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2014年3月10日月曜日

SCUDELIA ELECTRO@新宿LOFT

SCUDELIA ELECTRO
20th century boys strike back TOUR
3月5日(水)新宿 ロフト
18:30 open/19:30 start
チケット:5,000円(税込/ドリンク代別/整理番号付)



去年の再結成ライブを収めたアルバムが出るというので、
CDを買おうかな~、なんて思いながら、YouTubeで
いろいろ動画を見ていた。
そうしてるうちに、こりゃライブで聴くのも悪くない、かも、と。
調べてみると、まだチケットは発売中。
えいやっ!と勢いで買ってしまったのである。

ええ、そうなのですよ。
スクーデリアはほとんど聴いたことがないのですよ。
こんな私が、ライブ行っちゃってもいいのかしら?
と思わなくもないけど、まぁ、いいよね。
スクーデリア・ファンの皆様の後ろから、
こっそりと楽しませていただこうってことで。

遅めに入場したので、後ろの段上の見やすそうな所には入れず、
その段差の前あたりで、なんとか視界の開けてる場所へ。
残念ながら、メンバーの胸から下はまったく見えないので、
ショーキチさんのギターは確認できず、トーベンさんのベースも
よく見えなかったなぁ。
プレベには間違いないんだけど・・・。

まぁ、おわかりかと思うが、
私の視線は基本的に、トーベンさんにロックオンだ。
だってぇ、好きなんだもん。仕方ないじゃないか。

準メンバー的なポジションとはいえ、正式メンバーじゃなく
サポートという立場なので、そりゃもう控えめに立っておられた。
しかし、音の方は、まったく控えめじゃなく、
圧倒的な存在感で鳴っていて、ニヤニヤと笑ってしまった。

ダンサブルで、エレクトロなサウンド。
ショーキチさんが歌うメロディーは、
ポップなのに、キュンキュンするほどセンチメンタル。
そして、テツさん&トーベンさんのリズム隊が紡ぎ出すグルーヴが
アホみたいに気持ちよくて、踊らされてしまう。
これ、これ。
これが聴きたかったのだ。
やっぱり、ライブへ来て正解だったわ。

たぶん『DAY AFTER TOMORROW』だったと思うのだが、
長いアウトロ(←大好物)がすっごくカッコよくて痺れた。

そうそう。
さすがロックの学園講師をなさった方だけあって、
ショーキチさんのMC、面白かったですわ。
ステージで履く予定のブーツを忘れて、ツアーに出てしまい、
中1の娘さんに電話で、宅急便でライブハウスへ送るように
お願いしたら、雪かきで履いてた長靴が届いたという・・・。
いいお話ですわ。

いや、そうじゃなくて、もっといいこと言ってたんだ。

昔作った曲は、自分にとっては、ただの古い曲で、
みんなに聴いて欲しいのは、新しくできた曲。
常にアップデートされた自分を見せたいから。
でも、古い曲っていうのは、もう聴いた人のものになってる。
最初に聴いて、胸に突き刺さったものは、古くならない。
ポール・マッカートニーを観て、そう気付いた。
だから、昔の曲もどんどん演っていこうと思う。

これは、本当にいい話。グッときたわ。


本編が終わって、ドリンク交換へ行き、
アンコールは後方のモニター画面で観ることに。

なんか、トーベンさんのストラップが変わってたので、
ベースを持ち替えたことに気付いた。
(モニター画面でも、ちゃんと見えなかった)
ヘッドの色が水色・・・ということは、サンダーバード
ツアータイトルにちなんで、
T.REXの『20th century boy』
これも、カッコ良かったねぇ。




で、ここから蛇足。
後で、いろいろと思い出しながら考えていた。
私は、どうにも、四つ打ちタテノリの曲が苦手なんだけれど、
なんでだろうなぁ・・・と。

そして、その理由を一つ発見した。
ベースラインだわ。
んぱ・んぱ・んぱ・んぱ、というアレ。(←伝わってるか?)
頭を空っぽにして、客を躍らせるにはいいのだろうけど、
なんという色気の無さ。
流れるような、唸るような、歌うような、
艶っぽいベースラインが私は好きなのだ。
だから、細切れにされてしまうと、なんだかつまらないのだよ。




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