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2015年3月2日月曜日

hotspring 田舎のカーボーイツアー~荒野のワンマン編@Daisy Bar

hotspring 田舎のカーボーイツアー
~荒野のワンマン編~
2015年3月1日(日)@下北沢Daisy Bar
Open 18:00/Start 18:30
前売¥2,300/当日¥2,500(+D代)



私にとって、hotspringはじめての、ワ、ン、マ、ン!!!
すっごい期待してたのと同じくらい緊張もしてて、
変な夢まで見てしまったぞー。

なのに、オープン時刻を間違えて、どひゃー!!っとなったわ。
前日にちゃんと確認したのに・・・。
Daisy Barのスケジュールからコピペしたはずなのに、
「18:30/19:00」になってたのよぉ・・・。しゅん。
教訓:スケジュールの確認には、最新のソースを見ること!

それでも、若いお嬢さん達は控えめな方が多くて、
ぜんぜんガッついてないから、問題なく定位置にスルリ。
そう。イノクチくんを横から眺められるポジションである。

今回も衣装はバラバラだったけど、登場したときは、
全員カウボーイハットを被ってたよ。かわいー。
イノクチくんの赤シャツ、いいなぁ。
メンバーがモノトーンの中、フロントマンがビシッと
目立つ色を纏っていると、ステージの絵面的に収まりがいいもの。

オープニングは『キーマ』
インスト、大好き。
4人がステージで弾きまくってる(或いは叩きまくってる)のを
見ているだけで、嬉しくなっちゃうんだよなー。
イノクチくんの歌は大好きだけれど、
もっとインスト曲増やしてもいいと思う。
後半戦で演った『VOID』も、すっごく良かったし。
カッコよくて、可愛くて、絵になるの。
もちろん鳴ってる音もカッコいいんだけど、
ヴィジュアル的に完璧だわ、と思って見ていたのだ。

なんだろう・・・。
ワンマンならでは、という伸びやかさがあったなー。
ステージの上は4人だけ、後にも、先にも誰もいない。
お客さんは全員、その4人を観にきている人だけ、というホーム感。
ツアー初日で、ワンマンで、新曲もやって、と
本人達はそれなりに緊張して臨んでいたんだろうけど、
どこか絶対的な安心感があったんじゃないかと思う。

対バンのときは、もっとギラギラしてるもんね。
初見の人をどれだけ惹きこめるかという真剣勝負だもの、当然。

安心して甘えてしまったら、ダメだけれど、
フロアとステージの信頼関係は、ライブでは大事なことだと思う。
そういう意味で、いい空気だったんじゃないかな。

ゴエさんが「俺の頭の中を見せられないのが残念だ」って言うほど
すごく楽しんでたみたいだから。
「今日はCDとかTシャツをいっぱい買ってもらいたかったんだけど、
もう、そんなことはどうでもいいや。楽しもうぜ!Oh Yeah!」って。

わーい!『BAD SUMMER FEELING』が聴けた~!
夏になるまでは聴けないかと思ってたから、すっごく嬉しい。
スカは楽しいな~。
スカバンドのスかは苦手だけど(スカばっかりだと疲れちゃうから)
ロックバンドの演るスカは、大好物なのだ。

はじめてライブで聴いた『くちづけ』は
あんまりライブでは演らない曲なんだろうね。
イノクチくんが何度か歌詞をとばしてしまって、
自分の頭にゲンコツを入れてたのが、可愛かったよ。

できたてホヤホヤの新曲『車輪の中』が、途轍もなくカッコいい。
イントロのギターリフを聴いた途端に持っていかれた~。
藤井一彦が弾いてるのかと思ったよ。
彼らの得意なビートでのせるタイプの曲ではなくて、
もっとグイグイとグルーヴする曲だった。
伊藤くんのベースが、気持ちよかったわ~。

この前も聴いた方の新曲『スピード』は、やっぱりヒリヒリした。
正しいものを信じない、永遠なんて知らない、知りたくもない、
信じられるのは、今走っているこのスピードだけ・・・そんな歌。
胸が痛くなるような刹那への憧憬に、思わず顔が歪む。
きっと、酷い顔してただろうな~。
ステージから見えてなきゃいいけど。

たぶん『田舎のカーボーイ』もねぇ、私にとって
ちょっと苦々しい気持ちにさせられる曲で、
きっと同じような酷い顔になってたと思う。
私のキライな四つ打ちに、せつない歌詞をのっけやがってーーー。
聴いてて辛くなるのよ、色々と複雑な気持ちなの。

『BABY KILL LOVE』は、天国行きのチット~♪が、
ツボだと前に言ったけど、ライブだと、イノクチくんの動きが
もっとツボだらけだった。

レコードやターンテーブルが歌詞に出てくると、
よくエアDJ(片手を耳にあてて、片手でターンテーブルを
キュキュッと動かす)をやってるんだけど、
この日はとくにこれが気に入ってたみたいで、
『BABY KILL LOVE』なんて、ぜんぜん関係ない歌詞なのに
エアDJやってたよ。
かわいいし、おかしいし、めちゃめちゃ笑ったわ。

本編ラストは『ゴールド』
あの時、間違いなく、爆音の中で黄金を見たよ。
彼らがステージから放った光り輝くロックンロールの欠片が
私の上に降りそそぐのが見えたよ。
きっと、あの場所に居た人には見えたはず。


Qeema~ホリングのテーマ
シュガーK
FADE AWAY
Electric Queen
銀行強盗
BAD SUMMER FEELING
くちづけ
スピード
車輪の中
2053
田舎のカーボーイ
ギャグのセンス
VOID
BABY KILL LOVE
いかすぜ今夜
ゴールド

BABY BABY
夜の魚
45回転

コールタール


アンコールがあるっていうのは嬉しいねぇ。
しかも、予定より時間が巻いていたらしく、ダブルで。
「ちゃんと時間を計って練習してるのにな・・・」と不思議そうだったけど、
そりゃライブ本番は、体内のビートがどうしても早くなっちゃうよね。

最後はいったいどの曲やってくれるかな~、とドキドキ。
ラストナンバーは・・・『コールタール』!!!
ほぼアカペラのイノクチくんの歌い出し、そこから
ドンっと、バンドがエイトビートを刻み始めるところで泣きそうになる。
ロックンロールバンドの美しさが、その瞬間に凝縮されてたから。




終演後、あっという間にゴエさんが物販に出てくる。
ワンマンだというのに・・・まるでGみたいだな。
で、新作のキーマTシャツを購入。

ゴエさんに「新曲がめちゃくちゃカッコよかった」ことを
伝えられて、スッキリ。
こうやってゴエさんに一声かけるのも、もうお決まりになってきて、
これがなきゃライブ終わった感じがしないのである。




P.S.
ほぼ正面にいたのに、三浦くんの描写をしてないことに気付いた。
えーっとー、フワッフワッと頭を揺らしてギター弾いてたよ。
・・・ごめん、あんまり覚えてなくて・・・。

でも、帰り際に出口でばったり会ったので、握手していただいた。
ギタリストらしいスッとした手は、ひんやりしてたなぁ。



3 件のコメント:

  1. 光の速さで猛烈なファンになっているー!
    しかし、ワンマンいいなぁ!
    福岡では平日対バンの多いバンドでトンパツとかが多くて、(3MINUTESのレコ発ですらトンパツ発表だった)、時間が早すぎて行けなかったのだけど、
    最近は平日でも少し遅くなってくれたので行けそうです。

    で!モモの三浦君の描写をもっと!

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  2. >tokageさん
    そう、光速を超える勢いです。
    恋すると、すごい瞬発力を発揮するタイプなのですよ。でへへ・・・。
    それでも、まだまだ慣れなくて、ボーっとしてるうちにライブが終わってしまうので、なかなか目が三浦くんまで行き届かない。
    ごめんなさい。
    でも、間違いなく、ふわふわヘアーを揺らして、キラキラと綺麗な汗を散らしておりましたよ。
    …と、モモちゃんにお伝え下さい。

    早く、地方でもワンマンができるようになるといいのにねぇ。






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