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2014年6月30日月曜日

吾妻光良 & THE SWINGIN' BOPPERS@JIROKICHI

JIROKICHI 40th anniversary -SOUNDS OF SUPER STARS-
吾妻光良&Swingin' Boppers
吾妻光良g,vo 牧裕b 岡地曙裕dr 早崎詩生pf 冨田芳正tp
近尚也tp 名取茂夫tp 西島泰介tb 石田博as 渡辺康蔵as
西川文二ts 山口三平bs 湯川治往perc
6月28日(土) 高円寺 JIROKICHI
open 18:30 start 19:30
前売3200円 当日3700円



JIROKICHI40周年ですって!凄いな~。
この6月は、そのスペシャル月間で、
出演者には連日豪華な顔ぶれが並んでいた。



でもって、私、初バッパーズだったのだ。
先月、クアトロでの公演もあって、どうしようか悩んでいたのだが、
やっぱりJIROKICHIでしょー、ってことで。

もちろん前売りはソールドアウト。
こうなると、なんだか熱心なファンの方に申し訳なくなる。
私のせいで買えなかった人もいるんだもんな~。
すいません。

端っこの席に座るか、センターで立ち見するか、という
悩ましい二者択一を迫られ、体調の悪さから椅子を選択。
なので、ステージの上手は死角になってしまい、
ホーンセクションは7人中3人しか見えなかった。
ま、初心者だし、贅沢は言えない。

ライブは二部構成で、前半は洋楽カヴァー曲中心、
後半はオリジナル中心ということらしい。
一番新しいスタジオ盤を1枚聴いただけの俄かファンの私には、
何を聴いても新鮮に聴こえるわけだけど、
オリジナル曲は、ほとんどがそのアルバムからの選曲だったので、
ツウぶった顔して楽しませてもらったのだ。

吾妻さんは、フルアコのギターを親指でピッキングするスタイル。
マダムギターと同じね。
ブルースの人にとっては、あれがスタンダードなんだろうか?
門外漢の私にはわからんのですが、職人っぽくてカッコいい。

スイングするビッグバンドの音が、なんだか懐かしく響く。
なんとなく、子供の頃のことを思い出す。
祖母がハリウッドのミュージカル映画が好きで、一緒によくTVで見た。
美しい色彩の中で、夢のように踊り歌う華やかな俳優たちに
胸をときめかせ、うっとり見つめていた。
あの懐かしい感じが、ふっと胸に蘇ったのだ。
わくわくするな~。

吾妻さんのMC。
「~な件について、どうよ?」というのが、今のお気に入りらしく、
これを連発。
「俺たちの演奏がロックな件について、どうよ?」とか・・・。
ネットの書込みを意識しているらしい。

休憩中、トイレ待ちの長蛇の列ができる。
そこへ、吾妻さん他、メンバーの方々がやって来て、
「トイレが大渋滞してる件について、どうよ?」とか言いつつ、
ちゃんと並んでおられましたよ。
男性ファンが多い上に、メンバーも大所帯なものだから、
圧倒的に男子トイレの方が混んでたのよ。

時事ネタをふんだんに盛り込んだ新曲『やっぱ顔だろ』が
面白かったな~。
佐〇河内ネタや、S〇AP細胞ネタなど。
しかし、この歌詞の賞味期限はどれくらいなんだろうか、と心配してた。

吾妻さんは、ブルースを歌うために生まれてきたような
味のあるいい声をしている。
ドヤ顔してギターソロを弾いてるのを見てるうちに、
驚くべきことにオトコマエに見えてきたのだよ。
わっ、わっ、わっ、これは・・・カッコいい!!!

やっぱり、男は顔やないね。
ルックスに自信のない男性諸氏は、楽器に打ち込んでみればいいんじゃない?
カッコよく見えるよ~、絶対!・・・たぶん・・・きっと。

ぜんぜん締まらない終わり方だけれど、
今回はここで唐突に、お・わ・り!


2014年6月29日日曜日

とくべん@錦糸町パピーズ (2014/06/27)

とくべん(中野督夫&湯川トーベン)
6/27(金)錦糸町パピーズ
共演:ワントリック・ポニー
OPEN19:00 / START19:30
予約3000 / 当日3500円(D別)



錦糸町は職場から比較的近いので、うっかり残業した上に、
うっかり遠回りのバスに乗ってしまったので、
スタートに間に合わないんじゃないかと、少しばかりヒヤヒヤした。
ま、渋滞がなかったおかげで、なんとかセーフ。


ワントリック・ポニーのお二人、よくトーベンさんのライブに
お客さんとして来られてるので、顔はよく存じ上げてるのだが、
実際にライブを観るのは今回が初めてだったのだ。

独特の世界観、ファンタジーですな。
夜のライブハウスよりも、お昼の屋外イベントなどが似合う雰囲気。
とくに子供には受けが良さそうだなぁ。
こういう、ほのぼの系の歌を聴くと泣けてしまうのは、
年をとったってことなのかもねぇ。



さて、とくべん。

もちろん、とくべんのテーマからスタート・・・
と思いきや、別の曲を演った後に、思い出したように演ってた。

トーベンさんの今日の得物は、シグネチャーModelのアコギ
(茶太郎くん)と水色のサンダーバード(KAMINARI GUITAR製)。
アコギのPUが、しょっちゅう替わってるのが気になる。
飽くなきベストなサウンドの追求・・・なのだろうか?

トクオさんは、いつものように早口の名古屋弁でまくし立てる。
トーベンさんが歌ってるときにも、合いの手のように
なんだかんだと喋ってるし、トーベンさんも吹き出しそうだし。
なんちゅう落ち着きの無さ!

そのトクオさんの自由奔放なフリートークが
私のツボにはまってしまって、バカウケしてたら、
トクオさんに、指さされて弄られてしまった。
やーめーてぇー!
私のことは、そっとしといて下さいよー!
いかん、いかん。
次からは目立たないように、そっと下を向いて笑いをこらえなきゃ。

『夕暮れのうた』
シンプルなメロディと二人のアコギのハーモニーが美しかった。
いや、本当に、アコギの音が重なるとそれだけで、
ぱーっと広がりが出て、ふわーっと気持ちよくなるのよ。
私の体も、このときは少しばかり宙に浮き上がってたかもしれない。

久慈から帰ってきたばかりのトーベンさんだが、
久慈の街中でよく耳にする「まめぶ~まめぶ~♪」という歌
(『久慈まめぶ音頭』)は、実はトクオさんが作曲したものらしい。
ちなみに、作詞は久慈出身のシンガーゆげみわこさん。
トーベンさんも知らなかったらしく、
「知らずに口ずさんじゃったよ~」と言ってた。

トクオさんは、歌いはじめるとまるで別人。
渋くて甘いヴォーカルを聴かせてくれる。
すごくロマンチックな声だよね~。
喋ると、みゃーみゃーと騒がしいんだけどねぇ。

ワントリのお二人が入った『坂道』もよかったな~。
こちらは、声のハーモニーでうっとりさせられた。
『夕暮れのうた』もそうだけれど、トーベンさんが作る
唱歌っぽい曲は、どれもこれも秀逸。
ほどよいノスタルジー加減で、甘くせつない。
何より、私にとってトーベンさんの歌声は特別。
初めて聴いたときからどこか懐かしくて、それからもずっと、
いつ、何処で聴いても、胸の奥深くへと沁みこんでいく。

しかし、今日一番痺れたのは、トーベンさんの水色ベース。
アコギとベース、というシンプルな編成のせいもあるだろうが、
このベースの音の存在感が凄まじかった。
明るくてPOPなんだけど、どっしりとグルーヴィーという・・・。
自分で書いててもワケがわからん言葉の並びなんだけど、
他にどう伝えればいいのか、わかんないのだが。
とにかく、ときめいた!
うきうきと心が躍らされてしまうベースの音だった。
もう、キュンキュンだわ~。

そうそう。
トーベンさんが水色ベースに持ち替えたとき、
トクオさんが「じゃあ、オレも水色にしよー」と言って、
水色のアコギ(トーベン祭りのときに持ってたヤツ)を出してきて、
とくべんが水色コンビになって、ご満悦でしたね。


普段は自由人のトーベンさんが、とくべんになると、
仕切り役になるのが、ちょっとした見所ですな。



2014年6月18日水曜日

フラカン結成25周年ワンマンツアー「4人で100才」@久慈UNITY

フラワーカンパニーズ
フラカン結成25周年ワンマンツアー「4人で100才」
6月14日(土) 久慈 UNITY
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 3,600円(D別途)



フラカン史上初の久慈公演。

久慈といえば、あまちゃん。
もちろん、メンバー全員「あまちゃん」フリークだから、
あまちゃんトークで盛り上がる。
「東京じゃ、もう誰もあまちゃんのことなんて話題にしないけど」
と前置きして「ここは、今もあまちゃん一色で嬉しい」と、圭介。

しかし「あまちゃん」の放送よりも前から、
ここUNITYへは来るつもりでいたらしい。
プライベーツだかニートビーツに「久慈にいいハコがある」
と言われてたんだって。

確かにいいハコ。
ギュッと小さくて、あっという間に沸きあがってしまう
暑くて、熱い空間だった。
空調は全開にしてたらしいけれど、ロックンロールの熱の方が
だいぶん上回ってしまったようだ。
意外にも(?)かなり押せ押せだったせいもあって、
ビショビョショになるほどの大汗をかいた。
人に比べると、ほとんど汗をかかない体質のこの私が!
フロアの湿度は限りなく100%に近かったんじゃないだろうか?
そのせいか、圭介のノドも前日とは比べものにならないほど
調子が良さそうであった。

前日に、100点の『トラッシュ』を叩き出したフラカンだが、
この日もすっごく熱かった。
Gも「ここは、トラッシュが似合うねぇ」という感想をもらしてたし、
かなりの手応えがあったんだろうな。

圭介のモズライトが出てきて、ちょっと緊張して身構える。
始まったのは『246』だった。
さっきの『人生GOES ON』のときも感じていたんだけれど、
「ハッピーエンド」というアルバムの重さをずしっと感じる。
震災直後に作られた曲たちには、
あの時の空気や匂いが、否応なく封じ込まれていて、
どうしたって、胸がザワザワして苦しくなってしまうのだ。
いつか、この重苦しさを感じなくなる日がやって来るのだろうか?

そしたら、次はあの同期音源の音。
『エンドロール』を、この東北の地で聴くことになるなんて。
感慨深いというのとは少し違う、もっとザワついた
オドオドした心持ちで聴いていた。

ステージの上、歌う圭介の目は真っ直ぐ遠くを見据えていて、
まるで何かの決意表明のようだった。
ああ、そうだったよ。
自分の弱さや情けなさを曝け出して歌ってる圭介の瞳は、
いつも強い光を宿しているものね。
その光は、ちょっと希望に似ているような気がしたけど、
だからといってその重苦しさが、綺麗に溶解してしまうほど
単純で生易しい感情ではない。

圭介の歌から零れ落ちた何かを、
掬い上げるように鳴り続ける竹安のギターの音を
心で追いかけながら、ぐるぐると思考がめぐった。

きっと、これから先何年も、これを抱え続けるのだろう。
それでいいのだと思った。
何度でも、あの時に立ち戻って考え続けるべきなのだ。
だから私にとって「ハッピーエンド」は、
ずっと問題作であり続けるだろうし、フラカンにとっても
それは望むところなんじゃないかと勝手に解釈しておこう。

メンバー紹介。
今でも、あまちゃんの好きなシーンをiPadに入れていて、
しんどいときとか、元気を出さなきゃいけないときに見てる。
と竹安が言うと、
圭介とグレートが「今見てくれよー!ライブ中に見てくれ!」
「今、元気出してくれよ!」
とすかさず、ツッコんでたわ。

ミスコニの方言コーナーは・・・何だったっけ?忘れた。
かなり、ウケが悪かったことだけは覚えているのだが・・・。

最後は『脳内~』から、安定のアゲっぷりで、
私の心も再びヒートアップ。
『チェスト』も『ヌードコア』も跳びまくりの腕振りまくり。
頭は空っぽになって、ただの条件反射で踊らされてしまう
そのグルーヴの正体、オーバーオールの君も、
異常なテンションの高さでフロアに向かって吠えていた。
まさに、野性の遠吠えだな。



はぐれ者讃歌
フェイクでいこう
煮込んでロック
切符
恋をしましょう
人生GOES ON
夜空の太陽
トラッシュ
ビューティフルドリーマー
元少年の歌
246
エンドロール
心の氷
脳内百景
チェスト
NODE CORE ROCK'N'ROLL
Yes,Future
365歩のマーチ

深夜高速
ロックンロール
終わらないツアー

真冬の盆踊り
ポップステップヤング



アンコール。
グレートと竹安がピンクの西遊記Tシャツでお揃い。
圭介は着替えなしで、シャツのままだったので、
まるで“鈴木圭介&フラワーカンパニーズ”といった様相だった。

最後の最後、熱くなった圭介が
「久慈ーーー!また来年も来るぞーーー!」と言ってた。
社長が、近くには八戸や宮古もあるから、
なかなか1年に1回来るというのは難しいけど、
絶対にまた来るから、長い目で見て待っててね・・・とMCで言ってたのに。
言っちゃったよー、来年って。

ま、そのくらい気持ちのいいライブだったってことなんだよね。

みっともないほど汗だくだったせいもあるけど、
その高揚した気分が冷めてしまうのがもったいなくて、
物販にも並ばず、ホテルへと帰った。
ライブの熱狂と心の底に沈んだ重い荷物も一緒に引き連れて。

ホテルの部屋で缶ビール、一人で乾杯した。




<追記>
青森でも久慈でも、ライブ中に竹安はギターを替えず、
トレモロ付きのSGちゃんで、最初から最後まで通してた。
狭いハコだと、ギターを替えるのが煩わしいのか・・・
本妻さんの調子が悪いのか・・・
色々と想像して、楽しませてもらってますよ。



2014年6月17日火曜日

フラカン結成25周年ワンマンツアー「4人で100才」@青森QUARTER

フラワーカンパニーズ
フラカン結成25周年ワンマンツアー「4人で100才」
6月14日(土) 青森 QUARTER
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 3,600円(D別途)



ホテルから歩いて5分程でQUARTERに到着。
開場を待っている間に、サーッと雨が降り出してきて、
雨バンドの底力を見せつけられたわ。

思ったよりも高さも広さもあって、圧迫感のない造り。
ステージの高さもソコソコで、結構見やすそう。
ところが、超竹安サイドに行ってしまったものだから、
目の前のスピーカーで肝心の竹安がちょいちょい見切れる
という悲劇が発生。
あんまり下がるな、マイク前で弾いてくれ~、と念じつつ観ていた。
そんな私のことを不憫に思ったのか、ソロで前に出てくるときに、
竹安がこちらの方を見ながらフムフムと頷いていて、
いかにも「わかってるよ」と言ってくれてるようで嬉しかった。
・・・もちろん、ただの妄想ですけど。

ところで、その竹安のマイクスタンドに
オープニングからずっと、何やら書かれたメモが貼ってあって
気になっていたのだが、よく見るとコード進行が書かれていた。
「C Am Em ・・・」と、決してややこしそうでもないコードが
書いてあったんだけど、ありゃ何だったんだろうなぁ?
謎である。


さて、ライブの中身はというと、いつも通りといえばいつも通り。
序盤のアゲっぷりが気持ちよい。
『深夜高速』がはじまったとき、大きく上がった歓声が印象的。
やはり、彼らの代表曲なんだなぁと再認識した。
が、『ベルボトム~』やら『赤点~』のイントロで
うぉーー!と声が出てしまうのが私なのですよ。

このツアーでは定番曲になっている『トラッシュ』
2コーラス目の入りで溜めて、一瞬ブレイクした後、
圭介とグレートがジャンプするところが大好物。
わりとスペースあったし、私も一緒に飛んじゃうのだ。

この後、Gが「今日の『トラッシュ』は100点!」と言ってたが、
うん、確かに。
ベースラインがキレよく跳ねていたもんね。
圭介も、センターのポジションに戻ろうとしたけど、
(グレートが)そこで悦に入って弾いてるものだから、
戻れなくて困ってしまったらしい。
「めずらしいよね、リーダーのスイッチが入っちゃうのって」

MCでは「夏の魔物」でのネタ。
フラカンの後の出番だった内田裕也氏のこと。
出演時刻は「6時9分(ロックンロール!)」というお約束で
オファーを受けたらしいのだが、時間がどんどん押してしまったので、
フラカン側から順序を代わりましょうか?と申し出たが、
構わないということで、そのままフラカンがスタンバイ。
そして、オープニングのSEがかかった瞬間、時計を見ると6時9分。
そのちょっとした奇跡に鳥肌が立ったとか、立たなかったとか。

去年の「夏の魔物」で、フラカンを見て今日来てくれた人も
チラホラといらっしゃった。
やっぱりフェスは、ご新規さんを掴むチャンスなんだな~。



チェスト
煮込んでロック
BELLBOTTOM JACK
深夜高速
はぐれ者讃歌
赤点ブギ
なれのはて
トラッシュ
青い春
ロスタイム
ビューティフルドリーマー
発熱の男
心の氷
夜空の太陽
プラスチックにしてくれ
NUDE CORE ROCK'N'ROLL
Yes,Futuer
365歩のマーチ

真冬の盆踊り
恋をしましょう
終わらないツアー

ロックンロール
俺たちハタチ族



アンコールの掛け声(?)は、青森らしく
「ラッセラー ラッセラー」「ラッセーラッセー ラッセーラー」
地元のファンの方々が頑張っておられた。
こういう地方色が出るのはいいよねぇ。
長崎の「もってこーい!」とか。
なんだか恥ずかしくて、私は言えなかったんだけど。

『真冬の盆踊り』では、途中からヨサホイの代わりに
ラッセラーになってて、こうなってくると恥ずかしげもなく
大きな声で「ラッセラー」とコールしてしまうのだ。
テンションが上がってないと無理。

そういえば、圭介が『真冬の盆踊り』の曲の構成をトチって、
うまく歌に入っていけなくなって、
「青森ーーー!!!」と絶叫して誤魔化しとったね。




ミスコニの一言方言コーナーは、何だったか忘れてしまったけど、
お別れの「へばね~!」が最後にキマったわ。


2014年6月10日火曜日

"狂おしきこの世界の果てまで" SPARKS GO GO / THE GROOVERS@GARDEN

"狂おしきこの世界の果てまで"
6月8日(日)下北沢 GARDEN
【出演】SPARKS GO GO / THE GROOVERS
【時間】OPEN 17:00/ START 17:30
【料金】3,990円(税込/ドリンク代別)



予想どおり、年功序列によりグルーヴァーズが先攻。
スパゴーの方が先輩ですもんね。

良かった。一彦さん、ヒゲ剃ってたわ。
うん、断然そっちの方がオトコマエっすよ。

でもって、黒のグレッチーーー!!!
いやー、やっぱりカッコいいなぁ。そのルックス!
それを持ってる一彦さんのオトコマエ度も、二割増しだな。
どこかで、ジャズマスターに持ち替えるのかと思っていたのだけど、
結局、最期までグレッチ一本で通したね。
素敵。潔いです。

『無条件シンパシー』は、音源化されていないとはいえ、
すでにお馴染みになってきた。
『シャクニサワル』の方は、聴くの2回目かな?3回目かな?
これ以外にも、タイトルは知らないけど
超絶カッコいいリフの曲とかあるし、
かなり曲のストックも増えてきたんじゃないでしょうか。
一彦さんのソロ音源もリリースされたことだし、
いよいよバンドの方も、出ていい頃合いなんじゃない?

今回一番嬉しかった選曲が『NIGHT AND DAY』だわ。
「CHARGED!」は、私が一番好きなアルバムなのだけれど、
それは一曲目に『NIGHT AND DAY』が入っているから
というのも、かなり大きな理由の一つかもしれない。
なにげに「シキチクーン!」も効いてるしね、大好きなのよ。

ヤックさんにリクエストされたらしい『奇跡のバラッド』の後、
『~シャングリラ』が始まったので、オヤ?と思った。
だいたい、バラードの後に1曲演って本編終わりというのが
いつものライブのパターン。
だけど、シャングリラで終わりっていうのは考えにくい。
その予想が当たって、もう一曲。
ギターはそのままで、カポなし・・・
ということは『最後の煙草~』ではないのか!?

と、ドラムの派手なフィルインのイントロがはじまって、
ああ。ラストナンバーは『狂おしきこの世界』だったか・・・。
そうだ、そうだ。
すっかり忘れてたけど、今回のスパゴーとの対バンのタイトルが
「狂おしきこの世界の果てまで」だったんだよね。
ふむふむ、なんて納得したのは、グルーヴァーズのみなさんが
すっかりステージを去った後だったのだけれど。

いつものことだけれど、しみじみと
グルーヴァーズはカッコいいなぁと思わされるライブだったな。


Groovaholic
Savanna
放浪の運命
無条件シンパシー
シャクニサワル
乱気流ガール
NIGHT AND DAY
BUDDY
ミスター・デザイア
奇跡のバラッド
グッド・モーニング・シャングリラ
狂おしきこの世界



転換中にフロア後方へ移動。
全体的にファンの皆さん、綺麗に入れ替わってたのではないだろうか。

スパゴーは、メンバーの仲良さげな感じが伝わってきた。
いいバンドだね。

ヤックさん曰く「この対バンは、オレ達が
グルーヴァーズを観たいからやってるイベントなんだよ」って。
「『奇跡のバラッド』いいよね~。この次は『夢の中でしか』を
演ってくれると思うよ。さっきリクエストしといたから」って。
いやー、こんなこと言われると、グルーヴァーズのファンも
コロリと参ってしまいますわよ。

で、アンコールはやっぱりイベントタイトルになった
『世界の果てまで』を。
もちろん、一彦さんも登場。

フロアの最後方では、ヤスチカさんとボブさんも
そのステージを観ておられましたよ。笑いながら。



そして、いいライブを観た後は、もっと観たくなるというわけで、
来月のワンマンが待ち遠しいったらありゃしない。



2014年6月8日日曜日

アニメーションズ/尾崎友直@THREE

<ROSE RECORDS 10th anniversary "ローズレコーズの一週間・六日目">
アニメーションズ 尾崎友直
DJ 曽我部恵一
6/6(金)下北沢 THREE
open 19:00 / start 19:30
前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000(ドリンク別)



人生2度目のアニメーションズのライブだった。

この前は、大きめのハコ(リキッドルーム)で観たのだが、
今回は狭小のTHREE(キャパ80人)ということで、
激熱ライブは必至。

もちろんステージのサイズもコンパクトで、
4人が定位置につくと、ほとんど身動きとれないような感じだな。

ベースの上田くんが最初に出てきてスタンバイしてるのに、
他のメンバーが出てこない。
なんとか間をもたせようと、ぽつぽつと喋っていた。
「こんな段取りとちゃうんですよ」って。
バックステージで、困ってる上田くんの姿を見て
楽しんでいたのかもしれないなぁ。

アニメーションズには無駄がないなぁ。
シンプルなロックンロール、タイトなプレイ、
そして奇妙礼太郎の歌。
MCもほとんどなし。

音の鳴っている間は、ヒリヒリと焼けるようで、
ギリギリと締め付けられるような、良質なパンクの気配に包まれるのだが、
音が止んでしまうと、どことなくフンワリ、ホッコリとした
柔らかく楽しげな空気が漂う。
いいバンドだな~。

奇妙くんの「ロマンチック・ギタァーー!」という振りを受けて
生島くんが少し恥ずかしげにソロをとるところが、
なんとも言えず、キュンとなったな~。



イルミネーション
ロッキンダンスホール
ア・イ・ド・ル
トラベリンバンドがやって来る
ロマンス
愛のムービー
恋のダンシングシューズ
ロックスター
音楽を止めないで



ドラムのキュウちゃんが、M.J.QのTシャツを着ていたので
なんだか嬉しくなっちゃった。
あちらのキュウちゃんへのリスペクト表明なのかな?
なんて思ってみていたのだよ。


2014年6月5日木曜日

【下書き】TOKYU MUSIC LIVE 2014~ポップスのおいしい作り方@オーチャードホール

TOKYU MUSIC LIVE 2014
矢野顕子プロデュース/ポップスのおいしい作り方
6月4日(水) Bunkamuraオーチャードホール
開場18:00 開演19:00
<出演>
矢野顕子/細野晴臣/林立夫/鈴木茂/
大貫妙子/清水ミチコ/岸田繁
(招待制、入場無料)




何はともあれ、ミッチョンの矢野顕子愛が炸裂してて、
面白かったですわ。

誘っていただいて、ありがとうございました。




2014年6月4日水曜日

とーべん祭り 最終回 ~どうもありがとう~@440

440(four forty) 12th Anniversary
「とーべん祭り 最終回~どうもありがとう~」
おおはた雄一/斉藤哲夫/福島康之(バンバンバザール)&佐藤克彦
/藤井一彦/藤原マヒト/パンチの効いたブルース(長見順,かわいしのぶ,GRACE)
/湯川潮音/湯川トーベン
6月3日(火)下北沢 440
OPEN18:30 / START19:00 
前売¥3,500 / 当日¥4,000(1order別)



たっぷり4時間弱の長丁場だったけど、間延びするところがなく、
あっという間に時間が過ぎていったという印象。
まさに、お祭り。楽しかった~!
ほぼ笑いっぱなしだったので、目尻に小ジワが増えたことだろう。
音楽って面白いね~。

あまりにも盛りだくさんだったので、何から書けばいいのか
さっぱりわからん。
とりあえず、ライブの進行はというと、


湯川家→湯川潮音(w/藤原マヒト、徳澤青弦)→おおはた雄一
→藤井一彦→パンチの効いたブルース→福島康之(w/佐藤克彦)
→斉藤哲夫→中野督夫→湯川トーベン


こんな感じ。

印象に残ったことだけ、サクサクっといきましょうか。

まず、オープニングの湯川家。
いつ見ても潮音ちゃんは可憐で美しいですわ。
トーベンさんは、ギブソンのアコギ。
谷川俊太郎さん作詩の『月火水木金土日のうた』が素敵だったな~。

トーベンさんが下がって、
ピアノのマヒトさんと、チェロの徳澤青弦さんが入り、
潮音ちゃんのソロステージ。
個人的には、ハイトーンの女性シンガーは苦手なのに、
潮音嬢の天使のような歌声は、なぜかOKだったりする。
不思議なもんです。

おおはたくんは、ドブロ!
トップが全面スチール製のリゾネーターギター。
このドブロの音色の存在感がすごかった。
一昨日にひき続き、トーベンさんのリクエストにより
『にじみ』を披露してくれたのだけれど、
この日の方が、圧倒的に良かったのは、ギターの音色のせいかな。
言葉の一つ一つが沁みる、沁みる。
不覚にも、また泣いてしまったでござるよ。

最後に『Don't Think Twice~』じゃないよ!と言いいながら、
スリーフィンガーで弾いた曲は、新曲だったのかな?
キチムでも聴いたような気がしたけど。
おおはたくんのフィンガリングは、なめらかでリズミカル。
耳を塞いでも音楽が聴こえてきそうだった。

一彦さんは、あごヒゲを伸ばしていてビックリした。
(ここだけの話、ヒゲは無い方がオトコマエだと思いますよ)
諸先輩方の前ということもあってか、かなり力入ってた印象。
いつもにも増して、パワフルにカッティングが炸裂していた。
MCでは、お得意の時事ネタのブラックジョークをとばす。
「トーベンさんには、よくア〇ナカを分けてもらいました」とか。

で、パンチ。
強烈な個性がぶつかって、見事なバランスでまとまってるバンド。
どんなにヘンテコなことしても、ちゃんと音楽になる、
グルーヴになる、という不思議。
楽しいったらありゃしない。
で、女子らしく「みんなのトーベンさんじゃないのよ。
私たちのトーベンさんなんだからね!」
「打ち上げで、朝まで一緒に飲んだことあるんだから!」
と、高らかに宣言されてましたよ。
もてもてトーベンさん・・・。

バンバンの福島さんは、今日はギターの佐藤克彦さんと二人で。
いつ聴いてもええ声、癒されますわ。
有山じゅんじさんの還暦のお祝いに書いたという『赤いギター』の
制作秘話が、とんでもなく面白かった。
佐村河内ネタと絡めて、おおはたくんのことを
「オレの新垣!」と呼んでいて、仲良しぶりを披露してたね。
客席で観ていたイノトモさん(ほろ酔い加減が可愛かったね)を
引っ張り出して、一緒に歌ったりして。

斉藤哲夫さん。
もう、すっかりお元気な様子だったけれど、
いつもならもう寝ているというような時刻の出演でしたね。
(すっごく時間が押してたみたい)
がっつりと真正面の席だったので、語りかけるような歌を堪能したのは
当然ながら、例の2フィンガー奏法をしっかりと拝見しましたよ。

トーベンさんについて「僕の知ってる中で、
一番ポール・マッカートニーに近いベースを弾く」と言っていた。
それって、すごい褒め言葉のような気がする。
「二人で一緒にツアーまわろうと言ってたんだけど、
大病しちゃったものだから、できなくなっちゃって・・・」
と言ったときの残念そうな顔が、とても寂しげで、胸がギュっとなった。

公式に発表されている出演者は、トーベンさんを除いて
終わったんだけれど、まだ大物が出てきましたよ。
おなじみ、中野督夫さん!
入店前に並んでるときにお見かけしたので、
「やっぱり来たか!」と思ってたけどね。

あいかわらず、喋り出したら止まらないわ。
名古屋弁で早口なものだから、内容がほとんどわかんない。
だけど、その勢いとかテンションが可笑しくて、可笑しくて。
ギターを抱えて、流しのように歌いながらフロアを練り歩き、
挙句に店の外へ出ていっちゃったよ。
何それ、面白すぎる・・・。

やっと登場、本日の主役、トーベンさん。
「とーべん祭りは、自分が観たいと思う出演者に出てもらってる」
「こんな豪華な顔ぶれ、なかなかないでしょ?」
と、誇らしげに話すのを聞いて、頭をブンブンとタテに振る私。
まったく、そのとおり。

一曲目、おおはたくんがリクエストしたという『はやぶさ』
無人探査機のはやぶさを擬人化して一人称で語る歌詞は、
おおはたくんの歌の世界観と通じるものがあるもんな~。

『珈琲』では、そのおおはたくんと一彦さんがステージへ。
何?この3人の並びは!?
私の大好きな3人が、私の目の前(比喩でもなんでもなく、
本当に間近の席に座ってたからね)で、一緒にギター弾いてるなんて、
こんな贅沢なことがあるだろうか?
もう、どこに焦点を合わせるべきかわからず、オロオロ。
嬉しすぎ、興奮しすぎで、目が泳いでましたわ。

トーベンさんが一彦の真似して、シキチクーン(※こちらを参照)の
フレーズをわざとらしく入れると、
おおはたくんも負けじと、シキチクーン♪
二人のシキチクーン合戦を、苦笑しながら見つめる一彦さん。
なんちゅう自由奔放なステージじゃ。
すっごいカッコいいプレイしてるはずなんだけど、
最後は笑っちゃうっていう、ね。

『おはよう今日一日~』は、一昨日と同様、マヒトさんと二人で。
Wo~Wow♪のコーラスが、ステージから溢れて客席へ。
「オレを長渕にしてくれ~!」と叫ぶトーベンさん、お茶目だ。
・・・と、なんか見たことある人がステージへ上がってきた。
ん???JICKだーーー!!!
コーラスしてる!!!
「オマエ、東北にいたんじゃないのか!?」と、
トーベンさんも知らなかったサプライズ。
そう。確かに、東北にいるJICKのツイート、朝見たわ~。
そりゃ、ビックリするわ~。

フロアが一体になって歌ってると、とても感動的な気分になる。
24時間テレビのフィナーレ的な感じ?(←実はあまり見たことないけど)
なんつーか・・・。
みんなトーベンさんのこと好きなんだよなぁっていう、
愛を感じて、ジーンときちゃった。

アンコールは、出演者全員ステージへ。
マヒトさんのピアノと、青弦さんのチェロ。
その格調高いイントロから、グレースさんの爆裂ドラムがフィルインして、
『また逢う日まで』
もちろん、トーベンさんはハンドマイクで熱唱。



その帰り道。
「今、この瞬間にこの世の終わりがきても、思い残すことはない」
なんていう大それたことを考えてしまった。
そのくらい楽しかったということ。
トーベンさん、ありがとう。


2014年6月2日月曜日

湯川トーベン4161ライブ@B.Y.G

東京うたの日コンサート
湯川トーベン4161ライブ
出演:湯川トーベンvo.g/ おおはた雄一g/ 田嶋ともすけdr/ 岩見継吾b
2014年6月1日(日) 渋谷 B.Y.G
開場:17:30/開演:18:30
前売:3,000円/当日:3,500円(ドリンク代別途要)



前回は下のフロアで、ガッツリ至近距離で見せてもらったので、
今度は上から俯瞰で鑑賞させてもらおうと、狙っていたのだが、
その狙いどおりの好ポジションをGETできて、うはうは。
すっごく良い見晴らしであった。

その前回と同じメンバーでのライブ。
藤原マヒトさんが飛び入りゲストというところまで同じ。

二部構成の第一部は、トーベンさんのソロの弾き語り。
アコギはJ-50と12弦。
AC/DCのTシャツをお召しになって、気合もじゅうぶんといったところ。
最初、ギターが鳴った瞬間、思わぬ音圧にたじろいだ。
どういう音の回り方をしたものか、低音弦の音が増幅されて、
二階席の私の耳にドドーンと響いてきたのだよ。
まあ、一曲目が終わる頃にはすっかり慣れてしまったんだけれど、
おかげで、一曲目が何の曲だったのか、ちっとも思い出せないのだよ。
まったく、しょぼい記憶力であるよ。

『おはよう今日一日~』はマヒトさんと二人。
ギターとピアノという、なかなかレアなヴァージョンが、
とても新鮮で、キュンキュンしたよ。
ホント、この曲はどんなアレンジで聴いても素晴らしい。
名曲だよね。

おおはたくん(本日のギターは、レスポール!)との
『珈琲』では、見覚えのないベースをトーベンさんが弾いてて、
どうやら岩見さんのベースだったらしい。
「最後に、燃やそうか」などと物騒な発言もあったりして。


二部は、おおはたくんの弾き語りで『にじみ』
潮音ちゃんへの提供曲ということなのだが、
自分一人で歌うのは、今回が初めてなのだそうだ。
トーベンさんがお気に入りのようで、無理にお願いしたらしい。

曲が終わると、まるでアンコールを促すかのような拍手が起こり、
(というか、トーベンさんが率先して手を叩いてたのだが)
「もう一曲!」ということで、高田渡さんの『値上げ』
ワンコーラス歌ったところで、
「こういう時って途中で入ってきたりするもんじゃない?」と、
おおはたくんに催促されて、メンバーはステージへ。
何の打ち合わせもないはずなのに、さらりと音が合わさっていく。
こういうのこそが、ライブの醍醐味だよね。
で、更にもう一曲、おおはたくんの『いつもの珈琲』を全員で。
「キイだけ教えてくれれば、ついていくから」って
なんてカッコいいんだろう。

バンドセットの方は、トーベンさんもエレキギター。
オレンジのエピフォンで、おおはたくんのゴールドトップの
レスポールと向かい合って弾く姿がたまらんかったー。

セトリは、前回とは大きく変わってないはずなのに、
演奏はもっとパワーアップしていたよ。
何しろ、トーベンさん&おおはたくんという自由人×2人が
どんどん膨らましたり、転がしたり、ひっくり返したり(!?)と
好き勝手に進行させていくのが、そりゃもう、観てて爽快なのだ。
若いリズム隊のお二人も、そのへんの所、随分鍛えられたようで、
弄られても、突然振られても、堂々としてたし、
何よりもその状況を楽しんでいる様が、頼もしい限りであった。

突然のツェッペリンにも動じずに叩き続けるともすけくんを見て、
「この間まで、ツェッペリンなんて知らなかったのに!」と
驚きの声を上げるトーベンさんに、
「予習してきました!」と、にこやかに応えるともすけくん。
えらいっ!
さすが新婚旅行でヨーロッパ行ってきただけのことはある。
(あっ、カンケーないですか・・・)

このバンド、本当に瑞々しくて楽しいな~。
どうやら、8月に吉祥寺でも演るらしい。
そりゃ楽しみだわ~。



ぼんやり(?)
風邪
君こそスターだ
しょーもない僕 しょーもない君
はやぶさ
おはよう今日一日 君は何しているの(w/藤原マヒト)
珈琲(w/おおはた雄一)

にじみ(おおはた雄一 ソロ)
値上げ
いつもの珈琲
どこまでも行こう
食パンとミルク
天ぷらと月見
ドライヴ
お月さんが笑ってる
朝からゴキゲン
バンドマン・ブルース
アルマジロ

ヨッパライの唄


超人見知りな私には滅多にないことなのだけれど、
同じテーブルについたレイディが素敵な方で、
楽しくお話させていただきまして、まことに嬉しかったです。
どーも、ありがとうございました。
(・・・って、たぶんここ見ることないだろうけど)