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2015年11月23日月曜日

天月/Moto‐Psycho R&R Service/RAT@ROCK JOINT GB

【69 Paradise】
天月 / Moto‐Psycho R&R Service / RAT
11月20日(金) 吉祥寺 ROCK JOINT GB
開場 18:30 / 開演 19:OO
前売¥2500 / 当日¥3000 (+ドリンク代 600円)



スタンディングで、対バンで、天月のライブが観られるなんて、
なんだか感慨深いのである。
いつものライブバーで観るのも、全然悪くないのだけれど、
こっちの方が、“バンドの本気”が見られるのでは?と期待が膨らむ。

そもそも、CDを作ったからには売らなきゃならないわけで、
このバンドでの活動に本腰が入れてきたんだろうけど、
個人的にはたいへん嬉しく思っているのだ。
こんなカッコいいバンドを、もっと大勢の人に知ってほしいし、
ライブを観てほしいのよ。
とくに、若い人にね。


対バンの二組は、どちらもバリバリのROCKで凄くよかった。
私の好みとしては、一番手のRATさん。
ブルージーなヴォーカルに、硬派なサウンドで、熱い。
時おり、グッとくるものを感じて、ちょいちょい涙目になった。
というわけで、終演後にCDをゲット。


天月はトリで登場。
高いステージに立つお三方を見上げる感じが新鮮。
この見上げるという行為が、見つめる対象物を崇める気持ちを
増幅させるせいか、いつもの2割増のカッコよさ。
神々しいロック・スターのオーラを発しておられたよ。

対バンのあるライブだけに、ステージ進行がタイト。
いつものライブバーでの、安心しきってゆるっとした
アットホームな雰囲気も楽しいのだけれど、
ビシッとよそいきの顔を見せられると、今さらながらにハッとして、
爆音ロックバンドは、こうでなくちゃいかん!と思わされる。
それに、スタンディングで音に合わせて体を動かせる解放感たるや!
座りながら、地味に頭やつま先でリズムとる程度に抑えなきゃならない
もどかしさからの解放。
体ごと音楽を味わう醍醐味に酔いしれたよ。
楽しかったなー。

しかし、楽しければ楽しいほど、あっという間に
時間は過ぎてしまう。
呆気なく終わってしまった・・・。


まやかし
日の出づる国は
はやぶさ
水無月
青春パンク(おはよう・・)
火垂
四畳半のロックスター

God Bless



終演後、メンバーが着てた天月Tシャツが欲しくて、
物販辺りをウロウロするも、モノはなく、スタッフもいないし、
尋ねようもなく「天月のTシャツないのかなー?」なんて
独り言のように呟いていた。
そしたら、たまたま目の前に座ってたモトサイコのベースの方が、
「じゃ、訊いてきてあげましょうか?」と席を立って
親切に声をかけて下さったのだが「いえいえ、大丈夫です。
ご親切にありがとうございます」と、お礼だけ言って、ご遠慮した。
出演者の方に他バンドの雑事まで、お願いなんてできませんからね!

そして数日後、この方が、元ロッカーズの穴井氏だったということが
トーベンさんのブログを読んで判明。
わわわわ・・・。
たいへん失礼なことをしてしまったなぁ。
お恥ずかしい。


※天月Tシャツは試作で、物販では販売されておりません。





2015年11月19日木曜日

ROCK'N'ROLL GYPSIES×フラワーカンパニーズ @CLUB251

CLUB251 AUTUMN THANKS FEST「FUYU/MACHI感謝祭」
ROCK'N'ROLL GYPSIES×フラワーカンパニーズ
11月17日(火) 下北沢CLUB251
OPEN19:00 / START19:30
adv¥4,000/ door¥4,500 (+D)



当然、フラカン先攻。

やっと、まともに歌える圭介が観られた。
ホッとしたよー。
このまま武道館まで、しっかり体調管理してね。

ジプシーズとの対バンということで、期待してた人もいたのかな。
でも、私にとっては予想外のサプライズ。
フラカンと下山淳さんの共演!

どことなくリハっぽいというか、リラックスした佇まいで
ステージに登場した下山さん。
その下山さんがプロディースしたアルバム「怒りのBONGO」は、
フラカンの中では最も極悪なアルバム。
山中湖(だったっけ?)で合宿して、レコーディングしたらしい。
そのときの思い出について語ってもらうと、
カメムシの大量発生という、どうでもいいことばっかり喋ってて、
メンバーとのエピソード的なものは、ほとんど語られず・・・。
下山さんって、こんなオモロイおじさんだったのかーーー!?
と、目から鱗であった。

どの場面だったか忘れたけど、置いてある圭介のハープを
唐突に吹いてみたり、落ち着きのない子供のようでおかしかったなぁ。
「間接キスになっちゃうじゃないですか!」
「ハーモニカは、吹くより吸う方が多いから、本当にイヤなんですよ!」
と、圭介は心底イヤそうな顔で訴えていた。

で、下山さんの方から出てきたリクエスト曲は『ざくろ』
これ、アルバムに入ってない。
『ベルボトム・ジャック』のカップリングだよね。
だから、私も聴くの初めて!!!
キャーーー!!!
確かにB面っぽいけど、キャッチーでいい曲だった。
(ソニーのサイトでDLできるみたいなので、買わなきゃな)

で、竹安からのリクエスト曲が『NO BLOOD MAN』
下山さんと演るんならこれ!と即答だったらしい。
これも、ライブで聴いた記憶がないなぁ。

ルースターズをガッツリと聴き込んだわけでもないから、
こんなこというと怒られるかもしれないけど、
下山さんのギターはヘンタイっぽい。
決して悪口ではなく、褒めてるの。賞賛してるの。
不協和音とも言える異音をギューンと轟かせるのに気持ちいいのだ。
内臓に響いてくる音に、思わずニヤけてしまう。
きっと、こういうのを弾いて欲しくて、竹安は『NO BLOOD MAN』を
演りたいと言ったんだろうなぁ、と。


NODE CORE ROCK'N'ROLL
消えぞこない
すべてはALRIGHT(YA BABY)
無敵の人
ざくろ
NO BLOOD MAN
ベルボトム・ジャック
ロックンロール
あったかいコーヒー
星に見離された男
マイスウィートソウル
終わらないツアー



ジプシーズのステージに、圭介がハープで入ったり、
竹安がギター弾いたりという場面もあったのだが、
かなりガチガチに緊張していたみたい。
とくに圭介。
いつもの1.5倍くらいに目を見開いて、花田さんや下山さんと
アイコンタクトを交わしていたからね。
観てるこっちも、ドギマギしてしまったよ。

よい対バンだったなー。



2015年11月17日火曜日

THE GROOVERS “Groovism Tour 2015”@GARDEN

THE GROOVERS
"Groovism Tour 2015"
2015年11月13日(金) 下北沢 GARDEN
19:00開場/19:30開演
前売 3,800円/当日 4,300円(ドリンク別)



なんていうか・・・こんな日もあるねぇ、というのが感想。
どうにもピンとこないというか、
胸の奥の深いところまで届いてこないというか、
何かが足りなかったのだ。

実は、名古屋のときも、ちょっとそんな気配があったんだけれど、
遠征先の初めてのハコで観るというだけで、
かなり気持ちが盛り上がって、興奮気味だし、
平常心ではなかったから「こんなもんかな」と思ったのだ。

それが、お馴染みのGBだと、はっきりとわかってしまうのだ。
理由はわからない。
発信側と受信側、どちらにも問題がなかったとしても、
うまくチューニングが合わないということだって珍しくないもの。

7月のワンマンの出来がよすぎたせいなのかな。
あれを基準に比較してしまうのがよくないのかな。
そう。楽しかったし、グルーヴの波にも気持ちよくのれたし、
良質のライブであったことは間違いない。
なのに、物足りない。
ガツンとくる何かが。
うーーーーん・・・。私が貪欲すぎるのだろうか?

新譜も気に入って、ヘビロテしているのになぁ。



狂おしきこの世界
Groovaholic
放浪の運命
コスモス
無条件シンパシー
シャクニサワル
それが唯一の
空白
YES or NO
遠吠え彼方に
ANOTHER VIRTUE BLUES
最果て急行
PERFECT DAY
EL DIABLO
無敵の日々
ミスター・デザイア
UNDER THE FOGGY MOON
SWEETHEART OF MY SOUL
最後の煙草に火を点ける

12月だけのクリスチャン
(What's so funny 'bout) PEACE,LOVE AND UNDERSTANDING

現在地



次回に期待。







2015年11月9日月曜日

『サンピン・ソウル・シチュー』@U.F.O. CLUB


ミフネ&サンピンズpresents 『サンピン・ソウル・シチュー』
11/6(金)東高円寺 U.F.O.CLUB
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV.¥2500(D別) / DOOR.¥3000(D別)
LIVE:ミフネ&サンピンズ / hotspring / 大谷ペン(ザ・ラヂオカセッツ)



今回は久しぶり(?)に、下手側で鑑賞。

みんな、三浦くん、三浦くん、とキャーキャー言っておられるけど、
私は伊藤くんオシなのよ。
ストイックな佇まいのベーシストってだけで、カッコいいじゃない。
途中、しっかりゴエさんとアイコンタクトとってて、
あぁ、いいリズム隊だなぁ、とほんわかしてしまったよ。

持ち時間が1時間と長めだったので、
『恋の門』とか『JUKE BOX』とか、ややレアな曲も。
『ダニエルとメロディ』なんて、ライブで聴いたの初めてだよー。
と、ちょっと感動。

『BABY KILL LOVE』だったっけ?
イノクチくんが歌いながら、フロアにあるテーブルの上に立ったのは。
最前列にいたM川さんが、ローディーよろしくマイクのケーブルを
捌いてる姿に感動しましたよ。
(私もひっくり返らないようにテーブル抑えたりしてたけど)


コールタール
シュガーK
ダニエルとメロディ
BLUES BAND
恋の門
Touch Me I'm Sick
スピード
車輪の中
JUKE BOX
2053
Electric Queen
BABY KILL LOVE
いけすぜ今夜
夜の魚


 
本日の主催者、ミフネ&サンピンズは、
サム・クックのようなソウルが薫るロックンロールバンドだった。
ツインギターで、その一人は、元テクマクマヤーンズの雄介くん。
いいバンドで活動してるようで、よかった。
私の好きなタイプの音楽だったので、楽しめた。

アンコールにイノクチくんも登場。
曲は『Twistin' The Night Away』
ミフネくんは英詞で歌い、
イノクチくんはhotspringバージョンの日本語詞で歌ったので、
二人のカラーの違いが際立って、面白かったよ。




終演後、物販にゴエさんがいなくて三浦くんが
「普段やらないから慣れなくて~」と、
本当に不慣れな様子だったのが、可愛らしかったね~。
(ゴエさん、どこ行った~?)



2015年11月4日水曜日

「山川のりを生誕50周年記念 ギターパンダ50曲ワンマンライブ」@レッドクロス

「山川のりを生誕50周年記念 ギターパンダ50曲ワンマンライブ」
2015年 11月 1日 (日曜日) 
新宿レッドクロス
開場16:30 / 開演17:00
前売3500円 / 当日4000円(共に1ドリンク別) 
※10代1000円(立ち見席となります)


このライブが発表された当初から、行く気満々だったのに、
メール予約もせず、チケットの発売状況も全く気にしていなかった。
まさか、レッドクロスのキャパで売り切れるワケがないと高をくくっていたら、
ソールドアウトしてて呆然としてしまった。
そう、このスペシャルなライブに、全国各地からファンの皆さんが
駆けつけて来られたようなのだ・・・。
そんなことに思いが至らなかったうつけ者の私だけれど、
賢明なる友人が追加販売分のチケットを押さえてくれたお蔭で、
なんとか参加することができたのである。
その節は、本当にありがとうございました!(←私信)

さて、前代未聞の50曲ライブ。
50曲とはいっても、途中で何曲かはメドレー形式にしたりして、
フルコーラス×50曲ではないだろう、と予想していたのだが、
その予想は見事に外れた。
ちゃんとフルで50曲(アンコールも含めると52曲くらい?)歌った、らしい。
自分でカウントしていたわけではないし、どこにもセットリストがあがってないので
ハッキリとは断言できないけれど、
確かに、いーーーっぱい歌ってくれたという実感はある。

前半は愛娘のそらみちゃんがドラムを叩き、親子ギターパンダで。
後半は、シェキナのリズム隊が入った3人ギターパンダで。
その合間にソロでも数曲。

親子ギターパンダでは、のりをさんの眼差しが優しかったな~。
そらみちゃんへの愛にあふれたステージだった。

シェキナのリズム隊のイケメンっぷりにはビビった。
(実はシェキナ観たことない・・・)
ルックスはもちろん、そのプレイの方もイケメンだったな~。
ただ、リハ不足の為か、ところどころモヤっと苦笑いな場面もあったけど。
それも含めて楽しそうに演奏してるのがよかったわ。
で、バンド編成になると、のりをさんのギタリストとしての本領が発揮されるのが
何よりも嬉しい。
のりをさんのプレイスタイルは、本当にカッコいいのだ。

途中もなんやかんやで、ウルウルしたりしなかったりなんだけど、
アンコールも最後の最後。
『人生の花』を一人っきりで歌うのりをさんに、涙が止まらなくなった。
50曲歌い続けて、声も枯れて。
なのに、ダイレクトに歌を届けたいという思いからなのか、オフマイクで。
最後の力をふり絞るように歌うのりをさんの姿は、圧巻だった。
カッコいいったらありゃしない。
カルピス・プレスリーのくせに!もうっ!




暗くてわかりづらいけど、この日のスペシャルメニュー、パンダまん。
中身はあんこでした。