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2013年2月2日土曜日

クリープハイプpresents「ストリップ歌小屋」@LIQUIDROOM

クリープハイプpresents「ストリップ歌小屋」
2013/1/30(水)  恵比寿LIQUIDROOM
共演 / フラワーカンパニーズ
OPEN 18:00 / START 19:00
前売り 3000円/当日 3500円(without 1Drink)
《Sold Out!》



クリープハイプ主催の対バンライブということで、
フラカンが先攻だから、なるべく前へ行っておきたいところだが、
開場時間には間に合わないしな。
なんて、諦めて“オトナ見”モード全開だったのに、
着いてみると、物販に長蛇の列。
すでに、整理番号の呼び出しは終わっているというのに。
えっ!?て感じよ。

「前方にスペースあり」というメールも頂戴したので、
サクサクサクっと、気付けばいつものポジションに立っていた。

それもそのはず。
見渡す限り、赤いタオルを首にかけたピチピチのヤングばかり。
先に出てくるのはフラカンだから、がっついてないのね。
おーい!フラッペさんは、どちらーーー???
と、遭難しそうな友を見つけて励ましたい衝動にかられたね。
そのくらいのアウェイ。

こんな若い子達が、あのオッサンらに興味があるとは思えない。
ソールドアウトで、フロアはギュウギュウになってるとはいえ、
メンバーが出てきても、“押し”なんてないんじゃないの?
…なんて、自虐的なことを想像していたのだが、
客電が落ちて、メンバーがステージに出てきたら、
ちゃんと“押し”あったので、ひと安心。
しかも、かなりギューーっと。
いい塩梅の“押し”加減ですな。

フラカン側も、キラキラした目をした若いオーディエンスを見て、
やる気のスイッチをバチっと入れたようだった。
(オバサンも混ざっとるけどね~)

圭介の「どーも!フラワーカンパニーズです!」という台詞を受け、
ジャーーーンと楽器をひと弾き。(←こんな言葉ある?)
一瞬の静寂の後、ミスコニのカウントが響く。
なんと『深夜高速』だ。
今日が初見のお客さんが多いだろうということで、
最初にヒットナンバー(!?)から投入してきたわけだ。

その戦略は見事にハマって、
イントロのギターが鳴り始めると、
「おおぉーーっ」という唸るような歓声が上がった。
サビで拳を振り上げてる人も、けっこういて、
私なんかより、よっぽど熱心に盛り上げてくれてたね~。
若いってスバラシイ!

今日のグレートはオーバーオール。
(ちなみに、ミスコニのツナギは黒…だったそうですよ)
開場前の物販コーナーで、いろいろと段取りをしているときに、
ただの物販スタッフに間違われて「何時からですか?」と、
何人ものクリープファンから尋ねられたらしい。
これは、ちゃんと覚えて帰ってもらわないと…ということで、
オーバーオールにしたそうだ。
初めての人には、かなりなインパクトを与えたことだろう。
あれがベース&リーダー(&社長)のグレートマエカワですので、
覚えておいて下さいね。
イベント・タイトルの「ストリップ歌小屋」にぴったりでしょ?

そして、アウェイで燃える男=竹安のギターも冴えていた。
・・・のだが、どこかでノイズがのるみたいで、
たまに、バチッという音が出てて、本人も気にしていたけど、
原因はわからず。

私はとにかく、アウェイだから、キメのところはしっかりと。
それを心掛けていたのである。
『チェスト』のチョップとか、「BABY SO LIFE!」のとことか、
「ロックンロール!ロックンロール!」とかね。
後ろの若者達よ、ついて来い!ってな意気込みっすよ。
実際どれくらいついて来てくれたのかは、わからなかったけど。



で、まぁ、今のフラカンって、のってるんだろうなぁ~。
ハズレないよなぁ~、という感じの堅実さだった。
と、そこで、竹安が、ジャララーンとコードを鳴らした。
圭介が歌いだしの音をとる為の、ジャララーン。
ひょっとして???
 さびしいとか もおぉぉ~
うわあああ!キタ!『吐きたく~』!!!
ゾゾっと鳥肌が立つ。
この鳥肌立てたまま、曲の終わりまで。
久しぶりに聴いたせいもあるだろうけれど、
この『吐きたく~』が、素晴らしかったのだ。
観客をグイグイと惹き込んでいく力が凄かったんだよ。

そこからの『エンドロール』
圭介が切々と歌い始めたところで、
ギターをセッティングしていた竹安が、音を鳴らしてしまって、
焦ってましたな。
ボリュームをカットし忘れてたみたい・・・。

「3月にライブ・アルバムが出ることに、急遽決まりました」
という告知から、先日のプレミアムライブの話へ。
「総勢13人の編成で演った」
→K「これからは出入り自由なバンドにしていこうかと・・・」
→G「君も(お客さんを指差して)もし、楽器ができるなら一緒に・・・」
→K「楽器できなくても、歌えればいいか・・・」
→G「でも、ある程度は巧くないとな・・・」
→K「いやぁ、俺より巧く歌われても困るし・・・」
→G「鈴木はボーカリストしては、上の上だぞ!」
と、突然、褒め殺しモードに入るグレートに、
デレデレと嬉しそうに照れまくる圭介。
この圭介のデレ顔が可愛くて、可愛くて・・・。
それにしも、最近のGは、圭介を掌の上で転がしまくってる感じが
頼もしいというか、なんというか。

最後は、ヨサホったー!
楽しかった!

ワンマンとは違って、ギュッと濃縮バージョンで
フラカンのライブの美味しい所を観せられたんじゃないかな。
初心者向けではあったものの、熱のあるライブだったなぁ。
クリープファンの若さに煽られた部分もあったのかも。


深夜高速
はぐれ者讃歌
煮込んでロック
チェスト
SO LIFE
ロックンロール
ビューティフルドリーマー
吐きたくなるほど愛されたい
エンドロール
脳内百景
NODE CORE ROCK'N'ROLL
真冬の盆踊り



さて、クリープハイプのライブは・・・。
うーん。
色々と考えてしまったんだよね。

その話は、また別の機会に。

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