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2011年12月3日土曜日

とくべん@パピーズ

『とくべん ライブ』
オーニング・アクト:相模の風THEめをと
12月2日(金) Live House PAPPY`S
開場18:30 開演19:00
予約3000円(当日3500円)+1ドリンク500円



前にトーベンさんのソロライブでこのパピーズに初めて来た。
そのとき、オープンと同時に店に入ると、誰もいなくて
すっごい寂しく、いたたまれない気持ちになったので、
もうちょっと遅く行こう、と開演の15分くらい前に入店。
なのに、やっぱり誰も居なかった。
ショックだ。

平日だからなのかな~。

というわけで、どこでも席は選び放題。
ちょっと迷ったんだけど、一番前の端の席に座った。
あんまり目立ちたくないから、壁に際にはり付く感じで。


O.Aは、相模の風THEめをと
名前の通り、ご夫婦のギターデュオ。
今回は、斉藤哲夫さんのサポートでピアノを弾いてる
さがみ湘さんが、ベースで参加。

最初の曲は斉藤哲夫さんのカバーで『甘いワイン』
トーベンさんが歌ったのを聴いたことがあるな。
あれは、10月のleteのライブだったかな。
いい曲だよね~。

1曲終わるたびに、向い合って一礼する姿が、
たいへん微笑ましい。

奥さんのギターの弾きっぷりが、オトコマエで
カッコ良かったな~。
私も同世代として、励みになりますわ。
あー、もっと頑張って練習しなきゃ。


さて、とくべん。

揃えたわけではないのに、二人とも赤いTシャツ。
トーベンさんはジミヘンの。
トクオさんはハーレーダビッドソンの。

あっ、とくべんについて説明しといた方がいいのかな。
トーベンさんとセンチメンタル・シティ・ロマンスの
中野督夫さんの二人のユニットなのです。
お二人は、フォークロックスのメンバーでもあります。

O.Aの相模の風THEめをとの
“ザ”が気に入ったらしいトクオさんが、
「ザ・とくべんです!」と勝手に“ザ”付けて
とくべんのテーマにのせて、自己紹介。
二人合わせて115ですと。

で、トクオさんが、天然キャラっていうのか、
とりとめなくお喋りになるのですわ。
それが、ほんとオカシくて仕方ないの。
歌うと、いい声してて渋い感じなのにねぇ。

トクオさんの曲、トーベンさんの曲、
フォークロックスの曲、センチの曲、
とくべんのオリジナル曲もある。
そんな感じのセットリスト。

トーベンさんは、アコギとベースを持ち替えながら。
ベースは、プレベの形の青味がかったグリーンのヤツ。
フェンダー製ではなかった。
初めて見ました。

私はもちろん、トーベンさん側の端っこに座ってたんだけど、
(つまり、トーベンさんのほぼ真正面ってこと)
MCの時、トーベンさんの方を向いて話すトクオさんと
目が合ってしまうのよ。
ちょうど、視界に入るところなんだろうね。
そして、ついにイジられてしまうのである。
「あっ、湯川組なの?そうなの?」と訊かれ、
「だって、彼女、一番に来とったよ~」と暴露され、
もう、穴があったら入りたい・・・。
た す け て く れ。

せっかく目立たないように、端っこにへばりついてたのに、
ぜんぜん意味ないじゃん。

この後も、何かの折りにつけ、私に話を振ってくるし。
トクオさん、勘弁して下さい!
というわけで、MCのときは極力そちらを見ないようにして、
目が合わないように気を付けたよ。
けど、面白いこと言うから、見ちゃうんだよな~。

トクオさんが書いたセンチの曲で、
歌詞がボツになったという曲を演った。
結局、増田俊郎さんが詞をつけたそうで、
なかなか暗い感じに仕上がっていたのだが、
そのボツになったバージョンのタイトルが
『笑顔のマジシャン』だったとか。
なんか、ちょっとシュール?
だけど、そんなご陽気なメロディーじゃなかったよな~。
トーベンさんも『笑顔のマジシャン』ていうのを気に入って、
「じゃ、とくべんでやるときはそっちのバージョンで演ろうよ」
と言ってた。
まだ、途中までしか出来てないらしいけど。

あいかわらず、真正面に座ってしまったので、
ついつい手元ばっか見てしまうことになって、
トーベンさんの爪の形がいいなーって。
そんな部位に対して、自分に好き嫌いがあるだなんて
考えたこともなかったのに、トーベンさんの爪を見たら、
あー、これ、私の好きな形だわ~、と思ったのだよ。

なんなんだ?
私、パーツフェチなのか?
いや、そうじゃない。
自分の好ましい部分ばかりが目に入ってきて
気に入らない部分は脳が勝手にスルーしてしまう。
名付けて「恋は盲目現象」というやつだな。

と、そんなくだらないことばかり覚えていて、
肝心の演奏のこと、曲のこと、ぼんやりとしか
思い出せない。

『夕暮れのうた』
好きな曲なので、聴けて嬉しかったなぁ。

2回目のアンコールは予定してなかったようだけど、
『バンドマン・ブルース』で〆。

とにかく、楽しかったことはだけは確か。


そして終演後、本日の一大ミッションをクリアすべく、
トーベンさんが出てくるのを待つ。
そのミッションとは、
フォークロックスのチケットとCDを購入すること。

いや、もうたいへん。
緊張しちゃって、右手と右足が一緒に出る勢い。
そこはオトナですから冷静を装ってはみたけれど、
気の利いた言葉ひとつ出てくることもなく、
CDにサインをしてくれているトーベンさんを
アホ面さげて、見つめることしかできなかったわ。
あー、情けない。

でも、トーベンさんは優しくて素敵だった。
サイン、ありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. ミッション成功、おめでとうございます。
    当日のnemuriさんの緊張、こちらにまで伝わってきましたよ。
    小さいハコはアットホームで楽しそうですね。イジられちゃうのは恥ずかしいけれど・・。
    特に「好きな人」の前ではね。

    きっとまだ夢心地状態が続いているんでしょうね~。
    いいなぁ~。

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  2. >りーさん
    応援、ありがとうございました。
    なんとかミッションはクリアしましたが、
    思い返す度に、ああ言えばよかった、と悔やまれるばかりです。
    もっとアルコール入れておけば、良かったかなぁ。

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