする。
  後悔のひとつもしたこのない奴に
  一体何がわかる
失敗だらけの人生をおくっている人間には
とびきり突き刺さる言葉。
私が抱えてる数々の後悔を、たとえ一瞬だけでも肯定し、
昇華してくれる。
解き放たれた思いが、目から溢れてポタポタとこぼれ落ちた。

その後は、またグレッチが2カポで出てきて、キュンとなる。
『最後の煙草~』はラスト・ナンバーと決まっているから。


狂おしきこの世界
SWEET SWEET MELTDOWN
車輪の上
ロザリー
想像病患者の夢
何者
ピラニア
無条件シンパシー
空白
シャクニサワル
PERFECT DAY
EL DIABLO
乱気流ガール
スマイル
殺伐
無敵の日々
SWEETHEART OF MY SOUL
UNDER THE FOGGY MOON
最後の煙草に火を点ける

グッド・モーニング・シャングリラ
ONE FOR THE ROAD

現在地


自分がこれほどグルーヴァーズというバンドを
愛しているということを、この夜、初めて知ったような気がする。
そんなライブだったのだ。

ライブ中、何度も「こんなに大勢、来てくれてありがとう!」と
フロアに向かって感謝を述べてた一彦さん。
すごくいい顔してた。
もちろん、ボブさんも、ヤスチカさんも、
とても満足げにギッシリと埋まったフロアを見ていたし。
そんな彼らの表情が見られただけでも、幸せだなぁと思うのだ。

素敵な夜をありがとうございました。





2015年7月6日月曜日

うつみようこ&YOKOLOCO BAND@Zher The ZOO YOYOGI

うつみようこ & YOKOLOCO BAND -oneman-
2015年7月3日(金) 代々木 Zher the Zoo
前売3500円 当日4000円(ドリンク別)
開場19:00 開演19:30



登場して早々に「うつみようこグループです!」と、
思いっきり間違えるようこさん。
以前、グループのライブのときに「ヨコロコバンドです!」と、
やはり、思いっきり間違えてたのの見た記憶があるな~。

今年、50の大台を向かえるようこさん、
ライジングのときが誕生日で、そんなスペシャルなステージになるようで。
いいな~、行きたいな~、とは思うけど、遠いなぁ北海道・・・。

しかし、まだまだ上の世代が大勢いらっしゃるので、
50になっても「中堅」止まりなんだとか。
永遠の中堅・・・。
なのに、チャボさんには「師匠」と、ミチロウさんには「先生」と
呼ばれてしまうようこさんなのである。
かっちょええ!

『40』の竹安ギターが大好物なのであるが、本日もたっぷりと
楽しませてもらったよ。ごちそうさまです。
同じ系統で『SO-DA』のストロークも大好きなんだけれど、
今回は、断然『40』の方がキレてたからね~。

「あれ?竹安、髪切った?」って、ステージの上で
唐突に気付くグレート。
リハのときとか気付かなかったのか?
本番前に気付いてもよさそうなもんだけど・・・。
まぁ、たしかに、散髪したてには見えないくらいに
ラフな仕上がりではあったけどね。

『SHOTGUN』のブレイク明けの合図の一声を
ようこさんが奥野さんに促すと、奥野さんはグレートを指差して、
グレートはキュウちゃん、キュウちゃんは竹安を指名。
でもって、はにかみ笑いの竹安がマイクの前へ。
「ショットガ~ン♪」と、調子っぱずれで、中途半端な雄叫びに
ズッコケたわ。
けど、本人はいたって嬉しそうに笑っておったよ。
あの竹安の「ショットガ~ン♪」を思い出せば、
少々の辛いことは乗り切れるような気がするので、
心の中の宝箱に大切にしまっておくとしよう・・・。

ダブルアンコールは、
『Kick Out the Jams』で、気持ちよーく終了。
よこさんとグレートのハイキックがカッコいい!
日々の暮らしの中で、胸にたまったモヤモヤが、ぱーっと晴れるような爽快感。
スカっとするぜ~。

いやいや、いつものことだけれど、ヨコロコのライブは腰にくるな~。
踊りっぱなしになっちゃうからな~。
こんなに楽しくって仕方ないライブって、そうそうないよね。
ハズレなしの安定感だし。

ぐっすり寝られそうだわ。




2015年7月3日金曜日

おおはた雄一 「夜の歌が聴こえる」発売記念ライブ@duo MUSIC EXCHANGE

おおはた雄一 アルバム発売記念ライブ「夜の歌が聴こえる」
2015 / 7 / 2(木)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
[出演]おおはた雄一  Guest: tic omoon
[時間]開場19:00 / 開演19:30
[料金]前売4,000円 / 当日4,500円(税込・別途ドリンク代)


↓ このアルバムが、とにかくいいのである。


ここ最近は、ずっと芳垣さん、伊賀さんとのバンドで録音してて、
それはそれで、カッコよかった。
でも、今回はほとんどをギター一本の弾き語りで、
それプラスtico moonのお二人とのアンサンブルが数曲という、
非常にシンプルで心地よいサウンドは、弾き語りのライブを
そのままパッケージしたような趣き。
おおはたくんの歌は、じわじわっと心の真ん中に沁み込んできて、
元々そこに存在していたかのような自然さで、居座っている。
まるで自分の身体の一部のように、しっくりと馴染んでいる。
それも人目には触れないデリケートな部分のように、ひっそりと・・・。

そんなわけで、レコ発ライブへ。


おおはたくんにしては、珍しく、キッチリとしたステージ進行で、
さくさくと進んでいく。
ギターは、レコーディングにも全曲で使用したギブソンのLG-0。
相当年季の入った風貌のやつ。

ニューアルバム以外の曲は
『いつもあなたは奪ってゆく』とか『ゴロワーズ~』とか、
ハードめな曲を演ってくれたのが嬉しい。
激しくガリガリとストロークするおおはたくんは、
ほんの少し狂気を孕んでいて、セクシーでカッコいいのである。

ちなみに彼のフィンガーピッキングは、軟体動物を思わせる動きから
「イカ奏法」と誰かが言ってたけど、私に言わせると、
イカというより、イソギンチャクじゃないかと思っている。
そのくらい、しなやかでぐにゃぐにゃしてて・・・エロいのである。

そして途中からは、tico moonと一緒に。
私にとっては、トーベン祭りでお馴染みのお二人。
イングリッシュハープの吉野さんとギターの影山さん。
何しろ見慣れない楽器なので、ついつい吉野さんの手元に
目がいってしまうのだが、動きがエレガントで惚れ惚れしてしまう。

ギターの影山さんは、おおはたくんともっと仲良くなって
「雄一」「かげやん」と呼び合う仲になるのが目標なのだそうだ。
おっとりとした話し方だけれど、
なんだか面白い雰囲気で、おおはたくんに言わせると、
伊賀さんと同じ面白さを持っているらしい。



グッドイーブニング、ブルー
あの頃の匂い
サカナ
?(ブルース)
いつもあなたは奪ってゆく
Don't Think Twice, It's All Right
未来の月
存在
ゴロワーズを吸ったことがあるかい
窓辺にて (w/吉野友加)
不思議なくらい (w/tico moon)
おだやかな暮らし (w/tico moon)

<tico moonコーナー、2曲>

にじみ (w/tico moon)
物語は続く (w/tico moon)
小さなアンセム

ノルウェイの森 (w/tico moon)
僕らは旅する音楽隊 (w/tico moon)
明日ハ晴レカナ、曇リカナ



素敵なコンサートだったけれど、
個人的には、少し物足りなく感じた。

おおはたくんが丁寧に演ろうとすればするほど、
ナマっぽさが薄れてしまって、ステージとの距離感が遠のいていくのだ。
それが常識的な距離感なのかもしれないが、
私がおおはたくんに望んでいるものは、そうじゃないのだ。
ギターの弦の振動が肌に直接伝わってくるような距離感で、
セトリなんて決めず、くるくると思いつきで歌い出すような、
そんな生々しいライブが好きなんだよー。



・・・贅沢で、わがままなオーディエンスの戯言ですので、
ご容赦下さい。