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2014年7月15日火曜日

インディーズ電力/THE 2・3'S @ 440

「インディーズ電力 第三回合同研修会」
インディーズ電力(うつみようこ、佐藤タイジ、高野哲)
/THE 2・3'S(山川のりを、中曽根章友、大島賢治)
2014年7月10日(木)下北沢440(four forty)
OPEN 18:30 / START 19:30
前売 3500円 / 当日 4000円(別途ドリンク代600円)



THE 2・3'S
みなさん、2・3'S(ニーサンズ)ってご存知ですか?
忌野清志郎 & 2・3'S のニーサンズですよ!
なんて、偉そうに言ってみたけれど、
私も活動してた当時は、ぜんぜん知らなかった。
ギターパンダを知ってから聴いたので、完全な後追い。
しかし、まさかこんな風に生で聴けようとは思わなかったな~。

のりをさんは、もちろんパンダの着ぐるみは着ておらず、
カルピスさんの衣装であったが、まぁ、見慣れた姿ですわな。
しかし、ちゃんとしたリズム隊と一緒に演奏するところは
なかなか見られないから、そこは貴重~!

で、ドラムのおーちゃん!!!
私にとっては、ハイロウズ以来だから、およそ10年ぶりくらい。
きゃーーー!懐かしーーー!
・・・っていうか、カッコいいっ!!!
やけに若々しいんですけどっ!
ハイロウズのときの記憶を一生懸命呼び起こしてみたけど、
おーちゃんのこと、ぼんやりとした映像しか浮かんでこない。
仕方ないので、ググって当時の画像を色々見たけど、
断然、今の方がカッコいいやん!
なんて、いい歳のとり方してるんやろと、羨ましくなっちゃった。

そんなわけで、しばし、おーちゃんに釘付けだった。
今日は絶好調だということで、予定になかったらしい曲
『素敵なエンドーさん』というおーちゃんがメインで歌う曲も聴けて、
ほくほく、にやにや。
声の方も、録音当時とぜんぜん変わってなくてビックリ。

MCでは「アッキー!」「のりぴー!」「オオシマちゃん!」と、
お互いのニックネームを突然呼び合ったり、
おーちゃんがのりをさんに謎かけをムチャぶりしたり。
和気藹々と楽しげなおじさん達でしたわ。
(アッキーさんは、寡黙キャラということでよろしいので?)

のりをさんが「残り3曲です」と言うものだから、
思わず「えーーーっ!」と、永六輔のコール&レスポンスとなる。
まぁ、ギターパンダではないので、地味めに3回くらいで終了したのだが。

のりをさんの右手が、私は好きなのだー。
手首のやわらかいストロークが、たまらんのであるよ。
見惚れちゃう。

『プライベート』→『お弁当箱』というラストの2曲は盛り上がった。
のりをさんの歌にキュンキュンしながら、
キヨシローがそこに来てるんじゃないかなー、なんて思ってしまった。



インディーズ電力
ガッツリと観るのは初めて。
前に観たときの印象で、カヴァー曲をいっぱい演るものだと
思ってたんだけど、ほとんどオリジナル曲だったね~。

ボーカリスト×3人のユニットなだけに、
コーラスワークが素晴らしかった。
そして、なんといっても、ようこさん!
ようこ姐さんの歌声のドッシリとした安定感は凄いよね。
今更だけれど、その魅力を再確認しましたよ。

で、なが~~~いMC。
タイジも哲くんも、喋り出したら止まんないね~。

哲くんが「一つだけ言わしてくれる?」と、何を言い出すのかと思ったら、
のりをさんの“永六輔”をやっておられましたわ。
あれは、傍で見てると、やってみたくなるもんなんでしょう。

そんなMCのおちゃらけぶりとは裏腹に、曲の方は硬派。
アコギの音にのせて3人のハーモニーが響いて、
いわゆるプロテストソングとカテゴライズされるであろう歌が
染み入るように、すーっと耳から脳へと伝わっていく。
その感覚が、私のイメージする60~70年代の景色にリンクする。
当時の反戦フォークを聴く若者達の感覚にリンクするというか・・・。
こういう歌を、こんなに真摯に当事者意識を感じながら聴いている自分を
つい数年前までは、露ほども想像しなかったよ。
なんという時代に生きているのだろう。
そんな想いで胸がいっぱいになってしまった。



色々と思うところの多い夜だったのだよ。

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