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2013年9月11日水曜日

THE GROOVERS/SAICO@CLUB251

2013年9月8日(SUN) 下北沢 CLUB251
"CLUB251 20th ANNIVERSARY ROCK'N'ROLL JOINT STRUGGLE"
THE GROOVERS
/SAICO[SAICO(vo),野口徹平(g/Hi-5),ナカザワダイスケ(b),比田井修(ds)]
OPEN18:30/START19:00 
adv¥3,000/door¥3,300(+D)



年をとるってことは・・・と圭介じゃないが、
あまり嬉しくはない“初めて”を経験していくということなんだな。
というわけで、このライブ中に突然、気分が悪くなり
フロアから退避するという、初めての経験をした。
本当に、直前まで何の予兆もなく元気だったから、
自分でもびっくりしてしまったわ。


SAICOさんのことは、ぜんぜん知らなかったんだけれど、
川村かおりちゃんの『ZOO』をカヴァーしてて、
あぁ、凛とした雰囲気が似ているなぁ、なんて思っていて、
まだCDになってないSIONさんが書いてくれたという『くれない』
という曲が、すごく響いてくるいい曲だったんだけれど、
この辺りで、突然気持ち悪くなってきちゃって、生アクビが止まらない。
ステージからよく見える場所に立っていたものだから、
気を悪くされちゃったんじゃないか?と心配している。
けど、もうステージに集中する余裕もなく、
少し眩暈もするようで、ただ立っているだけで精一杯だった。
曲終わりで、トイレへ駆け込む。

ちょっとスッキリしたので、フロアへ戻って
後ろの方に立ってたんだけれど、音圧で再び気分が悪くなった。
仕方ないので、フロアを出て、トイレの前のスペースで
しゃがみこんで休息。
なんとしてでも、グルーヴァーズが始まるまでには
復活したかったので、じっと蹲って体力を温存することにした。

そして、見事復活!
図々しく、元いた見晴らしのよいポジションまで辿り着いた。
この時点で7割くらいの快復度だったのが、
ステージ転換中、おしゃべりなどを楽しみ、ほぼ100%のフル充電完了。
本当に「さっきのアレは何だったのか???」といった感じ。



さてさて、体調も万全になったところで、THE GROOVERSの登場。
客電が落ちて、ドラムロールから始まるいつものSEが流れると、
私のボルテージは、一気に120%くらいまで上昇する。
演奏の始まる前のこの瞬間が、一番興奮してて鼻息が荒いかも。

一彦さんのギターは、やっと見慣れてきたTRUTHのジャズマスター。
個人的には丸っこい形のギターが好きだけれど、
ジャズマスターのちょとひねた形は、自己主張が強いなぁ。
持つべき人が持てば、カッコよく見えるということですね、はい。

定番『Groovaholic』でスタートして、
続く『境界線のエンジェル』で、まず最初のノックアウトを喰らう。
ギターのリフ、16のカッティングで悩殺だ。
もう、毎度毎度のことなのに、いつも新鮮。いつも痺れる。
『乱気流ガール』でも同じく。

で、今回、一彦さんの足元がよく見える場所だったので、
そっちにも注目してみたのだ。
基本的に、一彦さんの足元にはエフェクター類はなく、
フットスイッチだけが並んでいる。
『惜別の空』での、文字通りの“フットワーク”がカッコいいのだ。
イントロのリフでのコードストロークから、
歌のバッキングでのアルペジオへ切り替えるとき、
ギターソロへ入るとき、とこのスイッチを踏むわけだけれど、
その動きがステップを踏むように華麗なのですわ。
カッコえええぇぇ!

『スマイル』はジャジーで、ベースとドラム、
リズム隊の切れ味がたまらん。
安定したボトムの上で、好き勝手に暴れるギター。
絶妙のバランス。
これこそがバンドの楽しいところ。

この日一番嬉しかったのは『車輪の上』
大好きな曲なのだーー!アガるーー!!
ライブが後半に入って、グワーッと熱を帯びてきたところで
イントロのギターのリフを弾き始める一彦さん。
かなり、テンポが速い。
ヒートアップしてる空間では、ちょうど気持ちのいい速さなんだけど、
ヤスチカさんの口が「速ぇーなぁ」と動いたのを
私は見逃さなかったぜ。
そう言いながらも、すごく楽しそうな顔だったもんだから、
こっちまで楽しくなっちゃって、ニタニタしてしまったよ。
で、ボブさんを見ると、やっぱりニコニコして一彦さんを見てた。
なんて言えばいいんだろう?
この瞬間、グルーヴァーズというバンドがたまらなく愛しくて、
3人まとめてハグハグしてあげたい、そんな気分。
最高に楽しくて、なのにせつなくて、胸の奥がギュッとなる感じ。
こういうの、なんて言えばいいの?

ラス前のスローバラードは、新曲。
確か『Under The Foggy Moon』というタイトルだったと思うのだが、
違ってるかも。
一彦さんが指弾きとピック弾きを何度も切り替える。
人差し指の根本にピックを収めて、指で弦を弾くフォルムが好きだ。
なんと繊細で色っぽい指先。
それに、ただただ見惚れてしまう私は、ヘンタイなのかもね。

本日のラストは『狂おしきこの世界』
ギターの音色がいつもと違うのが気になった。
なんでだろう?他の曲はぜんぜん気にならなかったのに。
妙に線が太いというか、コシがあるというか・・・。
いや、別にイヤだというわけじゃないんだけど、
耳に馴れたものと違ったので、気になっただけなんだけどね。
それも、ほんの一瞬のこと。


Groovaholic
境界線のエンジェル
乱気流ガール
惜別の空
スマイル
存在理由
(無条件シンパシー)
車輪の上
グッド・モーニング・シャングリラ
(Under The Foggy Moon)
狂おしきこの世界

無敵の日々



次のライブの告知。
なんと、次は、THE TON-UP MOTORSと対バンですと!
楽しみですなぁ。


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