ページ

2015年12月28日月曜日

天月~アコースティック・ライブ~@Cafe Orange (2015/12/25)

天月 アコースティック・ライブ
(湯川トーベンvo,b/田中”ヤッチ”裕千vo,g,/向山テツds)
12/25(金)横浜 カフェオレンジ
19:00 open / 20:00 start
前売3,000円 / 当日3,500円(共に要ドリンク2オーダー1,000円)




2015年最後のライブは、天月のアコースティック・ライブ。
クリスマス・パーティーというか、忘年会というか、
ライブというより、ちょいと余興じみた催しだったかな。
通常営業のライブは、つい5日ほど前に観たばかりだったし、
それとはまた違った趣で、楽しませていただいたのである。

前半は、ヤッチさんの弾き語りソロコーナー。
オリジナル曲の他にカヴァー曲もたくさん。
ビートルズ好きなヤッチさんらしく『イマジン』とか、
意外なところで、ルパン三世のEDテーマ曲(足元に~絡み~つく~♪
ってヤツね)なんてのも。
最後は、クリスマスらしく『Happy Xmas (War Is Over)』
「一人じゃ成立しない歌なので、ご協力よろしく!」ってことで、
お客さんにコーラスを要請。
しかし、私はちゃんとした歌詞知らなかったので、
なんとなく口パクでごまかしてしまったのよ。ごめんなさい。
「War is over, if you want it」だったね。
覚えたよ!
来年のクリスマスにはちゃんと歌えるよ!やっちさん!

やっちさんの12弦ギターは初めて観たけれど、
「久しぶりに使ったら、指が痛い・・・」とこぼしておられた。

休憩を挟んでの後半は、カラオケコーナーで幕を開けた。
テツさんの『星のプレゼント』に始まって、トーベンさんは
『バンドマン・ブルース』、やっちさんは『また逢う日まで』

このときトーベンさんが、歌いながらお客さんと握手するという
たいへんスターらしいパフォーマンスを見せてくれて、
私はちゃっかり握手してもらっちゃいましたのよ。おほほほ・・・。

そうそう。
皆さん、サンタ帽を被って、クリスマス気分を盛り上げていた。

で、やっと、3人が楽器前の定位置について、天月のライブ。
いや、しかし、ちょっと待って。この距離はちょっと・・・。
私とトーベンさんの距離って、1m・・・ないんですけど!
トーベンさんも「近すぎて、恥ずかしいよね?」と。
ほんとにもう、恥ずかしくて、ほとんど顔上げられなかったわ。
おかげで手元を凝視するしかなかったわ。
(それはそれで、ちょっぴり嬉しい指フェチ)




帰りに『天国行きのバス』のドーナツ盤を買って、サインをいただいた。
ターンテーブルないから聴けないんだけど、記念モノですから。


来年も、いっぱい天月のライブへ行けますように!







2015年12月25日金曜日

天月@STORMY MONDAY (2015/12/20)

天月
(湯川トーベンvo,b/田中”ヤッチ”裕千vo,g,/向山テツds)
12/20(日) 横浜 STORMY MONDAY
OPEN 18:00 / START 19:00 2ステージ
予約有¥3000+消費税/当日¥3500+消費税+各2オーダーミニマム



感動の坩堝と化したフラカン武道館の翌日。
なんちゅう日程じゃ、と思いながら、横浜へ。
正直いうと、まだまだその余韻に浸ってしたいし、
実際、びちゃびちゃに浸っちゃってたから、
天月の音が私の中に入ってこないんじゃなかろうかと
ちょっぴり心配だったのよ。
自分の心だか、頭だかのキャパシティがね、そんなにあるとは
思えなかったんだよねぇ。

案の定、記憶の方のキャパシティはいっぱいいっぱいで、
セットリストなんていうものは、まったくわからん。
ただ『朝がくる』でスタートしたということだけは
うっすらと覚えている。

でもって・・・安心してください。入ってきましたよ。
やっぱり来てよかった。
天月の爆音サウンド、極上グルーヴは、
どんなときでも内臓の奥深く、細胞の中にまで入り込んできて、
私を震わせてくれる。
なんて頼もしい安定感。

今日はヤッチさんがメインの曲が多めだな~と思って観ていたのだが、
ご本人も「なんか俺ばっかり歌ってるような気がする」って。
「おかしい。最初に考えたセットリストは交互に歌うように
なってた筈なのに・・・」って。
トーベンさんが手を抜きたい(というのも少しはあるか?)ということではなく、
ヤッチさんに歌わせるのが好きなんだよね~。

『まやかし』のときだったか、
トーベンさんが、ハナワくん(テツさんのボウヤ)に
マラカスを振るように指示。
その振り方も、もっと広くスタンスとって、こう!と指示が細かい。
ハナワくん頑張って振ってたけど、私はマラカスフェチだけど、
ダメだわ、萌えないわ~!
結局、好きな人が振るから萌えるんだなぁ・・・と今さら気付いた次第。

アンコールは、ヤッチさんが
「俺から入るよ」と、お馴染みのイントロを弾きはじめ、
『バンドマン・ブルース』で〆た。




終演後、トーベンさんに「天月のTシャツ作りましょうよ!」と直訴。
さて、私のこの願いは届くだろうか?





2015年12月23日水曜日

「フラカンの日本武道館~生きててよかった、 そんな夜はココだ!~」@日本武道館

フラワーカンパニーズ
「フラカンの日本武道館~生きててよかった、 そんな夜はココだ!~」
2015年12月19日(土) 日本武道館
Open16:00/Start 17:00
全席指定:5,800円(税込)



もう既にあっちこっちにレポが上がってるし、
私の記事など読みたい人なんていないだろうから、あえて書かなくても
いいんじゃないかと思っていた。

でも、何人かの好きなブロガーさんが書かれているものを読むと、
それぞれがそれぞれの想いを抱いて、同じ武道館の屋根の下で、
あのステージを見つめていたんだなぁと感慨深くて、
それならば、私の個人的な想いみたいなものを残しておくのも
案外悪くないかもしれない・・・と思い直した次第。
あくまでも、私にとっての「フラカンの武道館」の記録として。

で、私の隣の席で観ていた tokageさんの記事は↓こちら。

フラカンの日本武道館~生きててよかった、そんな夜はココだ!~ 2015/12/19  個人的感無量日記(前篇)

フラカンの日本武道館~生きててよかった、そんな夜はココだ!~ 2015/12/19  個人的感無量日記(後篇)

私のことも書かれているので、リンク貼らせていただきましたよ。
(こうやって手を抜こうというわけだ。)



まず、物販の列からして凄かった。
どこの外タレですか?と思うほど。

会場に入ってからも、こんなに大勢の人がフラカンの、
あの4人の為に集まったんだな~、と思ってはみるけれど、
イマイチ、ピンとこない。
どこから沸いて出てきたんだ?と思わずにはいられない。
ちょっと信じ難いという感覚。

席はアリーナ後方、ほぼセンター。
幸い私の前には背の高い人がおらず、いつもより遠いステージも
わりとよく見えたのである。
通常あるようなでっかいビジョンもないので、
遠目にしか確認できないけれど、登場した4人は、
晴れがましいような照れ臭いような笑顔だったと思う。

ミスコニ以外の3人の衣装が少々グレードアップしてる以外は、
いつものライブと変わらないステージ。
「通常どおり」という言葉を圭介が繰り返すたび、
通常とは違う緊張感に包まれてることが、露呈していくのだが。

私はというと、一曲目の『消えぞこない』から、
もう感無量で、ほろりとなっていた。
ネガティブな圭介節が、この晴れがましい舞台に響き渡って
なんともいえない気持ちになったのだよ。
その後も一曲ごとに、遠くのステージを見つめながらも
頭の中ではぐるぐると色んな想いが走馬灯のように駆け巡る。
あんなこともあった、こんなこともあった…。
とうとう、こんな所まできたんだねぇ・・・って。
なんなんだ、この卒業式に出席してる父兄のような感情は!

そんな父兄の気持ちのまま「竹安、頑張れ!」と
心の中で念じてしまうくらいに、テンパってるのがわかる。
『夢の列車』のソロ、そりゃもう一世一代の見せ場である。
竹安一人がスポットライトに照らされているのだが、
立ち位置がちょっと危うい。
あと一歩動いたらライトの当たる位置から
はみ出しそうな場所に立ち、渾身のソロを弾いていたよ。
いろんな意味でドキドキしたな~。

この曲が終わって、竹安の緊張が解けただろうことは
想像に難くない。
メンバー紹介のときに「できれば最初からやり直したい」と
言ってたもんなぁ。


武道館でのヨサホイ。
壮観である。
たぶん、ステージから見た景色は、更にグッとくるものだったはず。
ライブ後に我々の間では、なぜ「ヨサホイ、アリーナ!」とか、
「ヨサホイ、2階!」とか、やらなかったんだろう?
「アリーナ!」なんて、二度と言う機会ないぞ!
というダメ出しをしていたのだが(←上から目線)、
なんとなくわかる気がする。
グレートと圭介の間で、ヨサホイコールを譲り合うような格好で、
お互いに黙ってしまった瞬間が少しあったのだ。
ステージからの景観の素晴らしさのせいで、
言葉につまってしまったんじゃないだろうか?
そんな気がするのだ。
(ただ単に、圭介が“アリーナ”という単語を失念していた
という説も有力ではあるが)


2回目のアンコールで。
大好きなヌードコアのリフが聴こえて、きゃーっ!とアガる。
そのタイミングに合わせて、何やらドーンという破裂音。
そして歓声。
んん、ナニゴトだ?と天井を見上げると、
キラキラと輝くものがヒラヒラと降ってきて、天国だった。
そのキラキラを掴もうと、みなが頭上高くに手を伸ばしてて、
まるで天使の祝福を受けてるような恍惚感に包まれていた。
この瞬間が、私にとってのクライマックス。
何年かたって、フラカンの武道館公演を思い返したとき、
まず、この光景を最初に思い浮かべるだろう。

この金色のテープを握った手を掲げて、ふりふりしながら、
「お祭り騒ぎは終わりがくるから 最高なんだよな~♪」
と、お祭り騒ぎの絶頂を味わう。

こういう特効とは、普段縁がないので、降ってきた金色のテープに
「フラカンの日本武道館~」と、ちゃんと印刷されていたことに驚いた。
と、同時に、何かが急にこみあげてきて、泣きじゃくりそうになる。
こんなとこにお金かけてぇ!
バカバカバカー!(←日本語に訳すと「ありがとう」の意)



01. 消えぞこない
02. 恋をしましょう
03. 星に見離された男
04. 永遠の田舎者
05. はぐれ者讃歌
06. 脳内百景
07. トラッシュ
08. ビューティフルドリーマー
09. 元少年の歌
10. この胸の中だけ
11. 夢の列車
12. 発熱の男
13. 吐きたくなるほど愛されたい
14. 深夜高速
15. 春色の道
16. チェスト
17. 俺たちハタチ族
18. 終わらないツアー
19. 真冬の盆踊り
<アンコール1>
20. 夜明け
21. ロックンロール
22. 孤高の英雄
<アンコール2>
23. 白眼充血絶叫楽団
24. NUDE CORE ROCK'N'ROLL
25. 三十三年寝太郎BOP
<アンコール3>
26. 東京タワー
27. サヨナラBABY



そんなわけで、泣いて笑って、ボロボロの顔になりながら
ライブは無事に終了。
結構な確立で、帰り道のお客さんは、似たり寄ったりの顔してたよ。

細かいところは、DVDで確認するってことでシクヨロ~。


2015年12月15日火曜日

湯川トーベン@lete (2015/12/13)

湯川トーベン・ソロ
~町野さんバースデイ・ライブ~
12/13(日)下北沢 lete
Open 18:30 / Start 19:30
Charge 予約 ¥2,500 / 当日 ¥2,800 + drink


今回のギターは、ギブソンJ-50、12弦、ガットの3種類。
トーベンさんのガットギターは、見るの初めてかも。
珍しい!
生音ライブの醍醐味だな~。

アルバム「そら」が発売されて、今年で10年ということで、
その記念として『天国行きのバス』が、アナログ盤が発売される。
カップリングには『一週間』を新録したらしい。
いかにも“B面”っぽいから、という理由で選ばれたとか。

で、後半は、アルバム「そら」の再現ライブ。
『空』なんて、すごく久しぶりに聴いたのだけれど、
めちゃくちゃ渋くて、カッコいいじゃないか!と再確認。

それぞれの曲の間奏で、トーベンさんがいちいち
「このギターは、藤井一彦!」とか「ドラム、嶋田吉隆!」とか、
レコーディングに参加したミュージシャンの名をコールしておられた。
ちょうどブログにも、その辺りの想いを書いてらして、
ちょっと胸熱になるものがあった。
ホント、人情に篤い方なんだよね~。

そして、もちろんフラカン武道館のことも
「みんな、行こうよ!」と言ってくれて、
嬉しくて、ありがたくて、涙が出そうだったよ。(←完全に身内目線)



風邪
4060
お月さんが笑ってる
いらいら
ソレーネ周南
12月の雨の日
富士山
一週間

パナヌファ
あした晴れるよ
雨の日と金曜日は
食パンとミルク

バンドマン・ブルース
珈琲
秋の日に
天国行きのバス
退屈に誘われて

おはよう今日一日 君は何しているの
フォークロック



この日は、レテのマスター町野さんのお誕生日だったそうで、
サプライズのケーキがプレゼントされたりしておりましたよ。
おめでとうございます!










2015年12月14日月曜日

hotspring『東京どんでん返し VOL.3』@新宿LOFT

hotspring『東京どんでん返し VOL.3』
12/11(金)@新宿LOFT
hotspring/myeahns/the twenties/最終少女ひかさ
OPEN 18:30 START 19:00
前売 ¥2,500 当日 ¥3,000(+D代)



ホットさんの主催なので、ゆっくり到着。
マヤーンズをちらりと観て、ひかさの途中でちょっと休憩させてもらった。
すんませんね~、オバサンは体力がなくてね~。

ステージには「どんでん返し」のバックドロップが!!!
頑張ったね~。
ちゃんとペイできてればいいのだが、心配。

亮太くんは「で」「ん」、但野くん「返」「し」という文字を
黒のビニールテープを使って、左右の頬に入れていた。
きっとトゥエンティーズのVo.さんは、「どん」だったんだろう。
じゃあ、イノクチくんは・・・?

正解は「東」「京」
途中ではがしてたけど、ちょうど横棒のラインが残ってしまって
猫のヒゲみたいでかわいニャー、なんて最初は思ってたんだけど、
だんだん、ネズミ男に見えてきちゃった・・・。
あっ、誉めてますよ!←

『銀行強盗』きゃーーー!!!
大好物なのよ、この曲。
前につんのめって転びそうな譜割りで走っていくボーカル。
なんたる疾走感!痺れるわ。
・・・ごちそうさまです!!!

下手で観てたものだから、ちょくちょく伊藤くんのプレイに
見蕩れつつ、ゴエさんと交わすアイコンタクトがよく見えたのだ。
それが、お互いに目が笑ってて、ゴキゲンな感じなの。
リズム隊のこういうところに萌えちゃうんだな~、ひゃっひゃっひゃっ。



いかすぜ今夜
ゴールド
銀行強盗
車輪の中
Touch Me I'm Sick
I Wanna Be Loved
シュガーK
夜の魚

BABY baby


アンコールで『BABY BABY』
キュンキュンですわ。
たまらん~。





2015年12月8日火曜日

【40周年記念LIVE 第9弾】 とくべん@下北沢LOFT 

下北沢LOFT 40周年記念LIVE 第9弾! 
とくべん(中野督夫&湯川トーベン)
ゲスト:グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)
12月6日(日) 下北沢LOFT
open18:30/start19:00
予約¥3500/当日¥4000(ドリンク付)


この企画、めちゃくちゃ楽しみにしてたのだよ。
フラカンの物販で「とくべん、楽しみにしてますっ!!!」と
社長に訴えちゃうくらいに。


前半はとくべんのオンステージ。
とにかく、予想不能ではちゃめちゃなトクオさんの手綱を
トーベンさんがちゃんと握っていて、絶妙にあしらう。
それでもたまに御しきれないときがあって、トクオパワー凄まじい!
抱腹絶倒、爆笑オンステージなのだが、
面白いだけじゃないのがこの方達のすごいところなのだよ。
後で、マエさんが「名人芸」と評しておったが、まさに!まさに!

そして、いよいよ、我らがグレートマエカワが登場!
かかえている楽器はアコギ。
ふむ。“ひとりフォー爆”ってな趣きかな。

とりあえずトークから。
グレートの母校である鳴海高校の校歌の作曲者が、なんと、
センチの細井さんだそうだ。
メロディが普通の校歌っぽくなくて、シティポップな香りらしい。
ちょっと聴いてみたいな。

で、いよいよ弾き語り。
セットリストは

ヒコーキ雲
さっぱり行進曲
ユレテミヨウカ
深夜高速
ランナウェイ
大都会
夢からさめないうちに

ってな感じ。順番はテキトーだけど。

『ランナウェイ』では、フロアも一体となってコーラスで参加。
Gからは何の要請もなかったと思うけど、みなさん自発的に。
よくできたナイスなお客さんばかりだったね。

『大都会』は、コードがちょっと怪しくなってしまったので、
「もう一回やり直させて」ってことで、仕切りなおし。
2度目は納得の完奏。

あっ『深夜高速』は、とくべんと一緒にやったんだった。
Gのボーカルは安定しておりますわ。

私的に一番グッときたのは、トーベンさんの『珈琲』で、
マエさんがベースを弾いたときだなぁ。
トーベンさん以外のベースで聴く機会なんて、
まぁ、ないわけで。
で、ノリというかグルーヴが違ってくるわけなんだけど、
それが新鮮だったのよ。
この曲をGの方からリクエストしたというのも、嬉しい。
ブルージーで、短いモチーフの繰り返しが続いていくシンプルな曲。
それ故に、どのようにもアレンジできるし、
そのときの演者のエモーションがダイレクトに伝わってくるのがいい。
Gのベース、タメを効かしながらも、語尾が楽しげに弾んでるようで
気持ちよかったんだもん。


アンコールではお約束どおり、ミック前川登場で
『Jumpin' Jack Flash』
・・・だめ・・・お腹痛い。
腹筋つるわ~!
と、大盛り上がり(!?)だったものだから、
用意してなかったけど、急遽『Satisfaction』やろうか、という流れに。
けど、トクオさん「オレ、コード知らんのだが」って。
「うじきー!ちょっと弾いてくれよー!」と喚いていたんだけど・・・。
JICKが観に来てたらしい、と後でわかった。



とにかく、めちゃくちゃ楽しかったので、次回を期待しとりますよ。
今度は「まえべん」で・・・というウワサもありますが。




2015年12月5日土曜日

ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか? 年納め、今年はクロコでいってみナイトッ!@クロコダイル

~ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか?
年納め、今年はクロコでいってみナイトッ!~
子供ばんど:うじきつよし(vo,g) 谷平こういち(vo,g) 湯川トーベン(b) やまとゆう(vo,ds)
12/3(thu) 原宿クロコダイル
open 17:30/start 19:00
charge ¥5.093- (限定80名指定席/120名立見)




たしか、前のクロコのときも、客入れに時間がかかって、
開演時間が1時間以上の激オシだったよねー。
さすがに2度目は、その辺の課題はクリアされてると期待したのだが、
ダメだった・・・。

電話予約の時点で席は確保されているので、
焦ることなく開演30分前を目指して、到着してみると、
行列ができているのはいいとして、ほとんど進んでいない様子。
結局、入店して席に通されたのは19:45頃。
で、結局1時間オシでのスタートとなったのである。
うーん・・・。
次こそは、改善して下さいね。スタッフのみなさん!!


子供ばんどに対しては、このところ低空飛行気味の
私のテンションなのである。
が!!!
この日は単純に楽しかった。楽しめた。
たまたま隣り合わせた、新潟から来られたお兄さんとの会話が
なんてことないのだけれど、気持ちよくて、
そのお陰もあってか、すんなりとライブに入り込めたのだよ。

新旧織り交ぜたセットリストもよかった。
この前のライブは、最近のアルバム2枚の中からしか演らなくて、
それはそれで潔くていいなぁ、と思ったのは本当。
けど、10代の頃に聴いた曲は、やはり特別なんだなぁ。
『さよならBOY』なんて、ホントにもう、高校生の頃の自分と気持ちが
繋がってしまうというか、時空を軽々と超えるような感覚。
たまらん。

何より、ステージ上のメンバーの皆さんが
この上もなく楽しそうに演ってくれるてるから、
こっちもそうならざるを得ないといったところ。
クロコダイルの狭いステージにギュッとコンパクトに立ってるのが
とても似合っていて、濃密さを醸している気がする。
入場のシステムとか、いろいろと貶したけれど、
ステージの雰囲気は独特のものがあって、味わい深いいいハコなの。

そんなわけで、勝手に私の中でわだかまっていた想いが
スーッと溶けていったのは、クロコダイルというハコの
お陰なのかもしれないなぁ、と、これまた勝手に思っている。


わかっているわい
TOKYOダイナマイト
55
先輩
時は流れて
Na.Na.Na.
DREAMIN’(シーサイド・ドライブ)
U-Ha-E.
さよならBOY
ロックンロール・フーチークー
お前の事ばかり
のら猫
頑張れ子供ばんど
自由
マンモスの唄
No!味噌3g
サマータイム・ブルース
ロックンロール・トゥナイト
踊ろじゃないか
アル中ロックンローラー
Black Bird がないた時
STOP THE ROCK'N ROLL!! (Never)


↑ 順番はめちゃくちゃですので。



あっ、そうそう。
JICKがね、MCでフラカン武道館の告知をしてくれたのよ!
嬉しかったな~。

・・・しかし、私が一番アガったのは
トーベンさんがマラカスを持った瞬間だったのである!←
きゃーー!!!(マラカスフェチですいません)



2015年12月2日水曜日

フラワーカンパニーズワンマンツアー「STILL ALIVE」@Django

フラワーカンパニーズワンマンツアー「STILL ALIVE」
11月29日(日) 熊本 Django
開場17:30 開演18:00
前売¥3,600(Drink別) 当日¥4,100



もう、私の出番なんてないんじゃない?
私が見たものとほぼ同じ光景が↓↓↓こちらに書かれておりますから。

フラワーカンパニーズワンマン『STILL ALIVE』@熊本DJANGO 2015/11/29 レポみたいな(前篇)

フラワーカンパニーズワンマン『STILL ALIVE』@熊本DJANGO 2015/11/29 レポみたいな(後篇)


結果から言うと、ジンクス(?)どおり、二日目の爆発力はすごかった。
もちろん、前日の大分もいいライブだったけれど、
二日間を比べると、断然熊本の方がよかったんだよねぇ。
どうしても一日目は、長距離移動の疲れが影響してしまうのかも。



グレートがオーバーオールで登場したので、びっくり。
昨日は冬服だったのに・・・。
武道館に向けて体を慣らしていくらしい。
風をひくといけないからって。

十数年前、阿蘇で行われたフェスに出たことがあるらしい。
共演は杉山清貴さん。
ちょうど「怒りのBONGO」をリリースした頃で、
杉山さんのファンの前で歌った『NO BLOOD MAN』
  嫌われる為に生まれてきた
  馴れ合うためじゃない マザーファッカー

って・・・そりゃひくよねぇ。

で、この「マザーファッカー!」というフレーズを言うのが
楽しくなってきちゃったみたいで、何度も言う圭介。
繰り返し言ってるうちに、だんだん表情も作るようになってきて、
最後には、一発芸チックになってたのが可笑しかった。
この後、一週間くらいは、この圭介の「マザーファッカー!」を
思い出しては、生きる勇気をもらったものであるよ。

こういうのを心底面白がれるくらいに、ライブ全体の空気がよかったのだ。
圭介なんて「今が旬なのかな」なんて嬉しそうな顔して言っちゃうくらいに
幸せオーラを発散しまくっていたもの。
それを聞いてるグレートもまた、いい顔してたよね。


消えぞこない
NODE CORE ROCK'N'ROLL
マイ・スウィート・ソウル
BELLBOTTOM JACK
この世は好物だらけだぜ
はぐれ者讃歌
パンクはうまく踊れない
short hopes
無敵の人
感じてくれ
東京ルー・リード
感情七号線
エンドロール
チェスト
星に見離された男
冬のにおい
終わらないツアー

深夜高速
恋をしましょう
Yes,Future

真冬の盆踊り
三十三年寝太郎バップ



「よいお年をーーー!」と言って去っていったのが、印象的。


2015年12月1日火曜日

フラワーカンパニーズワンマンツアー「STILL ALIVE」@T.O.P.S Bitts HALL

フラワーカンパニーズワンマンツアー「STILL ALIVE」
11月28日(土) 大分 T.O.P.S Bitts HALL
開場18:00 開演18:30
前売¥3,600(Drink別) 当日¥4,100



そもそも、今回の遠征を決断したのは、
6月の郡山と千葉のライブがよかったから。
まさに旬。
脂ののった素晴らしいコンディションのライブ、もっともっと観ておきたい!
と思ったのに、関東圏でのワンマンは武道館までないという・・・。
それならば、と九州行きのチケットを手に入れたのである。

大分TOPSは、海のそば、というか海の際に立っている。
すっごいロケーションだわ。
開場待ちの間、海風を受けるのでめちゃめちゃ寒かったけど、
別府の街明かりが、ちょうど正面に見えてきれいだったなー。

まずまずの良番だったので、圭介真正面の最前列にIN。
あっ、これ、圭介以外目に入らなくなる場所だなぁ、と思いながら。
結果は、まぁ、予想どおり。

序盤のセトリがよかった。
圭介の声もまずまずだし、いいすべり出し。
よかった、よかった。遠征してきた甲斐があったよ。

『short hopes』の間奏で、どういうはずみだったのか、
圭介がマイクをスポーンと飛ばしてしまい、マイクは
ギターを弾いてる竹安の左手を掠めて飛んでいった。
直撃というほどのダメージはないものの、少し当たってしまったみたい。
何事かわからず、きょとんとした顔の竹安の表情が忘れられない。
とりあえず、大事に至らなくてよかったよ。
直後のMCでは「竹安は運がいい」という結論に。



消えぞこない
マイ・スウィート・ソウル
BELLBOTTOM JACK
short hopes
この世は好物だらけだぜ
はぐれ者讃歌
ビューティフルドリーマー
無敵の人
地下室
感じてくれ
この胸の中だけ
エンドロール
あったかいコーヒー
チェスト
星に見離された男
終わらないツアー
恋をしましょう

深夜高速
すべてはALRIGHT
NUDE CORE ROCK'N'ROLL

真冬の盆踊り
三十三年寝太郎BOP



で、私としては、なかなかいいライブだったなぁと思った。
何より、この2、3ヶ月、圭介のノドが悲惨な状態で、
観ている方が辛くなってしまうような状況だったから、
最後までそんな心配から解放されてライブが楽しめただけで、
そりゃもう、大満足なのである。
けど、九州勢の目はもう少し厳しかった。
期待値が高いということなんだろうけれど、
「まだまだあんなもんじゃないでしょー」とのことだった。
そりゃそーかも。
あの酷かった頃のライブをみんなは観てないからなぁ。
私とは基準が違うんだよなぁ。

何はともあれ・・・。
「2連ちゃんのライブでは、2日目の方が爆発力のあるライブをする」
というジンクス(というか経験則なんだけど)があるので、
明日の熊本が楽しみーーー!っつうことで。





2015年11月23日月曜日

天月/Moto‐Psycho R&R Service/RAT@ROCK JOINT GB

【69 Paradise】
天月 / Moto‐Psycho R&R Service / RAT
11月20日(金) 吉祥寺 ROCK JOINT GB
開場 18:30 / 開演 19:OO
前売¥2500 / 当日¥3000 (+ドリンク代 600円)



スタンディングで、対バンで、天月のライブが観られるなんて、
なんだか感慨深いのである。
いつものライブバーで観るのも、全然悪くないのだけれど、
こっちの方が、“バンドの本気”が見られるのでは?と期待が膨らむ。

そもそも、CDを作ったからには売らなきゃならないわけで、
このバンドでの活動に本腰が入れてきたんだろうけど、
個人的にはたいへん嬉しく思っているのだ。
こんなカッコいいバンドを、もっと大勢の人に知ってほしいし、
ライブを観てほしいのよ。
とくに、若い人にね。


対バンの二組は、どちらもバリバリのROCKで凄くよかった。
私の好みとしては、一番手のRATさん。
ブルージーなヴォーカルに、硬派なサウンドで、熱い。
時おり、グッとくるものを感じて、ちょいちょい涙目になった。
というわけで、終演後にCDをゲット。


天月はトリで登場。
高いステージに立つお三方を見上げる感じが新鮮。
この見上げるという行為が、見つめる対象物を崇める気持ちを
増幅させるせいか、いつもの2割増のカッコよさ。
神々しいロック・スターのオーラを発しておられたよ。

対バンのあるライブだけに、ステージ進行がタイト。
いつものライブバーでの、安心しきってゆるっとした
アットホームな雰囲気も楽しいのだけれど、
ビシッとよそいきの顔を見せられると、今さらながらにハッとして、
爆音ロックバンドは、こうでなくちゃいかん!と思わされる。
それに、スタンディングで音に合わせて体を動かせる解放感たるや!
座りながら、地味に頭やつま先でリズムとる程度に抑えなきゃならない
もどかしさからの解放。
体ごと音楽を味わう醍醐味に酔いしれたよ。
楽しかったなー。

しかし、楽しければ楽しいほど、あっという間に
時間は過ぎてしまう。
呆気なく終わってしまった・・・。


まやかし
日の出づる国は
はやぶさ
水無月
青春パンク(おはよう・・)
火垂
四畳半のロックスター

God Bless



終演後、メンバーが着てた天月Tシャツが欲しくて、
物販辺りをウロウロするも、モノはなく、スタッフもいないし、
尋ねようもなく「天月のTシャツないのかなー?」なんて
独り言のように呟いていた。
そしたら、たまたま目の前に座ってたモトサイコのベースの方が、
「じゃ、訊いてきてあげましょうか?」と席を立って
親切に声をかけて下さったのだが「いえいえ、大丈夫です。
ご親切にありがとうございます」と、お礼だけ言って、ご遠慮した。
出演者の方に他バンドの雑事まで、お願いなんてできませんからね!

そして数日後、この方が、元ロッカーズの穴井氏だったということが
トーベンさんのブログを読んで判明。
わわわわ・・・。
たいへん失礼なことをしてしまったなぁ。
お恥ずかしい。


※天月Tシャツは試作で、物販では販売されておりません。





2015年11月19日木曜日

ROCK'N'ROLL GYPSIES×フラワーカンパニーズ @CLUB251

CLUB251 AUTUMN THANKS FEST「FUYU/MACHI感謝祭」
ROCK'N'ROLL GYPSIES×フラワーカンパニーズ
11月17日(火) 下北沢CLUB251
OPEN19:00 / START19:30
adv¥4,000/ door¥4,500 (+D)



当然、フラカン先攻。

やっと、まともに歌える圭介が観られた。
ホッとしたよー。
このまま武道館まで、しっかり体調管理してね。

ジプシーズとの対バンということで、期待してた人もいたのかな。
でも、私にとっては予想外のサプライズ。
フラカンと下山淳さんの共演!

どことなくリハっぽいというか、リラックスした佇まいで
ステージに登場した下山さん。
その下山さんがプロディースしたアルバム「怒りのBONGO」は、
フラカンの中では最も極悪なアルバム。
山中湖(だったっけ?)で合宿して、レコーディングしたらしい。
そのときの思い出について語ってもらうと、
カメムシの大量発生という、どうでもいいことばっかり喋ってて、
メンバーとのエピソード的なものは、ほとんど語られず・・・。
下山さんって、こんなオモロイおじさんだったのかーーー!?
と、目から鱗であった。

どの場面だったか忘れたけど、置いてある圭介のハープを
唐突に吹いてみたり、落ち着きのない子供のようでおかしかったなぁ。
「間接キスになっちゃうじゃないですか!」
「ハーモニカは、吹くより吸う方が多いから、本当にイヤなんですよ!」
と、圭介は心底イヤそうな顔で訴えていた。

で、下山さんの方から出てきたリクエスト曲は『ざくろ』
これ、アルバムに入ってない。
『ベルボトム・ジャック』のカップリングだよね。
だから、私も聴くの初めて!!!
キャーーー!!!
確かにB面っぽいけど、キャッチーでいい曲だった。
(ソニーのサイトでDLできるみたいなので、買わなきゃな)

で、竹安からのリクエスト曲が『NO BLOOD MAN』
下山さんと演るんならこれ!と即答だったらしい。
これも、ライブで聴いた記憶がないなぁ。

ルースターズをガッツリと聴き込んだわけでもないから、
こんなこというと怒られるかもしれないけど、
下山さんのギターはヘンタイっぽい。
決して悪口ではなく、褒めてるの。賞賛してるの。
不協和音とも言える異音をギューンと轟かせるのに気持ちいいのだ。
内臓に響いてくる音に、思わずニヤけてしまう。
きっと、こういうのを弾いて欲しくて、竹安は『NO BLOOD MAN』を
演りたいと言ったんだろうなぁ、と。


NODE CORE ROCK'N'ROLL
消えぞこない
すべてはALRIGHT(YA BABY)
無敵の人
ざくろ
NO BLOOD MAN
ベルボトム・ジャック
ロックンロール
あったかいコーヒー
星に見離された男
マイスウィートソウル
終わらないツアー



ジプシーズのステージに、圭介がハープで入ったり、
竹安がギター弾いたりという場面もあったのだが、
かなりガチガチに緊張していたみたい。
とくに圭介。
いつもの1.5倍くらいに目を見開いて、花田さんや下山さんと
アイコンタクトを交わしていたからね。
観てるこっちも、ドギマギしてしまったよ。

よい対バンだったなー。



2015年11月17日火曜日

THE GROOVERS “Groovism Tour 2015”@GARDEN

THE GROOVERS
"Groovism Tour 2015"
2015年11月13日(金) 下北沢 GARDEN
19:00開場/19:30開演
前売 3,800円/当日 4,300円(ドリンク別)



なんていうか・・・こんな日もあるねぇ、というのが感想。
どうにもピンとこないというか、
胸の奥の深いところまで届いてこないというか、
何かが足りなかったのだ。

実は、名古屋のときも、ちょっとそんな気配があったんだけれど、
遠征先の初めてのハコで観るというだけで、
かなり気持ちが盛り上がって、興奮気味だし、
平常心ではなかったから「こんなもんかな」と思ったのだ。

それが、お馴染みのGBだと、はっきりとわかってしまうのだ。
理由はわからない。
発信側と受信側、どちらにも問題がなかったとしても、
うまくチューニングが合わないということだって珍しくないもの。

7月のワンマンの出来がよすぎたせいなのかな。
あれを基準に比較してしまうのがよくないのかな。
そう。楽しかったし、グルーヴの波にも気持ちよくのれたし、
良質のライブであったことは間違いない。
なのに、物足りない。
ガツンとくる何かが。
うーーーーん・・・。私が貪欲すぎるのだろうか?

新譜も気に入って、ヘビロテしているのになぁ。



狂おしきこの世界
Groovaholic
放浪の運命
コスモス
無条件シンパシー
シャクニサワル
それが唯一の
空白
YES or NO
遠吠え彼方に
ANOTHER VIRTUE BLUES
最果て急行
PERFECT DAY
EL DIABLO
無敵の日々
ミスター・デザイア
UNDER THE FOGGY MOON
SWEETHEART OF MY SOUL
最後の煙草に火を点ける

12月だけのクリスチャン
(What's so funny 'bout) PEACE,LOVE AND UNDERSTANDING

現在地



次回に期待。







2015年11月9日月曜日

『サンピン・ソウル・シチュー』@U.F.O. CLUB


ミフネ&サンピンズpresents 『サンピン・ソウル・シチュー』
11/6(金)東高円寺 U.F.O.CLUB
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV.¥2500(D別) / DOOR.¥3000(D別)
LIVE:ミフネ&サンピンズ / hotspring / 大谷ペン(ザ・ラヂオカセッツ)



今回は久しぶり(?)に、下手側で鑑賞。

みんな、三浦くん、三浦くん、とキャーキャー言っておられるけど、
私は伊藤くんオシなのよ。
ストイックな佇まいのベーシストってだけで、カッコいいじゃない。
途中、しっかりゴエさんとアイコンタクトとってて、
あぁ、いいリズム隊だなぁ、とほんわかしてしまったよ。

持ち時間が1時間と長めだったので、
『恋の門』とか『JUKE BOX』とか、ややレアな曲も。
『ダニエルとメロディ』なんて、ライブで聴いたの初めてだよー。
と、ちょっと感動。

『BABY KILL LOVE』だったっけ?
イノクチくんが歌いながら、フロアにあるテーブルの上に立ったのは。
最前列にいたM川さんが、ローディーよろしくマイクのケーブルを
捌いてる姿に感動しましたよ。
(私もひっくり返らないようにテーブル抑えたりしてたけど)


コールタール
シュガーK
ダニエルとメロディ
BLUES BAND
恋の門
Touch Me I'm Sick
スピード
車輪の中
JUKE BOX
2053
Electric Queen
BABY KILL LOVE
いけすぜ今夜
夜の魚


 
本日の主催者、ミフネ&サンピンズは、
サム・クックのようなソウルが薫るロックンロールバンドだった。
ツインギターで、その一人は、元テクマクマヤーンズの雄介くん。
いいバンドで活動してるようで、よかった。
私の好きなタイプの音楽だったので、楽しめた。

アンコールにイノクチくんも登場。
曲は『Twistin' The Night Away』
ミフネくんは英詞で歌い、
イノクチくんはhotspringバージョンの日本語詞で歌ったので、
二人のカラーの違いが際立って、面白かったよ。




終演後、物販にゴエさんがいなくて三浦くんが
「普段やらないから慣れなくて~」と、
本当に不慣れな様子だったのが、可愛らしかったね~。
(ゴエさん、どこ行った~?)



2015年11月4日水曜日

「山川のりを生誕50周年記念 ギターパンダ50曲ワンマンライブ」@レッドクロス

「山川のりを生誕50周年記念 ギターパンダ50曲ワンマンライブ」
2015年 11月 1日 (日曜日) 
新宿レッドクロス
開場16:30 / 開演17:00
前売3500円 / 当日4000円(共に1ドリンク別) 
※10代1000円(立ち見席となります)


このライブが発表された当初から、行く気満々だったのに、
メール予約もせず、チケットの発売状況も全く気にしていなかった。
まさか、レッドクロスのキャパで売り切れるワケがないと高をくくっていたら、
ソールドアウトしてて呆然としてしまった。
そう、このスペシャルなライブに、全国各地からファンの皆さんが
駆けつけて来られたようなのだ・・・。
そんなことに思いが至らなかったうつけ者の私だけれど、
賢明なる友人が追加販売分のチケットを押さえてくれたお蔭で、
なんとか参加することができたのである。
その節は、本当にありがとうございました!(←私信)

さて、前代未聞の50曲ライブ。
50曲とはいっても、途中で何曲かはメドレー形式にしたりして、
フルコーラス×50曲ではないだろう、と予想していたのだが、
その予想は見事に外れた。
ちゃんとフルで50曲(アンコールも含めると52曲くらい?)歌った、らしい。
自分でカウントしていたわけではないし、どこにもセットリストがあがってないので
ハッキリとは断言できないけれど、
確かに、いーーーっぱい歌ってくれたという実感はある。

前半は愛娘のそらみちゃんがドラムを叩き、親子ギターパンダで。
後半は、シェキナのリズム隊が入った3人ギターパンダで。
その合間にソロでも数曲。

親子ギターパンダでは、のりをさんの眼差しが優しかったな~。
そらみちゃんへの愛にあふれたステージだった。

シェキナのリズム隊のイケメンっぷりにはビビった。
(実はシェキナ観たことない・・・)
ルックスはもちろん、そのプレイの方もイケメンだったな~。
ただ、リハ不足の為か、ところどころモヤっと苦笑いな場面もあったけど。
それも含めて楽しそうに演奏してるのがよかったわ。
で、バンド編成になると、のりをさんのギタリストとしての本領が発揮されるのが
何よりも嬉しい。
のりをさんのプレイスタイルは、本当にカッコいいのだ。

途中もなんやかんやで、ウルウルしたりしなかったりなんだけど、
アンコールも最後の最後。
『人生の花』を一人っきりで歌うのりをさんに、涙が止まらなくなった。
50曲歌い続けて、声も枯れて。
なのに、ダイレクトに歌を届けたいという思いからなのか、オフマイクで。
最後の力をふり絞るように歌うのりをさんの姿は、圧巻だった。
カッコいいったらありゃしない。
カルピス・プレスリーのくせに!もうっ!




暗くてわかりづらいけど、この日のスペシャルメニュー、パンダまん。
中身はあんこでした。




2015年10月29日木曜日

ザ・スイスギターズ@CLOP CLOP

The Swiss Guitars ~5Grory Nights~
10月27日(火) 西荻窪 CLOP CLOP
ザ・スイスギターズ【夢野カブ & 武内正陽】
オープン: 19:00 スタート: 20:00
チャージ: ¥2,000+オーダー



熱烈な夢野カブさんファンの友人に誘われまして。

一昨年のクダラナ庄助祭りで、ソロで歌うカブさんを観た。
ハスキーで色っぽいいい声だったのよねぇ。
今回は【ザ・スイスギターズ】という二人のユニット。
お相手の武内さんは、エチケッツというユニットでも活躍されている
超絶凄腕ギタリスト。

武内さんのギターテクが凄くて、序盤は唖然としながら
ライブを観ていたような気がする。

カブさんの歌声はブルージーで湿度が高い。
エロくて、妖しげで、胡散臭くて、ドロッとしている。
不幸な女の子が自殺してしまうという、途轍もなく暗い歌が
ヒリヒリと痛くて、たまらんかったなぁ。(←褒めてます!)

そんなウェットなカブさんの歌に、カラッとドライな
武内さんのギターがいい塩梅に絡んできて、ホッとする。
その音色の明るさに救われるのである。
なんて絶妙な取り合わせの二人なのだろうか・・・。

そんなお二人に最後まで魅せられっぱなし。
すっかり虜になって、終演後にCDを買い、サインもいただいちゃった。



※サインは裏面




また、誘ってもらえると嬉しいな。





2015年10月21日水曜日

DONUT presents THIS IS OUR ROCK AND ROLL!!!!@BASEMENT BAR+THREE

DONUT presents
THIS IS OUR ROCK AND ROLL!!!!
2015年10月18日(日)下北沢 BASEMENT BAR+THREE 2店舗同時開催
OPEN 15:30 / START 16:00
ADV 2000 / DOOR 2500 (+1D)
出演: THE BOYS&GIRLS / 最終少女ひかさ / hotspring / myeahns
/ 愛はズボーン / ベランパレード / The Folkees / Rei




hotspringは、ベースメントのトップバッター。

本人たちは、どのライブでも同じ意気込みで臨んでるつもりでも、
同世代のバンドが揃う、こういうイベントになると
知らず知らず、闘志に火が点いてしまうんじゃないだろうか?
そんな風に感じてしまった。
いいライブしてたのよ。

とにかく、負けられねーーっ!って感じで、
スタートからぶっ飛ばしていった。
新曲も含め、現在進行形のhotspringの今を切り取ったようなセトリで。

『BABY KILL LOVE』のときのイノクチくんが自由で、好きだ。
いつも面白ダンスで魅せられてしまう。
最近は専らコザックダンスだけど。(ツアータイトルにちなんで)
なんか、この時、グータッチしてもらったような気がするんだけど、
あれは幻だったかなぁ。(いやいや、ちゃんとしたよ!)
きっと、すっごい笑顔だったと思うよ、私。
楽しくって仕方なかったもん。

で、この盛り上がりがステージ前だけだったらどうしよう・・・と、
振り向くのが怖かったんだけど、大丈夫だったかな?
後ろの方のお客さんも盛り上がってた?
(DONUTSの森内さんが賞賛してくれてたから、
きっと盛り上がったはず!!!)

で、楽しいのと同時に、彼らの力強さが頼もしくって、
思わず泣けてしまった。
イノクチくんが手を伸ばした先に、キラリと輝く「この瞬間」が
見えた気がした。いや、その尾っぽに触れたような気さえする。
バンドのメンバーでもないのに、勝手なことをほざくけれども、
それくらい確かな手応えのあるライブだったのだよ。

突き刺さったぞー!


ゴールド
シュガーK
ロケット大人サンダー
Touch Me I'm Sick
(新曲)
車輪の中
田舎のカーボーイ
ギャグのセンス
BABY KILL LOVE
いかすぜ今夜
夜の魚




マヤーンズもよかったし、書きたかったんだけど、書くヒマがねぇ!



2015年10月19日月曜日

ザ・ビートモーターズpresents『GUMBO!! vol.2』@CLUB Que

"ザ・ビートモーターズpresents『GUMBO!! vol.2』"
ザ・ビートモーターズ/hotspring/かみぬまゆうたろう
ニューみなとリーダーズ (秋葉正志、こっけ、村瀬みなと、鹿野隆広)
10月16日(金) 下北沢 CLUB Que
OPEN 18:30/START 19:00
ADV.¥2,500/DOOR.¥3,000 [1D別]



なんか私得なメンツのイベント。

開演に少し遅れて入ると、ニューみなとリーダーズが演奏中。
ああっ?これは・・・『また逢う日まで』(by尾崎紀世彦)じゃないか。
二人で~ドアを閉めて~♪
二人で~名前消して~♪

ヘンリーヘンリーズのみなとくんを中心にした、まぁ余興的なバンドみたい。
秋葉くんがベースを弾いてるのが新鮮だった。
あと、こっけくん。
名前はよく知っていたのだが、観るのも聴くのも初めて。
想像以上に、よく通る歌声で感心してしまった。

みなさん、可愛らしかったですわ。


久々のかみぬまくん。
ほんと、ご無沙汰してて申し訳ない。
あちこちのフェスやイベントに呼ばれたり、大活躍してる様子は
こっそりとチェックしているのだよ。

で、久しぶりにライブ観て、
大人になったなー、なんて偉そうなことを思っちゃった。
ステージ運びというか、見せ方、聴かせ方が上手くなったなーと。
これから、もっともっと大きくなっていくのかなーと。
そんな予感。


天気予報
シルエット
真夏の夜の事(初恋の嵐)
恋する二人(ザ・ビートモーターズ)
傷口
私の恋人
ちいさな背中


お次、hotspring。

今日もまた、水玉シャツにストライプジャケットという
クレイジーコーデのイノクチくん。
いかれてて、いいね。

セットリストが新鮮だった。
『BABY KILL LOVE』→『夜の魚』なんていうのは、
普通は終盤の流れなんだけど、これを序盤に持ってきて
トップギアでのスタートがたまらんです。

カッコいいイントロが始まって、知ってるんだけど曲名がわからなかった。
えーっと何だっけ?この曲・・・としばらく考えてんだけど、
結局、サビまでわからんかったわ。
『名場面』でしたわ。
あぁ、カッコいい曲だねぇ、と改めて。

リハのときに秋葉くんに新曲を褒められたらしいけど、
「実は、ビートモの『マリー』をちょっとパクりました」だなんて、
身も蓋もないこと言ってたけど・・・まぁ・・・その、
インスパイアされたってことだよね?
『Touch Me I'm Sick』は、珍しくスカだもんね。
陽性のリズムとメロディーにのっかるイノクチくんの歌が、
ちっとも陽性じゃない感じにキュンキュンしちゃうのよね。

最後は定番曲『いかすぜ~』→『45回転』でキメた。
「この瞬間だけ」と歌うときのイノクチくんの眼の色が好きだ。
痺れるな~。
すごく良い流れのステージだったな~。
ほんと、ビシッとキマってたよ。


BABY KILL LOVE
夜の魚
名場面
車輪の中
Touch Me I'm Sick
新曲(タイトル未定)
シュガーK
田舎のカーボーイ
いかすぜ今夜
45回転



こうやって若手の後に観ると、ビートモの器の大きさが際立つなぁ。
フラカンなんかと一緒にやるときは、
かわいい後輩くんというイメージで観ちゃってるけど、
けっこうスケールが大きいロックをやってるんだよなぁ。
すでに貫禄すら感じるような・・・。

あぁ、カッコいいねぇ。

ビートモさんには、これからもhotspringの頼れる先輩でいて欲しい。
よろしくお願いします。←







2015年10月11日日曜日

AGEOまちフェス2015

AGEOまちフェス2015
10月10日(土)10:00~ 上尾駅前にて
【上尾駅ペデストリアンデッキ 特設ステージ】
フラワーカンパニーズ、セカイイチ、井乃頭蓄音団、
佐々木龍大、style-3!、SHAMANZ





なんとかイノチクに間に合うように到着。

上尾駅に着いたら、すぐに音が聴こえてきた。
改札を出て、ほんの数十メートルのところに特設ステージがあって、
びっくりした。

イノチクさんは去年も、このイベントに出演されてたようで、
上尾のゆるキャラ“アッピー”の応援ソング(?)的なものを
歌っていたのだけれど、あれは公式のものなんだろうか?
よくわからんかった。
そして、アッピーとその婚約者まゆみちゃん(福島市のゆるキャラ)が
ステージ前に出てきて、曲に合わせて体揺すったりしてた。
なんかシュールだったな~。

今日はドラムレスの編成だったのだけれど、
ギターさんがラップスティール弾いたりと、芸達者でしたわ。
でもって、わかっちゃいるのに『カントリーロード』で
泣かされてしまうわけだ。
いいバンドやねぇ。


セカイイチは初めて観た。
ベースにはネモトラのハルくんがサポートで入っていて、
またもや眼福のひととき。
こちらも、いいバンド。
世の中には、いいバンドが溢れているということを痛感。

『バンドマン』という歌がよかった。泣かされた。
ロックバンドのジレンマがストレートに歌われていて、
ガツーンときたなぁ。

MCでは、フラカン武道館のことをたくさん言ってくれたし、
先輩想いないい人だわ、岩崎くん。


そして、フラカンは・・・あぁ、やっぱり圭介の声が・・・。
冒頭で「のどの調子が良くなくて、途中で声が出なくなるかもしれません。
そのときは、みんなで歌って下さい」的なことわりをしてスタート。
・・・なんかせつなくなるわ。

そうそう。
このステージの司会進行の方(上尾市の職員さん?)の話によると、
ダメ元でフラカンに出演オファーをしたら、あっさりOKがもらえて
びっくりしたそうな。
で、すっごくテンション高く、熱く、紹介してくれたのだ。
もちろん、武道館の大宣伝もしてくれて。
ホント、フラカンが愛されてるのを感じると、私も嬉しくて仕方ない。

ステージの後方では、翌日の富山のライブに向けて
これから移動すると言ってたセカイイチ岩崎くんとハルくんが
フラカンのライブを観ているのが見えてたし。

『深夜高速』のアコースティックバージョンは、
圭介のハープが聴けるのが嬉しい。
とくに、のどの調子が悪いときには。
安心して聴いていられるからね。

最後は『チェスト』とか『マイ・スウィート・ソウル』で、
通常のライブ並みに盛り上がった。
圭介はずっと、パイプ椅子の上に立って歌ってたので、
後ろの方の人まで、ちゃんと盛り上がれたと思うよ。
ペデストリアンデッキが揺れたんじゃないだろうか?


消えぞこない
無敵の人
元少年の歌
深夜高速
すべてはALRIGHT(YA BABY)
チェスト
マイ・スウィート・ソウル



いやー、上尾すごいわ。
無料でこんなにいいものを観せてくれるなんて、太っ腹!
メンバーもとても気持ち良さそうで、
このフェスのことバンド仲間にも宣伝しとくよってグレートが言ってた。

というわけで、来年はさらに充実するんじゃないかなー?
家からも思ったより近かったし、楽しみにしておりますよ。



2015年10月10日土曜日

武藤昭平withウエノコウジ STRANGERS TOUR @UNIT

STRANGERS TOUR
武藤昭平withウエノコウジ
2015年10月9日(金)代官山 UNIT
開場18:15 / 開演19:00
前売3,500円(+ドリンク代別)



アルバム購入者特典の先行チケットを申し込んだのは、
随分前のことだったよねぇ。

ムトウウエノを観るなら、本当は小さい呑み屋の方がいい。
断然、似合ってる。
そんなことはわかっている。
でも、熱心なファンばかりの中にお邪魔するのは気が退けるのよ。
そんなわけで、ツアーファイナルのUNITへ。

ちょっぴり端が見切れるかなぁ・・・と思いつつ、上手サイドの最前へIN。
どうせ、ステージ上の人達は飲みながら演るんだから、
こっちも負けずに飲まなきゃ、と開演前からビールを2杯もあおったわ。
おかげでスタートから、とてもいい気分。


前半はいつものように二人だけのセット。
後半は、堀江さん(key)、に青木ケイタくん(sax)が入った
豪華な編成で。
ウエノくんのウッドベースも始めて拝聴しましたわ。
とにかく、デッカイ男がデッカイ楽器をを奏でてる図は絵になる。
酔っ払いながら見蕩れていたよ。

あいかわらず、MCは楽しいし、音楽はゴキゲンだし、
ビールは美味いし、気持ちよく酔っ払わしてもらいましたわ。

ムトウさんが俳優として、それも準主役で映画に出演したそうで、
ウエノくんが「まさか何十年来の友達の口から『クランクアップ』
なんて言葉を聞くとは思わなかった」だの、
(キスシーンがあったと聞いて)「チューしたの!!!?」だの、
さんざん冷やかされるという・・・。
そしたら、まさかの相手役の有森也実さんがフロアにいて、
ウエノくん大恐縮の図。
面白かった。

一曲終わる度に、深々と頭を下げるウエノくん。
確かに、いつもそうなんだけど、今日はやはり特別だったな。
小さな呑み屋を転々と回ってツアーをしてきて、
最後に辿り着いたのがキャパ200オーバーのUNITということで、
なかなか感慨深いものがあったみたい。
その照れ隠しなのか、
「俺らは、こんなとこで演るような柄じゃない」とか、
「明日からまた、呑み屋に戻ります」って、ずっと言ってたなぁ。
次にUNITで演るのは、5年後くらいだとか・・・。

そのときもまた、お邪魔しようかしらね。





2015年10月5日月曜日

DRAGON DELUXE 2015@DIAMOND HALL

フラワーカンパニーズpresents DRAGON DELUXE 2015
日時:2015年10月3日(土)開場17:00 開演18:00
会場:名古屋DIAMOND HALL
出演:フラワーカンパニーズ、真心ブラザーズ、go!go!vanillas
前売りチケット:¥4,000(税込/ドリンク代別途要)



先月に引続き、今月も名古屋に来てしまった・・・。


今回のドラデラは、いつものお祭り気分とは違って、
いろいろと考えさせられてしまったな~。
あっ、でも、これは私の個人的な想いであって、
このイベントの内容自体は、いつもどおり、あったかくて楽しくて、
ちゃんとお客さんを満足させるライブだったのよ。
そんな私的で感傷的な感想なんて、誰も興味ないし、
読みたくもないだろうけど、ここはそういうブログなのです。
悪しからず。

まずバニラズときくと、あの温泉バンドを思い出さずにはいられなくて、
なぜ彼らよりも、こんなに売れているのだ?おかしいだろ?
・・・と僻む気持ちが出てきてしまう。
私にとっては一種のヒール役的存在なわけだ。
だから、ライブをみて「やっぱり大したことないじゃん!」って
言いたかったんだよ。
なのに・・・なのに・・・。
いいライブをするんだもんなぁ・・・。

かなりアウェイなはずなんだけど、空回りすることなく、
きっちりと地に足をつけながら、グイグイと観客を引き込んでいく。
溌剌とした若者らしいパフォーマンス。
私の狭いストライクゾーンに入りはしないものの、
いいバンド、売れてもいいバンドだということはわかった。
それが、もう悔しくて悔しくて・・・。
(ひねくれ者でゴメンなさい)


真心さんのときは、あいかわらず、ベースのハルくんに釘付け。
ええ、今回もまた下手側で観ていたのでね。
眼福、眼福。

でもって、驚いたのがドラム。
サポート・ドラマーは、大地くんではなくてサンコンだったのだ。
ウルフルズのツアー中で、前日が小樽、翌日が帯広という
スケジュールにもかかわらず、名古屋まで飛んできてくれたらしい。
真心さんとフラカンの為に!
この日も、終演後ギリギリのタイミングで飛行機に乗る予定だったようで、
最後の全員での記念撮影の途中で行ってしまった。
私が言うのもオカシな話かもしれないが、
サンコン、ありがとう!!!

もちろん、今回も『I'M SO GREAT!』で、
マエさんが飛び出してきたのであるよ。
お約束どおり。



そして、フラカン。
この数週間、圭介のノドの調子がすこぶる悪いという話を
SNSやら公式ブログで読んで、心配しておったわけだ。
直近のプロモーションやらキャンペーンも、
圭介を休ませるためにグレート&ミスターなんていう
異色な取り合わせで行ってたみたいだし。
・・・で、やっぱり今回も、完全復帰ではなかった。
かなりましにはなってたようだけど、まだ聴いててちょっと辛い。

『無敵の人』は、音源で聴くよりもずっと響いた。
「頑張ってる人は~♪」と、圭介は外に向かって歌っているんだろうけど、
まさに、今の圭介こそが無敵の人なんじゃないかと思えたのだ。

本編のラストナンバーは『すべてはALRIGHT』
歌に入る前の
「この歌に救われました。この2、3日ずっと寝ながら聴いてました」
という圭介の言葉を聴いた瞬間から涙が止まらなくなった。
きっと、すごく辛い気持ちで寝ていたんだろうなぁ。
なのに、何でもないことのようにサラリとこんなこと言ってくれちゃって、
こっちは受け止めきれないんだってーの!
もう!もう!もうっ!!!



消えぞこない
星に見離された男
無敵の人
脳内百景(w/牧達弥)
short hopes
夏に生きる
深夜高速(w/YO-KING)
マイ・スウィート・ソウル
チェスト
すべてはALRIGHT(YA BABY)

真冬の盆踊り




大切なことを書き忘れていた!

フラカンのライブが始まる前、4人がステージに出てくる直前に
法被をきた男たちが、わーっとステージに出てきた。
何事!?と思ったら、怒髪天センパイ達だった。
たぶん武道館の応援の為に来てくれたんだと思うのだが、
本当に、突然のことだったので、増子さんがなんて言ったのか、
さっぱり思い出せず・・・。
そして、来たときと同様、風のようにサーッと帰っていってしまった。
びっくりしたわー!

ちょうどこの日、イベントで名古屋に来ていたらしいのだが、
メンバーにも言ってなかったらしく、フラカンの4人もボーゼンとしてた。
とくに圭介は「テロがおこったのかと思った」らしい。

いやー、ありがたいことですね。




2015年10月4日日曜日

とくべん@PAPPY'S (2015/10/02)

とくべん(中野督夫&湯川トーベン)
2015年10月2日(金)錦糸町 Live House PAPPY'S
共演:ONE TRICK PONY
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV. 3000円 / DAY 3500円(+1ドリンク500円)


錦糸町というと、東京の中でも場末な匂いのする街なのだが、
私の職場からは行きやすい場所なのである。
そこでライブがあるというのだから、行かないわけにはいかない。
と、パピーズでのライブには、妙な使命感があるのだ。
オカシな話だが・・・。


オープニングACTは、おなじみのワントリさん。
基本は“ほのぼの”なんだけど、今回はちょっとホロリとさせられる場面もあり、
意外な一面を感じたのである。
でも、まぁ、お二人の人柄がチャーミングで、
それがライブでもにじみ出てるのがいいのよ。


で、とくべん。
セットリストとか、今となっては、まーーーったく覚えてなくて、
自分でも愕然とするほど。

えーっと、とにかく笑いまくった。ころげた。
いつものことだけど、トクオさんのパワーは凄いな。
ずっと喋り続けて止まんないんだもんな。
半分くらいは、何言ってるのかわかんないんだけど、
あのパワーに圧倒されて、笑うしかないのよ。

ここで注意すべきことが。
トクオさんと目が合うと、何かと弄られてしまうので、
笑うときは目を伏せて!(←)

トーベンさんのベースは、KAMINARI GUITARさんのサンダーバード。
工芸品のような美しい佇まいで、リッチな音を出してくれる。
カッコいいなぁ。(←もちろん、トーベンさんのことですよ!)

どういうタイミニングだったか忘れてしまったけれど、
大物歌手の歌謡ショーのテイで、客席に下りて握手しながら
歌い続けるというパフォーマンスをトーベンさんが繰り広げ、
絶好のポジションに座っていた私は、ちゃっかり握手しちゃった。
しかも2度までも。
笑顔で平常心を装っていたが、内心キャーキャーものだったのだ。
あぁ、幸せ・・・。

告知MCで、12月の下北沢ロフトに超大物ゲスト、
グレートマエカワ氏が登場するという発表があった。
それにかこつけて、フラカンの武道館の告知をしてくれるという
トーベンさんの優しさよ。(感涙)
本当に、ありがとうございます。
もちろん、ロフト行きますよ。
武道館公演前の社長の勇姿を拝まずにはおれませんから。








2015年9月29日火曜日

吉祥寺 INDEPENDENCE DAY Episode 7

吉祥寺 INDEPENDENCE DAY Episode 7
2015年9月27日(日)
会場:プラネットK / シルバーエレファント / SHUFFLE / WARP
開場13:30 / 開演14:00
前売り券 2,800円 / 当日券 3,300円
10代割チケット 1,400円




シルバーエレファントに着いたのは、イヌガヨさんの途中。

初めてだったのだけれど、なかなかカッコ良かったなぁ。
関西弁のMCも楽しかったよ。
東京に来ると、なぜか普段使わないようなベタベタな
関西弁を喋ってしまう・・・という“関西人あるある”的な話には、
大きく頷いてしまった。

で、そのまま井乃頭蓄音団。
ボーカル松尾さんの弾き語りをパンダ音楽祭で見て以来、
気になるバンドとして、ずーっと私の頭の隅に残っていたのだが、
やっとライブを観る機会がやってきたよ。

まず、ビックリしたことに演奏が巧い!(←失礼)
それでもって、松尾さんの歌。
面白くって笑わせておいてから、ジーンと染み入るような言葉を
直球で投げ込んでくるなんて・・・卑怯だよなぁ。
泣いちゃうじゃん。
すっかり、してやられたわー。


そして、hotspring。
こういうイベントやフェスだと、サウンドチェックが見られるのが嬉しい。
バックステージを覗いてるみたいでワクワクするのだ。
BIGなアーティストだと、本人が出てくることはないんだろうけど・・・。

そういえば、イノチクさん達もサウンドチェックのときに、
本編では演らなかった曲をサービスして聴かせてくれたんだけど、
ホットさん達は、さらりと『電撃バップ』をかましてくれたよ。
「もうちょっとやろうか・・・」と、『田舎のカーボーイ』も!
うーん、おトク感満載のサウンドチェックであった。

さて、本編。
一曲目の『夜の魚』からラストの『45回転』まで、
30分強の持ち時間を、トップギアで一気に駆け抜けていった。
そんな疾走感あふれるステージだった。
あっという間だった。
はぁ~~ぁ~~・・・なんかもう、溜め息しか出ないわ。


夜の魚
ハロルド
タッチミーアイムシック
車輪の中
(新曲)
FADE AWAY
BABY KILL LOVE
45回転


細かいことはほとんど覚えていないけど、
『ハロルド』のイントロ、ドラムフィルの入る瞬間が
ゾクっとするほど気持ちよかったんだよなぁ。

いいライブを見て満足したので、これにて退散。



2015年9月25日金曜日

フラワーカンパニーズ・インストアツアー@イオンモール幕張新都心

ニューミニアルバム『夢のおかわり』リリース記念
フラワーカンパニーズ・インストアツアー「夢のおかわり~もうすぐ武道館!」
2015年9月23日(水・祝) 14:00~
イオンモール幕張新都心 グランドモール1Fグランドスクエア
トーク&ミニライブ+サイン会


幕張は、家からだとそれほど遠くないので行ってきましたよ。
けど、このイオンモールが少し駅から離れた所にあるというので、
あまり普段は使わない、バスを使ったルートで行ってみた。
バスって楽しいのよね。

まず、ステージの場所を確認。
屋外ではあるけれど屋根があって、雨が降っても大丈夫そう。
少しくらいはパイプ椅子でも並べてあるかと思ってたんだけど、
まったくなし。
みなさん、地べたに座り込んで待機しておられた。

30分前くらいの様子 ↓





定刻に、司会の方がフラカンのプロフィールを紹介して、
メンバー登場。

ニューミニアルバム、バンド本、武道館ライブについて、
ひと通りの質問に答えるメンバー。
司会のお兄さんの方がメンバーよりテンション高くて、
なんだか可笑しかったなぁ。

ミニライブは、3曲。
圭介の声がちょっと苦しそうだったけど、なんとかのりきった。

消えぞこない
すべてはALRIGHT(YA BABY)
深夜高速



私はサイン会には参加しなかったので、少しぶらついてから、
再びバスにのって、イオンモールを後にした。
そしたら、目の前にやたらと年季の入ったハイエースが見えてきて、
あっ、さっきのステージの真裏だ!
・・・と、グレート社長がスタッフの方にあいさつして、
機材車に乗り込むところに遭遇したのであった。



2015年9月24日木曜日

ルイべん@Cafe JiVE


ルイべん(永井ルイ&湯川トーベン) LIVE
2015.9.22 (tue) 両国 Cafe JiVE
OPEN 18:00  START 19:00
CHARGE 2,500円 + 1order 【SOLD OUT】



すでに、記憶の彼方なのだけれど・・・。


さすがはルイさん、人気者ですよね。
前売予約はソールドアウト。
小さな店内の客席はぎゅうぎゅう。

基本的には、フォークロックスの曲を中心にしながら
それぞれのソロ曲もはさんでいくというセットリスト。

ルイさんは鍵盤、トーベンさんはベースで、
二人とも、ときどきアコギに持ち替える。
アコギはルイさんが持ってきた1本だけを使っていたのだが、
弦を持ってくるのを忘れてしまったらしく、かなりヘタった弦のままで
使っていた。
トーベンさん曰く
「かなり死んでます・・・」とのこと。

で、そのソロ曲の中で、偶然にも同じテーマを歌ったものがあって、
それが『ハヤブサ』と『小さな光』という曲。
トーベンさんのストレートなタイトルでわかるとおり、
そのテーマは無人探査機のハヤブサ。
やっぱり、あれは創作意欲がかきたてられるニュースだったんだねぇ。

ルイさんのソロコーナーで、
ヴォーカルにエフェクターかけて、一人でハモるという裏技が出た。
おおっ!
あまりに突然だったので、けっこうビックリしたんだけど、
トーベンさんがその瞬間、のけぞったのが見えて、おかしかったな。




ブリキのパラダイス
ねぇドクター
レインボウ
天国行きのバス

グーでバッチリ
小さな光
ハヤブサ


乙女のポリシー
僕はカラス
フォークロック
アトランティック
マイネームイズ
バナナ

シングオールライト


このセトリは、私のメモ書きです。
わかった曲だけタイトル書いておきました。





2015年9月22日火曜日

THE GROOVERS "Groovism Tour 2015" @池下 CLUB UPSET

THE GROOVERS
"Groovism Tour 2015"
9月19日(土)名古屋 CLUB UPSET
17:30開場/18:00開演
前売 3,800円/当日 4,300円(ドリンク別)


ずーーーっと夢想していたのだよ。
グルーヴァーズがレコ発ワンマンツアーをやる事があったなら、
追っかけよう!遠征しよう!・・・と。
ところが、諸々の事情が折り合わず、
結局、弾丸の日帰りで、この名古屋のみの参戦ということに
なってしまったのであるが、それでも充分に感慨深い。

わざわざやってきたよ、名古屋。
・・・とかなり自己陶酔気味に、名古屋駅に下り立ったのである。


池下UPSETは、ビルの5階?
ビルの前の道に並ばされ、整理番号順に5人ずつ
エレベーターに乗せられて店内へと案内された。
この方式は、初めてだったわ。

端っこのスピーカー近くにポジションどり。
いい眺め。
客入りの出足は遅かったけど、開演直前にはかなりいっぱいになっていた。
一彦さんによると、名古屋での最高動員の記録を塗り替えたらしい。
それだけ、今回のアルバム&ツアーを
待ち望んでたファンが多くいたということだろう。
なんせ、6年だもんねぇ・・・。

どうやら、このツアーでは、ニューアルバムの収録曲を
全曲演るということになっているらしい。
しかも、バラード曲『UNDER THE FOGGY MOON』を除く10曲は
中盤にまとめてドーン!と惜しげもなく披露。
「Groovism」はどこを切っても“グルーヴァーズ”でしかなく、
カッコいい曲ばかりで、ライブでも映えるんだよなぁ。

ひとつ、気になったのは、一彦さんの声というか、
マイクというか、PA的な問題。
入力を上げすぎてリミッターかかっちゃたような、
ひしゃげた声になってしまっていたんだよねぇ。
過激なラウドパンクとかなら、こういうヴォーカルもありだけど、
グルーヴァーズにはまったく似合わないんだよ。
これが、随所で気になってしまって、ノリきれなかったのだ。

しかし、というか、だからこそ、かもしれないけど、
アンコールの『ONE FOR THE ROAD』での「帰りたくはない~♪」は、
心の底から声に出して歌ったのである。



狂おしきこの世界
Groovaholic
放浪の運命
欠けた月が出ていた
無条件シンパシー
シャクニサワル
それが唯一の
空白
YES or NO
遠吠え彼方に
ANOTHER VIRTUE BLUES
最果て急行
PERFECT DAY
EL DIABLO
無敵の日々
ミスター・デザイア
UNDER THE FOGGY MOON
SWEETHEART OF MY SOUL
最後の煙草に火を点ける

(What's so funny 'bout) PEACE,LOVE AND UNDERSTANDING
ONE FOR THE ROAD

現在地








2015年9月16日水曜日

『東京どんでん返し 2』@紅布

『東京どんでん返し 2』
hotspring VS myeahns
2015年9月13日(日)@ 新宿Red Cloth
Open 17:30/Start 18:00
前売¥2,300/当日¥2,800(+D代)



なんと2ヵ月ぶりのhotspringのライブ。

途中からになってしまったけど、先行のマヤーンズも久しぶり。
ギターさんが抜けて、3ピースになってからは初めてだった。
正直、3人になってしまって、大丈夫なの?と心配してたんだけれど、
そんな私の老婆心なんて、余計なお世話だったわ。
以前にも増して、ストレートでエネルギッシュだったのだ。

音数が減って、サウンドはややフォーキーになり、
リズム隊の存在感がどどーんと大きくなっていた。
ギターの分をカバーするように、アキトくんのベースが
メロディアスに歌っていたし、茂木くんのドラムは
・・・あいかわらずであった。(←褒めてますよ~)

持ち時間が1時間あったので、MCでもアキトくんが
頑張っていたのだが、やや空回り気味で、亮太くんに
「アキト、しゃべんない方がいいみたい」と言われてしまった。

とにかく、3人のマヤーンズもいい感じだったので
おばさんは、ホッとしましたよ。



いよいよお待ちかねのhotspring。
イノクチくんの水玉のシャツにストライプのジャケットという
かなりイカれたコーディネートに軽く衝撃を受けつつも、
もっと衝撃的な人が後ろにいたのだった。
ゴエさーーーーん!!!!
金髪モヒカン・・・なんて生易しいもんじゃない。
豹柄モヒカン!!!
短髪の部分が、豹柄になるように染められているのだ!
(美容師さん、苦労しただろうなぁ・・・)


さて、肝心のライブの方は『BABY KILL LOVE』でノリノリにスタート。
目の前で4人が生きて動いてる、というだけで感涙もの。
そのくらいの“ご無沙汰”感があったのだよ。

新曲もいい!
昔、万引きして、お父さんに何十発も殴られたときのことを
歌ったものらしい。
そういう青臭さがにじみ出たいい曲だったよ。

『スピード』も前に聴いたときよりも、随分と仕上がってて
カッコよくなっていた。
最初に聴いたときは、まだ生々しい傷口のようで
痛々しさにばかり気を取られてしまったんだけれど、
時間をおいたせいか、その傷口が塞がってカサブタになった。
そんな気がしたよ。



BABY KILL LOVE
シュガーK
ゴールド
Touch Me I'm Sick
車輪の中
スピード
(新曲、タイトル未定)
2053
田舎のカーボーイ
ギャグのセンス
FADE AWAY
いかすぜ今夜
夜の魚

Electric Queen
45回転



物販に出てきたゴエさんとちょろちょろと話したりして、
ついでにサインなんかもいただいちゃったりしたのだが、
コンプリートならず。
あと、伊藤くんだけなんだけどなぁ・・・。
次の機会にお願いしましょう。




2015年9月14日月曜日

斎藤誠 Presents 「ライブ!つまり俺たち、ギターが好きなのよ。」Vol.2@THUMBS UP

斎藤誠 Presents
「ライブ!つまり俺たち、ギターが好きなのよ。」Vol.2
斎藤誠 x おおはた雄一
9月11日(金)横浜THUMBS UP
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV ¥4500 / DOOR ¥5000



セトリのメモとか一切残ってないので、レポとしては
落第点の雑文となりますことをご容赦下さい。


ライブの流れとしては、
初めの2、3曲を二人でやって、それぞれのソロコーナーがあって、
また最後に二人で一緒に演奏する・・・という構成。

おおはたくんは、NEWアルバムを中心としたセトリ。
それに『Don't Think Twice~』をやったっけ?
誠さんは『歌えよヒッピー』『或るグレイな恋の場合』なんていう
古めの選曲で始まって、胸がキュンとなったなぁ。

二人で何を演ったのか・・・という肝心なところを覚えていなかったりする。
何を観てたんだ?とお叱りを受けそうだな。(誰に?)
えーっと、高田渡さんの『生活の柄』とか、おおはたくんの
『おだやかな暮らし』は、間違いなく演りましたよ。
『おだやかな暮らし』については、誠さんが大好きな曲なので、
リクエストしたらしい。
「うわぁ、やられたな!」と、初めて聴いたときに思ったそうだ。

で、つまり、私はこのライブで何を観ていたのかというと、
二人の演奏スタイルの違いというものを観ていたのだ。
誠さんは、予め細部までキッチリと構成を考えて、ライブを組み立てる。
それとは対照的に、おおはたくんは、その場の空気を感じ取りながら
有機的にライブを進めていく。
この夜のステージの上に、この対象性を見出して、愛でていたのである。
面白かったー。

誠さんの楽曲は、基本的にはPOPだ。
すべての人に対して、大きく扉を開いて招き入れる。
そうしたポピュラリティを大切にしながらも、入ってきた人たちを
どんどん奥へ奥へと連れていき、最終的には、
なかなかマニアックなロックの真髄へと誘っていく。
そのロックの真髄こそが、誠さんの音楽の核となっている
ある意味、非常にパーソナルな部分である。
つまり、ポピュラリティからパーソナルへと、求心的に展開するのが、
誠さんのメソッド。

おおはたくんは、おそらく彼自身の心の真ん中で湧き出す泉から
掬い上げるようにして音を紡いでいく。
(今回のアルバムでは特に、生々しいほどに曝け出している印象)
決して大風呂敷を広げることのない小さな個人の物語が、
オーディエンス一人一人の胸に届き、種を落とし、芽吹いて、花を咲かせる。
個人的な物語から、誰しもに共通する普遍的な観念へと。
水面に波紋が広がるように、外側へ外側へと拡散していく。
それが、おおはたくんの奏でる音。

核(コア)へ引き寄せようとする力と、外へ広がり続けようとする力。
美しいまでに対照的な二人の在り方に魅せられてしまったのだ。



・・・なんて、ちょっと小難しく語ってみたけど、
正反対に見えるお二人が、ステージ上でわちゃわちゃしてるを見て、
ふふふ・・・と笑っていただけのこと。
ギター少年が正しく成長するとこうなるんだ、
というサンプルのようでとても微笑ましかったのだよ。



そうそう。
誠さんの新春バースデーライブの告知が密やかにされた。
1月3日ではなくて、4日で、角田さんのバースデーも一緒に兼ねて・・・
みたいな話だったのだけれど、4日は月曜日で仕事始めという方が多いのか、
会場内がなんともいえないビミョーな空気に包まれた。
「えっ!?ダメなの!?」
「・・・わかった。もうちょっと考えます!」
と保留にされていたのだが・・・。
10月28日に発表されました!
1月3日に、どどーんと決定!!!・・・でしたね。




2015年9月8日火曜日

天月~アコースティック・ライブ~@Cafe Orange (2015/09/05)

天月アコースティック・ライブ
湯川トーベン/向山テツ/田中ヤッチ
2015年9月5日(土) 横浜 Cafe Orange
Open /18:00  Start/19:00 
前売3,000円/当日3,500円(Drink別) 【SOLD OUT】



なんと、今回のライブ、SOLD OUT だったらしい。
すごい!
前から行く気満々だった友人が予約TELを入れたら
すでに完売で、キャンセル待ちの方も一人や二人じゃないと
言われたそうだ。
良かった・・・出遅れなくて。
けど、私が友人の分も一緒に予約してあげるべきだったなぁ、と反省。
ごめんね。


お店は、お惣菜カフェ。
音量的に制限があって、アコースティック・・・ということなんだろう。
テツさんのドラムセット、バスドラの径が小さいやつで、
フロアタムの上には消音のためにタオルがかけてあった。
トーベンさんは、前半はアコギ、後半はアコベ。
ヤッチさんは、アコギの弦が硬くて「指が痛い~」と
ちょっぴり泣き言をもらしていた。

アコースティックで、いつもの爆音じゃなくても、
天月の出す音には迫力があって、痺れたなぁ。

でもって、この日、この町内のお祭りだか、盆踊りだかで、
外が賑やかなこと。
ちょうど演奏の合間に「東京音頭」がはじまった。
トーベンさんは祭り好きで、血が騒ぐらしく、その音頭のリズムに
合わせて演りたくてしょうがないみたいだった。

と、そんなところから『天月音頭』を作ろう!みたいな話も出たりして。
ちなみにそれを言い出したのは、ヤッチさん。
来年のお祭りのときにも、ここでライブをやって
天月音頭を披露しよう、とかなんとか。
・・・どうなりますやら。

アンコールの『フリフリ』も、
外から聞こえる音頭に合わせたスローでドメスティックなリズムでスタート。
かなり、歌い難そうだったわ。
これ、いつまで続けるんだろうか?と心配になってきた頃、
テツさんのドラムが冴えて、2コーラス目からは、
ピタリと通常のリズムに戻したのが素敵であった。




最後、トーベンさんにバースデーケーキのサプライズがあった。
62才ですって・・・信じられない。



【ヤッチさんソロで2曲】

21世紀のラブソング


歩いてる
God Bless
珈琲
しよーもない僕 しよーもない君
火垂
日の出づる国で
日本のおっさん
おはよう今日一日 君は何してるの
四畳半のロックスター

フリフリ


いい加減なセトリのメモを見てて思い出したけど、
アコースティックなのに、アッパーな曲ばっかりだったんだ。
たまらん・・・。



2015年9月7日月曜日

愛のカタチ(或いはTシャツコレクション)【31】~【40】

すっかり更新を怠っているうちに、夏がカットアウトするように終わった。
ってことは、Tシャツのシーズンももう終盤ってこと!?
やばい、まだ全部載せてないのに!
と、慌てて更新する次第。
ホントは他に書くべきことが山のようにあるんだけどね・・・(遠い目)。





【31】奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 “ROLLING THUNDER REVUE 猫氏”T
(2014年10月購入)

この猫、ギター持ってるけど、奇妙くんが猫化したキャラなんでしょうか?
よくわかりませんが、とりあえず猫が好き。

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団~ローリングサンダーレビュー特別編~




【32】ベリテンライブ2010 “ストロベリー型抜き”T(2010年9月購入)


この年のベリテンは、フラカンとクロマニヨンズが目当て。
ベリーはイチゴ。
ティアドロップ型のピックとイチゴのデザインなのですよ。

ベリテンライブ2010Special(前編)
ベリテンライブ2010Special(後編)




【33】SWEET LOVE SHOWER 2009 “楽器と富士山”T(2009年8月購入)


生まれて初めてのお一人様フェス参戦の記念に購入。
それ以来、どんなとこでも一人で大丈夫になっちまったさ。
襟ぐりの広いギャル向けTシャツは、シルエットがカワイイんだけど、
インナーが見えやすいので、おばさんには不向きかも。

SWEET LOVE SHOWER 2009 その1
SWEET LOVE SHOWER 2009 その2
SWEET LOVE SHOWER 2009 その3




【34】フラワーカンパニーズ“CHESTO風見鶏~ピンク”T(2011年購入)


文字を使ったデザインって、つい読んじゃうよね。
『チェスト』のサビの部分の歌詞だったりするのだが。
裾のバックプリントの風見鶏がポイント高い。




【35】フォークロックス“What the heck”T(2012年1月購入)


すっごいカラーのバリエーションがあったんだけど、なぜか紫。
物販に並んでるのを見ると、鮮やかでPOPで可愛いと思ったんだけど、
なかなか着るのが難しいですわ。
「What the heck」は「なんだよおまえは!」って意味らしい。

FOLKROCKS 新春LIVEツアー2012@STAR PINE'S CAFE




【36】フラワーカンパニーズ “20th ANNIVERSARY”T(2009年購入)



これも、このカラーがどうにも顔映りの悪い色なので、
あんまり着られない。
せっかくのアニバーサリー物なので、大事に扱うってことで・・・。




【37】遠藤賢司 “惚れた!惚れた!”T(2013年1月購入)

お正月のエンケン福袋で購入。
これまた、どぎつい色。
サイズが大きめなので、休日のリラックスウェアとして活躍中。
なぜか、夫はこのTシャツがお気に入り。

遠藤 賢司「2013年!開運厄払い!純音楽歌い初め!」




【38】ギターパンダ “おっさんです ごっつぁんです”T(2012年4月購入)

私が持ってる唯一のギタパンTシャツ。
このイラストかわいいし、好きなんだけど、
早く新作が欲しいなぁ、と思う今日この頃。




【39】フラワーカンパニーズ “Listen to Flower Companyz”T(2010年購入)


これ、Sサイズなんだけど、XSサイズって売ってなかったのかな?
おニューで下ろしたての日のライブで、激しくもまれて、
人さまのデニムの青が色移りしてしまうという災難に見舞われたが、
洗濯して見事に復活した。




【40】フラワーカンパニーズ “NO CALSIUM,NO LIFE”T(2010年12月購入)


通称「骨折T」
理由は言うまでもなく、Tシャツを見ればわかるよね。
あの日のライブは、今思い出しても、泣きそうになるな~。

フラワーカンパニーズ『チェスト!チェスト!チェスト!』@SHIBUYA-AX




・・・そして、まだまだ続く。



2015年9月3日木曜日

フラカン和義のロックンロール600万ボルト@CLUB CITTA’

フラワーカンパニーズ×斉藤和義
~フラカン和義のロックンロール600万ボルト~
出演:斉藤和義/フラワーカンパニーズ/ハルカトミユキ
2015年9月1日(火) 川崎 CLUB CITTA’
OPEN 18:00 / START 18:30
オールスタンディング 前売 ¥4,800(ドリンク代別)
【SOLD OUT!】



ついに600万ボルトか。
最初に観たのは、300万ボルトだったよなぁ・・・。
あぁ、こうやってライブのたびに少し感傷的な気分になってしまうのは
老化現象なのかもしれない。


トップのハルカトミユキは、フラカンのトリビュートで初めて知った。
世界観を創り上げる歌の力が凄まじいなぁ、と思う。
おそらく、かなりアウェイな客層だったはずだけれど、
堂々としてて、見事に惹きつけていたなぁ。
まだ若いのに、凄いなぁ。


せっちゃんのバンドは、小田原さん(Dr)、スミちゃん(Ba)、
フジケン(Gt)、勲さん(Key)という布陣。
んー、安定感抜群!・・・と、去年のドラデラを思い出してみたり。
・・・まぁ、当り前なんだけどね。

なんつーか、せっちゃんは揺るぎないなぁ。
私なんて、年に1回くらいしかライブ観ないファンなのだが、
だからこそ、余計に感じるのかもしれない。
周りに流されずに、確固とした自分の立ち位置を築いてブレがない、
その強さを思い知らさせる。
ヘラヘラ、フニャフニャしたベールに身を包んで、
そういう男っぽさを気付かれないようにしてるとしか思えんのよ。
ライブを観なければ、ステージに立つ姿を見なければ、
きっとわからないこと。

これ以上は言うことなし。
あっ、バンドメンバーを巻き込んだMCのテーマは
「尿ぎれ問題」だったということだけは、書き残しておこう。


ずっと好きだったんだぜ
傷口
ドントウォーリービーハッピー
攻めていこーぜ
やさしくなりたい
Hello Everybody
ベリーベリーストロング



で、フラカン。
『マイ・スウィート・ソウル』からスタートって、いいよね。
グイーっとアガって、フラカンへの愛おしさが爆発しそうになる。
昂るわ~。

『消えぞこない』も、すっかり馴染んだ。
この前まで「消えぞこなーい♪」とか「死にぞこなーい♪」と歌いながら、
圭介が竹安を指差す動きをする(たまたまであって他意はないのだろうけど)
のが気になって(というか、なんか可笑しくて)仕方なかったんだけれど、
どうやら、あれはやめたみたい。
あのオカシさに、気付いたんだろうか?


マイ・スウィート・ソウル
脳内百景
消えぞこない
ロックンロール
東京タワー
チェスト
恋をしましょう



さて、このアンコールからが、ある意味このイベントの本番である
フラカンとせっちゃんのセッションコーナーだ。

『好物だらけ』と『あの高い場所へ』は、この二組の絡みが
音源になっているのをずっと耳にしているから、
こうやってライブでそれが再現されると感慨一入である。
フラカンのライブで『好物だらけ』は何度か聴いているけど、
どう聴いても、これはせっちゃんの楽曲だよな~という印象なのだ。
フラカンオリジナルな感じがしないの。
(あれっ?ディスってるように聞こえる?そんなつもりじゃないんだけど)
フラカンとせっちゃんが揃って初めて、成り立つ曲のような気がするのよ。

最後は、出演者全員がステージに集合。
ここでのトピックは、フジケンが盆踊りのリフを弾いたっ!ってこと。
ギター持ってたし、ヨサホってはいなかったと思うけど。
「バースデー的に大丈夫?」と、せっちゃんの言いそうな台詞が
頭をよぎった。

そーいえば、せっちゃん、チバくんのモノマネを
何度も繰り出していたけれど、
「ぜんぜん似てない。誰も注意できないだろうからハッキリ言うよ」
と、Gと圭介にびしっと注意されていたなぁ。

この世は好物だらけだぜ
あの高い場所へ
社会生活不適合者
深夜高速
真冬の盆踊り
歩いて帰ろう




ちゃんとしたレポを所望の方は、こちらをどうそ。
↓↓↓
Skream!-LIVE REPORT
兵庫慎司のブログ



2015年8月24日月曜日

子供ばんど 「ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか」リリース記念  ありがとうYamaha!祝!EASTWESTグランプリから36周年祭り!@ヤマハ銀座スタジオ

子供ばんど
「ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか」リリース記念 
ありがとうYamaha!祝!EASTWESTグランプリから36周年祭り!
2015年8月22日(土)ヤマハ銀座スタジオ
開場15:30 開演16:00
スタンディング 前売 5,500円 【SOLD OUT!】



もう4年前になるのか、ここヤマハ銀座スタジオでの再始動ライブから。
階段で入場待ちしてる間に、いろいろ思い出していた。

あの震災直後のどんよりとした重苦しさ。
神経は昂っているのに、それを隠し息を殺すようにして
どこかピリピリと苛立っているような不穏な空気。
日常生活の中から、すっぽりと色や香りが失せ、
震災前と同じ世界、同じ時間軸の上にいることが信じられなかった。
周囲の変質よりも、私の頭の中の世界観の変化の方が大きかったのだが・・・。

そんな中で再始動した子供ばんど。
あのライブが観られて、本当によかった。
だって、トーベンさんに出会えたのだから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・なんて、ことを考え出したら、止まらなくなってしまったので、
続きは別記事にまとめることにして、子供ばんど、なのである。

再始動後2枚目となる今回のアルバムも、とてもいい。
いい、のだが、ちょっとテンションが低い私。
もう、自分でもイヤになるくらい了見の狭いこと言っちゃうと、
トーベンさんの『君こそスターだ』が、
JICKのボーカルで録音されてしまったことに対してモヤモヤしてるのだ。
そりゃ、いい歌は誰が歌ってもいい歌なんだし、別にトーベンさんが
歌うのをやめてしまったワケでもないのだから、
気にするのがオカシな話なんだというのは、理性ではわかっている。
でも、つい、反射的にひいてしまったんだから仕方ない。
そして、一度ひいてしまったスタンスは、なかなか近付くのが難しい。

そんなわけで、ライブは、地蔵のように立ち尽くしていたとしても、
目立たないくらいの退き気味のポジションに。
それくらい、私としてはビミョーな心境だったのである。



なんと、36年前のEastWestのときの司会の方が登場して、
当時と同じようにバンド紹介をして、呼び込み。
・・・かと思ったら、当時の音源『ロックンロール・トゥナイト』が
爆音で流れる中、メンバーが登場。



55
Na.Na.Na.
カモン!絶好調!
馬鹿な男のR&R
わかっているわい
生タマゴ
風来坊
俺のワルツ
違う今日を生きよう
いらいら
サマータイム・ブルース
Black Bird がないた時
マンモスの唄
君こそスターだ
先輩
自由
No!味噌3g
U-Ha-E.
Shameless People

ロックンロール・トゥナイト
STOP THE ROCK'N ROLL!! (Never)

55



・・・・・・・・と、肝心なライブを端折ってしまうという暴挙に出る私。

結論を言うと、楽しかったし、カッコよかった。
ほぼ再始動後の曲だけしか演らなかったのが、また、
潔くて痺れた。
JICKは、そのうち昔の曲だけのライブも演りたい、とも言っていたけれど。

うーんと、少しは距離を縮められたような気がするけど、
もう少し時間がかかりそうだなぁ。



2015年8月19日水曜日

天月@BOOGIE STOCK (2015/08/16)

天月
(湯川トーベンvo,b/田中”ヤッチ”裕千vo,g,/向山テツds)
8/16(日)新代田 ROCK BAR BOOGIE STOCK
OPEN 18:30 / START 19:00
前売3,000円 / 当日3,500円(共に別途2ドリンク代1,000円必要)



前日のトーベンさんのソロから連チャンで、天月のライブへ。
なんと、8月は4回もトーベンさんのライブに行くことになってしまい、
トーベン強化月間というわけである。

ブギーストックなら、ストーミーマンデーのときより
おとなしい音量になるかと思いきや、まったくそんなことなかった。
却って、いつもより大きく感じたほど。
わちゃー、耳栓持ってこなかったのに・・・。
(基本的にテーブルサービスのお店では耳栓不要と思ってるので)

この天月のライブの前日にも、ヤッチさんは別バンドでブギーストックで
演ってたそうなのだが、それに負けちゃならんという
トーベンさんの意気込みが凄くて、どんどん音量が大きくなったような・・・。
別に音量で勝負しなくてもいいと思うんだけど。

そんなわけで、一部と二部の休憩中に、天井だか、壁だかが、ドンドン!と
規則的な間隔で鳴ってたのは、お隣か階上からの抗議だったようで。
当のオーナーさんは、まったく意に介しておられませんでしたけど・・・
こわっ!

まぁ、そんなわけで、今回も爆音の嵐に晒されてきたのだ。
これだけ狭い空間だと、嵐というより竜巻と言った方がしっくりくるかも。
最初は「耳、ヤバっ」と思ったものの、
一旦、爆音の渦に巻き込まれてしまえば、もう天国ですわ。
トーベンさんのベース聴くの久しぶりだし、
うっとりして、その低音に酔いしれましたよ。

翌日が歌入れのレコーディングだということで、
ライブ連チャンのヤッチさんは「大丈夫かなぁ」と少々不安げ。
トーベンさんは、あまり気にする素振りはなかったなぁ。

で、前日のソロでも演ったザ・タイガースの『ジンジン・バンバン』を
天月バージョンで。
この心踊るイントロ、何かに似てる・・・あっ!
フラカンの『どろぼう』じゃないか!!!
昨日からずっとモヤモヤしていたのがスッキリ解決。
そうか、そうか・・・。

この日の客席には、可愛らしいドラム三兄弟の姿があった。
全員小学生なのかな?
(テツさんのクリニックで教わったりしてるのかな?)
真剣な眼差しでテツさんのドラム見てたもんねぇ。
テツさんが意識して、いつもよりテクニカルなことしてるとか、してないとか。
ヤッチさんが、「3人ともドラムかぁ・・・。3人いればバンド組めるのに・・・」
って言ってたけど、確かに。



2015年8月17日月曜日

湯川トーベン@ KIDBOX (2015/08/15)

湯川トーベン ソロLIVE
8月15日(土) 亀有 music lounge KIDBOX
開店18:00 開演19:00 
席料3000円(ドリンク別)



亀有のキッドボックスさん。
ここももうお馴染みになってきたなぁ。
いつ来ても昭和感がスゴイ!
姿はなかなか見せてくれないけど、にゃーにゃーと
愛らしい声を聴かせてくれていた猫ちゃんは、いなくなってしまったらしい。
死んじゃったんだろうか・・・・・・・・・?



今回も、カブリツキの席で。

で、今回一番の私的トピックは、おおはたくんの『時がたてば』が
カヴァーされたこと。
『にじみ』のカヴァーは、何度も聴いてきたけれど、
こちらの方もよかったよ~。
原曲がいいのはもちろんだけれど、トーベンさんの歌声が好きな私としては、
ホント、録音して保存版にしたいくらいであった。

うーーん、こうなると、他のおおはたナンバーにも
是非とも挑戦して欲しいなぁ、なんて妄想が広がるのである。
そうだなぁ、『決別の旗』とか『いつもあなたは奪っていく』とか
ちょっと怒りモードの入った歌なんかどうでしょうかねぇ?
トーベンさんのSキャラにぴったりだと思うのだが・・・。

ワントリのサイモンさんが、
『富士山』やってほしー!と、ずっと言ってたのだが、
その願いは届かず・・・。



太陽の光
一週間
しょーもない僕 しょーもない君
ステップ踏んで
時がたてば
ヨッパライの唄
島影
ステップワゴン
お月さまが笑ってる
歩いている
ジンジンバンバン
バンドマン・ブルース
天国行きのバス

デイドリームビリーバー



あれ?そういえば、ビーチボーイズの替え歌もあったなぁ・・・。
古いバンド仲間の方が作ったって言ってたような・・・。
忘れてしもうた・・・。



2015年8月11日火曜日

red cloth 12th ANNIVERSARY~夜のストレンジャーズ(ワンマン)@紅布

red cloth 12th ANNIVERSARY
夜のストレンジャーズ ワンマン
【DJ】三浦淳(from秋田)
8月8日(土) 新宿 レッドクロス
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥2,500(D別) / 当日¥3,000(D別)

ご来場の皆さん全員にスペシャルカバーCDプレゼント!!



夜ストのワンマンは久しぶり。

あいかわらず、惜しげもなく、どんどん曲を演奏してくれるので、
ファンとしては嬉しいかぎり。
彼らの全キャリアを網羅するようなセトリに、まだ録音してない新曲や
カヴァー曲もあり、というバラエティーに富んだセトリが、
これまた嬉しいかぎり。
贅沢だな~、と思う。

個人的には『ファクトリーガール』に、グッときたな。
久しぶりに聴く大好きな曲。
ラブソングなのに、ちっとも浮ついてなくて、
どこか台湾映画を思い出させる匂いたつような湿度があって、
瑞々しくて・・・やっぱり、大好きだなぁ。

いつものように『ヤング&ヒッピー』でドカーンと打ち上げて終わり
かと思ったら、ラストは『It's A Beautiful Life』で。
珍しいな。
まるで、夢が終わるのを悼むようなしみじみしてしまう終わり方だ。
たまにはこういうのも悪くない。
(とは言っても、アンコールのラストでは、またまたエンドレスに
ブギーが鳴り響いたのだけれど)



BACK TO THE ROCK'n'ROLL WORLD
ソウルフリーター
レッツツイストアゲイン
黄金の馬
ROCK ME BABY
プライベートな話をしよう
Rollin' Stone
テレサ
あの夏のワルツ
RED RIPE TOMATOES
Boogaloo Joe
コンバースロック
6 to 6
ファクトリーガール
遠い帰り道
いつか晴れた日に
ダイナマイトが150屯
箱舟
砂浜
Down On The Road
ブギウォーク
水晶の夜
I Woke Up Crying
愛する貴方の夢
あなたとシャララ
Lady Bird
Prince of Ghetto
泥の川
陽の当たる場所
新しい町
ウォーキンブルース
I LOVE ROCK'N'ROLL
サムクックで踊ろう
ヤング&ヒッピー
It's A Beautiful Life

Still Crazy
Big Fat Saturday Night

俺が便所に行ってる間に俺のビール飲んだのどいつだ



新曲が全部いいので、次のアルバムが楽しみになってきた。

あっ、もらったCD-Rまだ聴いてないや・・・。



2015年8月5日水曜日

第四回吉祥寺祭り~真夏のビールフェスタ~@STAR PINE'S CAFE

第四回 吉祥寺祭り ~真夏のビールフェスタ~
2015 / 8 / 2(日)吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
[出演]イノトモ / おおはた雄一 / 栗コーダーカルテット+吉澤実 /
笹倉慎介 / tico moon / 森は生きている /
湯川トーベン[Vo.Gt](member:おおはた雄一[Gt],岩見継吾[Ba],藤原マヒト[Pf])
SPECIAL GUEST:斉藤哲夫
[時間]開場 18:30 / 開演 19:00
[料金]前売り3300円+1drink 当日3800円+1drink



もう、時間もたってしまったことだし、多くを語る必要はないな。
(単なるイイワケともいうが)

まぁ、ビールフェスタっつうくらいですから、飲むわよねぇ。
で、すっかり気持ちよくなって、ただただ音楽の波に漂うな心地で
まったりと楽しませてもらったのだ。
決して、カーッと熱くなるような音楽たちではないのだけれど、
どこか懐かしかったり、可愛らしかったり、愉快だったり、
そんな音が、ずーっと鳴っていて、
日々の営みに疲れた心をさらさらさらと、洗い流してくれる、
まさに命の洗濯といったところ。


出演者顔ぶれは、去年とあんまり変わっていないけれど、
ニューフェイスは、森は生きている。
もちろん、お名前は知っておったのですが、初めまして。

最近の若い子って、こういうユルくてフワフワと浮遊感のある音楽が
好きなんだろうなぁ・・・なんて思った。
もちろん、私もキライではないけれど、私と同世代のバンドでは、
こういう雰囲気のバンドは少ない気がする。
一、二世代くらい下の子たちの方が圧倒的に多いのじゃないだろうか?

笹倉さんと一緒に演った曲がよかったなー。
タイトルが『風に合わせて』だったかな?
「吹かれたり、集めたりしないで『合わせる』というのが
僕らの世代なんです」と言ってたのが印象深かった。なるほど。

トーベンさんのバンド(暮らしのガス抜き隊、略してクラガス)は、
ドラムのともすけくんはお休みのようで、ドラムレス編成。
なんか・・・あっという間だった。
3曲しか演んなかったんじゃない?
うーん、もうちょっと聴きたかったなぁ・・・。

そうそう。
もうひとつ言いたいことが。
これだけ、盛りだくさんな内容だったら、あと30分いや、1時間、
スタート時間を早めて欲しかったなぁ、と。
終電の都合で最後まで見られないで、お帰りになった方も
けっこういらっしゃったのではないだろうか?
途中で帰るのは辛いからねぇ。
ライブが盛り上がれば、尚更のこと・・・。




2015年8月3日月曜日

「不滅の遠藤兄弟」@STAR PINE'S CAFE

「不滅の遠藤兄弟」
8月 1日(土) 吉祥寺 スターパインズカフェ
【出演】遠藤賢司 / 遠藤ミチロウ
【時間】開場 18:00 / 開演 19:00
【料金】前売 4,000円 / 当日 4,500円 (税込) +Drink Order



遠藤兄弟!!!
もう、字面からも熱さが伝わってくるんじゃないか!?
なんていうか、二大スーパースターの競演なわけで、
始まる前からドキドキソワソワするのも仕方ないでしょ。

とにかく今日は、何が何でもミチロウさんの新アルバム
『FUKUSHIMA』を買って帰ろう!と心に決めていたので、
入場後良席をゲットしてすぐに、物販コーナーへ。
CDを手渡されるのと同時に「こちらもどうぞ」と、
今日のライブ告知のフライヤーを渡されたので、よく意味がわからなくて
怪訝な表情してると「二人のサインが入ってます」って・・・!!!!
お、おおっ!
よく見ると、確かにそれぞれのイラストの横にサインが
入っているではないか!
わーーーい!家宝にいたします。


ライブは、ミチロウさんから。
以前は立って歌っていたのだけれど、病後復帰してからは、
座って歌うようになったみたい。
その復帰後初めて観るライブだったのだけれど、
入院される前に観たときと比べても、お元気そうであった。
少し顔がふっくらしてたような気もしたし、何より、あのコワいメイクの下の
表情がイキイキしてたのがわかって、本当に嬉しかった。

これは私の想像なのだけれど、
遠藤兄弟の頼れるお兄ちゃんであるエンケンとの競演を
ノビノビと楽しんでる弟のような気分だったのではないだろうか。
そんな風に思ったのだよ、ミチロウさんの明るい表情を見ていて。

けど、歌うときの気迫は変わってなかった。
魂の咆哮のような声が突き刺さったなぁ。

映画も楽しみにしておりますよ!!!


そして、エンケン。
ちょっと珍しいセットリストだったのではないだろうか?
すごく私好みの選曲だったなぁ。

中でも『ラーメンライスで乾杯』が聴けて嬉しかったなぁ。
こういう設定の細かいストーリー仕立ての歌詞というは苦手なんだけれど、
この曲は大好き。
なぜだろう?
エンケンと等身大の主人公が、チャーミングなんだよね。
大らかで清々しくて、幸せな気持ちになれるのだ。

本編中に『夢よ叫べ』というのは珍しい。
基本的にはアンコールで演る曲だからね。
ということは、つまり、アンコールでは違ったことを演るということ。
ということは、ふふふふ・・・。


と、期待したとおり、アンコールでお二人が登場。
あぁ、このステージの眺めだけで、感動できるわ。
エンケンとミチロウさん・・・。

『不滅の男』の最後には、お二人一緒に四股ふみ。
ヨイショー!
痺れたなぁ。



オデッセイ2015SEX福島
原発ブルース
NAMIE
負け犬音頭
冬場のシャボン玉
お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました!
天国の扉

天使の歌
君にふにゃふにゃ
44年目のカレーライス
ラーメンライスで乾杯
小さな日傘と大きな日傘
夢よ叫べ
史上最長寿のロックンローラー
夜汽車のブルース

★アンコール
午前0時
不滅の男




↑ これがお宝。





2015年8月2日日曜日

スぺシャ・ザ・ワールド -ROCK uP!!! KANSAI-

スぺシャ・ザ・ワールド -ROCK uP!!! KANSAI-
2015/7/31(金) 国立代々木競技場 第二体育館 
OPEN 15:00 / START 16:00
全席指定席¥3,900(税込)
※a-nation island 入場料500円が含まれています
出演:アルカラ / ウルフルズ / KNOCK OUT MONKEY /
フラワーカンパニーズ / フレデリック / N'夙川BOYS




平日の16時スタートって、立派な社会人は相手にしてないってこと?

そもそも、この「a-nation island」というイベント(?)が
何なんだかさっぱりわからないまま、
とりあえず、ご招待チケットを申し込んだら、予想どおり当選。
うん、そんな気がしてた。

出演者のラインナップを眺めれば、フラカンはトリ前あたりの出番だろうから、
仕事終わってから行っても間に合うだろう、と。

んで、代々木第二体育館になかなかたどり着けずに
代々木公園のまわりをぐるぐると周ってしまった。
なんなんだこれ。
やっと着いたときには、すでに軽く脱水状態だったよ。
本番はこれからだというのに。

で、会場内・・・好き好き・・・じゃなくて、空き空き。
ご招待で当たった席が、アリーナの真ん中の席だったから、
まぁ、そんな予感はしてたけど、なんか笑っちゃったわ。
こういうイベントだから、お気楽に笑えるけど、
これが気合い入れた一大イベント(例えば、フラカンの武道館とか)で
こんな状況だったら、いたたまれないだろうなぁ。
・・・ううぅ、想像しただけで恐ろしくて震えるわ。

しかし、そんな中でも、フラカンは安定のライブパフォーマンス。
こっちも安心して見ていられたんだけど、
いつもと違う距離感が、ちょっと武道館の予行演習(私にとっての)
みたいな気分でもあった。

スペシャのイベントだけあって、照明がキレイ。
でも、武道館のときは、こんな豪華な照明じゃないかもなぁ。
予算のカンケー上ね。
なんてことをチラホラと考えてしまった。



はぐれ者讃歌
深夜高速
消えぞこない
マイ・スウィート・ソウル
真冬の盆踊り



トリのウルフルズ・・・実は初見。
この間のケーヤンのお誕生日ライブのサプライズで観たことは観た。
でも、あのときは1曲だけで、トータス氏の歌もなかったしね。

こちらも安定のライブ運びではあったけれど、
トータス氏のMC聞いてると、客入りの悪さが
けっこう堪えてるようで、かなり自虐的だったなー。
それが、なんだか可愛くて、可笑しかったんだけどね。





そうそう。
ついにこの日から、フラカンの武道館チケットを物販で
手売りすることにしたそうだ。
帰る道すがら物販ブースの様子を伺うと、社長が出てて、
なかなかの盛況ぶり。
・・・何枚くらいチケット売れたかなぁ?



2015年7月30日木曜日

ザ・キャプテンズpresents 失神天国十番勝負 其の七vs フラワーカンパニーズ@ Zher the ZOO YOYOGI

ザ・キャプテンズpresents
失神天国十番勝負 其の七vs フラワーカンパニーズ
2015年7月28日(火) Zher the ZOO YOYOGI
act:ザ・キャプテンズ / フラワーカンパニーズ
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥3,500 / 当日¥4,000【SOLD OUT!】(ドリンク代別)



キャプテンズ主催ライブのゲストということで、
フラカンは先攻。
開始直前にキャプテンズファンのお客さんが、
ごっそりと後ろにさがって行かれたので、わりといい眺めになった。

いきなりの『マイ・スウィート・ソウル』に狂喜。
この曲の“たのしせつない”感じは、ある意味圧巻だな。
ライブで聴くたび、もれなく笑い泣きしてしまう。
今のところ、私の笑い泣き率100%だ。

意外にも、フラカンはZher the ZOO初登場らしい。
いつもヨコロコ観てるから、初めての気がしないなー。

2曲目の『カリフォルニア』のときだったかな?
Gのオーバーオールの肩ヒモがずり落ちてたのを
そっと直しにくるQ太郎の甲斐甲斐しさに、にやけてしまった。

『どろぼう』でどーんとアゲて、『心の氷』でジワっとくるという
いい展開のセトリであった。
そして、何より圭介の好調が継続しているのが嬉しい。
ん?もはや、これが普通ということなのか?
だとすれば、本当に嬉しい。

ステージになぜか予備のマイクが置いてあったことから、
Gから圭介に「マイク落としすぎ」というクレーム(?)が。
マイクを落とす一番の原因となっている空中キャッチする動きは、
べつに必要ないんじゃないかって。
そしたら、圭介はムキになって「それじゃ、永ちゃんのスタンドを使った
パフォーマンスだって必要ないってことになるよ!」
「そんなこと、永ちゃんに言えるか?」と、いつものように子供みたいな応酬。
あぁ、ほっこり。

そんなやりとりで、上手ギタリストが暇そうに欠伸をするくらいに
MCが長引いてしまったんだけど、またもやカリスマ・ローディーが
出てきて、ちょんちょんとGの肩を叩いて注意を促すという・・・。
うーん、本日もQ太郎大活躍ですな。



マイ・スウィート・ソウル
カリフォルニア
消えぞこない
この世は好物だらけだぜ
地下室
どろぼう
ビューティフルドリーマー
心の氷
感情七号線
星に見離された男
チェスト
YES,FUTURE




初めてのキャプテンズ。
ネオGSっていうのかな?・・・ん?違う?
めっちゃ楽しかったーーー!

ボーカル傷彦さんの薔薇王子キャラが完璧すぎて、プルプルしちゃう。
ギターのジャッキーは、超かわいい!
ベースのテッドさん、めっちゃ歌うまい!(アナ雪歌ってた)
ドラムのヨースケさん、めっちゃ淡白!

あまりの楽しさに、はりきってマグマダンス踊ってしまったよ。
もちろん、失神ジャンプもね。

で、アンコールで圭介が、キャプテンズとお揃いの
GSコスで登場!
これがびっくりするくらい似合ってて、かわいいかったのだが、
その衣装でぴょんぴょんと失神ジャンプしまくる姿がもう、
はしゃぐ小学生みたいで、めんこいのなんの。
家に連れて帰りたい衝動に駆られまくり・・・。





↑オフィシャルから無断転載なので、遠慮してサイズを
小さくしております。ごめんなさい。


2015年7月28日火曜日

天月@STORMY MONDAY (2015/07/26)

2015年7月26日(日) 横浜 STORMY MONDAY
天月
湯川トーベン(Vo.B.)田中"ヤッチ"裕千(Vo.G.)向山テツ(Ds.)
START 19:00~ / 2ステージ
LIVE CHARGE ¥3000(税別、飲食代別)



天月は現在レコーディング中!Yeah!
あとは歌入れだけだとか。
うひゃー!楽しみー!
「ここに居るヤツみんな、10枚ずつ買えーー!」
「・・・それでも、250枚か・・・」って、笑ってた。

そのレコーディングをしたヤッチさんの新曲、カッコいい!
タイトルは『ホタル』
「“火垂るの墓”のホタルね」と言ってたので、正しい表記は『火垂る』なのかな。

トーベンさんの年季の入ったプレベのトーンつまみが、
外れてしまったのが気になったので、つい、そこばっかり見てしまった。
ごめんなさい、音に集中できなくて・・・。

テツさんのテンションがいつになく高かったなー。
なんとなーく、その原因もわからなくもなかったのだが、
ここでは言及しません。

後半、トーベンさんは衣装替えして、フラカンTシャツ。
私のトートバッグとお揃いのやつね。
気に入っておられるのでしょうね、よくお見かけしますわ。
うーん、これは、フラカンの武道館応援Tシャツを贈るべきなのではないか?
どうですか、グレート社長!?

11月に吉祥寺でライブをやる予定で、ハコを押さえてあるんだけど、
その対バン相手を募集中なんだとか。
どんなバンドでもいい!動員が100人あれば!
・・・ということだそうです。
前座だってかまわない!とまでおっしゃっておられましたよ。

・・・hotspringの関係者の方、名乗りを上げてはいかがでしょうか???
(完璧に私得な対バンになることを願っております)

まったくメモしてなかったのでセトリなんて忘れてしまったけれど、
なぜか、アンコールの曲だけメモが残してあった。
アンコールは
『シーサイドバウンズ』と『God Bless』

いやー、最後の最後に『God Bless』とは。
もー、爆音最高!!!






2015年7月20日月曜日

THE TON-UP MOTORS vs フラワーカンパニーズ@CLUB Que

"CLUB Que夏ノ陣 VSシリーズ vol.4 ~RETURN TO NATURAL~"
THE TON-UP MOTORS VS フラワーカンパニーズ
7月15日(水) 下北沢CLUB Que
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥3,300 / 当日¥3,500 (1D別) 【SOLD OUT!】



いろいろと理不尽な出来事が世の中にはある。
大抵のことは「仕方ないなぁ」と諦めてしまう
根性のない私であっても、これは認められないぞ、というくらいに
酷いことが、この国の中枢で行われている。
そんなニュースのせいで、どうにもやりきれない思いを抱えたまま、
ライブハウスにやってきたのである。

トンアップの演奏陣3人がスタンバって、
「ダイナマイッ!ダイナマイッ!」と、上杉くん呼び込みの
コールを始めたところで、早くも涙目になっていた。
なんて、キラキラしてるんだ!

くすんでた私の心中と対照的な鮮やかさで、彼らのファンキーソウルが
目から、耳から飛び込んできて、嫌なことを全部蹴散らしてくれた。
この世界がどんどんダークサイドへ傾いていったとしても、
彼らみたいなバンドが音を鳴らしてる間は、きっと大丈夫だ。
そう思えた。
巷で流行ってる薄っぺらい応援ソングなんかより、
よっぽど人を勇気づける力を持っているよなぁ。

ほんっと、楽しくて、熱くて、カッコいいライブであった。
おまけに、フラカンの武道館の宣伝もさりげなくしてくれて、
いい後輩くん達なのである。



そして、フラカン。
『星に見離された男』からスタートという
ちょっと変則的だけれど、ワクワクさせられてしまう始まり方。

新曲『消えぞこない』が初披露された。
9月発売のバンド・ヒストリー本と同タイトルの曲。
シンプルで明るい曲調にのせて「きーえーぞーこーない♪」と
歌う圭介の表情も明るかった。
なかなかキャッチーで覚えやすいわ。

本編最後にやった新曲『三十三年寝太郎BOP』(聴くのは2度目)も
パンキッシュな曲だったし、この新曲2曲を聴く限り、
今度のミニアルバムは若返ったようなイキの良いものに
仕上がってるんじゃないだろうか?という気がしている。
だから、すごーーーく、楽しみなのだよ。

中盤、圭介のモズライトが登場。
『大人の子守唄』のイントロから圭介が歌おうとしたところで、ストップ。
「いや、ちょっと…」と、どうもチューニングが狂ってたみたい。
慌ててQ太郎が出てきて、チューニング。
まぁ、そういうこともある。

その『大人の子守唄』~『エンドロール』という流れがねぇ、
重たかった。
たぶん、いろんな意味のこもった選曲だったんだろう。
その思いが伝わってきて、重たかったのだよ。
これは非難とか批判とか、ネガティブな意味ではないからね。
ただ、重い現実を突きつけられたというそれだけのこと。
そういう力のある楽曲なのだということ。


アンコールで、今季初の『最高の夏』
なーなーなななななな~♪と手を振ると、
狭いハコの中なのに、ほんのりと夏フェスの薫りが漂ってきて、
照りつける日差しの中でステージを見てるような錯覚をする瞬間があった。
いよいよ夏本番だなぁ~。



星に見離された男
チェスト
この世は好物だらけだぜ
消えぞこない
夜空の太陽
感じてくれ
ロスタイム
大人の子守唄
エンドロール
煮込んでロック
マイ・スウィート・ソウル
三十三年寝太郎BOP

最高の夏
終わらないツアー


そういえば、Queはビルの耐震工事によりリニューアルオープンしたばかり。
まぁ、中はほとんど変わってないようだったけど・・・。



2015年7月14日火曜日

hotspring PRESENTS『東京どんでん返し』@club asia

hotspring PRESENTS 東名阪どんでん返しツアー
『東京どんでん返し』
hotspring/Radio Caroline
2015年7月10日(金)@ 渋谷club asia
Open 18:30/Start 19:00
前売¥2,800/当日¥3,300(+D代)



なんと、レディキャロ先攻ですのよ。
ホットの主催だから、当然なんだけれど、
なんだか、うひょーーーーってなるよね。(←?)

人生2度目のレディキャロのライブは、
すっごい疾走感で、あああーーっという間に終わってしまった。
ホント、びっくりした。
まだまだこれから~と思ったら、もう終わっちゃった。

2曲目くらいで、パッチさんが弦を2本も切ってしまうという
アクシデントが発生して、パッチさん、苦笑。
4弦ギターで、コード感とか出せなくても、
ガツガツとビートだけで一曲持ちこたえたよねぇ。
さすがですわ。

ウエノくんは一言も発せず、パッチさんのMCも短く、
これが本来、レディキャロのあるべき姿なんだろうなぁ。
前回の勝手さんとの対バンのときは、ある意味、武藤ウエノの
雰囲気を引き摺ってのライブだったからなぁ。

いやー、もっと観たかったわ~。



レディキャロが終わったら、最前列の人たちがドッと退がり、
ステージ前のフロアが広々とした空間に。
うーん快適・・・じゃなくて、あかん、あかん。
もっとギューッとなるくらい来てもらってもいいんですよ。
なんなら、最前列に入ってもらってもいいから、
もっと来てー!
レディキャロファンの皆さん、カモーン!!!
・・・という私の心の叫びが届いたのか、
メンバーが出てきた頃には、その空間はほぼ埋まっていた。
よかった・・・。


今回もまた『コールタール』でスタート。
イノクチくんが、がっと目を見開いて見つめているのは、
  始まる前のそれよりも向こう
  終わった後のその向こう
なのだろうか?

そして、ずっとライブで聴きたかった『急行ボーイ~』が聴けた。
いぇーい!!!
スチャスチャスチャスチャっていうスネアが大好きなのと、歌詞も好き。
  白い朝と黒い夜の
  ど真ん中の何もない真っ昼間
だなんて、身も蓋もない言い方の中に若者らしい空疎な感覚が
ピリピリと伝わってきて、ハッとさせられるのだよ。

で、三浦くんも歌ってたよ「急行ボーイ♪」って。
ちゃんと見てましたからね。

私が聴くのは3回目くらいの新曲『スピード』は
レコーディングを経て、仕上がってきたのかな。
前に聴いたときより、何倍もカッコよくなってたと思う。
なんか曲の印象が変わってしまったのは・・・なんでだろう?
もう一回聴かせてほしいぞ!

まだ高校生だった頃に、レディキャロの前座を務めたことがある彼ら。
今度は自分たちが主催のライブに来てもらって対バンしてるんだから、
そりゃ感慨深いものがあるだろう。
「今日という日を想定して、作った曲です」というMCから、
『いかすぜ今夜』へ。

今日もまた「この瞬間」を掴もうとして、イノクチくんは手を伸ばす。
そうやって、ライブの度に少しずつ掴みとってきた何かが、
稀に見えるカタチとなって現れることがある。
それが今夜のレディキャロとの2マンライブだったりするのかもしれない。

今日のイノクチくんは、なぜか、エア縄跳びがブームであった。
「二重跳び!」とか「ハヤブサ!」とか言いながら。
かわええのー。


アンコールの『BABY BABY』がよかった。
おばさんの中のありったけのオトメ心が総動員で、
キュンキュンと泣いておりましたよ。



コールタール
ゴールド
急行ボーイ/各停ガール
Twistin' The Night Away
Electric Queen
シュガーK
車輪の中
スピード
田舎のカーボーイ
いかすぜ今夜
Qeema(ホリングのテーマ)
FADE AWAY
BABY KILL LOVE
45回転

BABY BABY
夜の魚



終演後、物販でDVDとTシャツを買っていると、
私がツイッターで「それは、あかんわ!」と揶揄した
高額アクセサリーを注文する人や、意味不明のホリング本(1000円!)を
購入する人が結構いたことに驚いた。
みなさんのホトスプ愛には頭が下がるけど・・・すいません!
私には買えない!
どこが壁になってるのかわからないけれど、私には越えられないものが
そこにはあるのだよ。
パトロンへの道は険しいのぉ。



2015年7月7日火曜日

THE GROOVERS "EARLY SUMMER BLUES SHOW 2015"@ROCK JOINT GB

THE GROOVERS
"EARLY SUMMER BLUES SHOW 2015"
7月4日(土)吉祥寺 ROCK JOINT GB
18:15開場/19:00開演
前売 3800円/当日4300円(ドリンク別)※SOLD OUT!!!
※NEW ALBUMの先行販売あり!!!



まず最初に言ってしまうと、この日のライブは最高だった。
ここは「最高」というその字義どおりに受け取っていただきたい。
今まで観たグルーヴァーズのライブの中で(というと、
一体どのくらいライブを観たのかが気になるところだが、
数えてみると30回を超えていた)一番、熱かった。
客観的に「熱かった」というよりも、私自身の主観として
「熱くさせられた」というのが正しい表現かもしれないけど。


6年も待ったニューアルバム発売直前のライブ。
前売チケットはソールドアウト。
これだけでもう、感極まる要素が揃っているではないか。

つまり、3人がステージに出てきて、ドンっと最初の音を
鳴らした瞬間から、涙腺の蛇口は緩みっぱなしだったのだ。

で、『車輪の上』だ。
まだまだ序盤だというのに、敢え無くK.O.された。
なんだろう、この多幸感は。
旅への衝動に駆られる、エイトビートのこの歌が大好きだ。
一彦さんらしからぬ(?)ポジティブで瑞々しいリリックが、
ストレートで若々しいビートにピッタリはまって
先へ先へと転がっていくのが、途轍もなく爽快で。
最初のAメロ
  あなたの神と私の神は
  この空の上 同じ人だろう
のところで、もう決壊。
ライブハウスの天井を見上げて神様を探しながら、
ぼろぼろと涙を流していた。
どこのどの神様か知らないけど、この最高の夜をくれた神様に
感謝したかった。

個人的ナンバー1キラーチューン『ピラニア』も
聴けて嬉しかった。
しかも、ギターはグレッチに持ち替えて!
そりゃ、アガらんワケがない!

中盤、ニューアルバムの曲を立て続けに5曲。
(一彦さん曰く「このように、カッコいい曲が沢山入ってますので
是非お買い求め下さい!」と、実演販売の如く)
既にライブで聴いたことある曲もあったし、
まるっきり初めての、まっさらの新曲もあった。
そのタイトルもわからない、まっさらの新曲で2度目の決壊。

この新曲がまたシンプルなエイトビートなのだが、
その中にグルーヴァーズらしさがじわっと滲んでいるのが
堪らんかったわけだ。
あぁ、最新のグルーヴァーズをリアルタイムで体験してる。
その最新のナンバーを、こんなにもカッコいいと思える私って、
なんて幸せ者なんだろう。
そんな思いが込み上げてきたのだよ。
(ちなみに、この新曲は『空白』でした)

終盤に向けて、ロックンロール!
『殺伐』なんていうレアな曲もあり、
メンバー紹介のテーマソング(?)『スイートハート~』あり、
ギャンギャンに盛り上げておいて、バラード投入。
今夜はやはりニューアルバムから『UNDER THE FOGGY MOON』

イントロ、一彦さんが指で爪弾くところが好きでたまらない。
あの繊細な音色にキュンとする。
  後悔のひとつもしたこのない奴に
  一体何がわかる
失敗だらけの人生をおくっている人間には
とびきり突き刺さる言葉。
私が抱えてる数々の後悔を、たとえ一瞬だけでも肯定し、
昇華してくれる。
解き放たれた思いが、目から溢れてポタポタとこぼれ落ちた。

その後は、またグレッチが2カポで出てきて、キュンとなる。
『最後の煙草~』はラスト・ナンバーと決まっているから。


狂おしきこの世界
SWEET SWEET MELTDOWN
車輪の上
ロザリー
想像病患者の夢
何者
ピラニア
無条件シンパシー
空白
シャクニサワル
PERFECT DAY
EL DIABLO
乱気流ガール
スマイル
殺伐
無敵の日々
SWEETHEART OF MY SOUL
UNDER THE FOGGY MOON
最後の煙草に火を点ける

グッド・モーニング・シャングリラ
ONE FOR THE ROAD

現在地


自分がこれほどグルーヴァーズというバンドを
愛しているということを、この夜、初めて知ったような気がする。
そんなライブだったのだ。

ライブ中、何度も「こんなに大勢、来てくれてありがとう!」と
フロアに向かって感謝を述べてた一彦さん。
すごくいい顔してた。
もちろん、ボブさんも、ヤスチカさんも、
とても満足げにギッシリと埋まったフロアを見ていたし。
そんな彼らの表情が見られただけでも、幸せだなぁと思うのだ。

素敵な夜をありがとうございました。





2015年7月6日月曜日

うつみようこ&YOKOLOCO BAND@Zher The ZOO YOYOGI

うつみようこ & YOKOLOCO BAND -oneman-
2015年7月3日(金) 代々木 Zher the Zoo
前売3500円 当日4000円(ドリンク別)
開場19:00 開演19:30



登場して早々に「うつみようこグループです!」と、
思いっきり間違えるようこさん。
以前、グループのライブのときに「ヨコロコバンドです!」と、
やはり、思いっきり間違えてたのの見た記憶があるな~。

今年、50の大台を向かえるようこさん、
ライジングのときが誕生日で、そんなスペシャルなステージになるようで。
いいな~、行きたいな~、とは思うけど、遠いなぁ北海道・・・。

しかし、まだまだ上の世代が大勢いらっしゃるので、
50になっても「中堅」止まりなんだとか。
永遠の中堅・・・。
なのに、チャボさんには「師匠」と、ミチロウさんには「先生」と
呼ばれてしまうようこさんなのである。
かっちょええ!

『40』の竹安ギターが大好物なのであるが、本日もたっぷりと
楽しませてもらったよ。ごちそうさまです。
同じ系統で『SO-DA』のストロークも大好きなんだけれど、
今回は、断然『40』の方がキレてたからね~。

「あれ?竹安、髪切った?」って、ステージの上で
唐突に気付くグレート。
リハのときとか気付かなかったのか?
本番前に気付いてもよさそうなもんだけど・・・。
まぁ、たしかに、散髪したてには見えないくらいに
ラフな仕上がりではあったけどね。

『SHOTGUN』のブレイク明けの合図の一声を
ようこさんが奥野さんに促すと、奥野さんはグレートを指差して、
グレートはキュウちゃん、キュウちゃんは竹安を指名。
でもって、はにかみ笑いの竹安がマイクの前へ。
「ショットガ~ン♪」と、調子っぱずれで、中途半端な雄叫びに
ズッコケたわ。
けど、本人はいたって嬉しそうに笑っておったよ。
あの竹安の「ショットガ~ン♪」を思い出せば、
少々の辛いことは乗り切れるような気がするので、
心の中の宝箱に大切にしまっておくとしよう・・・。

ダブルアンコールは、
『Kick Out the Jams』で、気持ちよーく終了。
よこさんとグレートのハイキックがカッコいい!
日々の暮らしの中で、胸にたまったモヤモヤが、ぱーっと晴れるような爽快感。
スカっとするぜ~。

いやいや、いつものことだけれど、ヨコロコのライブは腰にくるな~。
踊りっぱなしになっちゃうからな~。
こんなに楽しくって仕方ないライブって、そうそうないよね。
ハズレなしの安定感だし。

ぐっすり寝られそうだわ。