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2013年5月21日火曜日

湯川トーベン"春爛漫"@下北沢LOFT

湯川トーベン ソロライブ"春爛漫"
2013年5月10日(金) 下北沢LOFT
19:00 OPEN / 19:30 START
前売予約 3,000円(ドリンク付)



5/10にトーベンさんのソロアルバムが出るという
かなり急な告知を見てしまってからは、
このライブには這ってでも行かねばなるまい、と
勝手に断固たる決意をしていたのである。

そんなこたぁ、誰も知ったこっちゃないでしょうが。

いろいろとあって、その直前まで、
諦めようかどうしようか悩んだんだのだが、
最後は、思い悩むことに疲れてしまって、
「行きたいなら、行けばいいじゃないか!」という
我が心の声に素直に従うことにしたのである。



アルバム発売日のライブということで、
当初からの予定ではなく、たまたまだったらしいが、
レコ発ライブということになった。
なので、ほぼニュー・アルバムからの選曲。
うーん・・・、収録曲は、だいたい全曲演ったんじゃないかな。
いや、『ひねもす』だけは聴いてないような気もするなぁ。
もちろん、物販には大量にCDが並んでいるわけで、
寅さん的実演販売の趣をかすかに感じる。

そんな中で、このアルバムにも収録されていない、
更なる新曲もあったりする。
『一週間』は、以前にどこかのライブで、
「今日作りました」と言って披露されたのを覚えている。
そして『4060』という、前日に出来たばかりという一曲も。
ちなみに「4060」とは「デビュー40周年60歳記念」という意味で、
ニュー・アルバムのジャケットにも、
そのPOPにデザイン化されたロゴが入っている。

新曲といっても、ライブでは既にお馴染みの曲がほとんど。
つまり、ライブを重ねて育ってきた曲たちなのである。
そりゃあ、いいアルバムに仕上がってるに決まってる。
・・・まぁ、音源の方の感想は、改めて別記事にまとめようかな。

トーベンさんご本人によると、最初は「地味なアルバム」になる
と思っていたけれど、「ヘンなアルバム」になったそうですよ。

ロフトと言えば、トーベンさんのピアノが聴けるのが
嬉しいかぎり。
トーベンさんの背中が見える。
思わず抱きつきたくなるような、あったかそうな背中。
キュンキュンする~!

今回は『ぼくのまち』と『アルマジロ』の2曲。
後でアルバムを聴いて気付いたのだが、
レコーディングでのアレンジに近い形を
今回のライブでは聴かせてもらったようだ。

『アルマジロ』なんて、アコギをガツガツと弾くアレンジも
超カッコいい曲なのだが、この日はピアノで。
終わってから「反省はしません!」と苦笑気味だったのは、
途中で何度か、微妙なグルーヴになってしまったからね。
ま、本職じゃないので、そこは、ご愛嬌よね。

『ヨッパライの唄』では「ヨッパライはイヤだよね♪」と
酔っ払いを批判(?)する内容をを歌っているのだけれど、
これを聴いたエンケンが、
「トーベンは、そんなに酔っ払いが嫌いなの?」と、
やけに気にするような素振りを見せていたとか。
最終的には「トクちゃん(中野督夫氏)のことだよね?」と
納得してたそうだけれど・・・。

実は、偶然にもこの日、ロフトの向かいの440では、
センチメンタル・シティ・ロマンスがライブをしてるそうな。
長く演ってると、トクオさんが乱入してくるんじゃないかと
気が気じゃないみたいで、「早く終わるよ。」
なんて言ってたのに、アンコールはたっぷりだった。

『太陽の光』は、ナイスなリクエストでしたね。
あのベースラインが下がっていく進行が
音的にも視覚的にも大好物なのだよ。
これも、後でニュー・アルバムを聴き終えたときに、
あっ、なるほど!
だから『太陽の光』だったんだな~、と、一人で納得。
ムフフフ・・・。

尾崎紀世彦の『また逢う日まで』なんていうリクエストにも
嫌そうな素振りで(実は楽しんでると思う)応えてくれて。
いい声で気持ち良さそうに、歌い上げてる姿にクスッとなる。

最後は『ひょっこりひょうたん島』だったっけ。
うーん、満喫!


すっごく悩んだけれど、やっぱりライブに来て正解!
帰り道で、そう思えた自分が嬉しかったのである。

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