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2014年5月26日月曜日

フラカン結成25周年ワンマンツアー「4人で100才」@HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3

フラワーカンパニーズ
フラカン結成25周年ワンマンツアー「4人で100才」
5月24日(土) HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 3,600円(D別途) 【SOLD OUT!】



埼玉→千葉の私的関東2DAYSですよ。
なにげに埼玉のヘブンズロックに来るのは初めてだ。
決して近くはないけれど、水戸や宇都宮に比べれば、
どうってことない距離だよね。
ちなみにフラカンは7年ぶりだったらしい。

キャパは400人だって。
あれ?500人くらいは入りそうに見えたんだけど、
そんなもんなのか。
ステージが、高くて見やすい。
あっ、ロッカーは中に入ってから、2階にありましたよ。
200円。(←私的備忘メモ)



では、サクサクっとライブの感想を。

この前も思ったけど、レコ発じゃないツアーっていうのはいいねぇ。
これまでの旧い曲たちにスポットが当たるわけだから、
お気に入りのあの曲、この曲が、じゃんじゃん飛び出してくる。
そりゃそうだ。
フラカンの曲なんて、私にとっては、ほとんどが
“好きな曲”なんだから。
もちろん、新しい曲が嫌いなワケじゃないけど、
滅多に聴けない懐かしいナンバーが飛び出してくると、
その意外性にズキューンとときめいてしまうのは、仕方ないよね。

だから、いきなりの『小さな巨人』に、ひゃーーーっ!となる。
このイントロのリフ、カッコいいんだよな~。
でもって、本日も早めにヨサホイを消化。

MCで「これ演っとかないと、夜うなされるんだよ」と、圭介。
オーバーオールを着た生き物がヨサホりながら、
大群で押し寄せてくる夢を見て、うなされるんだって。
もちろん、その生き物とは・・・。

そして、今日の(今日も?)圭介は、やたらと物販の販促トークが多い。
「物販の売上げで、ぼくたち食べてます」とか。
メンバー紹介のときも、
「一緒に金儲けしてる仲間、ビジネスパートナーを紹介します!」
なんて言ってましたよ。

『心の氷』は、竹安の職人的タッピングに釘付け。
手元はもちろん、ピックを口にくわえるとこがいいよね。
エロくてね。
地味曲マニアの私にとっては、大好物の曲だしね。

なぜか、ゴリゴリとグルーヴ感の強烈な曲よりも、
こういう地味曲の方が、メンバー1人1人の音の粒がキレイに聴こえるせいか、
バンドというものを却って意識させられる。

「逃げられるもんじゃないね♪」ってところ、圭介が歌わなかった。
この曲の歌い出しから、声がかすれていたので、
ちょっとドキッとして圭介の顔を見つめると、
同じように圭介の様子を伺っているGの顔が見えて、キュンとした。
(実際は、単に歌詞をとばしてしまっただけだと思う。)

なんていいバンドなんだ!
やっぱり、この4人じゃなきゃダメなんだよ。
“4人そろってフラワーカンパニーズ!”が大好きだーーーっ!
と、『心の氷』を聞きながら、一人胸のうちで、
大フィーバーしながら叫んでいた。

その後の『発熱の男』が最高だった。
ライブ中、脳内麻薬が精製されるせいか、
自分の意識が歌に同化するような感覚になることが、稀にある。
この時もそうだった。
ロックバンドを続けるということ=何かに魅入られて、
発熱したような興奮の中に身を投じるということ。
この歌の中にいる、発熱した男達(=メンバー)の心境みたいなもの、
心象風景とでもいえばいいのか、それがハッキリと見えた。
・・・と、そんな気がしたのだ。
もちろん、そんなのはただの錯覚に過ぎないことはわかっているし、
時間がたって振り返ってみると、その歌と同化できたという
ぼんやりとした感覚が頭の隅に残っているだけなんだけれど、
その愛しい瞬間に立ち戻りたくて、泣けてくる。
まさに、合法的トリップといえよう。

5月24日、(524)コニシの日。
実は、暗証番号に使っていたということをミスコニがカミングアウト。
もちろん、今は変えたらしいけど。

このツアー中、ミスコニはその土地の方言を一つ使って
挨拶することになっているらしい。
けど、埼玉は方言らしきものが見つからなかったらしく、
ローカルCMソングを披露していた。
私はまったくわからなかったけど。
さて、明日の千葉はどうなるかな?


アンコールで『東京ヌードポエム』(埼玉だけど・・・)
最近のライブでは、よく演ってるね。
もともと、カッコいい曲だけれど、こうやってライブを重ねると、
グルーヴに磨きがかかって、更に良くなっていくね。
一瞬ブレイクした後のアウトロの気持ち良さったら・・・。
感涙ものですよ。

そしたら、圭介がピックをはらりと落とすのが見えて、
スペアなんて用意してないし、どうするのかなぁ、と思ったら、
すぐにQ太郎がとんで来て、圭介の手にピックを握らせていた。
さ、す、が!カリスマ・ローディー!



小さな巨人
脳内百景
夜空の太陽
真冬の盆踊り
切符
チェスト
パンクはうまく踊れない
トラッシュ
青い春
ビューティフルドリーマー
初恋
心の氷
発熱の男
煮込んでロック
プラスチックにしてくれ
NUDE CORE ROCK'N'ROLL
YES,FUTURE
365歩のマーチ

東京ヌードポエム
ロックンロール
はぐれ者讃歌

深夜高速
ホップステップヤング


2 件のコメント:

  1. 私のライブ(←?)が終わるまで読むのがマンしてたんですよ~!
    余計な期待とか、前情報なく、ライブを受け止めたくて。
    セトリはいいなぁ!という感じだけど、
    私は私で楽しかったですよ。
    1ヶ月前は持ち替えてたメインとアーム付きSG,
    今回はアーム一本でした。
    けいすけの声に艶めかしさを足してていいなと思いました。

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    1. >tokageさん
      そうですか、竹安は全曲トレモロってましたか!
      かなり珍しいことじゃないでしょうか?
      確かにメインSGよりも、ツヤのある音が出ますよね。
      ジャカジャカのストロークより、ヴォーカルの裏で響かせる旋律は、あのツヤ感が活躍しますよね。
      ・・・ふむふむ。そういうセトリだったのか。

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