母が亡くなって4ヶ月がたった。
母の身の回りの物、つまり遺品の整理をしなくてはいけないのだが、
これが、どうにも気の重い作業で、一向に捗らない。
実は、母の容態が悪くなってきた頃から、
ギターのレッスンをお休みさせてもらっているのだが、
未だに再開していない。
今の状態でレッスンを再開してしまうと、
輪をかけて片付けが億劫になることは想像に難くない。
だから、この一連の作業が片付くまでは“ギター断ち”と決めたのだ。
ところが。
そんなに甘くなかった。
嫌なことは絶対に後回しにするという、長年の自分の習性は、
そりゃもう、想像以上に手強くて、
今もって、ほぼ手付かずの状態が続いている。
けど、そろそろギターを弾きたいのである。
ジャララーンと意味もなく鳴らしてみたいのである。
うまくセーハできなくなってるんじゃないか?と
心配になってきたりして。
そこで、ニンジンをぶらさげてみよう!と思いたって、
ネットでギターの検索を開始。
エレキ・・・!エレキが欲しい!
「ホロウボディのハコ鳴りするヤツがいいなぁ」
「初心者だけど、チープなのはイヤだな!一生モノが欲しいのだ」
「まこっちゃんとお揃いで、赤のシンラインなんてのもいいね~」
と夢中になってるうちに、半日過ぎてた。(←仕事中ですが、何か?)
そして、「これは!!!」と気になるギターを発見。
とてもチャーミングなルックスに一目惚れ。
しかし「¥ASK」と表示されているだけで、値段が書かれていない。
これはビビるわ~。
ギターの値段なんて、素人には見当もつかない。
問い合わせてみて、目が飛び出そうな金額だったら、
すんごいダメージを受けそうだ。
うーん・・・。
でも、もしかしたら大特価で、私でも手が届くかもしれない。
そう思って、問合せのメールを出してみることにした。
「こちらの予算の範囲内であれば、購入を検討する」と、
その予算金額はハッキリと提示しない作戦で。
そして、その返事がきた。
「残念ながら在庫切れです」と。
しかしながら、その色違いならメーカーに在庫があった、と。
最後の一本が。
しかも、展示品だった為、多少傷があるとかなんとかで、
私の想像よりもお手頃な価格が提示されていた。
これは、一期一会のめぐり合わせであろうか?
でも、私の惚れた色じゃないんだよね~。
悩むわ~。
私の心を激しく揺さぶるニクいヤツ。
そいつの名前は Fat Cat っていうんだぜ。
あの猫ちゃんの為なら、私の怠惰もふっ飛ぶだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿