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2013年7月21日日曜日

「CHABOとカースケと誠」@Thumbs Up

【斎藤誠30周年記念企画ライブ】
~コラボレーション・ツアー第2弾~
「CHABOとカースケと誠」
共演:仲井戸"CHABO"麗市、河村"カースケ"智康
7月15日(月/祝) 横浜 Thumbs Up
18:00 開場  19:00 開演
前売:¥5000 【SOLD OUT!】



本当に、誠さんとCHABOとの共演というのは、意外や意外。
なんていうのか、誠さんとCHABOでは、同じ音楽業界の中にいても、
その活動しているフィールドは、ほとんど重なっていないように
感じていたから。
誠さんも自身のHPに「CHABOさんと僕はまったく違うアプローチで
音楽をやって来たので、まさかこういう日が来るとは
思ってもみなかった」と、書いているくらいだから、
私の感じ方は、間違いではないのだろう。

今回、CHABOバンドのドラマーであり、誠さんの盟友である
カースケさんが、その二人を取り持ってくれて、
一緒にライブをすることになったらしい。
ドラムをセンターにして、上手側に誠さん、
下手にCHABOというステージセッティングには、
そういった意味合いもあったのだろう。

想像どおり、客層がいつもと少し違った雰囲気。
CHABOファンのみなさん、たぶん誠さんを初めて見るという方が
たくさんいたんだろうなぁ。

最初に3人が登場して、2曲ほど演った後、
CHABOがステージを下りて、誠さんのソロセット。
ここだけは、全曲わかるので、セットリスト。


Dlicate
BE MY BE MY BE MY
黄色いダイヤモンド
DIRTY THIRTY MAN
バースデー
あなたに逢いたい
DOWN DOWN DOWN


だいたい、こんな感じだったんではないかと・・・。

誠さんが事前に「男くさいライブになりそう」と言っていたのだが、
このセトリ見ると、納得だ。
なんとも硬派な選曲じゃないか。

『BE MY BE MY BE MY』は、いつ聴いても痺れるなぁ。

カースケさんと二人という構成は、関東圏では初らしい。
誠さんは、ずっとアコギだったんだけれど、
カースケさんのドラムのお陰で、めちゃロックな音になっていた。
当然ながら、誠さんとはバッチリ息が合っていて、
二人なのに、バンド感満載といったところ。



続いて、CHABOのソロ。
曲は全部はわからないんだけど、
『ブルームーン』とか『お墓』とか。

ずいぶん早い時期から、ライブの選曲や段取りをメールで送ってくる
几帳面な誠さんのことを「あんな奴は見たことがない」
「勉強ができたに違いない」
「ちっともロックじゃない」
と、愛のある言葉で褒めて(?)くれてましたわ。
山羊座のA型男だからね~、几帳面なんだよね~。
たぶん、CHABOとの共演が嬉しくって、わくわくしながら
選曲してたんだと思うわ~。

で、途中から誠さんもCHABOのセットに参加して
『ティーンエイジャー』とか『ギブソン』とか。
カースケさんと誠さんもヴォーカルとってた。
『ギブソン』のとき、誠さんは「マーティンでAOR~」と歌詞変えてて、
クスっとなる。

カースケさんからCHABOへののリクエストということで
『ホーボーへ』
カースケさんは叩かずに、じっと聴いていた。
うん、いい選曲だわ~。

そのカースケさんのヴォーカルで、アニマルズの『悲しき願い』
もちろん、尾藤イサオバージョンで。
みんなオイラが悪いのか~♪って。



とにかく、CHABOと誠さんが同じステージに立ってる光景が
不思議でしょうがなかった。
でも、結局はギター弾き同士ってのは、その音を通して
わかり合える部分が大きいのだろうなぁ。
それぞれ、ソロまわししてるときとか、
子供のように無邪気で、楽しそうな顔してたもん。

いやいや、それにしても今日の功労者はカースケさんだ。
ギターとドラムだけというシンプルな編成にもかかわらず、
分厚いバンドサウンドに仕上がっていたのは、
カースケさんのドラムの存在感が大きかったから。
二人のギターに負けないくらい、メロディアスでしたわ。



アンコールでは、CHABOも参加して、誠さんの曲を!
これには興奮した。
まさか『PLEASE!』って、CHABOがコーラスしてくれたり、
そんな光景を見ることができるなんて!
まぁ、いちばん興奮してたのは誠さんなんだろうけど。
そういえば、誠さん『PLEASE!』の曲紹介で、
僕の曲の中で、もっとも下品な曲、と言ってたな。

最後は『別に奇跡なんかじゃないから』
なんか、いつもにも増してグッときちゃったな。
今日のちょっとした奇跡のようなライブのことを
歌っているんじゃなかという気がしたのだ。



そうそう。
ずっとレコーディングをしていた、誠さんのニューアルバム、
秋ごろに発売されることになったらしい。
やっと、だね。
楽しみにしておりますよ。

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