フラワーカンパニーズpresents「シリーズ・人間の爆発」
ゲスト: SCOOBIE DO
2013.01.13(日) 高崎club FLEEZ
17:00 OPEN / 17:30 START
前売:¥3500 / 当日:¥4000 (1D別)
なぜか、高崎とは冬に縁があるようだ。
今回で3度目の高崎日帰り遠征なのだが、全部、1月とか2月とか。
寒いの苦手なのに~。
と、こ、ろ、が、思ったほど寒くない。
いいお天気でポカポカしてる。
・・・フラカンのライブだというのに、不思議なこともあるものだ。
きっと、スクービーが、晴れバンドなんだろう。
フラカン×スクービーのコラボTシャツは、
まさに、今日の対バンの為にあるようなものなのに、
うっかりしてて、オトダマTシャツ着てきちゃった。
もちろん、これだって全然間違ってないのだけれど・・・。
少しばかりTシャツ増えすぎで、把握しきれないのだよ。
写真を撮って、データベース化するべきかもしれないな。
開場15分前にフリーズに着くと、
すでに地下のロッカースペースまでは入れるようになっていた。
さっそく荷物と上着をロッカーに放り込んで、
入口前でギュウギュウ詰めになって呼び出しを待つ。
フリーズに来るたびに、この入場待ちのシステムが変わってるので、
少々戸惑う。
集客の具合によって、やり方を変えてるんだろうか?
SCOOBIE DO
OTODAMA以来のスクービー。
スーツ・バンドは、やっぱり野外のステージよりも
ライブハウスの照明がよく似合う。
ビシッとしたファンキー・グルーヴが、超キモチいい。
歯切れのよいギターの音色に痺れた~。
んー、もうちょっと視界がよければいいのにぃ、と悶絶していると、
ソロ弾くときは、前に出てきてバーに足かけて、
じっくりと手元をみせてくれるので、ありがたかった。
フリーズはステージが低くて、かなり見難いと思っていたけれど、
ステージの手前の部分、最前列のバーのすぐ向こう側に
20~30センチくらい高くなってるところがあって、
その上に立ってくれると、良く見えたわぁ。
うん、これで、圭介も大丈夫だな、と安心した。
何年か前に、初めてスクービーを観たときは、
モビーのドラムのグルーヴがずば抜けてて、
スゲェー!と思ったんだけれど、
それをほとんど感じなくなったってことは、バンド全体の
グルーヴの一体感が増したということなんだろうな、きっと。
あっ、上から目線でゴメンなさい。
ちゃんと音源を聴き込んでるわけではないので、
知ってる曲は『夕焼けのメロディー』と
『BACK ON』くらいだったけど、ライブを楽しむのに、
曲を知ってる、知らないは、あんまり関係ないなぁ。
なんといっても、シュウくんはノせ上手だから。
あの熱いMCに、胸が熱くなる瞬間がたびたびあった。
いい。
理屈なんてない。
それが、ロックンロール。
気づいたら、人間やめてましたわ。
フラワーカンパニーズ
いつものようにメンバー登場。
ミスコニのツナギの色は、赤だったそうですよ。
ちゃんと見てるはずなんだけど・・・、
私の記憶に残らない男、それがミスター小西!
(いい意味で!)
おっ、Gがオーバーオール!冬なのに!
さっき、シュウくんがMCで、フラカンとの対バンで、
楽屋入りしたときに、ハンガーにかかったオーバーオールを見ると
「なんだかホッとするんだよね~」と言ったもんだから、
着ないわけにはいかなくなった、とのこと。
ちなみに、この話はシュウくんの作り話で、
本当はオーバーオールを吊るしたりはしてないらしい。
いつも、鞄の中にくしゃくしゃに突っ込んであるんだって。
ワザとしわくちゃの衣装に着替えるところが
カッコいいんだとか。
そういう美学があるんだなぁ。
いきなり『チェスト』でスタートからの
ちょっと久しぶりの『ロッキュンロール』のイントロが聴こえて、
さらにヒートアップ。
先攻のスクービーで、すでにガンガン温まってるから、
自分の年のことなんて完全に忘れて、飛びまくってたわ。
この我を忘れて熱狂できる瞬間が、たまらないのだ。
高崎でのライブは5年ぶりらしい。
前回来たのは、えーっと・・・と、グレートも思い出せないでいると、
珍しく竹安が「2008年の〇月〇日!」と、キリッと発言。
19周年の“ツアー19”のとき以来らしい。
『なれのはて』は、ライブで聴くと凄くいいだよなぁ。
フラカンの得意なリズムだし、自信があるからなんだろうけど、
軽快なノリの中に、ドシッと腰の座った安定感があって、
気持ちよくノれるんだよね~。
圭介のモズライトが出てきたので、身構える。
鳴り始めたイントロのギターで、すでに涙目。
どこか安定を欠いた響きのリフが胸に突き刺さる。
『また明日』
ところが、歌い出した圭介の声の調子がおかしい。
なんとか歌い続けているけれど、喉が苦しそうだ。
大丈夫か、圭介・・・と、心配しながら観ていたら、
今度は、あれ?ギターの音がときどき途切れてるみたい。
接触不良か?
今度は、竹安のギターが心配で凝視。
ライブではよくあるトラブルだから、仕方ないのだけれど、
ここで、すぅっと熱が冷めてしまった。
そりゃ、トラブルなんて無いにこしたことはないのだが、
生なんだから、毎回完璧なんてことはない。
そういう日もあるよね。
『エンドロール』前に、竹安が動いた。
急いで予備のギターに持ち替えてセッティング。
ギターの入りに間に合うのか・・・というタイミングだったので、
ドキドキしてしまった。
こっちのギターは、ちゃんと鳴ってたみたいなので、
さっきのはギター本体の不良なのかも。
・・・というわけで、泣きの2曲セットは、
喉やらギターを心配しているうちに終わってしまった。
圭介の喉は結局、最後まで調子悪そうだった。
『ハタチ族』のサビも、下げて歌ってたし。
それでも、その圭介をカバーするように、Gや竹安までもが、
コーラスを頑張る姿にグッときたよ。
あー、それこそが、バンドの美しさよ。
それに、結局、最後はそんな心配なんて忘れて、
ピースマーク振りかざしながら、飛び上がってたしね、私。
アンコールは一曲だけだったけど、
思いを込めてヨサホらせてもらいましたわ。
ダブル・アンコールを求める拍手が、ずっと鳴り止まなかった。
でも、私としては、圭介の喉を思うと、
それ以上を求める気にはなれなかったなぁ。
しょっちゅうライブを観られる環境にいる私のエゴで、
もう、無理しないで!と思ってしまったのだ。
この日を待ちわびてた地元のファンの気持ちを考えれば、
もっと観たい!というのも当然なんだろうけど。
チェスト
It's Only Roc'kyun'Roll
SO LIFE
煮込んでロック
なれのはて
はぐれ者讃歌
ビューティフルドリーマー
ロックンロール
また明日
エンドロール
俺たちハタチ族
脳内百景
YES,FUTURE
真冬の盆踊り
この後、高崎線が止まってしまい、
家に帰り着くまで、ハラハラどきどきの旅が待っていたのだが、
それは、また、別の話。
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