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2011年12月5日月曜日

Martin Club Rebirth Tour 2011@恵比寿ガーデンホール

Martin Club Japan Presents
Rebirth Tour 2011 東京公演
2011/12/4(sun)恵比寿ガーデンホール
16:30 開場  17:30 開演
斎藤誠 / 渡辺香津美 / おおはた雄一 / BanBanBazar /
吉川忠英 / 中川イサト / 小倉博和 / 藤原ヒロシ
前売り:マーティンクラブ会員ジャパン¥2,800 
一般¥3,800 全席指定


毎回、バラエティに富んだラインナップで、
新鮮な感動を与えてくれるこのイベント。
私は今回が6回目くらい?かな?
今回はまた、特別に豪華な顔ぶれだったんだけど、
誠さん、たいへんだっただろうなぁ。
何度もステージに出たり、引っ込んだりして、
それぞれのアーティストとセッションして、仕切って。
いやー、本当に。
A型で気配り屋さんの誠さんじゃなきゃ、なかなかできないよね~。

とにかくインプットした情報が多すぎて
頭の中がパンク状態になってるのだが、とりあえず
サラサラっと軽く書き留めときます。


おおはたくんは、いつもの感じ。
どんな舞台でもブレない、媚ない。
そういうところが、彼の魅力なんだよなぁ。
『Don't Think Twice It's All Right』のときの
流れるようなフィンガーピッキングが好きだ。
軽やかでリズミカルに動く指先の動きを見ているだけで、
気持ちよくなってしまう。

『波間にて』の曲途中で、どこかのお子様が
「痛い~!」と泣く声が・・・。
おおはたくんは、苦笑しながらも「泣かないで~」と
歌詞を変えて歌ったよ。
こういう拾い方をサラッとできるなんて、
ライブ巧者の強みだよな~。

誠さんとのセッションは『ゴロワーズ~』
カッコいいのはいつものことなんだけど、
おおはたくんが楽しそうに、少年のような無邪気さで
ギターを弾いていたのが印象的。
誠さん一緒にギターを鳴らすのが、とても嬉しそう。


小倉さんは、マーティンのトラベル用のギター
“バックパッカー”を抱えて登場。
しゃもじみたいな形をしてて、音色も独特。
単純に容積が小さいと、サスティーンが減るのかな。

コンピュータを使って、カッコいいサウンドでしたね。
誠さんとのセッションはクラプトンのインストで
『Reptile』
仲良しのお二人のなので、息はピッタリ。


藤原ヒロシさんは、いまだに何者なのか、
私には理解できていない。
いったい何屋さんなんですかね~?
それにしても、髪型がワンレンのボブになっててビックリ。
見た目の雰囲気がガラリと変わっていた。

誠さんと二人で『Daydream Believer』
清志郎バージョンでしたね。
そのあと、おおはたくんも加わってもう一曲。
なんの曲だったか忘れてしまったけど、
おおはたくんのスライドが見られたので満足。


そして、大御所お二人、吉川忠英さんと中川イサトさん。
ええ、お名前だけは知っていましたよ。
それぞれ、1曲ずつ演ったあと、
二人で『500マイル』を、それぞれの訳詞で。
ギターの音色も歌も、まったくカラーの違うお二人だけど、
ゆーったりとした合わせるのが難しそうなテンポを
合わせているのが凄かったね。
誠さんも「一緒に演らなくてよかった、合わせられない」
と言ってたもんな。

ところで、イサトさんのあのベンドするギターは
どうなっとるんですか?
チョーキングもスライドもせず、音がベンドしてたから、
頭の中を「?」だらけにしながら、身を乗り出して見てた。

どうやら、ネックをぐいっと下へ引き下げる動作をして、
ベンドさせているみたいだ。
で、調べてみて、
ストリングベンダーなるものの存在を初めて知った。
へえー。
私には上手く説明できないので、
興味のある方は、自分で調べてみて下さいね。
いやー、ギターって奥が深いな~。


J-MELOの公録以来の香津美さん。
ギター上手いよな~。
と、馬鹿みたいに当たり前のことを言ってしまいますよ。
もう、ため息しか出ないわ。
うっとりと、流麗な左手の運指を拝見。
ギターとか楽器にに限らず、何かを極めてる人は美しいな。

誠さんとは、ベンチャーズのメドレーをセッション。
『CARABAN』とか。
今度は、誠さんが楽しそうにはしゃぐように弾いてたな。


バンバンバザール。
この面子でトリを仰せつかってしまったことに大恐縮の福島さん。
クラプトンと骨格が似ているとかで、
声が似てるとよく言われるらしい。
というわけで、クラプトンの『Layla』を。
最初に、デレク&ザ・ドミノスのヴァージョンと、
アンプラグドのヴァージョンをそれぞれさわりの部分だけ演って、
確かに、福島さんの声はクラプトンに似ているな~。
で、バンバンは、これをカントリーヴァージョンで!
邦題でいうと『いとしのレイラ』というより『愉快なレイラ』
といった感じだ。
いいなぁ、楽しいなぁ。

その後の誠さんとのセッションは『君といつまでも』
あの有名な台詞は、全員で!

ちなみに、福島さんは、
誠さんの教則ビデオでギター入門したんだって言ってたよ。


最後に、誠さん一人で。
クラプトン大好きだからね~、来日記念!ということで、
いっぱいクラプトンの曲をメドレーで。
あ、『Don't Give It Up!』の間奏部分の話ですよ。
喉の調子があまり良くなかったようで、
高音の裏声になるところが、出にくそうだったな。
ギターの方はたっぷりと堪能させてもらったけど。

新曲の『明日の空に』も披露。
心に響く優しい曲。
やっぱり声がしんどそうだったけど、
私の心にはしっかりと届きましたからね。


アンコールはもちろん、全員で大セッション。
藤原さんだけは、お仕事のため残念そうに帰っていかれたとか。
ステージいっぱいにズラリとギタリストが並んでて、
みながマーティンギターを抱えてて、
なんだかまぁ、豪華な構図ですわ。

誠さんは、気を遣って、それぞれに一言ずつ話をふってて、
素晴らしい仕切りっぷりだったね。
ちゃんと、立てるとこは立ててたし。

1曲目は『Lay Down Sally』
もう、今日はクラプトン祭りだわ。
これだけ盛り上げてるんだから、本人も来い!と思ったね。
噂によると、舞浜方面に行ってるとかいう話だったけど。

本日最後の曲は『明日があるさ』
大団円に相応しい名曲ね。


あー、お腹いっぱい!

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