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2011年12月18日日曜日

TOSHINOSE BLUES SHOW 2011@ROCK JOINT GB

THE GROOVERS
ワンマン@吉祥寺 "TOSHINOSE BLUES SHOW 2011"
12月17日(土)吉祥寺 ROCK JOINT GB
18:30開場/19:00開演
前売り3,500円/当日4,000円(ドリンク別)



うちの会社では毎年、この時期の土曜日に大掃除を行う。
あー、かったるい!
たいしてキレイになってる気がしないが、
とりあえず、一年分の要らなくなった資料やら書類やらの紙類を
バッサバッサと捨てていくのだけは、ちょっと爽快かな。
普段のデスクワークに比べれば重労働なので、
午後になると異常な眠気に襲われるのも、毎年恒例だ。

そんなわけで、電車で爆睡しながら吉祥寺へ。

こちらも毎年恒例となっているグルーヴァーズの年の瀬ワンマン。
といっても、去年はせっちゃんのZEPPが先に決まってて、
泣く泣く諦めたので、初めての“年の瀬ブルースショー”なのだ。
わくわく。



『狂おしきこの世界』でスタートで、テンション上がりまくり。
で、『欠けた月~』『無敵の日々』と次々と
私の大好きな曲が・・・!
イントロが始まるたびに、
きゃあー、私の好きな曲だぁぁぁ!と、
心を震わせていたのだが、よくよく考えてみると、
グルーヴァーズの曲、ほとんど好きなんだわ、私。

グルーヴァーズの曲は全部、イントロがいいのだ。
カッコいいギターリフからドラムのフィルイン。
だから、どの曲でもイントロが始まった途端に、
もう心を鷲掴みにされてるんだよな~。

その中でも、一彦さんの16分のカッティングが冴えてる
『無敵の日々』と『ロザリー』はとくに好き。
あの音を聴くと、キュンキュンしちゃうのだよ。
萌え~。

『12月だけのクリスチャン』は、
オリジナルアルバムに入っていないので、初めて聴いた。
一彦さん独特の世界観の歌詞で、深く重たい。
「カッコいい」と言ってしまうには重たすぎる。
いい曲だし、この重たさを人々が浮き足立ってる12月に
敢えて、ぶつけることには意味があるんだろう。
今年はとくに。

新曲は3曲。
『無条件シンパシー』というタイトルが付けられた曲は
初めて聴いたけれど、キレのあるカッコいい曲だった。
とくに、ギターソロが素晴らしかった。
切れ味の良い刃物のような鋭さで、
ギュワーンと斬り込んでいて、痺れたなぁ。

『独断』は、最初にガツーンとやられた曲なので、
ちょっと思い入れが強いかも。
とにかく、めちゃくちゃカッコいいもの。
こんなグルーヴを聴き流すなんて出来るわけがない。

そういえば、MCで、
一彦さんがヤスチカさんの家に入り浸っていた
高校生の頃のことを話していたのだが、
このとき、ヤスチカさんもちょいちょい説明を挟んだりして、
なんか、仲良さげな姿にキュンとしたね~。
男の友情にオンナは弱いのだよ。


今日は、ギターチェンジしないのかなぁ、と思っていた終盤、
ストラトにチェンジ。
これが、福岡まで飛行機で飛んで行ったんだね。
曲は『遙かなる』
憂いを帯びたギターソロの旋律が
ストラトらしい甘やかさを含んでいて、グッとくる。


『狂おしきこの世界』で始まって
『最後の煙草に火を点ける』で本編終了という、
個人的に思うライブのキラーチューン2曲が最初と最後。
つまり、このセトリ、圧巻でしたわ。
1曲1曲のクオリティの高さを見せつけられた。



1回目のアンコール。
『ONE FOR THE ROAD』のときの
一彦さんのパフォーマンスがカッコよかったな~。
なんか、スーパーギタリストのオーラを纏っていたよ。

そういえば、一彦さんのダメージジーンズが
めちゃくちゃカッコ良くて、とても似合っていたなぁ。
腰を落としてグレッチを弾いてるときに、
ちょうどカッタウェイの部分のRが脚の丸みに沿って
ピタリとはまっていて、そのジーンズとグレッチが
とても絵になっていたのだよ。
こういう偶然の美しい瞬間を見つけると、
なんだか得した気分になるなぁ。


2度目のアンコール。
1曲目の終わりに、
ステージ上で一彦さんが二人に耳打ちしてたから、
もともとは演る予定ではなかったのかもしれない。
『SWEETHEART OF MY SOUL』
最後の最後に上げてくれるな~。


今年の締めくくりにふさわしい、見事なワンマンショー。
あー、いいもん見たなぁ~。



狂おしきこの世界
欠けた月が出ていた
無敵の日々
BOOGIE STAR
惜別の空
12月だけのクリスチャン
ロザリー
ロゼッタの石
無条件シンパシー(新曲)
(新曲)
(新曲)
コスモス
ミスター・デザイア
放浪の運命
独断
RIDE ON,BABE
遙かなる
最後の煙草に火を点ける

鉄の旗
ONE FOR THE ROAD

(What's so funny 'bout) PEACE,LOVE AND UNDERSTANDING
SWEETHEART OF MY SOUL




さて、終演後、ドリンクの引き換えするのに並んでいると、
なんか見覚えのあるメガネ男子を発見。
あっ、キュウちゃん!

フラカンのライブ終わりでは結構な確率で見かけるのだが、
まさか、グルーヴァーズのライブで会うとは。

せっかくなので「ヨコロコ行きます!楽しみにしてます!」
と声をかけさせていただいた。
いやー、りーさんが居てくれたおかげ。
私ひとりだったら、遠巻きに眺めてることしか出来ないわ。

ドリンク飲みながら、物販をのぞいたりフラフラしていると、
一彦さんがフロアに出てきてるではないか!
ファンの人がサインを貰ったり、握手してもらったりしてたので、
りーさんに「私たちも行こうよ」と言うと、
いつもイケイケ発言で頼りになるネエさんが、
「無理、無理、無理!」と腰が引けてる。
なんか可愛いなー、もー。

今度は私が頑張るべきところだな、と思ったので、
りーさんを引っぱって行き、
「一彦さん、握手してもらえますか?」と声をかけた。
すげー!私!
普段なら、自分からアーティストに声かけるなんて
そんな畏れ多いこと、ビビってできやしないのに。
少女のように照れて怖じけづいてるりーさん見てたら、
可愛くて、一肌脱がなきゃって気になってしまったのよ。
ほんと自分でもビックリ!すげー!

と、もちろん一彦さんは、快く握手に応じてくれて、
ステキでしたよ。
これで、ギターが少しは上手くなると嬉しいのだが。

3 件のコメント:

  1. 昨夜はありがとうございました。
    夢のようでした。
    あなたの方が一回多く握手をしたのが多少ひっかかりますが、
    一人だったら絶対に無理だから、許します。

    中だるみなど全くない、素晴らしいライブでしたね。
    私設「宣伝部長」の術中にすっかりはまってしまいましたが、
    ものすご~く効果のあるホルモン注射を打ってもらったようです。

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  2. 私もイントロでギューッと心掴まれます。
    そして、
    飄々と歌われるリリックはいつもドキッとします。

    そして、
    まだ私グルーヴァーズで見たことないんですよ………
    グレッチ見たことないんですよ………
    福岡にもまた来て欲しいです。
    次に一彦見られるのは1月の凌さんバンドです。

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  3. >りーさん
    ごめんなさい。
    私が2回握手したことは忘れて下さい。
    テンション上がってたもので、つい。

    来年も、いっぱい、一彦さんのギターの音を浴びられるといいですね。

    >tokageさん
    来年こそはアルバム作りたい!と一彦さんが言ってました。
    新譜が出れば、きっと福岡にも行くはずです。
    それまで待ってて下さいね。

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