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2013年10月13日日曜日

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013 (9月22日)

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013
中津川公園内特設ステージ
2013年9月22日(日)
開場10:00 / 開演11:00 / 終演21:30(予定)
※雨天決行(荒天の場合は中止)
二日通し入場券¥11,690
21日入場券¥5,500 / 22日入場券¥7,900



私は、22日の二日目だけ参加。

ドラデラの翌朝を名古屋で迎え、
ちょっと贅沢して、特急しなので中津川へ。
50分くらいだったかな、あっという間に着いた。
開場行きのシャトルバスの列も、それほど長くはなかったし、
すでに開場していたせいもあって、かなりスムーズに会場入り。
あまりにもスムーズ過ぎて、集客のことが心配になるほど。

最初に総括してしまうと、
とても気持ちのいいフェスだったな~、と思う。
主催者側からすると、もっとお客を入れたかったのかもしれないが、
参加者側にとっては、ちょうどいいくらいの集客数だった。
フードもトイレも、さほど並ぶこともなく、ストレスフリー。
でも、ステージの熱さを受け止めるには十分なオーディエンスがいて、
規模と運営が、絶妙ないいバランスだったような気がする。
もちろん、ロケーションも良かった。

では、さんざん引っ張ってしまったので、
細かいことは抜きにして、印象に残ったことだけメモしときます。
覚え書き程度ですが。



22日のタイムテーブルはこちら ↓




















最初は、オカモトズ→黒猫チェルシー。
私の中では「2大若手バンド」ということになっている。
オカモトズは何度もライブを観ているので、その実力はよく知っている。
はずなのだが、また更に成長してたかも。
ステージ・パフォーマンスが上手くなってたよ。
ハマくんのルックスが、遠目に見るとジョニー・デップみたいだったなぁ。

チェルシーさんは、実は初見。
初期のアルバムはけっこう気に入ってよく聴いていたのだよ。
大知くんが派手な色合いのジャケットを着てたのだが、
よく見ると、学ランにカラフルなペイントがしてあるのだった。
そうそう、大知くんは学ランがトレードマークだったもんね。
沢くんのギターが、ハードロックっぽくてカッコいいなぁ。

すごく乱暴だけど、この2バンドの個人的感想をまとめちゃうと、
古典的なギターロックのサウンドを鳴らしてくれるところがいいのだ。
セットリストの中には、ポップだったり、タテノリだったり、
いかにも若い世代の好きそうな曲も入っていて、
会場も沸いていたけれど、オカモトズならブギー、
チェルシーならガレージっぽいブルースロック、といった
彼らの得意とするルーツの要素が濃い楽曲こそ、輝いて見えたんだよね。
単に私の趣味の問題ですが。

この後ビール飲みながら、SOIL、OBANDOS、ボンネットなどを鑑賞。

で、凌さん+一彦、ミッキー。
三つのステージの中では、一番ゆる~い雰囲気のロケーション。
基本的にオーディエンスは座って、のんびり鑑賞する感じなんだけれど、
凌さんが出てくると、みんな立ち上がってステージのそばへと寄っていく。
うん、気持ちはわかる!
私は人ごみを嫌って、やや後方から。

白シャツにベストでバシっと決めてる一彦さん、素敵だわ。
ギターはヤイリ君。
凌さんは、あいかわらず客席に投げる視線が優しい。
アコースティックセットでも、『ルート66』とか、
ロックンロールナンバーでは、一彦さんのカッティングのリズムが
小気味よくて、大いに盛り上がる。
ミッキーのロックンロールピアノも、気持ちよくて大好きだ。
ゆる~い会場の雰囲気が、すっかりスタンディングのライブ会場での
それに変えてしまったのは、さすが。

だけど『アフター45』は、どこで聴いても涙が出てしまうのだ。
こればっかりは条件反射みたいなもんですね。

で、そのまま居残って、山口さん。
初めて観たのだけれど、想像してたより柔らかい雰囲気の
お茶目なナイス・ガイだった。
落ち着いた中にも朗らかなな雰囲気がにじみ出てて、カッコよかったなぁ。

そこから、泉谷。
やっと生で観られた。
ハチャメチャで、あったかくて、カッコよかった。
うん、これは、想像どおりのカッコよさ。

次は、チャボを諦めて、武藤ウエノへ。
これまた初めて。
やっと、やっと、観られたよ。
こりゃ飲みながら観るべきだと思ったので、ビールを片手に鑑賞。
ちゃんと「サルー!」できて、楽しかった。
この二人だと、ウエノくんが仕切る感じになるのね。
武藤さんが愛しそうにギターを抱いて、
パーカッションのように叩いて鳴らす姿が、鳥肌モノのカッコよさ。
なんなの、そのエロチシズムは!?
痺れたわ~。

そして、今日一番のお目当てである、子供ばんどへ。
フェスの30~40分のセット、この短いライブが本当に上手いんだよなぁ。
2時間のワンマン・ライブの熱量を、そのままギュッと濃縮して
ドカーンと爆発させてるような印象。

基本はニュー・アルバムからの曲。
これだけ押すってことは、相当な自信作だということだよね。
前を向いている、そういう姿勢がファンにとっては嬉しい。
それと同時に、古い曲も大事にしてくれてるからね。
絶対に欠かさず『アル中~』演ってくれるんだもんなぁ。
トーベンさんのファンにはたまらんわ!
そうそう、今日もAKIくんのペイントが入ってるベースだったね。

最後は『サマタイ』で。
あの“竿フリ”の光景は、見てると幸せになるなぁ。
いい汗かいたわ~。

一応、子供ばんどだけは、セトリをメモしていたので。


Can Drive 55
Na.Na.Na.
カモン!絶好調!
風来坊
月下酔人
アル中ロックンローラー
サマータイム・ブルース


メインステージでマニッシュ。
ステージ前はすでに人に埋め尽くされていた。
すごい人気者だな、と感心してしまう。
前へ前へ、というようなガッツは既になかったので、PA卓あたりの後方で。

テーマから始まって、安定のパフォーマンス。
達也さんのやんちゃっぷりが可愛いなぁ。
二人が楽器を交換するところで、おおぉ!!!という
大きなどよめきがあったのは、フェスならでは、といった感じ。
通常のライブでは、もう定番だものね。

トリのシアターは、まったりとラーメン食べたりしながら拝聴。
なんか聞き覚えのある声が聴こえるなぁ、と思ったら
ようこさんとレヨナちゃんがコーラス隊で参加していた。

山口さんやJICKがMCでタイジのことを
「あのモジャモジャ」呼ばわりしながらも、
愛のある言葉で褒め称えていたことを思い出しながら、シアターを観た。
本当にソーラーだけでフェスやっちゃうなんて凄いよ!
なんて、ジワジワと感動モードに突入していたのに、
最前列でお客さんと並んでライブを観ているウエノくんが発見されて、
ステージ上のタイジと会話してるし、なんだか笑っちゃったよ。

というわけで、駆け足になってしまったが、私の夏フェスは終了。
読み応えがなくてすいませんでした。



最後に一つ。
この会場で、初めてお会いしたkiyoさんに、
この場を借りて、お礼とお詫びを言わせていただきます。
人見知りが炸裂してしまって、ちゃんと会話ができなくてごめんなさい。
お土産までいただいてしまって...ありがとうございました。

気を悪くされてないといいのですが・・・。


4 件のコメント:

  1. いいなぁ!いいなぁ!これは凄く羨ましい。
    ヤイリくんも、ェロいムトーも。
    BONNETが始動した頃、福岡のライブで「ソーラーだけでライブやる」とタイジが宣言したんですよ。
    その時は、言うてるな~と思ったけど、
    本当にやるからかっこいい!
    そのカッコヨサに賛同した、カッコイイ人達ばかりの素晴らしいイベントヤな!と思います。
    行ってくれてありがとうございました。

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    1. >tokageさん
      そうなんですよ!
      有言実行の男、タイジはカッコいい!あのモジャモジャが!
      「ソーラーで鳴らすと、音がいい!」と言い切るのも、カッコいい!

      豪華なラインナップの商業嗜好の強いフェスよりも、断然居心地の良い空間になってました。
      太陽からのありったけの愛を受けてたからでしょうか…。

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  2. いよいよ中津川まで来たわ!と読み進めていってビックリ。
    お礼とお詫びなんて、とんでもないことですよ。
    私の方こそ初対面なのに失礼なこと言ったんじゃないかと心配してました。
    nemuriさん、もしご近所ならしょっちゅう飲みに誘いたいお方でしたよ。
    中津川は天気が良かったせいもあって、天国みたいなところでした。好きなバンドマンがどんどん繋がって、楽しそうに笑っているのを見るだけでこちらも幸せになるってもんです。
    来年あったら、なんとかやりくりして行きたいです。
    その時はまたnemuriさんにお会いできるといいな。

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    1. >kiyoさん
      その節はお世話になりました。
      初対面の人と会うと緊張してしまって、何をしゃべってるのかわからなくなってしまう質なので、失礼がなかったなら安心しました。
      そうですね、シラフじゃなきゃ、もうちょっと気楽にお話できたかもしれないですね。
      次にお会いしたときは、もっと酔っ払っていようと思います!

      あのフェスは、確かに太陽から愛されていましたね。
      その証拠に、私が帰りのシャトルバスに乗り込んだ途端に、激しい雨が降り出しましたから。
      あんなにいいお天気だったのに…。

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