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2011年6月28日火曜日

Tシャツ宣言

もともと冷房が苦手の寒がりさんなので、
オフィスの28度設定というのは、ありがたいのだが。
いつも夏場に着てるカーディガンなんか羽織ると、ちょっと暑い。

というのを口実に、
今年は政府も、スーパークールBizを提唱していることだし、
Tシャツで出勤することに決めた。

一応、私服勤務の事務職で、ごく稀に接客をすることもあるので、
スーツとまではいかなくても、そこそこ“きちんと感”のある格好を
心掛けてきたんだよ、昨日までは。
中年になると、カジュアル=だらしない、清潔感がない、だから。
でも、もういいや・・・と思い、
本日より、Tシャツ解禁にしました。

今日はまだ、スーパーで買った普通のTシャツ。
“カットソー”と呼べば、ちょっとオシャレ度が上がるかな?
というテイスト。
けど、明日からは、バンドTでもフェスTでも着ちゃうぞ。
イタいオバサンと思われても構わないさ。

この夏は、バンドTで乗り切るぜ。

2011年6月26日日曜日

岩べん@自由が丘マルディグラ

「岩べん」
6月24日(金)自由が丘マルディグラ
岩崎はじめ & 湯川トーベン
OPEN PM7:00 START PM8:00
CHARGE ¥2,800/D別



予定していた飲み会が、前日になって中止になり、
せっかくなのでライブに行こうと思い立った。
そして、同じく予定が空いてしまった上司(例のおじさん)を
ちょっと強引に誘い、一緒に連れて行った。
一人じゃちょっと敷居が高いような気がしてね。
誰でもよかったんだけど、
私が「プレベ、プレベ」とうるさく言ったもんだから、
おじさん、トーベンさんに興味を持ったみたいで、
それならライブ行こうよ、ということに。




岩崎さんの“岩”とトーベンさんの“べん”で
“岩べん”というユニットになるわけだけど、
このお二人のこと、ちょっと説明しといた方がいいかな。

1972年に神無月というバンドがデビューしたのだが、
その神無月のベーシストがトーベンさん。
そのデビュー後、
キーボードで加入することになったのが岩崎さん。
神無月は約2年ほどの活動の後、解散。
当時発売されたのはシングルレコード1枚のみ。
それが、今年になって当時のデモ音源とライブ音源を収録した
2枚組CDが発売され、更にはその発売記念ということで、
(残念ながら、私は行ってないのだが)
三十数年ぶりにライブもおこなわれたのである。

で、神無月解散後、トーベンさんは子供ばんどへ。
岩崎さんは、永ちゃんや浜省のバンドに参加。
と、それぞれにバンドマン人生が続くのであった・・・。

以上、簡単な説明終わり。




開演時間ギリギリに駆け込んだんだけど、
前日にメール予約しておいたので、
よい席に通してもらえた。
っつうか、小さいお店だから何処でも同じか。

楽屋とか控え室とかいうものがない造りのようで、
トーベンさんと岩崎さんは店の外から登場。
本日のトーベンさんは、
お馴染みの派手なペイントのTシャツにパナマ帽。
あー、今日も素敵。
眩しくて、なかなか直視できませんわ。

ギターはオレンジのエピフォン・ソレント。
アンプはマーシャルじゃなかったので、お店のやつかな。
ストレートだけど丸みのある音という気がしたな。




ライブの方は、神無月の曲とそれぞれのソロ曲を中心に、
GSのカバーもあり、というセットリスト、
二人がヴォーカルのメインを交互にとるような進行。

1曲ごとにMCが入る。
気心の知れたお二人だけに、とても和やかな雰囲気。
初めて会ったときのことを話すトーベンさんに、
「よく覚えてるね~」と岩崎さん。
「だって、すっごい生意気だったんだもん」って。
ちなみに、神無月はスポンサーにWranglerがついてたそうで、
GジャンとGパンはお揃いだったんだとか。
途中から加入した岩崎さんは
「オレのだけ、微妙に色が違ったんだよなぁ」
だそうです。


一旦、休憩が入り、
ドリンクの追加オーダーをして少しまったりとしてたんだけど、
あっ、ビール飲んだから、今トイレに行っとかないとヤバい、
と思って、急いで駆け込んだんだけど・・・。
手を洗ってるときに、マイクを通して話す声が聞こえてきた。
ヤバっ、始まっちゃうよ~、と慌ててトイレの扉を開けると、
トーベンさんと目が合い、「どーも」的会釈をされた。
す、す、す、すいません。
ひょっとして、私待ちですよね。
席に戻ると「待っててくれたよ」とおじさん。
あー、恥ずかしい・・・。


トーベンさん、休憩中にお召し替えされたようで、
赤いTシャツ(バンドT風なんだけど誰のだろ?)になってた。

あいかわらず私は、
トーベンさんの手とか首とかに見惚れっぱなし。
もう歌ってるときの色っぽいこと、この上なし。
心の中で、何度もキャーと黄色い声を発してしまった。
実際、声に出してみると、ちっとも黄色くないんだけど、
妄想の中なので、何色にでもできちゃうのだ。

おじさん(あっ、隣にいたんだっけ?)も、
いい声してるよね~、と感心してたよ。
そうでしょ、そうでしょ。
GSのカバーとかもあったし、嬉しかったみたい。
トーベンさんと同世代だもんね。
ただ、トーベンさんの年を訊かれたので、
「あなたの一つ上だよ」と教えてあげたら、
「えっ、オレより上?」とちょっと驚いてたわ。



ライブ終了後。
意を決して、神無月のCDを購入するため、岩崎さんにアッタク。
トーベンさんより、断然親しみやすく気さくな感じだし、
私も緊張しないで喋ることができるし。
「サインいただけますか?」
「ああ、いいですよー」
「トーベンさんのも、いいですか?」
「あぁ、はいはい」
と、まぁこんな感じで、サイン入りCDをゲットすることができた。
ああ、岩崎さん、本当に気さくでいい人だ。
ありがとうございました。





<追記>
私が覚えてる限りのセットリスト。
順番はさっぱりです。


エメラルドの伝説
トンネル天国
恋のドクター
---以上、GSカヴァー
坂道 
僕はカラス
天国行きのバス
バンドマン・ブルース
---以上、トーベンさんの曲
水溜り
本当の事って
雨上がり昼下がり
明日またおいで
---以上、神無月の曲
DON'T GIVE UP
HEY MAMA!
ビンラディン
のんびりいこうぜ
---以上、岩崎さんの曲

2011年6月23日木曜日

もう痛くない

左手の指先が順調に硬くなっていて、
なんだか、一人前のギター弾きになったようで、ちょっと嬉しい。
弦を押さえても、もう痛くないよ、指先は。
痛いのは手首。
バレーコードを押さえるために、かなり無理な角度で曲げてるらしい。
めちゃめちゃ力入れてるしなぁ。
そう、アコースティックの弦はかなり硬い。
一応、ライトゲージなんだけどね。
スペアに、エクストラライトも用意してあるんだけど、
貧乏症なので、もう少し、今の弦でがんばってみるつもり。

まだ、スコアとか何も持ってないんだけど、
ネットで初心者用のサイトを見て、
初心者らしくコードチェンジでもたついたりしながら、
ジャララーンと掻き鳴らして遊んでるよ。

で、このまま独学で挫折せずにギターの上達を目指すなんてことは、
飽き性の私には無理だと思うし、
年を考えると、遠回りしてる余裕もないし、
きちんと習った方がいいだろうということで、
申し込みに行ってきた。



まず、最初にアンケートみたいなのを書かされるのだが、
「好きなアーティスト」という欄があって、
すごく躊躇いながら「フラワーカンパニーズ、湯川トーベン」
と書いて出した。

なんか、めちゃめちゃ恥ずかしくて、一人赤面してしまった。
何がそんなに恥ずかしいのか、自分でもよくわからないけど、
初対面の人に「私が好きなのは、この人です!」というような、
すごく個人的なことを暴露するのって、やっぱり恥ずかしいよなぁ。
あっ、「斎藤誠」とか「おおはた雄一」とか「斉藤和義」とか、
書けば良かったのか・・・と後で気付いた。
ギターを習いに来るんだもん、ギタリストを書くべきだったよな。
まぁ、フラカンには竹安が含まれてるわけだけど。

そして、体験講座なるものを受けてみた。
講師の先生がなかなかの男前で、ちょっと緊張したけど、
さすがに話してみるとフレンドリー。
ギターのこととか、レッスンの内容とか、ちょこっとお話しする。
まったくの初心者なんですよ、と言いながら、
セーハが、カポが、レスポールが、ペグが、スリーフィンガーが・・・
とか喋ってたので、ギターに詳しいですね、と言われてしまった。
ええ、知識だけはあるんですよ。
バンド・フリークですからね。



まぁ、そんな感じで。
来月から、お世話になることに決まった。
どーなりますことやら。

2011年6月20日月曜日

続報

プレベ、ゲットしました。



2011年6月18日土曜日

わからないことばかり年とともに増えてく

何事もなかったように、
サラ~っと流してしまおうと想ってたんだけど、
実は、
また、
一つ年をとってしまいました。
ここまでくると、今更一つや二つ年が増えても、
嬉しくも悲しくもないね。


それでも現金なもので、
こんなおばさんにもプレゼントしてくれる奇特な人がいて、
少し浮かれた気分になる。

で、嬉しいプレゼントを貰ってしまったので、ちょっと自慢。

職場のおじさま(っていうか、上司兼飲み友達)から、
これを貰ったのよ。



    ↓

    ↓

    ↓

    ↓

    ↓

    ↓

    ↓
   
    ↓

    ↓




じゃじゃーん!


Fender Telecaster Thinline






















フェンダー・テレキャスター・シンライン!!!


って、もちろん本物ではなく、長さ12cmほどのミニチュアだけどね。
数年前にコンビニとかで売ってた食玩のフェンダーシリーズ。

そして、このシンラインには誠さんのトレーディングカードがついてる。

きゃー、うれしーーーっ!!!
おじさん、ありがとう!

ところで、このシリーズのプレベはないの?
トーベンさんのトレカがついてるはずなんだけど?
ねぇ、ねぇ、プレベ・・・。

と、お礼もそこそこに、
更なる貢物を要求する、態度のデカイ部下であった。

2011年6月17日金曜日

THE COLLECTORS/フラワーカンパニーズ@横浜BAYSIS

横浜BAYSIS 5th Anniversary LIVE
~フラワーコレクターズ~
2011/06/15 横浜BAYSIS
開場 18:30  開演 19:00
前売3500円 当日4000円(ドリンク代500円別)
出演:THE COLLECTORS/フラワーカンパニーズ




前回の宇都宮ワンマンとは違った意味で、
ひじょーに楽しみにしていた、このツーマン。
だって、Pですもの。
初コレクターズだし。

平日の横浜のライブは、ちょっと時間が厳しい。
定時で退社してダッシュしたにもかかわらず、
電車が遅れてて、なんだかなぁ・・・。
コレ先フラ後というのを予想してたから、
そんなに焦ってたわけじゃないけど、やっぱり気が気じゃない。
そこへ、先にBAYSISへ着いてたりーさんから
「マイクスタンド高い!」というメールが。
ほっ。
やっぱり、フラカン後攻ね。

それでも、なんとか開演には間に合った。
最近、駆け込みばっかりだなぁ。




コレクターズ。
加藤さんとコータローさんは背が大きいから、
後ろの方にいてもよく見えていいよね~。

曲とか、まったく知らなかったけど、
カッコよくないわけがない。
ブリティッシュな香りもしつつ、メロディーはPOPだな。
けど、そのPOPなメロディーを支えるリズム隊がゴツい感じ。
絶妙なバランスのバンドだわ。

コータローさんのツイッターをフォローしてるので
一応、知ってたんだけど、
肋骨を骨折したんだそうですよ。
笑うのが一番キツイらしいよ。
医者には、座ってギターを弾くように言われたんだとか。
それでも、ギターは、すっごいカッコよかったよ。
久しぶりに、ああいう早弾きっぽいフレーズ聴いたなぁ。

で、当然ながら、MCが面白かった。
生「池袋交差点24時」だもんなぁ。
なのに、あんまり覚えてないや。

台湾でライブやったんだけど、
あのホール、1500くらい入るんだっけ?
いや、もっと入るんじゃない?
そこに700人くらいね。
で、加藤さんのFacebookは台湾人だらけ、とか。

ダメだ・・・ぜんぜん思い出せませんわ。





転換中に、ジリジリと前へ前へ。
じゃないと、絶対に見えないから。

メンバーが登場。
コレクターズとはサイズが違いすぎて、笑えるなぁ。

圭介は小花柄のシャツ、竹安は黒の骨折T。
あとの二人は・・・いつもの感じですわ。

セトリは、宇都宮のときと似た感じ。
あの盛り上がりで、いい感触を掴んだんだろうなぁ。
というわけで『恋をしましょう』→『どろぼう』というスタート。

やっぱり、この日も盛り上がったよ~。
まぁ、後ろの方がどうなってたのかはわからないけどね。
フラカンを初めて観るPの人とか、結構いたのかなぁ?
Pの心をガシッと掴めたかなぁ?

「最初に言っときますけど、僕らもPです!」と圭介。
そうそう、キュウちゃんが代打でツアー回ったとき、
フラカン号で聴きまくってたからね~。
そして、必死の言い訳。
スクリーンに映る自分を見て「小太りの大木凡人みたい」と言った。
グレートは「コレクターズの加藤さんに見えた」と言った。
なのに、大木凡人=加藤さん、と言ったみたいに伝わってしまった。
「そんなこと絶対に言ってないから!」
楽屋でも、すっごい言い訳したみたい。
とにかく、圭介が必死に訴えれば訴えるほど可笑しくて。

あっ、フラカンに「小さい」「薄い」は、NGワードね。

『寄鷺橋サンセット』が嬉しかったなぁ。
竹安の新SGがいい音を聴かせてくれたんだよね。
閉じた歌なのに、圭介の声はちゃんと届いてて、
捻くれてるのに真っ直ぐだ。
グレートのベースもいい。




アンコール。
フラカンが出てきて、加藤さんを呼び込む。
うわぁぁぁ!でかっ!
コレクターズでステージに立ってたときから、大きいのはわかってたけど、
圭介の隣に立つと、巨人に見える。
ジャイアント馬場なみ!?
せっちゃんと圭介が並んだときも、かなりなもんだったけど、
加藤さんの場合は、体の厚みも相当なので、
本当に、同じ品種の同じ成体とは思えないくらいのギャップ。
加藤さんも思わず、
「おまえ、ちっさいな~」って・・・今更。

で、この日一番嬉しかったのが、
「楽屋で見てたんだけどさぁ・・・いいバンドだよね~」
と加藤さんが褒めてくれたこと。
(コータローさんもツイッターで褒めてくれてた!)
どうも、ありがとうございます。

で、コレクターズの「30」を。
途中からオリさん、阿部Qさん、コータローさんも出てきて、
なぜか、ラップ大会に。
阿部Qさんのぶっ壊れっぷりに圧倒された。
しかも、誰も止めてくれなくて、圭介困惑。
「コレクターズは、誰も止める人いないんですか?」

骨折のコータローさんはシャツを脱いで、
コルセット姿を披露。
そのコルセット、前面には、血を模した赤いシミの落書き。
背面には、なんとフラカンメンバーのサインが!
「これ、プレゼントする?」
とマエさんが言うと、「無理。痛くて外せない」とのこと。
そんな激痛に耐えながら、ムーンウォークに挑戦するも、
みんなに「あんな弱々しいムーンウォーク初めて見た」
とか言われちゃってたね。





 恋をしましょう
 どろぼう
 切符
 ラララで続け!
 ロックンロール・スターダスト
 はぐれ者賛歌
 寄鷺橋サンセット
 感情七号線
 この胸の中だけ
 元少年の歌
 チェスト
 終わらないツアー
 真冬の盆踊り
EN.
 30




仲良しツーマンは最高に面白かったよ。
お腹よじれるほど笑ったわ。
おかげで、記憶もふっとんでしまったので、これにて終わり。

2011年6月14日火曜日

フラワーカンパニーズ「続・チェスト!チェスト!チェスト!」@HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2

フラワーカンパニーズ
「続・チェスト!チェスト!チェスト!」
6月12日(日)HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
OPNE 17:30/START 18:00
前売¥3,300/当日¥3,800(ドリンク代別)




ひゃーっ。
間に合ったぁ!!!
と、へヴンズロックに着いたのは、開場の3分前。
すぐにサフィレットさんを見つけて、ロッカーに荷物を放り込む。
そして、りーさんとも無事に合流。
いやぁ、お二人にはご心配&ご迷惑をおかけしました。
本当に申し訳ありませんでした。
たいへん反省しておりますので、
これに懲りず、これからも面倒みてやって下さいね。てへっ。

そして息を切らしたまま、落ち着く間もなく、入場。
竹安サイドへIN。
視界はかなり良好、チケット取りに帰った甲斐があったよ。
まぁ、ドラムだけがちょっと死角だったんだけどね。



正直なところ、
ここ数日、フラカンを聴いても入ってこないというか、
うまくチューニングが合ってないないような、
すごくもどかしい感触しかなくて、今日も少し心配だった。
だけど、新幹線の中で、自分のダメさ加減に打ちのめされて、
情けなさMAXのときに、iPodから聴こえる圭介の声が沁みた。
私とフラカンの周波数がピタッとはまった。

そうなんだ。
落ちこんだり、しくじったり、沈んだり、つまづいたり・・・、
そんな人間にこそ、フラカンが必要なのだな。



開場から開演までが30分なんて、
いつも、あっという間なんだけど、今日は長く感じたなぁ。
それだけ、私の期待度が高まっていたということか。




圭介は水色系のチェックのシャツ。
竹安はCHEST×3の黒T。
ミスコニは黒、グレートは普通のデニム地のやつ。
あー、圭介の髪型、ちょうどいい長さだわ。
かわいいじゃん。

いきなり『恋をしましょう』って!
キャーーー!アガるーーー!!
素晴らしい幕開けに、ガシッと心を掴まれた。
それは私だけじゃなく、会場全体も同じ空気だった。
ステージから見ても、会場の盛り上がりがすごかったらしく、
メンバー大喜び。
マエさんが「このウェルカム感は一体どうした?」
って言っちゃうくらい。

『M.R.I』の振り付けがよくわかってないので、
適当にごまかしといたけど、“R”ってどうなってんの?
なんて考えてたら、『どろぼう』ときたよ。
センスねぇっ♪

ライブハウスに着いた時点で、すでにゼェハァだったから、
体力的に厳しかったんだけど、『ヌードコア』のギターリフ聴いたら、
もう限界超えてようがなんだろうが、体が自然と反応する。
パブロフの犬だな。
圭介のジャンプに合わせて私も負けずに飛んだぜ。

のっけからアクセル全開で息が上がったところで、MC。

宇都宮はちょうど1年ぶり。
(ベリテンは真岡だから、宇都宮じゃないよ>グレート)
そのときは10-FEETと対バンで、
「今度、呼んでよ~」「いいですよ」という口約束をしたら、
本当に今回の京都大作戦に呼んでくれた。
10-FEET、約束を守るいい人だ。

去年、ベリテンに出て、
ロケーションが気持ちよくて気に入ったらしい。
このときのドラムは代打のキュウちゃん。
「来年はミスター小西も連れて来るんで、呼んでください」
と言ったら、本当に今年も呼ばれた。

栃木の約束は100%守られる、というステキなお話。


この後のセトリも良くて、
『SHAKE MY LIFE』は、圭介の振り付けがキュートだし。
あの腰に手を当ててキュッキュッとする動きが、たまらん。
(40過ぎのオッサンがこんなに可愛くていいのかっ?)
『40』『変わらないもの』と、地味に好きな曲も聴けた。
しかし、ここで、まさかの新曲『心の氷』初披露!
竹安のアルペジオから始まるのが印象的なミドルナンバー。
まだ数回しかバンドで合わせてないらしいけど、
歌詞も全部できてないとか言ってたけど、
完成度高かったよ。
というより、ひょっとして名曲じゃないか?これ?

実は、この日一番、圭介の言葉が響いたのがこの曲だった。
  汚れたっていいんじゃないの?
  生きてるんだろう?
  生きてくんだろう?

なんだか、涙があふれてくる。
圭介節が体の隅々に、じーんと染みこんでいく。
いい曲だ、また聴きたいなぁ。


『感七』で、竹安の新SGが登場。
この曲、個人的には、竹安のギターの多彩な音色が
聴きどころだと思っているんだけど、
新SGの音は、なんかキラキラと華やいだ音だったな~。
ネックの7フレットあたりをジャカジャカと弾くとき、
ギターを立てて持つあの感じがステキだったぞ、竹安!


メンバー紹介での竹安。
宇都宮なので、餃子を食べたかったんだけど、
ちょうど家で大量に餃子を作ってしまったところで、
まだ冷凍庫にいっぱい入ってるんで、今日はやめときました。
・・・と、もちろん、ここで圭介が食いつく。
「なんだかんだいって、一番美味いのは味の素のやつ」
だそうですよ。
グレートも、
「いっぱいあるんなら物販で売ればいいじゃん。T餃子!」
「オレも食べてみたいな、T餃子」と。
なんかカッコいいネーミングじゃないか“T餃子”。
売れるかもよ。
そして、本日の竹安語録ナンバー1は
「餃子は焼くのが楽しい。」ではないか?



その他のMCをダイジェストで。

圭介の押しメンはKARAのスンヨン。
KARAが歌うミスター小西の曲・・・「~ミスター♪」って。
AKBは、100回ライブに行くと握手してくれるらしい。
フラカンは、いつでも喜んで握手する。
圭⇔前でポジションを入れ替わり、
圭「えっ、いつもこんな暗いとこでやってるの?」
昔、ミスコニはSAでヤス(カズの兄)に握手してもらった。
こんなに盛り上がるんだったら、宇都宮に引っ越したい。
車のドアをガラガラっと開けて・・・(引き戸!?)

こんな感じだったかな。




恋をしましょう
M.R.I
どろぼう
NUDE CORE ROCK'N'ROLL
脳内百景
SHAKE MY LIFE
切符
はぐれ者賛歌
心の氷(新曲)
40
変わらないもの
感情七号線
日々のあぶく
東京タワー
ロックンロール・スターダスト
終わらないツアー
チェスト
ラララで続け!
EN.1 
元少年の歌
アイム・オールライト 
EN.2
深夜高速
真冬の盆踊り
EN.3  
サヨナラBABY




アンコールの『アイム・オールライト』で、
マエさんと圭介が並んで、ラインダンスのように
足上げをしてて、これが可愛いやら、微笑ましいやらで、
めちゃくちゃ楽しくなってしまったので、
こっちも負けじと最後の力をふりしぼって跳んだ。
水分が不足してたのか、足がつってしょうがなかったけど。

「ニッポン、オールライト!」
という圭介の叫びが、心の痛みを呼び覚ます。
「アイム、オールライト!」なら、胸を張って叫べるのに、
「ニッポン、オールライト!」というとき、
自分以外の誰か、会ったこともない誰かを想うとき、
ごった煮のような感情が溢れて、その場に蹲りたくなる。
だから祈るように、跳び続けるしかないんだな。
わからないことばかりの世界で、叫び続けるしかないんだな。



竹安もノリノリだったようで、前に出てくる回数が多かった。
いつもギターソロ終わると、すうーっと下がっていくのに、
ソロ終わって、圭介が前に乗り出して歌い始めても、
その隣のステージ際に立って弾いてた。
戻るタイミングを見失ったのかと思ったくらい。

『盆踊り』のグレートコーナーは
「マサシ、マサシ、マサシ・・・」と、餃子の名店を連呼。
けど、これは難易度高すぎて、途中で必ず噛んでしまう。
サ行は難しいらしい。

最後は『サヨナラBABY』で大団円。



小箱のワンマンは楽しいなぁ。
竹安はノリノリだったし、圭介も調子上げてきてたし、
セットリストも良かった。
(圭介がブログにアップしてくれて助かったよ)

あー、やっぱり・・・やっぱり、・・・フラカン好きだぁぁ!
と再認識いたしました。

2011年6月13日月曜日

NO TICKET, NO LIVE

まったく、どうしようもない粗忽者ですわ。

フラカン@宇都宮

チケットを忘れたんだよ~!
がーん。

春日部の手前まで行ったときに気付いたんだよね。
・・・で、どーする?
今から戻って間に合うのか?
それとも、諦めて当日券買った方がいいんだろうか?

東武電車の鈍行で行って、交通費を節約しようと思ったんだが、
新幹線に飛び乗れば、なんとかなる・・・か?
いってみるか?

とにかく、走れるところは走った。
ケータイでメールしたり、乗り換え検索したりしながら。
もう、足がヘロヘロ~。


・・・さて、
果たして、nemuriはライブに間に合うのか~!?

次回へ、つづく。

2011年6月12日日曜日

買いものへ行こう

というわけで、
ギターは買ったものの、他にもいろいろと必要な物があったので、
御茶ノ水へ、楽器屋ツアーへ行ってきた。

超初心者の私ひとりじゃ心もとないので、
頼れるギタリスト、N嬢にお付き合い願った。

楽器屋、楽しいっ。
ギターがたくさん並んでる!(当たり前だ!)
どれもこれも、カッコいいな~。
と、ギターはもう買えないんだってば・・・と思いながらも、
んー、2本目はコレだなぁ、なんて気の早い妄想をしてみる。
気がつくと、N嬢も夢中になってて、ヨダレ垂らして眺めてたよ。
「金があったらリッケンバッカー、だねぇ」

とりあえず、ぐるっと一回りして、
本日のノルマの品は一通り揃えた。
チューナー、ギタースタンド、ピック、
コードブック、ギター用クロス、以上。
こうしてみると、たいしたことない買い物だな、金額的にも。
予算の関係で、最低限必要なものしか買ってないからね。

それでも、チューナーは本当にあると助かる。
超便利!
チューニングがあっという間にできて、感動したわ。



N嬢、今日はつき合ってもらって、ありがとう。
ギターのあれこれ、好きな人のあれこれ、
いっぱい話せて楽しかったよ。
いつか、一緒にギター弾きましょう!



さぁ、バリバリ練習するぞー!

2011年6月7日火曜日

深爪のブルース

ギターを始めるにあたって、まず最初の難関。
それは、爪を切ること。
えっ?それのどこが難しいの?と思うでしょうが、
これが私にとっては、結構たいへんなのよ。

ご存知のように、ギターってやつは、左手で弦を押さえて、
右手でジャラーンと掻き鳴らすわけだけど、
左手の指で弦を押さえるとき、隣の弦に触れないように、かつ、
しっかりと押さえこむようにしないと、ちゃんと鳴ってくれないわけだ。

そのためには、左手の爪は短くないといけない。
爪が伸びてると、指の腹で弦を押さえることになって、
隣の弦に触ってしまうからね。
指先の頂点を使わなきゃダメなのね。

で、私の指の爪って、あの白いとこギリギリに切っても、
まだまだ指の肉よりも長いのですよ。
つまり、かなりの深爪状態にしないと、
ギター向きの指にはならないというわけ。

爪切りでバチンと・・・なんて恐ろしくてできないので、
ヤスリでギーコラ、ギーコラと少しずつ様子を見ながら削っていく。
そうすると、案外痛みもなく、簡単に深爪にできるんだよね。
最初は、触るとほんのちょっと違和感程度の痛みがあるけど、
それはすぐに慣れた。
右手のデフォルトと比べてみると、1ミリくらいは削れたみたい。
これで、コードを押さえてみると、断然いい感じになってきた。
・・・ような気がしているので、この爪をキープするため、
毎日ギーコラ、ヤスリがけしているのである。

これから先、長ーく続いていくであろう険しい道のりの
ささやかな第一歩を飾る“深爪のブルース”なのである。

2011年6月5日日曜日

運命の日

ついに買ってしまった。

一応、事前にネットで下見して、
ちょっと、いいかも・・・と思って、現物を見に行った。

お店のお兄さんに、
予算とまったくのド素人であることを告げると、
案の定、私がネットで見て気になってた子を薦められた。
「ちょっと触ってみますか?」
ちょっとドキドキしながら、あの子を抱えてみると、
妙にしっくりする気がした。

「こっちは今日、入ったばかりなんですけど」
と、奥から別の子を持ってきてくれたけど、
比べると、フィット感がぜんぜん違うのだ。

もう一度、気になるあの子を触らせてもらって、確信。
これは、運命の出会いに違いない、と。






というわけで、


連れて帰ってきた、可愛い子を紹介します。












YAMAHA FS-720S












そんなわけで、
四十路を越えて、ギターに挑戦することになりました。
よろしくお願いします。

2011年6月4日土曜日

湯川トーベン@錦糸町PAPPY'S

湯川トーベン・ライブ
6/2(木)錦糸町 LIVE HOUSE PAPPY'S
Open18:30/Start19:00
adv.2500円/day.2800円(+1dr500円)
O.A.家藤昌也




バスで行ったせいでもある。
雨ふってると、時間が読めなくてね。
しかし、それよりも主に、長年の習性というか、
「開場時間までにライブハウスへ着かなくてはいけない」
という刷込みがあって、オープン早々に到着。
もちろん一番のり。
かなりなハリキリっぷりで、ちょっと恥ずかしくなる。

トーベンさんのソロは初なので、
その集客ぶりとか、謎だったんだけど、
まぁ、予想どおりか。

もう恥ずかしくなりついでで、
厚かましく、一番前の席に颯爽と陣取った。
自分の席からマイク位置までの距離を確認しただけで、
緊張してあっぷあっぷしてしまう近さ。
そして、客入り悪し。
いーの?こんなもんで、いーの?

こちらも想像どおりだけど、
来ているお客さんは、みなさんご常連さんで、
お馴染みさんのご様子。
新参者の私、一人で少々居たたまれない気持ちになる。
まぁ、こういう気分には慣れているけれど、
やはり、ちょいと淋しいでやんす。




開始時間の7時を10分くらい過ぎて、
オープニングアクトの家藤くんが登場。
といっても、フロアの後方からすたすたと歩いてきたんだけどね。
爽やかな好青年でしたわ。
ギブソンの高そうなアコギで弾き語り。
透明感のある綺麗な声でね。
フィンガーピッキングで奏でるしっとりした曲がメイン。
ストロークでジャカジャカっていうのは、少しだけね。
全部で、5曲くらいやったのかな?



トーベンさん登場。
やっぱり、ステージの脇からではなく、
フロアの後ろからすたすたとやってきて、
シールド繫いだり、機材チェックしたり。

もちろん、全て私の目の前で繰り広げられてるわけで、
見放題な状況なんだけど、やっぱ無理。
見たいけど、見られない。
だって、どう考えても目が合っちゃいそうなんだもん。
見たいけど、見られない。
で、どこ見ればいいんだ??
このときの私の目、泳いでただろうな~。
どこ見ていいかわからなくて、宙を見つめてた気がするなぁ。

セッティング終わって、
「じゃ、始めます」というご本人の合図で、照明が落ちる。

やっと、ステージのトーベンさんを見られるわ。
ステキな赤いTシャツは、フランクザッパ?
おっ、コンバースも赤、しかも光沢アリ。
帽子はいつものキャスケット。
カッコいいわ~。
顔がニヤけるのを抑えるのに苦労したよ。
もう、どうしようもなくて、手で頬をギュウっと押さえていた。
変なヤツだと思われてたかもしれないが、
気持ちワリィ奴だと思われるよりはマシ、という究極の選択。



トーベンさん、声デカイです。
声はるとこなんて、ほとんどオフマイク状態。
迫力の生声でございましたよ。

ギターの音も力強かったなぁ。
そうそう、私の指フェチが発動したのであるよ。
手元8割、顔2割くらいの比率で拝見いたしました。

私の見慣れてるギタリストの指よりも逞しかったな。
ベーシストだから?
うーん・・・、グレートの指ってどんなだっけ?
思い出せないな。

2、3曲やったところで、ステージドリンクがなかったので、
「お水を下さい~♪私にお水を~♪」と、歌ってた。
「早く持って来てくれないと~♪曲ができちゃう~♪」だって。

トーベン・ビギナーなので、知らない曲もチラホラあったけど、
そんなことは関係なく、楽しかったなぁ。
ギター抱えて全国を旅するバンドマンだもんなぁ、
貫禄だよなぁ。

とにかく、ギターのストロークが力強くリズム出してて、
グルーヴ感がすごかった。
そう、腰にきく感じね。

途中で“電化”して、深い抹茶色のホロウボディのエレキ。
「また、タダで貰っちゃった」んだとか。
もちろんアンプはマーシャルで、これもイカす音してたわ。

MCでは、あれこれと裏話を聞かせてもらったな。
『マンモスの歌』のプロデュースが奥田民生氏だとか、
まぁ、黙って見てただけだったけど、とか。
ちなみに、あの歌詞は、野尻はっちさんだそうですよ。

中野督夫さんのオーダーにより再プレスした
フォークロックスのCDが、ぜんぜん売れなくて困ってるとか。
神無月のアルバムは結構売れてるらしい、とか。
あっ、私まだ、どちらも買ってませんけど・・・。
というか、今日、トーベンさんから手売りしてもらおうと
意気込んで来てるんだよ。
ほら、サインしてもらったり、握手してもらったり、
そういうの色々と期待して来てるんだよ。

なのに、
「まぁ、ここの人はみんな、もう買ってるよね」的な発言。
そんなことないのにぃ・・・。
う、う、売って下さい・・・。
という私の心の声は届かなかったのであった。



アンコールは、家藤くんと一緒に。
「じゃあ、レッドツェッペリンの『天国への階段』を」
という無茶ブリして、家藤くんを困らせてたけど、
本当は『ひょっこりひょうたん島』でした。
「苦しいこともあるだろさ~♪」と
家藤くんが歌ったところで、トーベンさんのダメだし。
「ちっとも苦しそうじゃない!」
と何度も歌わせてたみたりして、イジメてたね。
いやイジメではなく、先輩としての指導か。
そのお手本を歌うトーベンさんの苦しげな声が、
なんともセクシーでしたわ。




そして、終演後、トーベンさん出てくるのを待たず、
そそくさと帰りましたとさ。