ページ

2013年12月31日火曜日

&SCENE 手創り市@養源寺

&SCENE 手創り市
12月22日(日)  東京・駒込 養源寺
養源寺 本堂LIVE
出演:かみぬまゆうたろう/沢田ナオヤ
[時間]open/start 13:00/13:30
[料金]入場無料(投げ銭制)



なんとか年内に、かみぬまくんの生歌が聴きたくて、
お寺でのフリーライブへ。

場所はお寺の本堂。
ご本尊様の真ん前がステージ。

ライブはかみぬまくんから。
セッティングの関係なのか、珍しくエレアコで。
やっぱりいいなぁ、かみぬまくんの歌声。
で、ちょいちょい色っぽい(エロい?)歌詞があって、
それがお寺の本堂に響き渡るのが、不謹慎だけれども
爽快な気分がした。

なぜか、今度発売されるアルバムに入らなかった
『欲張りな男』が聴けたのが嬉しかったなぁ。
好きなのですよ、この曲。
やっぱり、ちょっとエロかったりするのだが。


シルエット
あかい町
おまえの汚い顔
あなたが眠っているうちに
欲張りな男
ぼくのたからもの
天気予報
私の恋人



そして、初めて観る沢田ナオヤさんが素敵だった。
『いかれたベイビー』とか『生活の柄』なんていう名曲の
カヴァーがカッコよかった。
でも、その歌い方はなんとなく、友部さんに似ている気がしたなぁ。
言葉を放り投げるような歌い方が。



寒い中を出かけていって大正解。

2013年12月30日月曜日

斎藤誠のクリスマスパラダイス!!@横浜THUMBS UP

「斎藤誠のクリスマスパラダイス!!」
12月21日(土) 横浜THUMBS UP
斎藤誠 with 角田俊介、柳沢二三男
OPEN 17:00 / START 18:00
ADV ¥4500 《SOLD OUT》



すっかり勘違いしていて、今回のライブ、
ふーみんさんと2人の編成だと思い込んでいたのだけれど、
角田さんもご一緒だったみたい。
勘違いとはいえ、なんだか得した気分になった。

この三人なので、息はバッチリ。
誠さんも、気を遣わずに、思う存分やりたいようにできるからか、
かなりリラックスしていたんじゃないだろうか。

『思い出の宝物』では、コーラスワークでも大活躍のお二人に、
「コーラスが得意ではない二人が、よく頑張ってくれてます」
という、誠さんからのお言葉もあった。

なんといっても今日のハイライトは『音楽友達』だったなぁ。
1989年にライブレコーディングしたアルバム「MAH MAH MAH」に
収録されたこの曲。
角田さんとふーみんさんももちろん参加されている。
編成はまったく違うけれども、このライブでは
そのアレンジをほぼ忠実に再現したという。
その言葉だけでも、なんだか感慨深い。
誠さんの歩いてきた年月を思って、じーんとしてしまった。
そういう歌だしね。

後半はアコギに歪み系のエフェクターをかけまくって、
ロックギターが炸裂しとった。
「こんなマーティンの使い方は間違ってる!」と
ご自分で言いながら、とっても楽しげだったよね。




ステキなロスタイム
PARIS STYLE
I NEED YOU ~永遠のブギー~
Paradise Soul
思い出の宝物
明日の空に
I sing my SONG FOR YOU
He is a DEMO.TAPE SONGWRITER
音楽友達

Don't Give It Up!
赤鼻のトナカイ ~ クリスマスの恋人達
Delicate
Change The World ~ Roll Over Beethoven
飛ばせドライバー
幸せの準備

How Long
リアルミー

Waltz In Blue


ちょっと早めだけれど、素敵なクリスマスをありがとう、誠さん。
アンコールの『リアルミー』が、私にとっては、
クリスマス・プレゼントだったなぁ。

2013年12月29日日曜日

湯川トーベン 4060ツアー千秋楽『勝手にベスト』発売記念ライブ@B.Y.G

湯川トーベン
★4060ツアー千秋楽『勝手にベスト』発売記念ライブ
2013年12月20日(金) 渋谷 B.Y.G
出演: 湯川トーベンvo.g/ おおはた雄一g/ 田嶋ともすけdr/ 岩見継吾b
開場:18:30/開演:19:30
前売:3,000円/当日:3,500円(ドリンク代別途要)



トーベンさんの弾き語りでスタート。
BYGという歴史のある場所でのライブ、感慨深そうであった。
若い頃、重たい機材を階段から苦労して、搬入、搬出して
バンドの練習をしてたらしい。

途中でおおはたくんとマヒトさんを呼び込む。
藤原マヒトさんは、飛び入り参加。
おおはたくんが潮音ちゃんに提供した曲『にじみ』は
前に、トーベンさんがカヴァーしたのを聴いて、
とてもいい曲だと思っていたのだけれど、それを今回、
本家の歌が聴けて大感激。
やっぱり、いいな~。おおはた節。

休憩後、バンドセットで。
ドラムのともすけくんは、最近結婚されたそうで、
トーベンさんに「新婚、新婚さん」と、ずいぶんと弄られていた。

このバンドが素晴らしかった。
軽快で朗らかで、最高にハッピーなサウンド。
お馴染みの曲が、新しい息吹を吹き込まれ瑞々しく響き、
私の心もウキウキと踊った。踊らされた。

おおはたくんとトーベンさんという組み合わせは、最強だなぁと思う。
自由自在で、最強のバンドマン魂を見せてもらった。
音楽を奏でることの悦びに満ち溢れたパフォーマンスだったもの。
ウッドベースの岩見さんも、ともすけくんも、ずっと笑顔だったし。

トーベンさんのいるところは、いつも温かいなぁ。


フォークロック
ぼんやり
風邪
秋の日に
パナヌファ
にじみ
いつもの珈琲
珈琲

僕はカラス
太陽の光
ドライヴ
お月さんが笑ってる
食パンとミルク
おはよう今日一日君は何してるの
アルマジロ
天国行きのバス
バンドマン・ブルース

ヨッパライの唄


2013年12月28日土曜日

師走のキチムで奇妙な夜@吉祥寺キチム

師走のキチムで奇妙な夜
2013年12月07日(土)吉祥寺 キチム
出演:奇妙礼太郎
開場 18:30 / 開演 19:30
前売¥3,000 / 当日¥3,500



ソールドアウトのキチムは、ギュウギュウっだった。
丸イスがぎっちりと詰めて並べられているので、
上着や手荷物を置き場にも困ってしまうほどであった。
しかし、この距離感がいいのだから、仕方ないなぁ。

一番、ひゅーっとなったのは『恋のダンシングシューズ』
アニメーションズのロックンロールナンバー。
まさか、弾き語りでやってくれるとは。
これが素晴らしかった。
天才バンドでやっているという『DANCE MUSIC FOR ME』も。
バラードもいいのだけれど、こういうバンドっぽいナンバーが
奇妙くんには合っているんじゃないかな。

カヴァー曲もたくさん。
『愛の讃歌』よかった…んだけど、キーが合わなかったようで。
最初からやり直したものの、途中でムニャムニャして
終わってしまったのが残念だったわ。
できれば、もう一度ちゃんと聴いてみたいなぁ。


MCでは、永ちゃんのライブ観にいくのを楽しみにしてると言ってた。
バックメンバー募集・・・発表のときとかドキドキする。
応募してないけど、って。

最後は諸々の事情があり、
「差し押さえ」でコール&レスポンスで盛り上がった。



天王寺ガール
吾輩は猫である
恋のマジック
黒い瞳
アイスクリーム
恋のダンシングシューズ
夜をつかまえて
MAKE IT BETTER
あなたただひとり
眠れないなあ
DANCE MUSIC FOR ME
愛の讃歌
Love Me Tender
お嫁においで
MOON RIVER
赤いスイートピー
SWEET MEMORIES
45回転
君が誰かの彼女になりくさっても
オー・シャンゼリゼ

I Will


2013年12月27日金曜日

子供ばんど 祝!結成40周年!ナヌッ、還暦?!ツアー2013@新宿BLAZE

『子供ばんど 祝!結成40周年!ナヌッ、還暦?!ツアー2013』
な~んと!25年ぶりに子供ばんどが全国ツアーやっちゃいます!
12/6(金)新宿 BLAZE
開場18:30 / 開演19:00
前売¥4,000 / 当日¥4,500 ※別途ドリンク代




とにかく楽しかった。
まるで夢を見ているような、フワフワと現実味のない感じが
家に帰ってもずっと続いていた。

いろいろと盛りだくさんのライブだったので、時間も長かった。
それでも、ぜんぜん飽きることはなくて、
むしろ「まだまだ足りない!もっと演ってくれ~!」と言いたかったくらい。



なぜか、あまちゃんのテーマ曲をSEにして、メンバー4人が登場。
今日の衣装は、モノクロプリントのシャツとブラックウォッチのパンツ。
カワイイなぁ。
アウトドアブランドのCHUMSのもののようだ。
今回のツアーGOODSでもコラボしていて、
確かにカワイイのだけれど、お値段の方はぜんぜんカワイくないので
貧乏性の私には手が出せなかったのである。

ニューアルバムからの曲を中心に数曲演った後、
あんまり聴いた覚えのないイントロが始まり、
ひょっとして・・・これは、もしや・・・!?と思っていると、予想通り、
サビのところで「ちゃんちゃんばらばら」という歌詞が!
これがウワサの『ちゃんばらロックンロール』かっ!!!

CD化もされていないので、タイトルは知ってたけれど、
聴いたのは初めてだったのである。
ライブで演奏するのも、2、3回目くらい(再始動後は初!)で、
メンバーも緊張していたらしい。
そりゃ、貴重なもんを聴かせていただき、感激ですわ。

トーベンさんのベース、メインは使い込んだ味のあるプレベで、
途中、新しい水色のベースに持ち替えた。
でっかいボディ(というかネックがでかいのか)のキュートなルックス。
しかし、ライブ後半のブイブイいわせる場面は、やっぱりプレベだよね。
うんうん。

『生タマゴ』と『声をきかせて』で、ニューアルバムの収録曲は
コンプリートだったのかな。
(『サムライダマシー』は・・・前にオープニングのSEに使ってた)

ゆうさんが作った『声をきかせて』は、
このアルバム唯一のアコースティック曲。
というわけで、ゆうさんが前へ出てきて、12弦ギターを担当。
ふっくらした指で押弦する様が可愛らしかったですわ。(←指フェチ目線)
タニヘイさんもアコギで、トーベンさんはハープ+タンバリン。
ここ、私的に眼福なところ。
だって、トーベンさんのハープ姿、超かっこいい&色っぽいの!
やや被り気味のJICKをスルーしてガン見してしまった。
JICK、ごめんなさい。

で、タニヘイさんがギターソロで、ありゃりゃ・・・。
と、ちょっぴりトチってしまったところで、JICKが演奏を止め、
もう一回、ド頭からやり直すという事態が・・・。
オーディエンスとしては、2回聴けるのはおトク感がありますな。

ライブ中盤、子供ばんどのライブは一休みして、
タニヘイさんとゆうさんのバンド、GRANITE HOUSEがステージへ。
たしか、ボーカルのピーさんはタニヘイさんの弟さんだったはず。
正統派のハードロックといった感じで、カッコいい。
最後の曲は、トーベンさんに捧げる曲をタニヘイさんが書き、
ピーさんが歌詞を付けたんだとか。

そして、トーベンさんのソロ・コーナー。
ギターは、シグネイチャーmodelの茶太郎くん。
おおっ、ここでトーベンさんのソロが聴けてしまうなんて、素敵!
ツアーのタイトル「ナヌッ!?」のところは「オレのことだからね」とのこと。
「何を歌うかぜんぜん考えてないんだよ」・・・というのは、
いつもの調子。
『天国行きのバス』と『おはよう今日一日 君は何してるの』の
2曲を披露。
『おはよう~』では、コーラスのところで、
JICKと(なぜか)口笛太郎さん(!)も登場。
フロアもなかなか頑張って声出せてたはず。
子供ばんどファンの皆さんに、トーベンさんのソロ活動を
知ってもらえたのは、とてもいいことだよなぁ。

ついにお待ちかねのスペシャル・ゲスト、CHABOの登場。
CHABOは、出てくるだけで、その場の空気がCHABOの色になってしまう。
とても軽やかで温かい。不思議だ。

JICKが選曲したというセトリは、

チャンスは今夜
打破
いい事ばかりはありゃしない


フロントの3人は、本当に嬉しそう。
(ゆうさんの顔は、よく見えなかったのでね)
CHABOに懐いている子犬のようで、
尻尾をブンブン振って大喜びしてるように見えてしまったよ。

『いい事ばかり~』は、いつ聴いても泣けてしまう名曲だ。
CHABOが歌うと、さらに格別。

子供ばんどライブ、後半戦。
JICKが電飾ギターを持って出てきたのは、
『ターザンの逆襲』のときだったっけ?
うんうん、らしくていい!
子供ばんどはこうじゃなくっちゃ、ね。

そうそう。
トーベンさんの『バンドマン・ブルース』を演ったのだよ。
すっかり、子供ばんどアレンジになってて、すごくよかった。

『踊ろじゃないか』では、フロアの後ろが大量の風船が飛んできた。
最前の柵前に風船が溜まる、溜まる。
でね、これがステージの床に留まっちゃうと、
演奏する側は、かなり邪魔になると思うのよ。
こういうとき、トーベンさんがSっぷりを発揮して、
邪魔な風船を蹴飛ばす感じが、たまらなく好きなのだ。
これ、伝わりにくいかな。
使い終わったハープが邪魔になって、舞台袖にポイっと放り投げたりとか、
とにかく、今、目の前のプレイの障害になるものを
冷酷なまでに排除しようとする態度が、しびれるほどクールなのだよ。
あー・・・。


55
Na.Na.Na.
頑張れ子供ばんど
のら猫
生タマゴ
ちゃんばらロックンロール
月下酔人
だからそばにいておくれ
ロックンロール・トゥナイト
DREAMIN'
声をきかせて
バンドマン・ブルース
風来坊
ターザンの逆襲
アル中ロックンローラー
踊ろじゃないか

マネー
サマータイム・ブルース

カモン!絶好調!


最後に大事なことをひとつだけ。
子供ばんどのグルーヴは、最高!

早くも次のツアーが待ち遠しいなぁ。


2013年12月11日水曜日

Rockland VS880-KS vol.18@CLUB251

"CLUB251 20th ANNIVERSARY"
~Rockland VS880-KS vol.18
杉本恭一/フラワーカンパニーズ
2012/11/27(Wed) 下北沢 CLUB251
OPEN18:30 / START19:00 
adv¥3,500(+1D) 【SOLD OUT!!】



“SOLD OUT”ですって。
週中の平日だというのに、フラカンやるじゃん!
・・・と思っていたのだけれど、あれれ?
フラカンの人気でSOLD OUTというわけではなかったようで・・・。

当然、フラカンが先攻。
フロアの後方の状況がどうだったのかは、よくわからないけど、
前から5列目辺りまでに限って言えば、かなりのアウェイ。

開演待ちのときから、なんとなくは感じていたけど、
その予想を上回るアウェイ感。
一曲目の『チェスト』で、手があんまり上がってなくて、
ひぇ~~~っ!!と、内心焦ってしまった。
こりゃ、頑張らねば!っと、ちょっと燃えたわ。
というわけで、通常の2割増し、いや3割増しで大きく動いた。

こういうアウェイなフロアを見渡すときの竹安の顔が好き。
眼鏡の奥がキラーンと光り、お客の顔を睥睨している。
「目にものみせてやる!」と、燃えているのが伝わってくる。
いいぞ、いいぞ。

圭介は、MCで恭一さんに対する敬語が、くどい。
そこまでへりくだらなくてもいいでしょ、というくらいに。
Gも「そこまで気を遣わなくても、恭一さんは、そんなことで
怒るような人じゃないだろ」と指摘したのだけれど、
圭介は「恭一さんは怖くないけど、お客さんが怖い」
「それも面と向かって言うんじゃなく、ネットに書き込んだりするでしょ?」
そういうのが怖いんだそうですよ。
温室育ちで(と自分で言ってた)打たれ弱いからって。

前日の夜1時頃から『火垂るの墓』を見始めて、
ずっと号泣しながら最後まで見た為、今日は目が腫れている。
いつもはもっと、くっきりとした二重なんですよ。
と、初めてのお客さんにアピールする圭介。
けど、いつもそんなもんじゃなかったっけ・・・?

「恭一さんがやってる“ユニット”のほぼ全部と
対バンしてるよね~」と圭介が言っていたのだけれど、
「それ“バンド”だろ?」とGに訂正された。
しかし、その後も「ユニット、ユニット」と言ってしまう圭介。
後に、恭一さんのMCでも、この「ユニット」発言が弄られていよ。


チェスト
アンテな
SO LIFE
冬のにおい
ロックンロール
ロスタイム
この胸の中だけ
エンドロール
あったかいコーヒー
夜空の太陽
NUDO CORE ROCK'N'ROLL
恋をしましょう


今季初の『冬のにおい』と『あったかいコーヒー』で
冬の到来を実感した。
季節感のあるいいセトリだったな~。




恭一さんのバンドは4ピース。
他のメンバーはよく知らないけれど、ベースはMOON・BEAMの有江さん!
やっぱり、有江さんのグルーヴは凄かった。
ブンブンと気持ちよく踊らされてしまう音だ。
チラッと見えたベースは、ジャズベだったかな。
たしかに、私が聴き馴染んでるプレベとは違う響きだったもんなぁ。

もちろん、恭一さんのギターもカッコよかった。
テレキャスをギャンギャンと掻き鳴らし、
フロアを煽るステージングが、憎らしいほど様になってる。
力強くて迫力のある歌声も素敵。

こういうギターロックは、大好物だ。
曲なんて全然知らなくても、飽きることなく
最後まで魅せられっぱなし。

ふと気付くと、圭介と竹安が、フロア横の通路まで出てきて、
恭一さんのステージを観ていた。
そうだよね、カッコいいし、勉強になるよね。
うんうん。
いい対バンだったな~。




まさかのこの数日後に、あんなことになるとは思いもしなかったよ・・・。
圭介の声、ちゃんと出てたのになぁ。


2013年12月10日火曜日

水中、それは苦しい「カニと選んだ百人一首ベスト60」@スナック藤

水中、それは苦しい「カニと選んだ百人一首ベスト60」
11/23(土・祝) スナック藤
18:00スタート
チケット4000円(先着20名)
★飲み放題、ママの特製カレーとおつまみ付き
★ライブ後は水中メンバーとカラオケあり



「スタンディングのライブだなんて野蛮なものは卒業して、
大人の女性にふさわしく、エレガントなディナーショーに
行きましょうよ」とセレブなご婦人にお誘いいただいて、
初のディナーショー(食事付きリサイタル)へ
行ってまいりましたのよ。
オホホホ・・・・・・・・。

というは、もちろんウソだが。

水中、それは苦しいのライブは初めて。
スナックでのライブも初めて。
カレー食べながらのライブも初めて。(※フェスは除く)
という、初めて尽くしの経験をさせてもらったのである。



荒木町というディープな場所に店を構えるスナック藤。
これだけでも、ドキドキだ。

リハが押したので、6時を少し過ぎてから入店。
そこは、イメージどおりの“スナック”であった。
妙に懐かしい。

実は、私の母がその昔、スナックをやってた時期がある。
しかし、店をきっちり経営をする才覚に恵まれていなかったので、
あっという間に閉めてしまったのだけれど。
当時は、母親が水商売をやってることで、周囲に対して
引け目を感じたりする年頃だったので、その懐かしさには、
ちょっとした嫌悪感も含まれていたりするのだが・・・。
まぁ、そういうこと全部ひっくるめて、懐かしく思った。

枝豆とチョリソーが出てきて、
それをつまみにビールをガブガブ飲んじゃったので、
メインのカレーが入らなくなるかと思った。
でも、美味しかったので詰め込んじゃった。



さて、ライブ。
お店の真ん中にメンバー3人が立つ。
ボーカルのジョニー大蔵大臣氏は、5月のパンダ音楽祭以来。
甘いマスクのセクシーパスタ林三氏(ヴァイオリン)と、
サイボーグちっくなアナーキー吉田氏(ドラム)は
今回初めてお顔を拝見いたしましたよ。

ドラムセットが小さくて、スティックも菜箸のような細さ。
休憩中にちょこっと吉田氏に尋ねると、子供用のドラムなのだとか。
スペースの関係のようだけれど、スティックが細くて
叩きにくいと言っておられた。
基本、ポーカーフェイスの吉田氏は左利きなのか、
セットの組み方が左右反対になっていたのだけれど、
ドラムの腕は凄腕であった。

音源を聴いていると、ジョニー氏の歌と、
林三氏の華麗なヴァオリンの音色に耳を奪われてしまってたので、
吉田氏がこれほどの凄腕ドラマーだとは気付かなかったのよ。
なんだか・・・申し訳ない。

林三氏のヴァイオリンは、
いわゆるエレキ・ヴァイオリンというモノなのでしょうか?
ボディが枠だけのスケルトンになってるやつでしたよ。

スナックなので、ボーカルのマイクは、カラオケ用のもの。
ヴァイオリンやギターはラインで録っていたから、
簡単なミキサーくらいは入れてたとは思うけれど、
それにしても、最終的な出音は、カラオケセットのスピーカー。
いやー、こんなんでちゃんとライブできるもんなんだねぇ。
凄いわ~。

セットリストは、ファンの方がツイートしておられたのを
コピペさせてもらいました。(無断ですいません)


1.小鳥酒
2.読者モデルに、俺はなる!
3.安めぐみのテーマ
4.マジで恋する5億年前
5.農業、校長、そして手品
6.おっと!オトタケ
7.新谷さん、犬つれて
8.暮らしと安全
9.ロシアの女
10.ブブカ
11.人物伝
12.まじんのおのようこ
13.カミングアウトの撤回
14.サイボーグ
15.セックス悲しいとき~(カバー?w)
16.JAM(イエモン替え歌)
17.あばれチンパンジーゲーム
18.めんた君のテーマ
19.魚卵の唄
20.どこかの折れたエンジェル
21.乙女の祈り
22.クフ王
23.悲しみサンバカーニバル
24.アゲインアゲイン
25.芸人の墓
26.ドラゴンボーイ


まぁ、盛りだくさん。
いきなり『小鳥酒』だし。
(これは、スナックの雰囲気にはピッタリだもんな)
まさか『クフ王』が生で聴けるとは!ちょっと感激。
個人的には、今年の流行語だから「く、ふ、ふ、ふ・・・」が!

15曲目は、いつもここからのネタのパクり・・・いや、オマージュで、
ジョニー氏と吉田氏がファイティングポーズで並んで立ち、
ジ「セックス悲しいとき~」→吉「セックス悲しいとき~」
というリフレイン芸なわけだけれど、
吉田氏に無理矢理下ネタを言わせる為の
羞恥プレイのような趣きで、なんとも楽しかったわ~。
(ええ、私はSですよ!)

リハと本番で、立ち位置を変更した為に、
ジョニー氏の足元にヴァイオリンのエフェクターが置いてあって、
ジョニー氏が次の曲へ行こうとする度に、
林三氏が制し、弓で(エフェクターのスイッチ!)と指示を出すのが
可笑しかった。

とにかく、笑った、笑った。
さすがですわ。ジョニー大蔵大臣。
歌もMCも、最高!
でも、面白いだけじゃなくて、どこかキュンとなるところが魅力。
ヴァイオリンの旋律が泣かせるのよね~。
『芸人の墓』なんて、泣けて泣けてしょうがない。

笑ったり、泣いたり、笑ったり、笑ったり・・・。
めちゃめちゃ濃密な時間を過ごせましたよ。
誘って下さったマダム、本当にありがとう。



考えてみれば、スナックで、水中さんのライブを観ている・・・
カレーを食べながら・・・って、かなりシュールだよな。