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2011年11月23日水曜日

秋チェスト冬チェスト~被り曲なしの2日間~@LIQUIDROOM(1日目)

フラワーカンパニーズ ワンマンツアー
「秋チェスト冬チェスト」
~被り曲なしの2日間~
11月22日(火) 恵比寿LIQUIDROOM
開場18:00/開演19:00
前売¥3,500/当日¥4,000(ドリンク代別途)




急がなければ!
早くしないと、記憶がどんどん抜け落ちていく。
毎度のことだが、フラカンのライブはてんこ盛り。
とくに「大盛り」を頼んだわけじゃないのに、
黙っててもご飯をたくさん盛ってくれる、気のいい定食屋みたい。

もちろん、これから2日目に行かなきゃならんし、
時間がないので、ザーーーっと書き殴りで。


メンバー登場で、まず目についたのが、竹安のシャツ。
チェックのパッチワーク柄の長袖シャツ、おニューらしい。
Q太郎に「秋っぽくていいですね」と言われたらしい。
同じくチェックのシャツを着てる圭介が
自分と被ってて、迷惑そうだった。

1曲目は『冬のにおい』
これ聴くと、そんな季節になったんだなぁとシミジミする。
そんな気持ちとは裏腹に、体は跳ねまくってるけど。

『終身刑』
ボトルネックを指にはめたままで、
普通にストロークする竹安に萌えた。
「ビュンビュン」のときの手の形「なんでもいい」って言われても。
そしたら「フラカンがあと1年続くと思う人は、1本指で」
「2年だと思う人は2本で」
「5年の人は5本、10年以上の人は両手」
なんてこと言われたら、両手上げないわけにはいかないじゃない。

竹安のギターがクレッシェンドしていくイントロ。
あぁ、これは!
『青い春』
それも、アルバムのバージョン。
ひょっとしたら、こっちのバージョンを
ライブで聴くのは初めてだったかもしれないな。
カッコいいぞ!竹安!
ギターが啼いてるわ~。
何よりもグルーヴ感がすごく良くて、
早くも今日のクライマックスか?と思いながら、
ちょっと泣けてしまった。

なんかねぇ、フラカンに響く演奏されると、
私の涙腺は簡単に決壊するということが、最近わかった。
嬉しくて泣けてしまうのだ。
勝手に保護者目線で見ててゴメンナサイ、なんだけど。
それでも、こんだけキャリアがあっても、
まだまだ上積みを期待させてくれるバンドなんて、
そうそうないと思うよ。
スゴイぞ、フラカン。


MCでは、女子バレーの魅力をめいっぱい語る圭介。
そう、とにかく男子のスポーツには興味がない圭介。
それは「男が一生懸命やるのは当たり前でしょ」
「俺だって、負けないくらいに一生懸命やってるもん」
だそうですよ。

リクエスト曲は随時受付中。
このツアーが終わっても、リクエストして欲しいと、
社長が言っとりました。
200曲もあると、忘れてる曲も結構あるみたいなので。
ちなみに、今回、
一番リクエストが多かったのが『青い春』だって。
で、リクエストがあった曲でも、
一度合わせてみて「面白くなかった」のは演らない、と。
あー、私のリクエストしたあの曲は「面白くなかった」のだろうか。

「だいたいこの季節になると演る曲」という圭介に、
「えぇ?この時期は、ちょっと違うんじゃない」と突っ込むG。
圭介はキョトンとした顔で「えっ、違う?」
「まぁ、大きい括りでいえばそうだけど・・・」とフォローするG。
そして『春の手前』・・・すっごい大きく括ったね。
しかし、大好きな曲なので、なんでもいいや、嬉しい。
歌ってる圭介の表情がいいだよなぁ。


さっきの『青い春』で感じたピークを超えたのが、
『東京ヌードポエム』
なんというか、圧倒的、だった。

CDで初めてこの曲を聴いたとき、
胸苦しくなるような鬱屈した思いに息が止まりそうだった。
でも、今日は違った。
うまく言えないが、少し俯瞰で見つめたような、
大きく包みこむような、優しさに似たものが確かにあった。
あの息がつまるような切迫感の代りに
大きなうねりの中で解放されていく快感があった。

ステージの上を見ると、
竹安はギター小僧丸出しで、
弾いてることが楽しくしょうがないという
嬉々とした佇まいで弾いている。
圭介は、バックの演奏に身を委ねて、嬉しそうな表情。
ベースは安定してグルーヴを繰り出し続けるグレート。
そして、ミスコニ。
いつもスルーしてしまうミスコニだけど(ゴメンなさい)
このときのミスコニには惹き付けられた。
上から目線で申し訳ないけど、
大きくなったなぁ、ミスコニ!
とてもカッコ良かった。

フラカンのバンドとしての今現在の頂点をみたような気がする。

とくに、アウトロがたまらなく痺れた。
このまま時が止まってしまえばいいのに、と。


新曲『246』のイントロ、
竹安の殴りつけるようなカッティングにキュンとなる。

『吐きたく~』も久しぶりだったね。
震災以来、控えていたらしいから。


本日のメンバー紹介での最重要トピックは「ピジョン竹安」
要するに竹安の家のベランダに鳩が巣作りをして困っている
という話なのだが、圭介&グレートから、
「竹安と鳩は似ている」「どこ見てるかわからないところが」
と、さんざんイジられ、「ピジョン竹安」と命名。
(韓流っぽくていいじゃん、と圭介)
挙句に「肩に鳩のせて、ギター弾けばいい」
「フラカン?・・・ああ、あの鳩を肩にのせて弾いてるバンドね?」
と覚えてもらいやすくなる、とか、さんざん言われてた。
たしかに、面白いけど。



アンコール一回目。
うわー『発熱の男』がきたっ。
イントロの竹安ギターの音色が素晴らしい。
深いな~。
この曲の上昇感はなんなんでしょうか?
目には見えないけど、上へ上へと立ち昇っていく何かがある。
だから、思わず天井を見上げてしまうんだよな。
すごくカタルシスを感じて、気持よくなる。

『元少年~』のときの圭介のキラキラ感は何?
まぶしいくらいのキラキラしたいい顔してて、
抱きしめたくなるわ。

『孤高の英雄』
もちろん、大きな声で「ガンバレ圭介ーー!」
と叫んできましたよ。


アンコール二回目。
まさかまさかの『東京ワッショイ』
思わず、りーさんと一緒に飛び上がってしまった。
大はしゃぎですわ。
ワッショイ!ワッショイ!
いや、もちろん私以外にも
リクエストした人はいたかもしれないけど、
あれは、私のリクエストした『東京ワッショイ』でした!
社長、ありがとう!



冬のにおい
ラララで続け!
カリフォルニア
終身刑
ロックンロール・スターダスト
永遠の田舎者
はぐれ者賛歌
青い春
春の手前
東京ヌードポエム
吐きたくなるほど愛されたい
246
感情七号線
東京タワー
切符
チェスト
Mr.LOVE DOG
恋をしましょう

発熱の男
元少年の歌
孤高の英雄

東京ワッショイ
真冬の盆踊り


今日のところは、こんなもんで。


追伸。
終演後、ケーヤンとすれ違ったので、手を振って挨拶したら、
ちゃんと振り返してくれたよ。
もちろんケーヤンスマイルで。

2 件のコメント:

  1. うわぁ~被り曲なしっぽいセトリ~!
    キー悔しい。
    私はカリフォルニア来るでしょうね、
    たまらんですたまらんです♪
    季節感としてはこれも大丈夫ですか?
    しかし、
    ピジョン竹安のシャツ~!相変わらずのファッションリーダーですね。

    そしてケーヤンは、
    フラカンのライブだから私がいるかと期待したでしょうに、
    手を振ったのがnemuriさんとりーさんで残念だったでしょうねっ!(アイタタタ…)

    二日目も期待してます~。
    まさか被ってないですよね?

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  2. >tokageさん
    ふふふっ。
    もっと羨ましがって~!

    2日目のセトリも、かなりキテますよ。
    もちろん被ってない!1曲も!

    そして、ピジョン竹安も盛り上がってますよ。
    キャピタルさんが、鳩Tの製作に乗り出しそうな勢いですよ。
    キュウちゃんからは「鳩料理を研究してみたら」と
    メールがきたそうですよ。
    ・・・あ、鳩ネタはもういい?

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