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2014年11月6日木曜日

天月「西向く侍ツアー」@スマトラタイガー

天月「西向く侍ツアー」
11/02(日) 広島 スマトラタイガー 
open 19:00 / start 19:30
charge 2,500yen (ドリンク別)
天月 / NSG / 和洋せっちゅ~



地元、広島のバンドとの対バン。

和洋せっちゅ~は、ちょっとコミカルなハードロック。
『Smoke on The Water』のイントロが鳴ったと思ったら、
「与作は木を切る~♪」と歌がのって、
当然「ヘイヘイホー」のコール&レスポンス。
私もマイク向けられちゃいまして、一応がんばりましたよ。

NSGは、音を出す前から、
ボーカルさんやギターさんの衣装で、メタル系とわかる。
演奏、めっちゃ上手かった。
とくにベースさん。
指弾きだったんだけど、右手も左手もよく動く。超速技。
見てて惚れ惚れしたな~。


とくに何の出囃子もなく、サウンドチェックからそのまま、
「こんばんは~」というトーベンさんのゆるーい挨拶で、
ぬるっと天月のライブはスタート。
なんなんだろう?この方達。
キャリア的には、すごーくベテランだし、
もっと威厳があってもいいのかもしれないけれど、
何の気負いもなく、ニコニコしてステージに立ってる姿が、
めちゃめちゃニュートラルで、そこが却ってカッコいいのだ。

天月といえば、いつも小さいBarのライブスペースで
メンバーとお客さんがぎゅうぎゅうにひしめき合うような
狭小空間でしか観たことなかったので、今日は新鮮。
ちゃんとしたステージがある、しかも
スリーピースには十分な広さ。
新鮮だわ~。

トーベンさんもヤッチさんも、大人だし、
ステージを駆け回るようなアクションなんてしないけれど、
これだけスペースにゆとりがあると、ちょっとしたアクションが
いつもより大きめになって、それがまた新鮮だし、カッコいいのだ。

考えてみたら、対バンライブで天月を観るのは初めてだ。
(それも又、新鮮!)
対バンのバンドはテクにニックもあって、のせ上手だったし、
悪くはなかったけど、比べてしまうと格が違うのは明らかで、
その技量以外の部分での差というものについて考えてしまった。

気付いたのは、メリハリ、とか、緩急、とか、そういうところだろうか。

『今どうしてる』や『珈琲』の導入部分、ドラムなしで、
しっとりとした弾き語りテイストで、ワンコーラスぐらい引っぱる。
そして、耳をつんざくように、ドン!とテツさんのドラムが入って
一気に爆音ロックの様相を呈していく。
そのダイナミズムに私はやられてしまうんだよ。

『おはよう~』のどんどん上げていく感じとか、
まさに天国への階段を昇っていくような心地。
カッコよすぎて、気持ちよすぎて、涙がこぼれてくるのは当然、
その他の体液も逆流しそうな勢いで、口から内臓が飛び出しそうで
軽く吐き気まで催す始末。
どんな感動の仕方なんだよ!質が悪いな~。

この3人で広島へ来るのは、三十年ぶりのことらしい。
アルファベッツの頃ですな。
そのときのお客は、なんと、3人だったとか!?
そりゃお客の方も居たたまれないな~。
だから、今日はこんなに大勢(といっても30~40人程だけど)
来てくれて嬉しい、例え余所のバンドのファンでも!・・・と。



朝が来る
イライラ
おだやかな夜空
今どうしてる
珈琲
水無月
バンドマンブルース
Do Do Do Do Do
おはよう今日一日 君は何してるの
R&Rスター

日本のおっさん
God Bless





さて問題です。
この日、私は何度「カッコいい!」と呟いたでしょうか?




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