ページ

2021年6月27日日曜日

フラワーカンパニーズ 「ふらっとフラカン・シリーズ ~36.2℃~」@水戸ライトハウス

フラワーカンパニーズ
「ふらっとフラカン・シリーズ ~36.2℃~」
6月27日(日)茨城@水戸ライトハウス
open 16:30 / start 17:00
前売:4,400円(税込/ドリンク代別)
※SOLD OUT




久しぶりのプチ遠征。
急に暑くなった気候のせいと、更年期のせいで、
長時間の乗り物移動がキツかったわ~。
もう1年以上、ダラダラと体を動かさない生活を続けてるからね。
そりゃもう体力ガタ落ちですわ。

フラカンのみんなは、同い年だというのに元気でいいわねぇ。
・・・と思っていたのに、なんと圭介が足を負傷してて
(ブログによると肉離れらしい)ステージ中央から動くことなく、
上半身だけを使ったパフォーマンス。
ご本人は100%のものが出し切れないのが申し訳なさそうだったけど、
これはこれで、なかなか新鮮で面白かったね。
ただ、明後日のNHKうたコンの生出演のことだけが心配。
めったにないテレビ出演だけに、万全の体勢で臨んで欲しいのよ。
快復してるといいけど・・・。

フロアの床にはフットプリントのシールが貼ってあって、
立ち位置指定とのこと。
うーん、フルキャパで60~70人くらいかなぁ?
これじゃ経営は厳しいだろうなぁ。
でも、どこのライブハウスもすごく頑張ってるので、
この努力がちゃんと報われる未来がくることを願ってやまない。

今回は二階フロアからステージを見下ろす感じで。
バーにもたれられるし、見晴らしもグッド。
老人なみに体力が脆弱な私には最高のポジションでありました。

メンバー全員の動きが同時に目に入ってくるので、
バンドのダイナミズムを存分に味わたと思う。
圭介が不自由だったせいもあって、いつもより
他の3人の動きを追えたし。
ミスコニがめちゃくちゃ楽しそうに弾んで叩いてたんだけど、
いつもあんな感じだっけ?
(いつも、あんまり見てない・・・)
メンバー紹介の挨拶で、「ライブは楽しいね♪」と
本当に心から嬉しそうに言っていたから、
その気持ちが溢れだしてたんだなぁ、と納得した。

すごくマニアックなことだけど、
ライブでオーディエンスが腕を振って踊る場面があるでしょ。
永年ライブに通っていると条件反射のように、
体が勝手に反応して動いてしまうんだけど、
今回は圭介が動けず、ほぼ直立だったのにもかかわらず、
全員の動きが左右ばらけずに揃っていて、
上から見てて気持ちよかったのよね。
で、気付いたんだけど、『脳内百景』のサビは一拍目が左、
『恋をしましょう』は一拍目右なんだよね。
この違いは何なんだろう?
『恋をしましょう』は1拍ずつ右左右左という動きなのに対して、
『脳内百景』だと、2拍ずつのダブルの動きになるから、その違い?
基本的にボーカルに合わせた動きしてるはずなんで、
この謎を解けるのは圭介だけかも。

いつも忘れ物が多いグレート、今回はストラップを忘れたらしい。
圭介が「オーバーオールとくっつけちゃえばいい」と提案。
財布もケータイも貯金通帳も物販のお釣りも、
とにかく忘れそうなものは片っ端からオーバーオールに
くっつけてしまえばいいって。
(なかなかいいアイデアじゃない?)

本日の圭介のありがたいお言葉がコチラ↓
今の若い子は、わからないことがあると
すぐにスマホで検索するけど、そういうのはよくない。
わからないことはわからないままずっと考え続けてると、
何かの拍子に「あっ、リバー・フェニックス」・・・みたいに、
答えを思いつくことがある。(←何を思い出そうとしてたんだ?)
だいたい「人間は何のために生きているのか」という
問いに対する答えなんてない。
検索しても出てこない。
その答えは自分自身で見つけるしかないんです!



揺れる火
産声ひとつ
夜をまるごと
モンキー
DIE OR JUMP
夜空の太陽
一週間
深夜高速
A-HA-HA
こちら東京
履歴書
虹の雨あがり
いましか
DO DO
脳内百景
最後にゃなんとかなるだろう

恋をしましょう


ライブに行く回数が激減したおかげで、
体力的にもかなり落ち込んで、非常に疲れやすいのですが、
セトリを記憶する力も衰えてしまったよ。
曲名はまちがいないと思うけど、順序が出鱈目です。
ご了承下さい。








2021年6月21日月曜日

メンタリスト シーズン1 ep15~ep19

シーズン1では、オープニングで "MENTALIST" についての
解説が字幕で入ります。

Someone who uses mental acuity, hypnosis and/or suggestion.
A master manipulator of thought and behavior.
人の心を読み暗示にかける者
思考と行動を操る者




<EPISODE 15>
口紅のメッセージ Scarlett Fever

ジェーンとCBIのメンバーたちは、あるカントリークラブの“女王様”殺人事件を捜査する。彼女は、自宅で開いたカクテルパーティーで毒殺されたのだが、捜査が進むにつれ、彼らは、カントリークラブがいかに秘密に満ちていたかを思い知る。

カントリークラブというとゴルフ場のことかと思ってしまいますが、
高級住宅街の中にある社交クラブのようなものみたいです。
どちらにしても私には縁のない世界ですが・・・。

殺人事件の捜査をテーマにしたドラマですから、当然ながら、
家族を奪われた者の憤りや悲しみが何度も繰り返し描かれます。
親を亡くした子供、人生の伴侶を失った夫や妻、
かけがえのない娘や息子を奪われた親。
主人公ジェーンがその当事者でもあり、
今回の犯人もまた、大切な人を奪われた者でした。

母親を失った幼いオスカーに
「死んだお母さんとは心の中で話すことができるよ。
僕もよくそうしてるよ」と、励ましの言葉をかけてますが、
たぶん嘘だろうなぁ・・・と。
心の中で奥さんや娘と会話できるほど、ジェーンの心は
癒えていないように思えるのですが、どうなんでしょうね。
(この会話の後、チャンバラごっこして
斬られ役になって「どうかお慈悲を(mercy)!」
なんてやってるジェーンさんが愛おしいです)

真犯人の供述中も、その心情が理解できてしまう故か、
話を聞いてる間、ずっと悲し気な表情でしたね。
殺人の動機は、ある種の復讐ともいえるものだったので、
ジェーンは最後にこう尋ねます。
「やり遂げた後はどんな気分だった?」と。
"Now that it's done, does it feel better?"
「何も変わらない」"It doesn't change a thing."
という答えを聞いて、落胆したのか呆然としてしまいました。
レッドジョンに復讐することによって、心の平安が得られるという
己の信念がぐらついたのかもしれません。

それにしても、リグスビー!
前回までずっとヴァンペルトに夢中だったくせに、
年上の熟女にすっかりなびいてしまうなんて!
それとも、ヴァンペルトに嫉妬させる作戦なの?
(そんな器用なヤツではないはずだが・・・)
意気揚々とデート(これぞ正にHOT DATE!)に出かける
リグスビーとジャッキー(熟女)を見送るチームの面々。
みなさんヴァンペルトの表情をちらっと窺いながら、
苦笑しておりましたね。
そのヴァンペルト嬢は、どんな顔していいものかと困り顔。

さて、この二人、これからどうなっていきますやら。




<EPISODE 16>
血眼 Bloodshot

ジェーンは爆破事件に巻き込まれ、一時的に視力を失ってしまう。爆破の犯人と、ある殺人犯を追う彼は、視力以外の感覚だけに頼ることを余儀なくされる。だが、犯人が本当に狙っているのは意外な人物だった…。

ジェーンさん受難の回。
精神的にも肉体的にも、踏んだり蹴ったりです。

今回のメインテーマは、ジェーンの過去との向き合いかな?
自分が過去に犯した過ちにより報復のターゲットとされるのは
因果応報ともいえるかもしれませんが。
(しかもウソじゃなくて、本当のことを言い当てたのに、
そのせいで恨まれるなんてドイヒー)
サイキックと称してカウンセリングをして
多くの人の人生を変えてしまった事について、
改めて悔恨の念を抱かざるをえない展開ですね。
いつも辛辣なリズボンが「相手の不安をそのまま口にしただけ」と
かばってくれたのは、病人に対する気遣いだったのでしょうか。

8年前の回想シーンに出てくるマリブ(海沿いにある高級住宅地)の
ジェーン邸が凄いですね。
海の見える絶景のガゼボで、シャンペン(かな?)を飲みながら
カウンセリングしてましたよ。
どれほど大勢の人をたぶらかかせば、こんな豪邸に住めるのでしょう?

ともかく、視力を失ったジェーンは(ストレスのせいで?)
通常よりも“イヤな奴”度が増して、みんなが手を焼きます。
ミネリなんて「ここで死んでたら問題になるから
どこか公共の場所に捨てに行こう」とまで言う始末。

リズボンも文句は言ってますが、内心は
とても心配してるのがわかります。
視力が回復してるかどうか確かめようと、そっと
目を開けるジェーンの顔を覗き込むときの彼女の表情は、
恋する乙女のそれでしたよね。(2回とも)
見えてないジェーンが、リズボンの表情を確かめようと
顔を触ってるときなんて、まるで恋人同士みたい。
何をいちゃいちゃしてるの?とリグスビーも目を丸くしてましたよ。
ジェーン&リズボンの幸せを願う一ファンとしては、
記念碑的な瞬間だったと思いますよ。
もう、このままくっつてしまえ~!(いや、まだ早すぎるか・・・)

前回、熟女とデートに出かけていったリグスビーに
対抗して(?)ヴァンペルトも見知らぬ男性といい雰囲気に。
自分のことは棚に上げて、リグスビーはとても気にかかるらしい。
(あの熟女とはもういいのか?)
ジェーンもお節介でヴァンペルトに
「リグスビーと話した方がいい」とアドバイス(?)します。
どうやら、ヴァンペルトは過去のトラウマがあって、
恋愛に憶病になっているらしいことも言い当ててました。
リグスビーもヴァンペルトも、いろいろ痛い思いをするのですが、
怪我の功名で、二人の距離がぐっと縮まることになりしたね。

そういえば、ロンが夜の駐車場のシーンでちらっと映りましたね。
これが初登場じゃないかもしれないけど、
私が認識できたのは今回が初めて。
ロンはCBI内のシーンに度々登場する同僚キャラクター。
容疑者を連行したり、ちょっとしたチームのサポートを
していることが多いですが、台詞はありません。
“ロン”という名前も、後々誰かが呼びかけることにより
判明するのですが、今のところは名もなき同僚ですね。

それにしても、ティーバッグで淹れてるのに不味いって、
リグスビーはどんなお茶の淹れ方をしたのでしょうか?
気になるわ~。




<EPISODE 17>
狙われたカーネリアン Carnelian, Inc.

シエラネバダの丘陵地帯にある企業の保養所で、連続殺人事件が起き、CBIが捜査に乗り出す。ジェーンはそこで、欲望と裏切りにまみれたアメリカの実業界を目の当たりにし、彼らと立ち向かうことになる。

謎の犯行声明文らしきものが示した場所が
「北緯35度4分西経116度49分」ということで、
地図で確認するとモハベ砂漠。(下図参照)
サクラメントからは車で3時間の距離らしいです。
あいかわらずジェーンは、大自然に囲まれて楽しげです。
カーネリアン社という投資会社のCEOとして登場するのが
「ベターコールソウル」のハワードじゃないですか!!!
なんてピッタリのキャスティング!
他に、「プリズンブレイク」のウェストモアランドさんも
出演されてましたよ。
個人的に豪華キャスティングで大興奮の回です。

このCEOのフォーク(RICH BASTARDと呼ばれてた)が
ジェーンに「ジョーン?」と間違えて呼びかけると
"Jane, like a girl." と訂正し、Mr.Jane と呼ぶように
促しておりました。
アメリカのドラマ見てると、呼び名に敬称付ける、付けない、
或いは、Mr.じゃなくDr.と呼んで、とか呼称で揉める件が
度々出てきますよね。
己の尊厳を守るという思いが強いのでしょうね。
で、これと対置させるように後りの方のシーンで
ジェーンがフォーク氏を「ランディ」とファーストネームで呼びます。
その呼び方はやめろと注意されても、しつこく「ランディ」と。
ほんと、いい性格してるわ。

なぜか前回からジェーンのシトロエンが頻繁に出てきますね。
普通ならリズボンの車で行くと思うのですが、
そのへんの説明はとくにありませんでしたね。
ロングドライブの途中、事件とはまったく関係のない場面での
二人の会話は重要なので、覚えておきましょう。

「本当に僕のこと信用してないの?」と戸惑うジェーンに
"Of course not. How many times have you lied to me,
misled me, tricked me? Is that trust? No."
とリズボン。(そう言いたくなるのは当然ですね)
そこでトラスト・フォールをやろうとジェーンが言いだします。

※トランス・フォールとは?
信頼(Trust)を高めるワークとして活用されています。 倒れかかる人を他の人が支え、倒れる・支えるという活動を通して信頼関係を高める、というのが目的となります。


"You want to trust me,
but there's soemthing holding you back."
"I want you to know that you can trust me.
No matter what happens, I will be there for you.
I will. I need you to know that."

I will be there for you. なんて、
ほぼほぼ愛の告白と同義じゃないですか!?
違うんですか!?
と、見ていて鼻息荒くなってしまいましたよ。
しかし、よくよく考えたら、トラスト・フォールのことを
言ってるんですよね。
「必ずここにいてちゃんとキャッチするから信じて」と。
もちろん脚本家はその前提で、敢えてこういうきわどい、
愛の告白のような台詞をジェーンに言わせてるんでしょう。
あざといわ~。
また、この台詞を言うときのジェーンの真剣な表情ときたら、もう。
まっすぐに目を見つめてこんなこと言われたら、
リズボンだって抗えませんわ。

最後の最後、犯人を厳罰に処すことよりも、
弱者を救済する道を選ぶところがジェーンらしいです。




<EPISODE 18>
血染めのジャガイモ Russet Potatoes

ジェーンとCBIのメンバーたちは、ある人物を追跡し、捕らえようと奔走する。彼は、人々に催眠術をかけ自分の命令を実行させる恐ろしい人物なのだ。しかもその命令というのは、殺人だった…。

hypnosis(催眠、暗示)がキーポイントとなる事件。

催眠にかけられた男がCBIに死体を運んでくるところから
話が始まります。
まず、興味深かったのはCBIの入館セキュリティの様子。
毎朝こんなに並ばされるの大変だなぁ、と思いましたよ。
いつもリズボンたちのいるフロアしか見ることがないから
気付きませんでしたけど、CBIには大勢の職員が
勤務しているのですね。

ジェーンが言うには、
No suggestion in the world can make you something
against your moral character, against your true will.
A hypnotized saint is still a saint.
催眠をかけられても、本来の人格は変われないし、
本人が望まないことを強いることもできないらしいです。

リグスビーがいい味出してます。
資質として、催眠にかかりやすいタイプなんでしょう。(≒単純)
取調室でいきなりDr.ダニエルの頭を机に叩きつけたつけたときは
本当にびっくしりました。
さながら、笑いながら人を惨殺するサイコパスのようでしたよ。
その後、催眠にかけられた状態のままで
ジェーンに「今やりたいことをやれ」と指示されて、
ヴァンペルトを抱きしめ熱いキスをします。
ヒュー!ヒュー!
前々回(もちろんシラフの状態で)いい雰囲気になって
あと数cmのところまで距離を縮めた二人ですが、
邪魔が入って寸止めになってしまったのでした。
それがこんなトランス状態で一気に進んでしまうなんて、
少しヴァンペルトが気の毒ですわ。

当のリグスビーは、催眠状態だった間に起こったことは
何も覚えていないと言ってます。
「ティナ・ターナーのモノマネとかしてないよね?」と。
本当はもっと大胆なことしてたんですけど・・・。
こんなリグスビーにジェーンは "Coward!"(臆病者)と言い、
チョウとリズボンも「覚えてるくせに~」という態度。
席を立つときジェーンが「そのうち思い出すさ」と肩をポンと
叩くと、リグスビーが困惑の表情を見せます。
ひょっとしてリグスビーの記憶の封印を解いたのかな?

面白い英語の表現があったので、備忘録として。
犯人を捕まえて事件解決のピザを食べているのに、
まだ何か引っかかってるらしいジェーンに対してリズボンは、
深読みしすぎだと諭します。
が、やっぱりジェーンは釈然としない様子。
それを見て「私、仕切りすぎ?」と言うリズボンに
リグスビーが言ったのが、この台詞。
"Pot, meet kettle. Kettle, pot."
えっ、なんで突然ヤカンが出てくるの???
と、頭の中が?でいっぱいになる文字列ですが、
日本語訳は「どっちもどっち」となっていました。
ああ、なるほど~。
勉強になりましたわ。




<EPISODE 19>
12本の赤いバラ A Dozen Red Roses

ジェーンとCBIのメンバーたちは、ハリウッドへ向かう。ある映画プロデューサーが殺害されたからだ。そこで彼らは、ニセのチャップリンや、マリリン・モンローなど多くのニセ者と出会うが、殺人犯は“本物”だった。

ハリウッドでの殺人事件です。
タイトルになっている "A Dozen Red Roses" は、
劇中で撮影している映画のタイトルです。

被害者の奥様で元女優のフェリシアを演じているのは、
サイモン・ベイカーのリアル奥様、レベッカ・リグです。
実は最近離婚されたそうなので、正確には元奥様ですが、
撮影されたときは、正式に(?)結婚されてました。
もう二十年以上連れ添っていて、子供が3人いて、
サイモンのマイホームパパ的なプライベート写真を
ネット上でもよく見かけていたし、家庭円満で
ステキなご夫婦だと思ってました。
だから離婚というニュースを見たときは、少しショックでした・・・。
夫婦のことなんて外からわかるわけもなく、
いろいろ事情があるのでしょうが、ファンとしては、
いい男には素敵な家庭人であってほしい・・・という
自分勝手な理想を抱いているのですよ。

こういう知識は、ドラマを楽しむ上で
邪魔になってしまうかもしれませんが、言いたかったんです。
ごめんなさい。
リアルでこんな気持ちを共有できる友人がいないんです。
ですから、ネットの片隅でつぶやいてます。

さて、気を取り直してドラマのお話に戻りましょう。

と思ったのに、最初のご夫妻共演場面で
J「ご主人のどこに惹かれたんですか?好きなタイプじゃないのに」
F「そんなことないわ」
J「いや、あなたのタイプとは違う」
F「私のタイプって?」
J「遊び人のワルで、隠れマゾで、賢くない男」
F「ぜんぜん違うわ」
という会話が。
ちょっと、これ、完全に視聴者サービスじゃないですか?
本物の夫婦にこんなやりとりさせて、見ている方は
ニヤニヤしてしまうに決まってるじゃないですか。
つまり、サイモンさんは隠れマゾってこと?(違)

クセの強い映画監督が、
"I've come very close yo having to take a TV gig."
「今回の映画で失敗したらテレビに行かなきゃならない」
と言ったときのリズボンのちょっと呆れたような表情は、
TV関係者の気持ちを代弁するかのようでしたね。
こういう台詞がテレビドラマの中で出てくるなんて、
皮肉がきいていて面白いです。
今でもそうなのかわかりませんが、ハリウッドは
映画至上主義ですからね。
悔しい思いをしたことのあるテレビマンも多いのでしょう。

フェリシアの最後の台詞が沁みましたね。
Happiness is so hard to find.
Once you find it, you better hang on tight.
Or you lose it.
幸せを見つけたら、しっかりと
掴まえておかないと失ってしまう・・・
この台詞を聞いているジェーンの悲し気な顔。
失くしてしまった幸福な時間を思っているのか、
それはとても悲しい記憶とセットになっているはずで、
辛いですね。




2021年6月1日火曜日

「月刊フラカンFEVER 2021」vol.6 [友部正人]@新代田FEVER

「月刊フラカンFEVER 2021 vol.6」
6.1 (Tue) LIVEHOUSE FEVER
出演:フラワーカンパニーズ / 友部正人
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥4,400(ドリンク代別) 
SOLD OUT!!!





前日のヒグチアイさんとの2マンは抽選でハズレてしまったけど、 
友部さんの方は見事に当選。 
ヤッホー!!! 
めっちゃ楽しみにしてたの。 
友部さんは10年くらい前に、ちらっとだけ見た記憶が・・・。 
(※コチラでした) 
その頃とぜんぜんお変わりなく、永遠の青年といった佇まい。 
詩の朗読のように、歌詞が刺さるように伝わってきて 
何度もグッと胸が詰まってしまった。 
 
圭介が「友部さん大好き」オーラを発していて 
とても可愛らしかった。 
他のメンバーもそうだったけど・・・。 
 
ただ20時のタイムリミットのせいで、MCも最小限で、 
とにかくセッションの予定曲をもりもりと詰め込んだ 
駆け足の進行になってしまったことだけが、少し残念だった。 
(思いがけないトラブルもあったりして)
ぜひとも、このリベンジを近いうちにお願いしたい。 
 
 
そうそう。 『この胸の中だけ』の中の歌詞
「歌はいつもこの胸の中だけ~♪」という部分は
友部さんの発案だそうですよ。

関係ないけど、ライブ中にロティカの↓これを思い出して、
ひとりニヤニヤしてしまったよ。
つい2,3日前に見たところだったから。












★友部正人ソロ★
ただそれだけのこと
ブルース
銀座線を探して
一月一日午後一時(高橋さん)

★フラワーカンパニーズ★
脳内百景
まずはごはんだろ?
俺たちハタチ族
一週間
履歴書
この胸の中だけ
揺れる火
最後にゃなんとかなるだろう

★友部正人&鈴木圭介★
愛について
一本道

★友部正人&フラワーカンパニーズ★
サン・テグジュペリはもういない
誰もぼくの絵を描けないだろう
どこへ行こうかな
人間をはるか遠くはなれて
虹の雨あがり


<追記> 後日FC会報の兵庫さんが書いたレポを読んだら、
友部さんの『ポテトサラダ』がソロのセットリストから
抜けてたことが発覚しました。 m(__)m




最後に。

友部さんの日記に今回演奏した曲についての記述がありました。
一応リンクを貼りますが(友部正人より)、一年分がまとまっていて
ちょっと見つけるのに苦労しそうなので、
こっそりとコピペしちゃいます。(すいません!)

2007年1月14日(日)「言葉の森で」
2003年3月から不定期で続けているライブシリーズ「言葉の森で」の8回目のゲストはフラワーカンパニーズの鈴木圭介くん。フラワーカンパニーズは17年ぐらい活動しているバンドで、レコーディングされた曲も160曲以上あるようです。ぼくは彼らとは1年前のイベントで初めてしゃべったので、部分的にしか知らないのですが、鈴木圭介くんの書く歌はどれもおもしろいです。 今回の目玉はなんといっても新曲です。「人間をはるか遠くはなれて」(詩:鈴木圭介/曲:友部正人)、「サン・テグジュペリはもういない」(詩:友部正人/曲:鈴木圭介)、の2曲を二人で演奏しました。圭介くんはぼくがつけた曲を気に入ってくれたし、ぼくは圭介くんがつけてくれた曲をすごく気に入りました。ぼくのライブでも歌っていこうと思います。 歌だけではなく、おしゃべりにも闘志を燃やす圭介くんとのおしゃべりは自然で楽しかった。自然に話せたのも、その前に圭介くんがしゃべりのネタをちゃんと用意していたから。しゃべりに夢中になって、ライブが4時間ぐらいになったこともあるそうです。 今日ぼくが歌ったフラワーカンパニーズの曲は、「空想無宿」「どこへ行こうかな」「あったかいコーヒー」「虹の雨上がり」でした。そして「一本道」「愛はぼくのとっておきの色」「ぼくは君を探しに来たんだ」を一緒に歌いました。 「深夜高速」の歌詞みたいに、全開に生きている気持ちのいい人でした。