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2011年9月2日金曜日

ARABAKI ROCK FEST.11 ~その2~

子供ばんどが終わって、さてどうしよう。
当初はandymoriを観る予定にしていたのだけれど、
移動を考えると、ちょっと厳しいのでパス。

というわけで、軽くランチ&本日の2杯目をキメる。
やっぱり、青空(ちょっと雲が多いけど)の下で飲むビールは
格別に美味い。
荒吐ステージ後方で、Heavenstamp、He のライブを眺めながら、
いい気分で、ウトウトしてしまったらしい。
頭の中で音楽は鳴っていた覚えはあるのだが、
あっという間に時間が経っていて、タイムワープしたような気分。

陸奥でアジカンをチラ見しようと行ってみたけど、
人が溢れかえっていて、ステージの見えるところまで辿り着けず、
断念して、チャボが始まるまで津軽で待つことにした。

津軽は、ステージ前にベンチが幾つか置いてあって、
まったりとした長閑な雰囲気。
ステージを見ると、特別にデザインされた舞台らしく、
和っぽくて可愛らしい装飾が施されていた。
ワイヤーアートというのかな?
猫の形のオブジェがプリティーだったなぁ。
あれの小さいレプリカでブローチかなんかがあったら、欲しい。




仲井戸麗市「津軽のまほろばSESSION」

津軽にはサブステージがあって、
そちらで津軽三味線の演奏が5分くらいあった。
それが終わって、まほろばSESSION BANDの登場。
メンバーは、Vo&Gt 仲井戸麗市、Ba吉田建、
Dr村上“ポンタ”秀一、Key伊東ミキオ
つまり、3G+キーボードのミキオさんってことですね。

「まほろばSESSION BAND、本日デビュー!
そして、本日解散!」という、このステージのためだけの
スペシャルバンド。

実は、チャボを生で見るの初めてなのよ。
うーん、自分でも意外なんだけど、機会がなかったんだよね。
初めて見るチャボの若々しさにビックリした。
これで還暦とか、あり得ないわ。
ステキ過ぎる。

ポンタさんのドラムも、初体験。
これまた、個人的な思い出話なんだけれど、
高校のときの親友がドラムを叩いていて、
その彼女が使ってたスティックが、村上“ポンタ”秀一モデル。
ちゃんと聴いたことないけど、
きっと、めちゃくちゃドラムの上手い人なんだろうと想像してた。
そんな高校時代のことを思い出した。

このバンド、チャボのギターがカッコいいのは当然のこととして、
ポンタさんのドラムが渋かったんだよ~。
なんていうの?イブシ銀てやつ?
なんなんだ、あのグルーヴ。
チャボのブルージーなギターと絡み合って
超、気持ちいいんだよ。

この4人でカバーを含めて3、4曲演った後、
チャボが一人目のゲスト、曽我部さんを呼び込む。

曽我部さん、なんだか見るたびに、その・・・貫禄が・・・。
着々と成長なさってるようで。
でも、その貫禄は見た目だけじゃなく、
歌の方もド迫力で、鳥肌もんだった。

チャボの曲『ONE NITE BLUES』を曽我部さんが歌ったんだが、
こいつが凄かったのだ。
チャボのギターが素晴らし過ぎて、
ちょっとやそっとのボーカルじゃ太刀打ちできないだろうところを
見事に歌い上げて、負けてなかったもんね。
ホントに、凄いもの観たな、と深ーい溜息が出た。

曲が終わった後のMCで、
この曲はもうできないと諦めていたけれど、
彼のおかげでまた演ることができました。
というようなことをチャボが言っていた。
そうか・・・やっぱり、今のは相当レアなもんだったんだな。

二人目のゲストは、寺岡呼人。
呼人は、チャボさん大・大・大好きオーラ全開。
微笑ましかったなぁ。

で、『飲んだくれジョニーを探して』(だったっけ?)という
呼人が作った曲、これがねぇ、ちょっと、ヤラれた。
飲んだくれジョニー=チャボ という設定で、
少年が憧れの人を追いかけて、
やがて一緒のステージに立つ日がくる、という
そのまんま呼人本人を歌ったような曲。
歌詞とかベタベタで、臭いっちゃあ、臭いのだが、
なぜか、これがズドーンときた。響いた。沁みた。
涙が出た。

べつに、呼人ファンではないけれど、
(っていうか、どちらかというと、ちょい苦手なタイプ)
呼人が、チャボさんとステージに立っていることが
嬉しくてしょうがないという気持ちを、なんの衒いもなく、
直球ド真ん中に投げ込んでくる姿勢に感動させられてしまった。
真っ直ぐに投げると、ちゃんと響くようになってるんだね、
人の心ってヤツは。

そして、三人目は土屋公平・・・ってか、蘭丸ね。
おおー、蘭丸・・・やっぱり、それなりに丸くなってたけど、
まぎれもなく蘭丸だ。
つまり、麗蘭ですね。

と、ここで、ちょっと時間が気になり始める私。
ああ、そろそろ移動しないと。
磐越まで行かなきゃならないんだよ~、SIONなんだよ。
でも、もう少しチャボ見たいな~。
なんて逡巡してるうちに、1曲終わってしまった。
おかげで、ぜんぜん記憶に残ってない。

えーい、行くぞ!
SIONの磐越に!
っと、チャボへの未練を断ち切って、小走りに磐越へ向かった。




と、その3へ。
まだまだ続くよ。

2 件のコメント:

  1. 麗蘭!
    ポンタ!
    3G!
    ・・すいません、いちいちうるさいですね。

    羨ましいです。
    ポンタ、相変わらずの凄さなんですね。
    初めて観たのは高校生の頃だったかな?

    やっぱりおじさんはカッコいいですね。
    テクニックだけではなく、色々背負って来たものが
    プレイにもにじみ出るってことでしょうね。

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  2. >りーさん
    まったく同感。
    オジサン達からにじみ出る凄味は、若者には真似できませんからね。

    ちなみに3GのGはグレートのGだそうですよ。
    なんか、そういう人、どこかに居たような・・・。

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