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2014年3月31日月曜日

『道玄坂異種格闘技戦 vol.62』 THE GROOVERS/チリヌルヲワカ@La.mama

『道玄坂異種格闘技戦 vol.62』
THE GROOVERS / チリヌルヲワカ
3月29日(土)渋谷 La.mama
18:30開場 / 19:00開演
前売3,300円 / 当日3,800円(ドリンク代600円別)



わりと最前列にいることが多いのだけれど(ガッツいてるから)
他のハコより近く感じるのはナゼか?
スタンドマイクの立ってる位置が、ステージの前端ギリギリのところ。
前柵はステージに密着して立ててある。
つまり、まさに私の目の前30cmの距離にスタンドが立ってるわけだ。
そりゃ近いわ。
見る方も見られる方も恥ずかしいわ。

とか言いながら、最近は随分とツラの皮が厚くなってきたので、
ガッツリと、見られとる一彦さんの方が、怯む勢いで臨んだよ。

この近さだと、足元のモニターに置かれた「一彦ノート」も丸見え。
なるべく見ないようにしてたんだけど、
初めて聴く曲のときだけは、確認させてもらいましたよ。
『シャクニサワル』と書いてあった。
新曲ですよね?

ラママは何十年ぶり?
まだ4人編成だった頃に出て以来だとか。
ボブさんは、前のバンドでオーディションを受けたことがあるとか。
なんか懐かしげに話していたねぇ。

季節柄ですかね。
『春だったね』が聴けて嬉しいな。

対バンだと、どうしても物足りなく感じてしまうんだけれど、
今日のセトリは、ギュッと濃厚だった。
『ロザリー』とか『独断』とか、私好みの曲が並んで、
腹筋がつるかと思ったよ。
(グルーヴが気持ちよくなると、何故かお腹に力が入る体質なので)

で、盛り上がれば、盛り上がるほど、
2カポがセットされたグレッチを見た瞬間のせつなさったらない。
本当に・・・。
『最後の煙草~』は、いつも泣きながら聴いてる気がするわ。

アンコールは、チリヌルヲワカからユウちゃんと
ギターのナッキーが入ってのセッション。

これも季節柄という選曲で『卒業写真』
ユウちゃんの繊細な歌声によく似合うね~。
しかし、私は下手のギタリスト達に釘付けでございました。

本当はユウちゃんだけが出る予定だったところ、
ナッキーがやたらと羨ましがるので、一緒に出ることになったらしい。
というわけで、ナッキーが一彦さんに懐くように絡んでいく様がよかった。
もちろん、ギタープレイの話ですよ。
ギタリスト同士が、じゃれ合うように弾きまくってる姿には、
キュンキュンさせられちゃったなぁ。
ああいうのに弱いのよね。



Groovaholic
現在地
春だったね
何者
シャクニサワル
ロザリー
独断
グッド・モーニング・シャングリラ
Lonesome in a crowd
最後の煙草に火を点ける

卒業写真
乱気流ガール


2014年3月24日月曜日

湯川トーベン@Cafe JiVE

湯川トーベン solo LIVE
2014.3.22(sat) 両国 Cafe JiVE
OPEN 18:00 / START 19:00
CHARGE 2,000円 + 1order



あの入間でのライブ以来のトーベンさん。
本日は両国のカフェでライブ。
私は、初めてお邪魔したのだけれど、
予想よりも駅から近かった(大江戸線で行ったので)せいで、
却って迷ってしまうという、間抜けなことになった。

店内は、小ぢんまりとしたカフェ。
こちらも予想よりも小さかった・・・。
もう、どこに座っても至近距離ですわ。


トーベンさんの座ってるスツールが、くるくると回転するヤツで、
ちょっとした動きの反動で、くるっと回ってしまったりして、
少しやりにくそうだなぁ、と思ってみていたのだけれど、
ついにはそれは利用して、歌いながら回って、
後ろにいるマスターにアピールするなんていう、
おかしなワザを編み出して、笑いを誘っていた。
まるで、じっとしてるのが苦手な子供みたいな動きでお茶目だったわ。

今日のギターは茶太郎くん。(←うちの猫と同じ名前!)

『さらば恋人』は、前にマヒトさんと一緒に歌ったっけ。
そのとき、マヒトさんが「悪いのは君の方さ 僕じゃない♪」と間違えて
歌ってたのを思い出して、ちょっぴりにやけてしまった。
なんて、自分勝手な言い分!

某フェスのキヨシロートリビュートのバンドで出演するそうだ。
(ええ、知ってましたよ。HPのライブ予定に、しっかり出てたからね)
ほぼRCというバンドで、ヴォーカルが4、5人出るらしいのだが、
「どんな風にキヨシローを歌うのか」という、厳しい目で見るそうだ。
(というのは口だけで、本当は優しく見守ってるに違いない)

私の好きな人は、みんなクレイジー・キャッツのファンなのか・・・?
「植木先生と同じ手相なんだよ」と、先生と呼ぶことに、少し驚いた。
で、自慢げに手のひらをこちらに見せてくれるものだから、
あぁ、触りたい・・・という変態な妄想をさせていただきましたよ。
それが、マスカケという手相なのよ。実は、私も同じなのよ。
天才か変人が多いのだとか。
トーベンさんは両手とも、そうらしいのだが、私は左手だけ。
幼い頃は両手だったはずなのだが、大人になったある日気付くと
途切れてしまってたのだ。
所詮、大物にはなりきれなかった・・・ってことなのかもしれない。

なんといっても『ミュージック』が聴けたことが、
一番、嬉しかったな~。
本当に愛しい、大好きな曲。
聴いていると、ギューッと自分で自分を抱きしめたくなる。
なんだろうね、この感覚は。

『おはよう 今日一日~』は、思いもかけず、3フィンガーのアレンジ。
こうなると、すっごくフォーキーだな。
トーベンさんの歌声も優しい。
うぉーおお、のコーラスのところは、ハーモニカで。
すごく新鮮だったわ。

フォークロックスのファンだというお客さんがいらっしゃったので、
アンコールは『グーでバッチリ』



珈琲
風小僧
ぼんやり
退屈に誘われて
さらば恋人
風邪のうた
しょーもない僕 しょーもない君
デイドリームビリーバー
ぼくのまち
ヨッパライの唄
600Vの男
ミュージック
おはよう今日一日 君は何してるの


グーでバッチリ



2014年3月16日日曜日

うつみようこ& YOKOLOCO BAND@CLUB Que

20周年! 特冠ワンマン乱れ撃ち! 
CLUB Que 20th 記念ONEMAN serise『OPERATION UTAGE』
うつみようこ&YOKOLOCO BAND -oneman-
3月11日(火)下北沢 CLUB Que
OPEN / START 19:00 / 19:30
ADV / DOOR ¥3,500 / ¥4,000 [1D別]



3.11です。
普段は忘れてしまってる、というわけじゃない。
常に心のどこかに引っかかっている。
しかし、節目を迎えると、あれから3年たったのだなぁ、と
改めて、しみじみ思うものなのだ。
そう。
あの日、代々木でヨコロコのライブを観るはずだった。
だから3/11にヨコロコを観るというのは、
格別に感慨深いものがあるんだよ。

と、少しばかりしんみりとしたものの
レコ発ワンマンだもの、燃えるよねぇ。うぉぉぉ~!!!




いつものように、竹安サイドにイン。
ようこさんと竹安のポジションが、不自然に離れていたせいで、
やけにキュウちゃんと目が合う。(←妄想)
こんなに、キュウちゃん見放題なライブは初めてだ。
ドキドキしちゃったよ。

ドラマーがコーラス入れるときに、横向く顔(首筋や喉元も含む)が
セクシーなのはわかっているが、キュウちゃんは特にそう。
あの絶妙な角度、計算され尽しているのではなかろうか?

で、その不自然なセッティングの謎がとけたのは中盤。
勝手ににやがれのホーン隊から、Tpの田中和さんと
Saxの田浦さんがゲストで登場。
ほぼ、私の目の前。いい眺めでしたわ。
新曲の『STATEMENTSHIP』ともう1曲(なんだったっけ?)を披露。
やっぱり、ホーンが入ると、華やかになるなぁ。
キラキラって感じ。

「結局は、この年代で集まっちゃうんだよ」と、
和さんが言ってて、わちゃわちゃと仲良さげで楽しい雰囲気のステージ上。

『STATEMENTSHIP』と言えば、他にも大事な見所がある。
竹安のコーラスである。
音源の方も、ちゃんと竹安の声だとわかるように
入ってたもんね。
頑張っとりますわ~。


今更の「あまちゃん」ブームがきてるらしい奥野さん。
YO-KINGに「あまちゃんを見てない人とは口をききたくない」と
言われたのが、見始めたキッカケらしい。
しかし、今更「じぇじぇっ!」とか言われても、
みなさん、視線が冷ややかになっちゃうよね~。
誰か相手してあげてー。

ライブの終盤、エキサイトした奥野さんが鍵盤持ち上げて、
お客さん(とQ太郎)に支えられるという構図。
これ、最近の定番になってるよね。
そのハチャメチャ感を楽しませていただいておりますよ。

まぁ、ヨコロコのライブはいつもどおりの安定感。
安心してグルーヴの中に身を預けっぱなし。
ふーっ。いい汗かいたぜ。



あー、しかし一つだけ失敗。
帰りに物販で新譜を買って帰ったのだけれど、
Tシャツと缶バッチも買えばよかったなぁ・・・と。
次回は忘れずに買おう!
それまで、売り切れませんように!



2014年3月10日月曜日

SCUDELIA ELECTRO@新宿LOFT

SCUDELIA ELECTRO
20th century boys strike back TOUR
3月5日(水)新宿 ロフト
18:30 open/19:30 start
チケット:5,000円(税込/ドリンク代別/整理番号付)



去年の再結成ライブを収めたアルバムが出るというので、
CDを買おうかな~、なんて思いながら、YouTubeで
いろいろ動画を見ていた。
そうしてるうちに、こりゃライブで聴くのも悪くない、かも、と。
調べてみると、まだチケットは発売中。
えいやっ!と勢いで買ってしまったのである。

ええ、そうなのですよ。
スクーデリアはほとんど聴いたことがないのですよ。
こんな私が、ライブ行っちゃってもいいのかしら?
と思わなくもないけど、まぁ、いいよね。
スクーデリア・ファンの皆様の後ろから、
こっそりと楽しませていただこうってことで。

遅めに入場したので、後ろの段上の見やすそうな所には入れず、
その段差の前あたりで、なんとか視界の開けてる場所へ。
残念ながら、メンバーの胸から下はまったく見えないので、
ショーキチさんのギターは確認できず、トーベンさんのベースも
よく見えなかったなぁ。
プレベには間違いないんだけど・・・。

まぁ、おわかりかと思うが、
私の視線は基本的に、トーベンさんにロックオンだ。
だってぇ、好きなんだもん。仕方ないじゃないか。

準メンバー的なポジションとはいえ、正式メンバーじゃなく
サポートという立場なので、そりゃもう控えめに立っておられた。
しかし、音の方は、まったく控えめじゃなく、
圧倒的な存在感で鳴っていて、ニヤニヤと笑ってしまった。

ダンサブルで、エレクトロなサウンド。
ショーキチさんが歌うメロディーは、
ポップなのに、キュンキュンするほどセンチメンタル。
そして、テツさん&トーベンさんのリズム隊が紡ぎ出すグルーヴが
アホみたいに気持ちよくて、踊らされてしまう。
これ、これ。
これが聴きたかったのだ。
やっぱり、ライブへ来て正解だったわ。

たぶん『DAY AFTER TOMORROW』だったと思うのだが、
長いアウトロ(←大好物)がすっごくカッコよくて痺れた。

そうそう。
さすがロックの学園講師をなさった方だけあって、
ショーキチさんのMC、面白かったですわ。
ステージで履く予定のブーツを忘れて、ツアーに出てしまい、
中1の娘さんに電話で、宅急便でライブハウスへ送るように
お願いしたら、雪かきで履いてた長靴が届いたという・・・。
いいお話ですわ。

いや、そうじゃなくて、もっといいこと言ってたんだ。

昔作った曲は、自分にとっては、ただの古い曲で、
みんなに聴いて欲しいのは、新しくできた曲。
常にアップデートされた自分を見せたいから。
でも、古い曲っていうのは、もう聴いた人のものになってる。
最初に聴いて、胸に突き刺さったものは、古くならない。
ポール・マッカートニーを観て、そう気付いた。
だから、昔の曲もどんどん演っていこうと思う。

これは、本当にいい話。グッときたわ。


本編が終わって、ドリンク交換へ行き、
アンコールは後方のモニター画面で観ることに。

なんか、トーベンさんのストラップが変わってたので、
ベースを持ち替えたことに気付いた。
(モニター画面でも、ちゃんと見えなかった)
ヘッドの色が水色・・・ということは、サンダーバード
ツアータイトルにちなんで、
T.REXの『20th century boy』
これも、カッコ良かったねぇ。




で、ここから蛇足。
後で、いろいろと思い出しながら考えていた。
私は、どうにも、四つ打ちタテノリの曲が苦手なんだけれど、
なんでだろうなぁ・・・と。

そして、その理由を一つ発見した。
ベースラインだわ。
んぱ・んぱ・んぱ・んぱ、というアレ。(←伝わってるか?)
頭を空っぽにして、客を躍らせるにはいいのだろうけど、
なんという色気の無さ。
流れるような、唸るような、歌うような、
艶っぽいベースラインが私は好きなのだ。
だから、細切れにされてしまうと、なんだかつまらないのだよ。




2014年3月4日火曜日

SAIKORO 6days in Tokyo ~4の目~奇妙礼太郎@OOPS!

SAIKORO 6days in Tokyo ~4の目~
2014年02月28日(金)中目黒 OOPS!
出演:奇妙礼太郎
開場 19:30 開演 20:00
前売 3300円 (税込・ドリンク代別途要)
sold out!!



あーーー。
なんと言えばいいのか・・・。
ええっと、その、あの、・・・お尻が痛かったです。
ちょっと座りにくい椅子に当たってしまったもので・・・。



奇妙くんは、この日、ダブルヘッダーで、
渋谷でのライブを終えて、私たちが開場待ちをしているときに到着。
客入れの間も、サウンドチェックしていた。

ちなみに、客入れの間のBGMは、エンドレスにかみぬまくんであった。
んー、和んだわ。

奇妙くんは、薄っすらと無精ひげが生えていて、
そのせいか、なんだか疲れているように見えたのだ。
実際はバリバリ元気だったのかもしれないけれど。

ギターは、よく使っているラウンドトップのアコギ。
ピックガードつけようかどうか迷ってるアレ。
一応ギター用のマイクもセットしてあったのだけれど、
コンタクト型のPUも付けてたのが見えたので、
どっちの音を拾ってたのか(あるいはMIXしてたのか)
よくわからなかったな~。



天王寺ガール
Moon River
DANCE MUSIC FOR ME
スターライト・フューチャー
黒い瞳
I WILL
機嫌なおしておくれよ
アイスクリーム
愛の讃歌
あなたただひとり
スイートソウルミュージック
くじら
音楽を止めないで
瀬戸の花嫁
SWEET MEMORIES
オーシャンゼリゼ



途中休憩を挟んだ前後半で、セトリはざっとこんな感じ。
これ以外にも、新曲なのか、知らない曲も数曲あった。

『アイスクリーム』は、幼い頃の思い出が挿入された
ノスタルジックな歌詞になっていた。

やったぁ。
『愛の賛歌』ちゃんと完成されたヴァージョンが聴けた。
多分、奇妙くん本人も好きなんだろうけど、
こういうシャンソン系の歌が、すごく似合っている。

『瀬戸の花嫁』は初めて聴いた。
ちょっとキイをとるのに手間取っていたから、
まだライブではあまり披露されてないんだろう。
他の昭和歌謡も、じゃんじゃん歌っていってほしいなぁ。



一つ、すっごく気になったことがあって、
そのせいと、お尻が痛かったせいで、音に集中できず、
イマイチ盛り上がらんかったんだよなぁ。

で、何が気になったのかというと、
奇妙くんが座ってる椅子の軋む音。
前後、左右に体を揺らす度にギィィーとか、
ギュゥゥーとかいう音が鳴るのだ。
けっこう大きい音で。

あれは、いかん。
奇妙くんは「面白い音するなぁ」なんて言って面白がってたけど、
あれは気付いた時点ですぐに、交換するとかなんとかしなきゃ。
しかし、結局、そのギーギー鳴る椅子のまま
最後までいってしまった。
せめて、休憩中になんとかできなかったのかなぁ、と
残念な気持ちでいっぱい。