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2014年8月31日日曜日

夜のストレンジャーズ@レッドクロス

~red cloth 11th ANNIVERSARY~
夜のストレンジャーズ <ワンマン>
8/30(土) 新宿 レッドクロス
OPEN 18:30 / START 19:00
前売 ¥2500 / ¥2,800(D別)



なんだろうなぁ。
今日のミウラさん、私が今まで見た中で一番振り切れていた。
あんなに熱くなって、理性をかなぐり捨てるようなの
初めて見たような気がする。
そんなわけで、最高に熱っちいライブだったのだ。
燃えたわ~。


プロローグ的にインスト『WET FINGERS』から始まって、
惜しみなく、次から次へと曲を演奏していく。
MCもほとんどなかったけど、これはまぁ、いつものことかな。

『そばにいて』のサビ、マキ子嬢とミウラさんが交互に歌うところ、
ミウラさんが入りを間違えてしまい、マキ子嬢から
「いい所なんだから、ちゃんと歌わせて」と
控えめなお叱りの言葉がありましたねぇ。

『あの夏のワルツ』が、ヤケに沁みた。
この歌詞の内容は、ミウラさんの実体験なんじゃないかな。
奥さんが入院して留守で、飼い猫たちが寂しがってる様子が
目に浮かぶようで、胸がキュンとなるのだ。
もちろん、実話でもフィクションでも構わないのだけれど、
(実話だとしたら、ちょっと心配ではあるが)
こういうリアルに情景の浮かぶ歌詞が、ミウラさんの得意技だ。
夜ストのミドル・ナンバーを聴いていると、
頭の中でフィルムがカラカラとまわって、映像を映し出される。
その質感は鮮明ではなく、光の粒子が粗く、
プライヴェートFilmのようであり、誰かの記憶の断片のようである。
そんなイメージ。

新曲が2曲披露された。
中でも『BOOGIE WALK』は、
新作Tシャツにもタイトルを入れちゃうくらいの自信作らしく、
すごくカッコいい。
やっぱり、夜ストはブギーだぜ!と激しく思ったよ。

それに続いて、プライベーツのカヴァー。
『SPIKE DRIVER BLUES』これがまた激熱ナンバーで、
フロアが沸く、沸く。
そこから間髪入れずに『プライベート~』へと雪崩れこむ。
ひゃーー、理性がふっ飛ぶーー!

国立のディスクユニオンで、小声で「ブギ大臣!」と
声をかけられたことがあるというMCから『ブギ大臣』
やっぱり、夜ストはブギーだぜ!と、激しく思った。(←2回目)

ライブ終盤、『BACK TO THE ROCK'n'ROLL WORLD』前のMC。
この曲のできるきっかけとなったウィルコの話。
「この話するのは、今日で最後にしようと思うんだけど・・・」
と言ってたけど、それは少し寂しいな~。
話すことが得意ではないミウラさんが、考えながら言葉を選び
何かを伝えようとしている姿に、私は感動する。
だから、何度聞いても飽きることがない。
「音楽に救われる」と言ってたけれど、今この瞬間、
夜ストのライブに、ミウラさんがステージに立ってることに、
私は救われているのだよ。

本編ラストの『I LOVE ROCK'N'ROLL』で、
JuniorのGoくんが登場。
笛(楽器の正式名称がわからん!)吹いて、色を添えてくれた。

アンコール。
『俺が便所に~』は、変則チューニングなのか・・・。
だから、本編中にはほとんど演らないのか・・・。
ということを今さら知ったのであった。
そんなことはさて置き、このときのミウラさんの燃焼度が凄い。
メラメラと燃え盛る炎が見えたわ。
もう終わらないんじゃないかってくらい、エンドレスに
何度も何度もブギーのリフを弾きはじめちゃってね。
楽しかったわ~。
やっぱり、夜ストはブギーだぜ!(←3回目)


WET FINGERS
ソウルフリーター
(I Set My) Soul On Fire
Boogaloo Joe
そばにいて
コンバースロック
ギブソン
あの夏のワルツ
6 to 6(新曲)
BOOGIE WALK(新曲)
SPIKE DRIVER BLUES(ザ・プライベーツのカヴァー)
プライベートな話をしよう
ブギ大臣
あなたとシャララ
テレサ
砂浜
Rollin' Stone
陽の当たる場所
ホームタウンボーイ
新しい町
アクション
I Woke Up Crying
愛する貴方の夢
ウィークエンドシャッフル
最終バス
泥の川
水晶の夜
Prince of Ghetto
レッツツイストアゲイン
TWIST FOR DROP OUT
遠い帰り道
ヤング&ヒッピー
BACK TO THE ROCK'n'ROLL WORLD
サムクックで踊ろう
I LOVE ROCK'N'ROLL

Big Fat Saturday Night
俺が便所に行ってる間に俺のビール飲んだのどいつだ

Still Crazy



セットリストのことを「セトリ」
夜のストレンジャーズのことを「夜スト」
こういう略語が言えないという、ミウラさんの感性が好きだな。
なんか信用できる。




<後日追記>
マキ子さんが好きな夜ストの曲ベスト3!
1位:テレサ
2位:I Woke Up Crying
3位:ギブソン
というようなMCがあったので、覚え書きとしてメモしておきます。


2014年8月29日金曜日

フォークの爆発、5秒前。

フォー爆は、ネタばれの恐れがあるので、
ツアー終了後に公開することにします。

・・・って、今の時点でぜんぜん書けてないのですが。



【下書き】フォークの爆発2014@CLUB CITTA'

フラワーカンパニーズ アコースティックワンマンツアー
「フォークの爆発2014~座って演奏するスタイルです~」
2014年8月28日(木) 川崎 CLUB CITTA'
OPEN 18:00 / START 19:00
全席指定 前売¥3,800(ドリンク代別途)



フラカン界隈の夏の風物詩、「フォークの爆発」略して「フォー爆」
昨年はやらなかったので、2年ぶりですなー。

通常のライブは、毎回メニューを変えてるから、
ネタバレなんて気にせず書いちゃうのだが、
このフォー爆シリーズに限っては、
ほとんど同じセトリでツアーしてるようなので、
一応、気を遣ってツアー終了後に公開することにした。

というわけで、まずセトリから。
(間違ってたらゴメンなさい)


フラカンいざ行かん
夕焼け
MY LIFE WITH A DOG
哀愁生活
ペダルマシンミュージック
せんちめんたるお月さん
雲の形
宛のない歌
台風8号
空がまた暗くなる

SAY YES
遠い空
足跡
君のこと
人間GOES ON
ラララで続け!
アイム・オールライト

さよならバイバイ
いい事ありそう
忘れもの


なんていうか・・・参りました、このセトリに。
びっくりするほど、私が“今”聴きたいと思ってた曲がズラリ。
「脳内百景」が一番好きなアルバムだって、前にどこかに書いたっけ?
その中から、大好きな地味曲を2曲。
そして、最近「チェスト!チェスト!チェスト!」が妙に気になっていて、
そこからも地味曲を2曲。

このチェスト!×3の発売当時は、アレンジが装飾過多で、
全体的に力み過ぎて空回りしてるような気がして、
あまりいい印象が持てなかったのが正直なところ。
それが、3.11を通過し、「エンドロール」という重たい問題作が出てから
改めて聴いてみると、これが、いいのである。
まるで青春時代を振り返ったときのような、胸の奥がツンとするような
甘酸っぱさと眩しさを感じるのだ。
あの頃、(あくまで私の主観として)無邪気と無知で
フワフワとコーティングされた幸福な時代にはもう戻れない、
という感慨深さ。




【以下、謎の下書きメモ】

竹安→料理が大好き
小西→自分が大好き
G→まーちゃん~前さん~ミック前川~猿
圭介→小さい体、大きな声

竹安、風になびかせすぎ

ペダルマシンミュージックのスライドギター&ハープ
G「スライドギターとハープっていいよねぇ」
K「若い人は、そういうのわからないんじゃないの?」
G「(ここにいる人は)そんな若くないから、わかってるよ」

チッタ→流血ライブ→救急車トーク→パトカー

代ゼミ

SAY YES


手帳を忘れた話(長い)→忘れもの



2014年8月26日火曜日

『水中、それはたこさん』@SHIBUYA LOOP Annex

『水中、それはたこさん』
8月24日(日)SHIBUYA LOOP Annex
OPEN 16:30 / START 17:00
[MAIN LIVE]
水中、それは苦しい / ザ・たこさん
[LIVE]
カリスマ / B.o.M band / DonnyDonnyChopers
前売 3,100円/ 当日 3,600円 [1D別]



これは素晴らしい顔合わせ。
主催者さんに拍手をおくりたいですわ。


さて、夏休みということで、ドラムのアナーキー吉田くんが
戻ってきてるので、今月はライブで大忙しの水中、それは苦しい
ちゃんとしたPAでフルセットのライブ観るのは、今回が初めて。
前回はスナックだったし、ドラムは子供用のだったし・・・。
まぁ、あれはあれで面白かったかんだけどね。

ジョニーはいつもの衣装。
セクシーパスタ林三さんは、上下黒。
上はフリルがフリフリ、下はスパンコールでキラキラ。
さすがは二枚目、王子キャラ全開のいでたち。
吉田くんは「蛇」と言う文字と図柄がプリントされた
香港のお土産みたいな赤Tシャツが印象的。

「ベースがいないことを気付かれないないようにやってます」
とジョニーが言ってたけれど、(そりゃ気付くけど)
ドラム、ヴァイオリン、ギターという変則3ピースは、
思いの外、迫力のある音だった。

しかし、なんといっても、吉田くんのドラムが好きなんだなぁ。
まくっていくような疾走感が誰かに似てる・・・と考えると、
意外にもカツジと同じタイプのドラマーなのかもしれない。
飽くまで、私個人の感覚ですけど。

ライブ中盤、ギターの弦(3弦かな?)が切れた。
予備のギターなんて用意してないだろうし、どうするのかな?
と、思って見ていたら「今から弦を張ります」と、
ステージ上で作業を開始。
その間、林三さんと吉田くんのユニット「囲碁対将棋」が結成され、
即興演奏で場を繋いだ。
これが、すごくエキサイティングでカッコ良かったのだ。
フリージャズみたいで。
そこへ、弦を張り終えたジョニーのギターが、スルリと入ってきて
一言か二言、馬鹿馬鹿しい台詞(何て言ったか忘れちゃったけど)を
シャウトして、バシッと締めた。

いいもの見せてもらったなー。
こういう、いかにもバンドらしい瞬間が目撃できると嬉しい。
このバンドが、ジョニー大蔵大臣の歌詞のセンスに
牽引されていることは間違いないけれど、
この「囲碁対将棋」(!)の二人の音楽的センスがあってこそ、
絶妙なバランスで成り立っているのだな~
と、しみじみ感じ入ったのである。

※セトリは、友人のブログより拝借しました。
事後報告でゴメンね~。


もげもげ先輩
オー・マイ・リトル・スペイン
まんがで読む日本の北斗の件~第一章「フランダースのフトシ」
鹿の大群VS鹿
おっと!オトタケ
マジで恋する5億年前
安めぐみのテーマ
アゲインアゲイン
農業、校長、そして手品
新谷さん、犬つれて
芸人の墓
まじんのおのようこ



いよいよ本日のトリ、ザ・たこさんの出番である。

最初に音を出した瞬間から、ファンク・ワールド全開で気持ちいい。
そして“悲しき怪人”安藤さんが呼び込まれ、
マント・パフォーマンスが繰り広げられる。
いつも通り魅せてくれるなぁ、安藤さん。暑苦しさ全開!
その暑さに相反するようなバック・メンバーのクールな佇まいもいい。

山口さんのキレキレのファンク・ギターがたまらん。
マサさんとオカウチくんのリズム隊も安定感のあるグルーヴ。
これ聴いて、踊るなというのがムリな話。

オカウチくん、でかいよねぇ。
おまけに男前なんやけど、演奏中はそのオーラを消すように
目立たず、後ろにそっと控えてる感じが素敵ですわ。
ほんまはめっちゃオモロい人であり、
且つ、実行力のある男だということは、ブログを読むとわかるのだが。
・・・えぇ、私、彼のファンなのよ。

途中、安藤さんより前にしゃしゃり出て(←演出上)
ベースソロをぶちかまし、ツッコまれるという場面で、
ニヤリと照れ笑いした顔が可愛かったなー。
目の保養させていただいたわ。

で、セトリなのだが・・・。
安藤さんがツイートしたのをそのままコピペしときます。
生粋のたこマニアではない私には、略称から
正式なタイトルへの変換ができないのですよ。


ネギ畑~ラブアタック~ロクシマ~女風呂~テーマ
~ZZトップ~上沼~ヤンタン~モ・ベター
~ナイスミドル~サヨナラ生活~鯖PT2
延長戦:ヤンタン~人生~テーマ

もちろん、全曲知ってるわけではないのだが、
ヤケに胸にグッとくるような曲が多かったのではなかろうか。
『モ・ベターライフ』『サヨナラ生活』『我が人生最良の日』って、
なんか、泣かせにきてない?

安藤さんが汗かきかき熱唱してる姿は、本当に不恰好なのに、
最高にカッコよくて、「人生 ワンダフォ~♪」なんて歌われると、
腹の立つことだらけの世の中、うまくいかないことばかりの人生、
それでも生きるってことは、奇蹟的に美しい。
・・・かもな、と思わせてくれる。

なんて、感動的にこの文章を締めようと思ったのだが、やめた。
彼らに対して、もっとも相応しい言葉を最後に贈ろうと思う。

安藤さん、チ〇ポジ直しすぎですって!!!



2014年8月25日月曜日

湯川トーベン@KIDBOX (2014/08/22)

湯川トーベン ソロLIVE
8月22日(金) 亀有 music lounge KIDBOX
開店19時 開演19時半 
席料2500円



ギリギリまで、行こうかどうか迷っていて、
当日の朝に「やっぱり行こう!」と決心したのだが、
HPを見ると sold out になっているじゃないか。
がーーーん!!!
おかげで、すっかり仕事やる気が失せて(←こら!他人のせいにするな!)
ドヨーンと沈み込んだまま午前中を過ごした。

お昼ごはん食べて食欲が満たされると、少しダメージが回復。
とりあえず、夕方になったら店に電話してみよう、
直前にキャンセルが出ることだってあるし、
後ろで立ち見でもいいので、とお願いしてみてもいい・・・
と、ちょっぴり前向きになれた。

「今日のライブは、もういっぱいですか?」と電話で訊ねると、
一人くらいなら大丈夫、とのこと。
やったーーー!と、大急ぎで亀有へ向かい、
なんとかスタート前に店へ滑り込んだ。ほっ。

既に10人くらいが座っていて、狭い店内はギュウギュウ。
ムンムンと熱気がたち込めている。
お客さんが少し詰めて下さり、
私のためにスペースを作ってくれたので、座席も確保。
しかし、お店のシステムがよくわからなかったので、
お隣さんに確認したら、精算は後でいいらしい。
ドリンクも、店内の冷蔵庫から自分で好きなのを取り出して、
後精算でいいという。
へぇぇ~、面白いシステムだねぇ。
なんか、下町の駄菓子屋的呑み屋さんといった風情ですな。
店主の佇まいも含めてね。

トーベンさんのギターはYAMAHAのFG-250でしたわ。
これを使うの、かなり珍しいんではないだろうか?
少なくとも私は初めて見たよ。

leteでのライブでは、J-50を使ってることが多いけど、
こうやって生音を聴き比べてみると、ぜんぜん違うねぇ。
言葉ではうまく表現できないのだけれど、
YAMAHAは良い意味で(!)チープな感じ、かな?
褒めてますからね。誤解なきように。
その印象を単語で羅列すると、温もり、愛らしさ、ノスタルジー。
あぁ、そういうことか。
このお店の昭和っぽい雰囲気と見事に調和してるわけだ。
・・・と、これを書きながら気付いた次第。

トーベンさんは、膝がぱっくり開いたダメージジーンズ。
指フェチな私だが、この膝小僧には弱いのである。
つい見ちゃう。で、勝手にドキドキしちゃう。
あれこそ正に、チラリズムってやつだね。
短パンなんかじゃ全然ときめかないのに、
裂け目から覗く肌色には、すっごいエロを感じるんだな~。
なんて、こんなことを熱く書いてしまうと、
トーベンさんが二度とダメージジーンズを履かない、
なんていうことになりかねないので、これからは、
心の中だけで、ひっそりと楽しませてもらうことにしよ。
でも、そっちの方がヘンタイ度が高いような気がする・・・。

店内のエアコンが調子悪いのか、とにかく暑い。
店の扉は開放していて、半分、露店状態になっていて、
通りを行く人は聴き放題という大らかさ。
トーベンさんも、暑い暑いと言いながらのライブ。
おまけに蚊も入り放題だったらしく、トーベンさんも
その餌食になってしまい、痒そうであった。

この日はずっと、ジャカジャン♪ とギターを鳴らして
潔く曲を締めるという「おおはた形式」が採用されていた。
この前のビールフェスタのときに観て、気に入ったらしい。
んーと、よく覚えていないのだけど、言われてみると確かに
その ジャカジャン♪ は、おおはたくんよくやってるかも。
でも、今までそこには注目したことなかったなー。

序盤は『風邪のうた』とか『4060』それに『向山テツの歌』など、
音源になっていない曲が続いたので、
これは、次のアルバムに向けての布石なのではないだろうか?
と、勘ぐってみたりして。

『歩いてる』は、いつ聴いてもグッとくるなぁ。
トーベンさんの声は、なぜにこれほど私をせつなくさせるのか?
いつ、どこで聴いても、泣きそうで、ギュッと顔を歪めてしまう。
胸の奥に刺さったままのトゲを無理やり引っこ抜きたくなるような、
腹の底に溜めこんだドロドロした感情を嘔吐してしまいたいような、
なんとも言えない気持ちは、どこからやってくるのだろうか?

そうそう、フォークロックスからのお知らせ。
11/20に永井ルイさんのバースデーLIVEが代々木ザーザズーであって、
フォークロックスも出演するそうですよ。
今年は、この一本限りだとか・・・。

ザ・タイガースの『ジンジン・バンバン』という曲は初めて聴いたけど、
意味不明な擬音語だけで押し切るサビに、昭和ポップの芳醇さを
感じましたねぇ。
なんだかほのぼのしちゃう。
カワイイなぁ、トーベンさん。

帰り際、支払いをしようと出口にいる店主のところへ行くと、
私が一杯しか飲んでいない前提で料金を言うので、
「2杯飲みましたよ」と自己申告。
すると、「正直な人だな~」とそばに立ってたトーベンさんに
感心されてしまったけれど、いえいえ、普通ですって。
たった数百円のために、後ろ暗い思いをしたくないものねぇ。



2014年8月21日木曜日

うつみようこ & YOKOLOCO BAND@CLUB CRAWL

08/18(月) 渋谷 CLUB CRAWL
CLUB CRAWL 9th Anniversary
『SUPER HOT STUFF!』
うつみようこ & YOKOLOCO BAND
OPEN 18:30 / START 19:30
ADV 3,500 / DOOR 4,000 / DRINK代別



北海道のRSRから帰ってきたばかりでワンマン。
本当に、お疲れさまです。
お客さんも北海道帰りの人、けっこう居たんでしょうかね。
うんうん、みなさん、お疲れさまです。

しかし、何処へも行ってない私はというと、
元気を持て余しておるので、今日は踊り倒したるで!と、
仕事も半休を取ったし、気合い十分で臨んだのであった。

一つだけ愚痴を言わせてもらうと、開場から開演まで1時間て
長すぎやしませんかねぇ?
30分で十分に客入れできるキャパだと思うのだけど・・・。

今回も、はりきってハコチケを買ったおかげで、
見晴らしGOODなポジションをゲット。

竹安の足元、いつものコックピットみたいな
物々しいエフェクターの要塞がなく、小さいのが3つくらい。
その中でも一際小さい光るやつが、なんか気になったので
調べてみたら・・・これですな。→HOTONE:EKO(エコー/ディレイ)
写真じゃ大きさが伝わりにくいけど、D74mm×W44mm×H44mmなので、
普通のコンパクトエフェクターより二周りくらい小さいのよ。
ONのときに青白いLEDが光る仕様らしい。
その見た目がキュートなものだから、ずーっと見ちゃったわ。

そうそう、竹安のギターはトレモロついてない方の新しいSG。
全てにおいて、わりと珍しいセッティングだったよね。
Gのジャズベっていうのも、また珍しい。
ひょっとして、機材一式、まだ北海道から戻ってなかったのかもね。

肝心のライブの方はというと、
『Shoot Ready』から始まって、アンコールの最後
『Kick Out The Jams』で締めるというヨコロコらしさ全開。
安定の楽しさで、踊らされましたよ。

セトリは覚えてないけど、ニューアルバムからの曲が
中心だったかなぁ。

個人的見所、聴き所としては、『SO-DA』の竹安。
ずーーーっと、同じストロークで
ふにゃふにゃした柔らかい手首を堪能させてもらったわ。
あの腕の振り、どうってことないんだけど、
なんか惹きつけられてしまうのよ。
投げやりにブンブン振り回してるみたいで、
実は、キッチリと繊細な音を刻んでいるところが凄いんだよね~。

あと『Rockin'』と『夢うつつ』が良かったな~。
ようこさんの歌が、良かった。
芯の通った真っ直ぐな歌声、或いは、ドスの効いた凄味のある歌声。
どちらにしても、ようこさんそのもの、という感触は変わらず、
不思議なんだけれど、そこが魅力なんだなぁ。
私がこんなに女性ボーカルに惚れてしまうことが
何よりも、いちばん不思議なんだけどね。

前にも、キュウちゃんとはよく目が合うな~、と思ったけど、
この日もまた、そんなことが・・・。
しかし、メガネ男子のキュウちゃんが裸眼でいるということは
遠くのものは、ほとんど見えてないってことだよね。
よく見えてないから、目が合ってるとは認識してないんだろうな、
ということで、納得はしておりますよ。
決して、私のようなオバサンの姿を見て欲しいわけじゃないから。

えーっと、奥野さんの面白MCは、なんかあったかな?
あっ、自分のこと15才だとか言ってたっけ?
そーいや、すんごい下ネタから『Rockin'』に入ってったよね。
思わず、心の中で「どんなタイミングやねん!」とツッコんでたわ。

ありゃ?キーボードの横に、サックスが用意してあったけど、
奥野さん、吹いたっけか?
ぜんぜん記憶にないのだが・・・。

次のライブは、クリスマス・イヴだって。
もちろん予定空けて待ってますよ!
(というか・・・普通に空いてる。)

しかし、竹安はこれからのライブ予定をまったく把握しておらず、
「ボク、シラナイ」という名台詞を発しとりましたよ。



2014年8月20日水曜日

天月@STORMY MONDAY (2014/08/09)

2014年8月9日(土) 横浜 STORMY MONDAY
天月
湯川トーベン(Vo.B.)田中"ヤッチ"裕千(Vo.G.)向山テツ(Ds.)
START 19:00~ / 2ステージ
LIVE CHARGE ¥3000(税別、飲食代別)



本日は大入りのストーミー・マンデー。
台風が近付いてるというわけで、ストーミー・サタデーを覚悟したけど、
結局、家に帰り着くまで雨に降られることはなかった。
傘を持ち歩くと雨に降られない、というのが私のジンクス。
その通りになったわけだ。



ヤッチさんがワウペダルを踏み踏みするときの
腰つきがエロいのだということを発見。
やーだー、もー。
一回気付いちゃうと、そういう目でしかみられなくなってしまい、
ヤッチさんがワウ踏んでる間は、正視できなくなっちゃった。
やーだー、もー。
赤面しちゃうぜ。

曲名はわからないのだけれど、PYGというバンドのカヴァー曲が
カッコよかったな~。
なんかスゴいバンドらしい、ということを教えていただいたので、
WIKIってみたら、まぁ、こりゃスゴいですわ。
(PYGとは…)

『バンドマン・ブルース』のリズム・アレンジがセカンドライン!
軽快な感じ・・・だけど、この3人だと軽くなり過ぎず、
重厚なロックっぽさを感じるのは、音圧だけの問題ではない。
とにかく、やたらとカッコいいーーー!!!
(あー、毎度毎度同じこと言っててスイマセン)

天月というのは、所謂セッション・バンドだ。
バンドでオリジナル曲を作り上げて、音源出して、
ツアーして・・・というガチなバンドではないということ。
もちろん私は、そういうバンド(フラカンみたいな)が大好きだ。
ライブで、運命共同体のようなメンバー同士の絆を感じた瞬間、
胸熱になり、うるうるしてしまうもの・・・。
では、天月に感じる“熱さ”の正体は何なのか?
・・・なんてどーでもいいことを、あーだこーだと考えてる時間が
私にとっては至福のひととき。

セッションっていうのは、個と個のぶつかり合い。
そこでスパークする火花みたいな、とても刹那的なもの。
一瞬だからこその美しさ。
その儚さゆえに、激しく焦がれるのだ。
胸を掻きむしりたくなるほどに、その瞬間を切望している。
ああ、ジャンキーだなぁ。

『おはよう今日一日~』の破壊力は、
やっぱり天月が最高だわ。
気持ちよく(注)、昇天させてくれるもんな~。
(注:せつなさの海に溺れて息苦しくなったりするのを
“気持ちいい”と表現するのが、Mの流儀です)


アンコールの曲目は決めてなかったのか、
トーベンさんは「えっ、それ演るの?」という感じだったけど、
「オッサン!」「オバチャン!」のC&Rがばっちりきまって、
メンバーもニヤニヤと嬉しそうだった。



600Vの男
朝が来る
珈琲
今どうしてる
はやぶさ
Do DO DO DO DO
?(PYGのカヴァー)
イライラ
水無月
バンドマン・ブルース
おだやかな夜空
おはよう今日一日 君は何してるの
R&Rスター

日本のオッサン
モニー・モニー


次のライブはまたもやフラカンと被り、行けないのだけれど、
ツアーの途中に参戦できそう。
ムフフ。


2014年8月10日日曜日

フラワーカンパニーズ/騒音寺@CLUB Que

"20周年だよ。VIVA YOUNG! 「鵺の鳴く夜」"
フラワーカンパニーズ/騒音寺
8月7日(木) 下北沢 CLUB Que
OPEN 18:30/START 19:00
ADV.¥3,000/DOOR.¥3,500 [1D別]



騒音寺、久々だ!
えーっと・・・。
このブログで振り返ってみたところ、4年ぶりみたい。
その4年間、騒音寺は、ドラマーのメンバー・チェンジがあり、
ギターの岡さんが脱退したりと、かなり劇的な変化があったのよね。
うーん・・・。
岡さんの脱退は、本当に衝撃的だったよね~。

というわけで、やっと“今”の騒音寺を観られるのが
嬉しくて、楽しみで、仕方なかったのだ。
オマケにフラカンとの対バンだし、楽しくないわけがない。

セッティングしてあるマイクスタンドを眺めながら、
ナベさんの大きさを思い出していたんだけれど、
実物は、記憶を上回るド迫力で登場してきた。
赤系のド派手なジャンプスーツに身を包んで。
でかっ!
しかし、ナベさんの“糸巻き巻き”アクションを見た瞬間、
あー、そうだ、そうだ。
これが、騒音寺だよー!っと、ぎゅーんとテンションが上がったわ。

私はいつものように上手にいたので、タムさんが目の前。
なんか、変わったテレキャスだったなぁ。
グレッチみたいな形のピックガードだった。
タムさん、いっぱい前に出てきてくれて、大サービス。
指フェチ的に言わせていただくと、すごく繊細な指先に
キュンキュンさせてもらいましたよ。

ずいぶん、ご無沙汰してしまった私にも嬉しいセトリ。
しかし、余りにもブランクが永かったせいで、
コール&レスポンスのタイミングとか忘れてて、
たまに乗り遅れてしまったりしたのが残念だったわ。

ド迫力のナベさんは、MCになるとあいかわらずの面白さ。
でもって、対バン相手を褒めるという気遣いが嬉しい。
めっちゃ褒めまくってくれたよ、フラカンのこと。
昔の彼女が磔磔でフラカンのライブを見てウットリしてたことに
ジェラシーを感じた話とか・・・。
(ソノカノジョ、チョットカワッテルヨネ←心の声)
前に名古屋の得三で対バンしたときは、10対1くらいのスコアで
「負けた・・・」とうなだれてしまったとか・・・。

そこから「バンドは4人がいい」理論を展開。
フラカンも、怒髪天も、スクービーも、ニートも・・・。
「いいバンドは、決まって4人!」と。
だから、4人の今が最高なんだよ!ってことですね。

岡さんが抜けて、サウンドの方はどうなってしまうのだ?
と、ひっそりと心配していたのだけれど、
今日のライブを観るかぎり、そんな心配は無用だったね。
音がタイトになって、却って全体が引き締まったような印象。
コーヘイくんのベースも存在感あったし。

『ニグロの血』とか『乱調秋田音頭』とか、
とにかく盛り上がって楽しかったよー。
フラカンファンのみなさんも、音頭は得意ですからねー。
立派に踊れましたよねー。


Are you ready?
赤のビート
星の降る夜
ヤング・ジェネレーション
ニグロの血
何とでも言いやがれ!
狐か狸か
社会の窓から
あほうな仲間
Happy day
乱調秋田音頭
Rock and roll(will never die)



そしてフラカン。
ドッチ坊主→アンテな→友達100万人、というB面シリーズでスタート。
(※ドッチ坊主はボートラなので、正確にいうとちょっと違うけど)
Gが手拍子しながら「ミリオン!ミリオン!」て言い出したときは、
何事か理解できず、一瞬ポカンとしてしまったよ。
ビックリさせてくれるわー。
又、このときのGのドヤ顔が最高だったもんな~。

いつかQueでワンマンをやりたい。
そのときは、こんな感じのマニアックな選曲で・・・というようなこと
言ってませんでしたっけ???
そりゃー、首を長くして待っていようじゃないか。

騒音寺に対抗しようと、一番派手な衣装を選んだという圭介は
少し目の大きい白黒ギンガムチェックのシャツ。
これが精一杯だったらしい。
グレートは「俺は、敢えて地味めにしたよ」と、
対抗するなんて端からムリだと諦めていたらしく、
ノーマルなデニムのオーバーオール。
竹安は、久しぶりに首元がデローンと伸びたTシャツで、
ミスコニは・・・ミスコニは・・・、何色か忘れたけど、ツナギ。

ナベさんのこと「今までに見た、どんな外タレよりも外タレ!」
「スティーブン・タイラーよりエアロスミス!」
という名言を圭介が口にしておりましたよ。
バンドとしては、フラカンの方が先輩だけど、
ナベさんは年上で、オマケに実家が近所らしい。
正月のたびに飲みに行こうと誘われるけど、ナベさんは
携帯をもっていないので、連絡の取りようがないんだとか・・・。

Queのサイズのハコで、竹安前にいると、
明らかにおかしなバランスの音量で、ギターがドカーンとくる。
これが堪らないのだ。
どしゃ降りの豪雨に降られたかのように、頭のてっぺんから
ギターの轟音を浴びせられるのが快感なのだ。
これがクセになってしまっとるのだ。

最初からずーっと、トレモロSGを使ってて、
終盤4曲だけ、本妻SGが登場。
やっぱり『ヌードコア』や『ハタチ族』は、ガツーンと
ゴリっときて欲しいもんね、嬉しい選択だわ。

っていうか・・・。
最近、カッコよく見えてしまうんですけど、このギタリストが。
私の目、ダイジョウブだろうか?
いや、目じゃなくて頭の方がイカれてきたのかもしれない。
ソロ弾いてるときの、口が半開きで半分イッちゃったような表情に
キュンキュンするんですけど。
ちょっと・・・そんな自分のことが心配になる今日この頃。

『最高の夏』のときだっけ?
ワイヤレスマイクを派手に落っことしたのは。
スタンドを上にかかげた瞬間のことで、
圭介は完全にマイクの姿を見失ってたみたいだったので、
そばのお客さん全員が、ここ、ここ、と指差して教えてあげてた。
また、凹んだかなぁ、マイク。


ドッチ坊主大会
アンテな
友達100万人
はぐれ者讃歌
脳内百景
夜空の太陽
ロックンロール
エンドロール
煮込んでロック
最高の夏
NUDE CORE ROCK'N'ROLL
俺たちハタチ族

真冬の盆踊り


アンコールで、Gがお召し替え。
なんと、ナベさんの豹柄のジャンプスーツ!!!
裾が大量に余ってる!!!
実は、竹安も楽屋で着てみたらしく、
そのときの写真を「FCの会報くらいだったら載せてもいいよ」と
本人は至って愉快そうに言ってたけど、圭介は白い目見ながら
「あれ、鏡見た?相当酷いボディーラインだったよ」と忠告。
みんなが引くくらいにポッコリしてたらしい。

騒音寺も全員ステージへ。
なんと、こーへいくんが裸オーバーオール!!!
きゃーーー!
いや、しかし・・・。
イケメンのこーへいくんが着ると、オシャレに見えてきた。
ちっともヘンに見えない。不思議だ。

最後は、みんなでヨサホったよ!
ステージの上のみなさんの笑顔がステキでしたわ。





大事なことを最後に。
社長が「なんとか25周年イヤーに間に合うようにアルバムを出したい」
と言ってたけど、来年の4/24までにはリリースするってことだよね?



2014年8月7日木曜日

第三回吉祥寺祭り~真夏のビールフェスタ~@STAR PINE'S CAFE

第三回 吉祥寺祭り ~真夏のビールフェスタ~
イノトモ / WATER WATER CAMEL / おおはた雄一
/ 栗コーダーカルテット / SASAKLA / TICO MOON
/ tricolor(duo) / 湯川トーベン[Vo.Gt](member:おおはた雄一[gt],
岩見継吾[Ba],田嶋ともすけ[Dr].藤原マヒト[Pf])
8月2日(土) 吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
OPEN 17:00 / START 17:30
¥3300 / ¥3800(+1drink)



これもトーベンさんが主催のイベント。
毎度のことですが、こういう出演者の多いライブでは、
トーベンさんの存在感が際立つんだよなぁ。
主催者でもあるし、当然と言われればその通りなのだが。

では、出演順に一言ずつ。

tricolor
本当は3人のグループらしいが、都合により今回はduoで。
フィドルの女性と、ギター&アコーディオンの男性による
アイリッシュミュージック。
サポートのドラムで、ともすけくんも登場。
コンサルティーナというアイルランドの民族楽器、
ルックスが愛らしいですな。
最後に、SASAKLAさんと一緒に『クランベリーの庭』を披露。

SASAKLA
SASAKLAさんの伸びやかな声は、涼しい風に吹かれてるようで
たいへん気持ちよい。
栗コーダーの近藤さんと『顕微鏡で覗く世界』を
「ハンドマイクで歌います!」と披露してくれたけど、
マイクはスタンドに挿したままで歌ったので、
2階席のトーベンさんから「ハンドマイクじゃなかったぞ!」と、
ダメ出しされてしまった。

湯川トーベン
お馴染みとなってきたバンド編成で登場。
本当に、このバンドいいわ。大好きだ。
トーベンさんとおおはたくんが向かい合って、
わちゃわちゃとスクラッチ合戦などをしてるのを肴にして
美味しいビールをいただく・・・なんという贅沢な時間!

『食パンとミルク』は、このバンドにピッタリの曲だなぁ。
緩くて、可愛らしい。
トーベンさんのソロでも、もちろん素敵なのだが、
間奏の即興っぽくジャムるところは、バンドだと
より一層、カオス度が増して楽しいのだ。
トーベンさんとおおはたくんだもんね、自由人だもんね。
コーラスもオーディエンス抜きで成立するしね。

どの曲のときだったか、トーベンさんがギターを置いて
一瞬だけハンドマイク(小指は立てる!)で歌って、
きっちりとお手本を見せてくれたよ。
小指が大事!


どこまで行こう
食パンとミルク
おはよう今日一日 君は何しているの
ドライヴ


TICO MOON
以前、とーべん祭りにも出演されていたハープとギターのお二人。
ハープって、ブルースハープじゃなくて竪琴の方ね。
そのハープを弾く手指の動きのなめらかさに見蕩れてしまう。
こりゃ、神話の中の女神や妖精に持たせたい楽器ナンバーワンだわ。
優雅なことこの上なしだわ。

イノトモ
そういえば、さっきトーベンさんが「暑苦しいのは今だけ。
後は涼しげな、爽やかな人たちが続きますから」と言ってたっけ。
確かに・・・。
ティコムーンのお二人に引続き、イノトモさんの歌声も
透明感があって涼やかですわ。
外の暑さのことなんて、すっかり忘却の彼方へ。

おおはた雄一
本日のギターは、さっきのバンドのときから引続きジャズマスター。
例の、町田で買ったと言ってたヤツだったかなー?

「まだステージにトーベンさんの気配が残ってるから」
と言いながら、お茶目で振り切れたソロをアドリブで
随所に入れてくる。
そのトーベンさんは2階席から見守っておられましたよ。

セトリが熱かったなぁ。

すごい人たち
いつもあなたは奪ってゆく
サカナ
波間にて
Prayer

『いつもあなたは奪ってゆく』は、怒りのベクトルを持った歌。
まぁ、一人にしてくれ、とか、こっち来るな、みたいなことを
さらりと軽やかに歌ってる曲もあるので、
特別に珍しいわけでもないのだけれど。
ただ、この曲ではストレートに怒っているわけじゃないところが
余計に、その憤りが強調されていて、
ひえぇぇ~っ!と肝が縮み上がるような凄味を感じる。
・・・なんてのは、私だけかもしれないなぁ。
でも、そこに痺れるのよね~。
いつもふわふわした佇まいのおおはたくんが、
ギュイーンと鋭角な刃物のようにとんがる瞬間が、たまらないのだよ。
とくに最近は、その鋭さが増してきてるような気がする。


栗コーダーカルテット
ジョーズのテーマやらダース・ベーダーのテーマという
お馴染みのセトリ。
もちろん「ピタゴラスイッチ」もね。
リコーダーやウクレレで演奏するだけで、
なぜ、こうも緊張感が無くなるのか・・・不思議なものである。
脱力系のサウンドに、ニヤニヤしてしまう。
低音担当の関島さんがいい味出されてましたよね。

WATER WATER CAMEL
トーベンさんが、今一番好きなバンドだと紹介していたので、
とても楽しみにしていたのである。
とにかくビックリしたのは、ウッドベースのメガネ男子の
男前度!(←そこかっ)
オーランド・ブルームが弾いてるのかと思ったわ。(←言い過ぎ!)
肝心の音の方は、フォーキーで爽やかなサウンド。
・・・って、熱のないコメントでごめんなさい。
いやー、オーランドに釘付けになっとったもんで、他の記憶が・・・。
ははははは・・・(←笑って誤魔化す)


最後は出演者総出で『自転車に乗って』
高田渡さんのじゃなくて、ジプシー・ブラッドの方。
私もあまりよく知らないのだけれど、前にも
トーベンさんが歌っていたから、聴いたことはあるという曲。

まぁ、細かいことは抜き。
ステージの上でひしめくように立ってる出演者の皆さんが
本当にいい表情されてて、そこにグッとくるのだ。
“とーべん祭り”の名はないけれど、とーべん祭りそのもの。
トーベンさんの居るところには、
いつもミューズの恵があるのだな~、とつくづく思った。

そんな素敵な1コマをパチリ。





2014年8月1日金曜日

めんどくせー

好きな音楽とか映画とか小説のことを書きたくて
このブログを始めたはずなのに、今回もまた、それとは関係のないネタ。
しかも、病気ネタ!?

まぁ、病気ってほどではないのだけれど、
40年もたいしたケアもせずに生きていると、
何かしらの不具合があちこちに出てきて当然だよね。

ということで、ここ最近の私の健康状態についてのご報告。
45歳のオバサンの体調に興味のある人なんていないでしょうが・・・。



まず、一つ目の異変。
歯茎が腫れた。
上の一番奥の歯のところ。
こりゃ虫歯だな、と思って歯医者に行くと、
虫歯じゃなく「歯石がたまって歯茎が炎症をおこしている」
とのこと。
「ずいぶん歯石が付いてますねぇ、全体的に」と言われてしまった。
すいません・・・。

おそらく遺伝的なもので、虫歯になりにくい体質だと自負している。
そのせいで、どんどん歯磨きはテキトーになり、
歯医者でのクリーニングなんて、ほとんどしたことない。
一番奥まで歯ブラシが届いてないことは、うっすら知ってたけど、
特に気にもせず、デンタルフロスや歯間ブラシとは無縁のまま
現在に至る。
そして、歯茎が炎症を起こす、と。

歯石を取ってもらった後に、手鏡と舌ブラシ(で、あってる?)を
渡され、舌苔をとる指導まで受け、自分のオーラルケアの
なってなさにダメ出しをくらった気分になった。
しゅん・・・。

あーあー。
そんなに手間かけてやらなきゃダメなのか!?私の歯よ!

とりあえず、ワンタフトブラシの購入を検討中。
フロスも使った方がいいのかな~、めんどくせ~。
普通に歯を磨くだけでも、めんどくさいと思っている無精者に
そんな習慣が身に付くのだろうか・・・。



もう一つは、まだ病院に行くほどではないのだけれど、
ここ一ヶ月くらい気になる症状があるのだが、
それは、足裏痛。
調べてみると、どうやら「足底筋膜炎」と思われる。
朝起きたとき、デスクワークを続けた後に立ちあがったとき、
とにかく“一歩目”が痛いのである。
そのまま歩き続ければ、すぐに痛みはなくなる。

原因は、筋肉が硬くなってしまい、急に引っぱられたときに
痛みを感じるということらしい。
たしかに、小さい頃から足首が硬い方だと思う。
踵を床につけたまましゃがむことができないからね~。
そういう人は、足底筋膜炎になりやすいらしい。

酷くなると、痛くて歩けなくなったりするらしいから、
今のうちに対処しておかなくちゃ大変だ。

とりあえず、ふくらはぎと太もものストレッチ。
あと、足首回し。
あんまり急激にギュウギュウやっても、却って筋肉を傷めるので、
ゆっくりと時間をかけて、やさしく・・・(と、自分に言いきかせる)

まだ始めたばかりで、改善の兆しはないけど、
歩けなくなると困るので、気長にやりますわ。



ああぁ・・・。
年をとるってことは、なんてめんどくさいことなんだ!
でも・・・。
めんどくせーけど、めんどくせーけど、愛してやろうか♪