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2012年7月10日火曜日

THE GROOVERS "DRAGON SUMMER BLUES SHOW 2012"@CLUB251

THE GROOVERS
"DRAGON SUMMER BLUES SHOW 2012@下北沢"
7月6日(金)下北沢 CLUB251
19:00開場/19:30開演
前売り3,500円/当日4,000円(ドリンク別)




グルーヴァーズのワンマンって、半年ぶり?もっと?

対バンのライブも楽しくて好きなんだけれど、
やっぱりワンマンライブは格別。
最初から最後まで、トータル2時間の流れが淀みなく、
まるで映画を観ているようなストーリー性が感じられるのだ。
その流れが良くなければ、感動的なステージにはならない。

今宵のライブは、この流れが素晴らしかったなぁ。
(と言うわりに、セトリをちゃんと覚えてないんだけれど)



本日もまた、絶景ポジション。
ほぼセンターで、ヤスチカさんがよく見えること。
私はヤスチカさんのドラム好きなんだよな~。
ややタメるようなタイム感が気持ちいいのも、そうなのだが、
なんといっても、叩いてるときの表情豊かなのがいいんだよな。
真正面に居るものだから、ついつい見てしまう。
男前だし。

ヤスチカさんのリムショットが、いい音だったなぁ。

ちょうど私の後ろにいた男の人、熱烈なヤスチカさんのファンなのか
ずっと「ヤスチカ先輩!」と呼んでて、可笑しかったわ~。
一彦さんに「後で体育館の裏に来い!」なんて言われて、
さらに嬉しそうだった。
確かに男でも惚れるの、わかるけどね。

ずーっと見てて思ったのは、グルーヴァーズのグルーヴは、
この人が支えているんだなぁ、という至極当り前のこと。
でも、その当り前が、そうそう容易いことではないんだよね。
アッパーなエイトビートの曲でもブルースが滲んでいるのは、
ヤスチカさんによるところが大きいのではないだろうか。



ライブは『Groovaholic』→『THE MOONSHINER』と、
グルーヴァーズらしく、気持ちのよい流れで幕開け。
一彦さんのまくしたてるような雄弁なギターリフに悩殺される。
キモチE!

「友人のA君に捧げます」と始まった曲は『ウィリー』
これ、ライブで聴くのは初めてだったけど、沁みたな~。

一彦さんの歌は決してストレートではなく、
クールな皮肉屋を装いながら、理想の世界を追い求めている節がある。
なんか捻くれてて毒づいたりするのだが、絶望はしない。
しなやかに、したたかに、生き抜いていく男の姿が目に浮かぶのだが、
あれは一彦さん自身の投影なのか、それとも理想像なのか。

えっと、Truthのテレキャス使ったのは
『何者』とあと1曲は何だったかな~?
もう、セトリの記憶が相当曖昧。

ライブ直後の私のメモによると
『スマイル』で、腹筋がよじれそうになるほど、変則ビートを堪能した後、
「10年ぶりくらいに演ります」と『鍵穴に突き刺せ』で、
うひゃーーーっと、なった・・・ということらしいんだけど合ってるかな?
とにかく、この重たいビートがカッコよかったなぁ。

新曲も順調にできているようだけれど、
レコーディングの進捗状況は、まだまだといったところみたい。
もちろん、待ち遠しいけれど、納得のいくものを出して欲しいから、
焦らずに待っていましょう。

『ピラニア』大好き過ぎて、イントロのリフで失神するかと思った。
また、すっごい早いテンポだったから、余計にヒートアップする。
Aメロのリズムと半音ずつ下がってく進行が気持ちいいのだ。

一彦さんが、カポがセットされてるグレッチに持ち替える。
2カポといえば『最後の煙草~』
これがくると、あぁ最後だー、と思う。
曲は大好きだから嬉しいんだけれど、それと同じくらいに淋しくて、
気持ちが二つに引き裂かれるような複雑な心持ちになる。
たっぷりと演ってくれたはずだけれど、「えっ、もう!?」と
あっという間だったような気がしちゃうんだよね~。


アンコール『SWEET~』のイントロはアガるわ~。
途中でメンバー紹介が入る定番パターンで。
ボブさんは「Tシャツ・コレクター」だそうで、
私もだんだん、その域に近付いてきたような気がしてるので、
親近感がわくなぁ、なんて思ったりして。

『日が暮れていく』『現在地』は、会場全体でシンガロング。
でもでも、歌詞うろ覚えなので、自信持って大きい声で歌えないの。
ごめんなさい。
めちゃめちゃ聴きこんでるのに、いざ歌おうとすると出てこない。
なんという脆弱な脳細胞よ。情けない。


ダブルアンコール。
「ここからは別料金になってるんで・・・、Tシャツ買っていくように!」
と一彦さんに言われたとおり、別料金払ってきたよ。

『無敵の日々』
大丈夫、これなら自信持って歌える!
「Do You Love Me~♪」
オーディエンスが歌ってるのをステージ上から眺めるのは
きっと気分がいいんだろうなぁ。
一彦さんも、ヤスチカさんも、ボブさんも、
とてもいい顔して、フロアを眺めていたなぁ。
その表情が本当に素敵で、グッときてホロリときた。


バンドっていいな。



Groovaholic
THE MOONSHINER
今を行け
放浪の運命
暗闇の中で
(新曲)
ウィリー
乱気流ガール
何者
スマイル
鍵穴に突き刺せ
ピラニア
殺伐
グッド・モーニング・シャングリラ
SPEED QUEEN
最後の煙草に火を点ける

SWEETHEART OF MY SOUL
日が暮れていく
現在地

無敵の日々

2 件のコメント:

  1. お疲れ様でした!
    確かにヤスチカさんのいい男っぷりにはググっと来ましたが、
    『スマイル』の時のボブさんの指弾きも結構セクシーでしたよ。
    あっ、一彦さんのカッコ良さは言うまでもありませんが。

    かかった曲全てが好きですが、「無敵の日々」は特に大好きなので大合唱は嬉しかったです。
    「Do You Love Me~?」と歌った後、心の中で「Yes,I do.
    」と呟いていました。へへ。

    あの夜、私達がどんなに楽しかったかは、あの写真の笑顔が物語っていますね。

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    1. >りーさん
      そうそう。
      またもや、一彦さんのカメラにパチリと撮られてしまいましたね、超ゴキゲンな特上の笑顔。
      ちょっと無防備過ぎて恥ずかしいけれど、いい顔してますね。

      『無敵の日々』いいですよね~。
      あんな台詞吐かれたら、惚れちゃうよね~。

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