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2011年9月19日月曜日

THE GROOVERS premium ONEMAN LIVE "20years × 20years"@下北沢SHELTER

-SHELTER 20th Anniversary-
THE GROOVERS premium ONEMAN LIVE
"20years × 20years"
9月16日(金)下北沢 SHELTER
19:00開場/19:30開演
前売り3,500円/当日4,000円(ドリンク別)



ひっさしぶりのシェルター。
こんなに狭かったっけ?

ハコチケだったので、そこそこ前に行けたけれど、
男子率が高いし、なぜか女性も小柄な人が少ないせいで、
視界はビミョー。
フラカンのときとはエラい違いだ。

そして今日は、グルーヴァーズ・デビューのりーさんとご一緒。
予習用にと私がセレクトしたCDからの選曲が多くて、
「私って、天才?」と、自画自賛してしまった。

しかし、まぁ、それにはちゃんと裏付けがあって。
今回のライブは、シェルターの20周年と、
グルーヴァーズが3ピースで再スタートしてから20周年という
二つの20周年記念ライブ(一彦さん曰く「合同誕生日」)なので、
その頃の曲を演るんじゃないかなぁ・・・と思ったわけ。

しかし、まさかここまでやるとは!

『Groovaholic』『THE MOONSHINER』と、
ある意味、通常どおりでスタートを切ったんだけど、
「ここからは、1曲を除いてその頃の曲ばかり演ります!」
と宣言しちゃったよ。
ちなみに「その頃」というのは、1998年以前という感じかな。
アルバムで言うと『CHARGED!』あたりまで?
中でも、一番古い『Top Of The Parade』の中からの選曲が
一番多かった。

私は後追いで聴いてるので、
古い曲に思い入れがあるわけじゃないのだが、
このレアなセトリは、とても嬉しかったな。
普段のライブじゃ聴けない曲が聴けるというのは、
ファンにとってはたいへんありがたいことですからね。
しかも、この『Top Of The Parade』は、大好きなアルバム。
3人で再出発をする、という意気込みが溢れていて、
なかなかトンガッた音作りで、超クールなんだよなぁ。

というわけで、かなりスペシャル感満載のライブだったのだ。

セトリは順不同。
おおよそ、こんな感じ。



 Groovaholic
 THE MOONSHINER
 現在地
 HARMLESS MADMAN
 この世の風穴
 The Longest Night
 (新曲)
 夢の中でしか
 新しいブルーズ、新しいブギー
 想像病患者の夢
 フリージア
 閃光
 スマイル
 行列の先頭
 鉄の旗
 日が暮れていく
 メロディ
 俺に落ち度
 Like A Rolling Stone
 SWEETHEART OF MY SOUL



ライブでは初めて聴いたという曲も多かった。
『想像病患者の夢』も、そうだね。
ここが前半の山場だったんじゃないかなぁ。

「こんなに暑いとは、予想外だった」そうで、
「衣装の選択を間違えた」と悔やんでいた一彦さんの衣装は、
本人曰く「シックなジミヘン」を目指したという
黒のサテン地でフリルをあしらったシャツ。
通気性なさそう。
ボブさんも珍しくTシャツじゃなくて、黒っぽい柄物シャツで、
汗かいて、ペッタリしてて、暑そうでしたわ。

『スマイル』がカッコいい!
3人の創り出すグルーヴが、本当に気持ちよいのだ。
とくに、ここはヤスチカさんのドラムが冴えとるなぁ、
というのがわかり易いところ。

一彦さんがピョンピョン飛び上がったときとか、
ギターを頭上に高く掲げたときに、
シェルターの低い天井にぶつかりそうで、
見てて、冷や冷やすることが何度もあった。
っていうか、本当にギターのヘッドが当たってたよね。

気が付けば、フロアに入り切れないお客さんが階段のところまで
ギッシリと入っていて、満員御礼。
それを見て、「20年前のワンマンのときを思い出した」と一彦さん。

20年前、3人で再スタートを切った初ワンマン・ライブは、
すべて新曲だけのライブ。
しかも、そのことを告知してたかどうかも怪しいとか。
「詐欺同然!」だったそうですわ。
「その時のライブに来た人いる?」と訊いたところ、
手が上がってましたね。
凄いっ!
羨ましいっ!

ちなみに、その頃と比べて変わったのは、
「高橋BOBの髪型と、藤井ヤスチカの体型」だそうですよ。

2回目のアンコールは『SWEETHEART OF MY SOUL』で
どどーんと盛り上がる。
渋い曲もいいが、こういうストレートにアッパーなのもいい。
そこがグルーヴァーズの懐の深さだよなぁ。
と、毎度のことながら、惚れ惚れしてしまう。
いい内容のライブだった。



家に帰ってから、もらってきたRooftopを見たら、
一彦さんのインタビュー記事が載っていた。
20年前の思いなんかを語っていて、短いけれど、
読みごたえあった。

そして、ここまでの20年は、
ほとんど知らずにきてしまったけど、
ここからの20年は、がっつりとついて行きたいと
改めてそう思ったのである。

4 件のコメント:

  1. 本当に良いものを見せて頂きました。
    ありがとうございました。

    一彦さんの色っぽい「スマ~イル」という声で始まったあの曲、間奏のjazzyなグルーブのカッコ良さ!
    本当に巧いし、曲も良いし、ガツンとやられました。

    あれからずっとヘビロテで聴いていますよ。

    「グルーヴァーズはご新規さんも受け付けております」という一彦さんのお言葉に甘えて、私もこれからの20年はしっかりとついて行きたいと思っています。

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  2. >りーさん
    いえいえ、どういたしまして。
    楽しんでいただけたようで、私も嬉しいです。
    グルーヴァーズは、ライブで聴くと一発で持っていかれますよね。
    私も最初に観たときに、ガツンとやられたクチですから。

    ふふふ・・・。
    これで、りーさんも「Groovaholic」ですな。

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  3. ああ、うらやましいにつきます。
    どうにかBassicのチケット確定できました。
    小さいハコで一彦ギター楽しんできます。
    直前にはフジケン2daysもあって、藤井三昧です。

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  4. >tokageさま
    そうでしょ、そうでしょ、羨ましいでしょ。
    グルーヴァーズのライブはハズレなしですが、
    今回は特に良かったような気がしますよ。
    セトリもスペシャルですし。

    一彦さんのソロは、まだ観たことないんですよね~。
    しかも小さいハコですよね~。
    私もtokageさんが羨ましいですわ。

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