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2013年10月8日火曜日

DRAGON DELUXE 2013@DIAMOND HALL

フラワーカンパニーズpresents“DRAGON DELUXE 2013”
2013年09月21日(土)  名古屋 DIAMOND HALL
出演:フラワーカンパニーズ、Theピーズ、クリープハイプ
open17:00 / start18:00
前売¥3800 / 当日¥4300(tax in)ドリンク代別途必要



はるばる行って来たぜ、名古屋。

三連休の初日ということで、高速は渋滞してて、
移動手段にバスをチョイスしたことを果てしなく後悔しながらも、
なんとか無事に名古屋に到着。
ある程度は覚悟してたし、余裕を持ってスケジュールを
組立ててたからよかったけど、精神衛生上よろしくないね。
今後は、連休初日の高速バスは避けた方がいいかもね。

1年ぶりのダイヤモンドホール。
ちょっぴり“劇場”の香りのする佇まいが好きだわ。
しかし、階段での開場待ちの暑さは、たまらんなぁ。




開演時間になり、イベント主催のフラカン4人が登場。
意外なことに、マイクを握って前に進み出たのは、
竹安とミスコニの二人。
このマイクを持つ二人の安定感の無さといったら、もう・・・。
ハラハラしちゃって、授業参観の父兄のような心境だったのだけれど、
ふと、竹安の背後に立ってる圭介を見ると、
やっぱり、父兄の顔になってた。
あの表情が忘れられない。

しかし、そんなことはお構いなく、前の二人は、
それぞれマイペースに頑張っていて、クリープハイプのことは
「新進気鋭の若手」、ピーズのことは「芳醇なベテラン」という
ロック臭のまるでない表現で紹介していた。
後ろの二人は苦笑い。

「では恒例の・・・」っていつから恒例になったのか知らないが、
竹安「ドラゴーン!!」
客「デラックスーー!!」
で、スタート。

まずは、芳醇なベテランバンド、Theピーズから。

アビさんの髪が短くなっていたこと以外は、
いつもと変わらない、フツーのピーズだったよ。
この“フツー”がいいんだよなぁ。

ライブは『生きのばし』から、スタート。
何度も何度も言ってるけど、大好きなのだよ、私はこの曲が!
フロアの押しも、ぎゅーーーっときたけど、
私の頭も、ぱーーーっとハジけたから、全然平気だったぜ。

珍しくハルさん前だったので、かわいいハルさんの
えげつなく動くベースラインを弾きながら歌う姿を堪能。
いやー、ホント、あれを弾きながら歌えるのって凄いことだよ。
オマケに天然っぷりがキュート。
オッサンなのに、キュート!
なぜか、ベースのチューニングが狂いやすくなってたみたいで
苦労していたけど、「オレのせいじゃないからな!」と、
可愛らしく言い放っていた。

で、「クリープくん達は、どこの出身?」と、フロアのお客さんに
尋ねるというシャイっぷりを披露。
いやいや、楽屋で本人達に訊いて下さいよー。
自分の方が大先輩だというのに、話しかけられないんだねぇ。

「このイベントは、いつも竹安と小西が司会することになってるの?」
と、アビさん。
「あの司会じゃ、出にくいよなぁ。イジメか?」
本当に申し訳ございません・・・。


生きのばし
底なし
赤羽ドリーミン
ドロ舟
でいーね
実験4号
3度目のキネマ
耳鳴り
焼めし
バカになったのに
トドメをハデにくれ


2、3列目で、ぎゅうぎゅうに揉まれていたのだが、
ピーズ終わりで多少は引くだろうと高をくくっていた。
しかし、この予想に反して、全然押しは弱まらず。
こりゃダメだってことで、一旦離脱。

クリープさんは、後ろで2曲ほど聴いてからフロアに出た。
ピーズでかなり消耗したので、フラカンに備えて
体力を温存することにしたのだ。



そして、本日のホスト、フラカン。

前へ行く人の流れに押されて、Gサイドの3、4列目へ。
(Gサイドという響きが、シーサイドみたいで気に入っている私)

『夜空の太陽』→『アンテな』という新曲おしのスタート。
いいわ~。
ライブの初っ端にもってこられるシングル曲なんて、
今までなかったもんな~。
やっぱり、今回のシングル曲は、いいわ~。
とはいっても、カップリング曲の方が好きなのはいつもどおりだが。

そういえば、今年は、ゲスト・アーティストとのコラボってないなぁ。
去年は、ポリのときも怒髪のときも、圭介が出てきて
一緒に歌ったりしてたのになぁ。
と思っていたら、クリープの尾崎くんを呼び込んで、
『落ち葉』(尾崎くんの選曲らしい)
1コーラス目を尾崎くんが歌う。
バンドでは、いつもギターを持ってるから、
ハンドマイクで歌う姿は珍しいみたい。
恥ずかしげに、遠慮がちに、立ってる姿が所在無げだったね~。

圭介は、隣でアコギを弾きながら、尾崎くんを見つめてた。
さっきMCの竹安を後ろから見ていたときの父兄の表情と同じ種類の、
そこに、嬉しさをプラスしたような顔だった。
この歌を選んでくれたことが嬉しかったのかもしれない。
「男が男に惚れる気持ちが、少しわかった気がする」
「もうね、尾崎くんしか見えなかったよ」
と、歌詞にひっかけて、ちょっと巧いこと言ってた。

『発熱の男』
♪ダイヤモンドホールのステージで歌ってる~♪
からイントロへ入っていく。
このギターの音がたまらん。
竹安ギターのこういうところが好きなのだよ。
圭介の歌の裏で、メロディアスに絡んでいくギターの音色の
艶っぽさに痺れるのだ。
これぞ、竹安ギターの真骨頂ではないか!(と勝手に思っている)
今日は逆サイドにいるので、ガン見はできないが、
ギターソロはちゃんと吠えとったよね?
(ちょっと記憶が・・・曖昧)

次は、これまたハンドマイク姿がレアなハルさんと
『ヌードコア~』
特にコメントはなかったけど、これもハルさんの選曲だったのかな?
やっぱり、手ぶらじゃ落ち着かないんだろうなぁ。
わけのわからんハジけっぷりで、せわしなく動いていた。
こんなキュートなオッサン、他にはおらんよね、うん。

そのハルさんを愛おしげに眺めるフラカンのメンバー。
とくに、グレートの楽しそうな顔ったら・・・。


夜空の太陽
アンテな
切符
なれのはて
ロックンロール
深夜高速
落ち葉 (w/尾崎くん)
発熱の男
NUDE CORE ROCK'N'ROLL (w/ハルさん)
はぐれ者讃歌
恋をしましょう

真冬の盆踊り


もちろん、アンコールの『真冬の盆踊り』で、
出演者全員乱入!
・・・いや、乱入っていうほど乱れてないわ。
とくに、クリープ君たちは控えめに並んで立ってて、
うーん・・・た、た、楽しかったかしら?
と心配になってしまうほど、所在無げに見えたんだけど・・・。

そして、翌日仕事が入っていたため、
早々に帰ってしまったアビさんの替わりに、
アビさんのお面を付けた上半身裸の人が、シンちゃんに引き連れられている。
尾崎くん・・・大丈夫?
無理矢理やらされてるんじゃないよね?
楽しんでやっているんだよね?
ピーズ先輩とお近づきになれて、嬉しいんだよ・・・ね?

なんだか、クリープ君たちが不憫でしたわ。




さて、さて。
そんなこんなで(?)今回も成功を収めたドラデラ。
当然、来年度の開催も決定した模様。

そこで、私の大胆予想。
「来年の芳醇ベテラン枠は、ザ・コレクターズ!」
ではなかろうか?
当たったら、誰かビールでもご馳走してくれないかなぁ・・・。


2 件のコメント:

  1. ウムウム!楽しそう!と読み進めて、
    最終的にはリーマン・アビさんに塗りつぶされました。

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    返信
    1. >tokageさん
      ごめんなさい!
      時間がたち過ぎて、細部がほとんど思い出せず、まったく臨場感のないものになってしまいました。
      多少なりとも、楽しい雰囲気が伝わっていればいいのですが・・・。
      やっぱり「レポは熱いうちに書け」が鉄則ですね。
      反省しております。

      削除