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2014年10月14日火曜日

DRAGON DELUXE 2014@DIAMOND HALL

フラワーカンパニーズ presents DRAGON DELUXE 2014
出演:フラワーカンパニーズ、斉藤和義、新山詩織
2014年10月11日(土)開場17:00 開演18:00
名古屋DIAMOND HALL
前売りチケット¥4,000(税込/ドリンク代別途要)
※sold out!


3回目のドラデラ。(なんと皆勤賞だ、私!)
今回のゲストがせっちゃんってことで、ドラデラというより、
“フラカン和義”の趣でございますな。

まず、開演前のステージを見ると、そこにはお馴染みの楽器たち。
ふむ、間違いなくフラカンのセッティングだ。
ってことは・・・やっぱり・・・アレだよね!?
ふふふ・・・、と期待に胸を膨らませていたのであ~る。



最初にフラカンの4人が出てきて、簡単なご挨拶。
今年もまた、竹安の発声により
「ドラゴ~ン!」「デラックス~!」とC&Rをキメる。
ふふふふ。

トップバッターで出てきた新山詩織ちゃん。
遠目に見ても、ガチガチに緊張してるのが伝わってくる。
瞳をウルウルさせ、声を震わせながら挨拶する姿が可愛くて仕方ない。
なんてったて、高校を卒業したばかりの18歳。
フロアにいる大半の人から見たら、娘みたいなもんですから。
みんな心の中で「がんばれ~!」と応援してたと思うよ。
女性ボーカル嫌いの私ですら、そう思ったもの。

アコギ一本の弾き語りで数曲歌った後、
圭介以外のフラカン3人と一緒に
自身のデビュー曲『ゆれるユレル』と『深夜高速』を。
この『深夜高速』が新鮮であった。
いつもと同じアレンジ、いつもライブで聴いてるサウンドそのまま。
なのに、18歳の詩織ちゃんが透明感のある声でせつなげに歌うと、
十代特有の焦燥感やら無力感がちゃんと表現されていたのに驚いた。
あぁ、この歌は、こういう風にも捉えられるのか、と。
そうか。
だから、フェスなんかで若いオーディエンスを魅了するんだな~。
と、今さらながら、この歌の実力に気付かされた次第。



さて次は、せっちゃんですよ。
なぜか、見慣れた形のマイクスタンドが、センターマイクの横に
ちんまりとセッティングされているのを確認。
ふふふふ、や は り !!!

そう、せっちゃんのバックバンドをフラカンが務めたのだ。
圭介は、せっちゃんの隣でコーラスとハープを担当。
なんとなく、そんなことじゃなかろうかと予想はしてたんだけど、
そのステージ上の絵面だけで、感慨深いものがあるよねぇ。
で、この並びだと、せっちゃんのスタイルの良さとか、
ビッグ・スターのオーラが際立つよなぁ・・・。
ついこの間まで、ヘラヘラとしたひょろ長い兄ちゃんだったのにな。

せっちゃん登場と共に、フロアがギューーーってなる。
後ろからの押しよりも、左右の端の方からせっちゃんへ向かって、
真ん中へ、真ん中へという横の押しが凄まじく、
私は別にセンターへ行きたいわけじゃないので、
何人も左へ見送り、上手の竹安前をキープしたのだが。
なんという求心力!すげー!

そして今度は、フラカンチームの緊張が伝わってきて、
またもや「がんばれ~!」と心の中で声援をおくっていた。


やさしくなりたい
ずっと好きだった
空に星が綺麗
あの高い場所へ
社会生活不適合者
歩いて帰ろう
Hello! Everybody!


いきなり、あの有名なギターのイントロから。
いつもタケちゃんが弾いとるアレを竹安がSGで弾いとる!
後で圭介が言ってたが、ここ数ヶ月、
竹安は楽屋でずっと、あのイントロを弾いて練習してたらしいよ。
はぁぁぁ、上手くいってよかったねぇ。

『空に星が綺麗』は、なんと圭介がメインで歌わせてもらって、
「ほんと、すいません」とすごく恐縮しまくり。
ブログに圭介が書いていたとおり、曲の出だしが
ややズッコケ気味の立ち上がりだったので、せっちゃんも苦笑い。

さぁさぁ、ついにアレですよ、アレ。
あの曲『あの高い場所へ』のお時間ですよ。
うぉぉーーーっ!待ってたぜーーーー!!!

せっちゃんの4thアルバム「FIRE DOG」に収録されたこの曲。
なんとフラカンの演奏がレコーディングされてるのよ。
しかも、圭介のコーラスがせっちゃんのヴォーカルを
凌駕する勢いで、めちゃめちゃ立ってるのよ。
何を隠そう、この曲でフラカンに出会ったのだよ、私。
そんなわけで、たいへん思い入れの強い一曲だし、
「フラカン和義」と言えば、この曲を期待してしまう。
けど、400万ボルトのとき演らなくて、ちょっと残念だったんだよねぇ。
って、何年前の話してるんだ!?(4年前です)

※そのときの記事は、コチラ ↓↓
フラカン和義のロックンロール400万ボルト(1)
フラカン和義のロックンロール400万ボルト(2)
フラカン和義のロックンロール400万ボルト(3)

脇道に逸れたけれど、この曲が大好きで、
すごーく聴きたかったということが言いたかったの。
いやー、カッコいいわ~!!!

・・・正直なところ、この前の3曲については、盛り上がるというより、
「大丈夫か?」という心配の方が先に立つ感じだった。
誰もが知ってるヒット曲だったり、強力なせっちゃんバンドでの
演奏を何度もライブで聴いていたりして、較べるとどうしても、
頼りないような、なんか物足りないような・・・と思っていた。

だがしかし、ここからグーンと盛り返してきた。
フラカンのバンドとしてのグルーヴが前に押し出されて、
気持ちよくノれる。
あの圭介のバックヴォーカルも、いい!
この曲調とフラカンの相性がいいというのはもちろん、
ようやく緊張からくるカタさが抜けてきたんだろうねぇ。
後はずっと不安を感じることなく、最後まで駆け抜けた。

せっちゃんと向き合ってギターを弾く竹安のテンションの高さ!
たまらんな~。

他には、
詩織ちゃんに対する不穏当な発言が、せっちゃんから飛び出したり、
ミック・ジャガーならぬミック前川が登場したり。



で、フラカン。
これはもう安心して、ドカーンと盛り上がるだけ。
そんなフロアの気分を察するかのような
『チェスト』→『ヌードコア』というトップギアでの滑り出し。
観ている方も、バツっとスイッチ入ったわ。
熱いぜ。

しかし『NO MERCY』のイントロを竹安が弾き始めたときは、
ビックリしたなぁ。
ライブで聴いたの初めてだよ~。
地味な曲だし、音源だと鍵盤の音が前に出ちゃってるけど、
ライブで聴くと、意外にも味のあるナンバーでしたわ。

ラストは『アイム・オールライト』
間奏でマエさんと圭介が並んで跳ねながら、
足を高く上げるところが大好きだ。
圭介はハープ吹きながらだから、相当ハードなはずだけどね。

フラカンの4人も、大役を無事に終えた後だけに
伸び伸びしてたんじゃないかな~。
かなり濃いライブだったもの。


チェスト
NUDE CORE ROCK'N'ROLL
モンキー
切符
NO MERCY
ビューティフルドリーマー
吐きたくなるほど愛されたい
煮込んでロック
恋をしましょう
アイム・オールライト


アンコールは、みんなでヨサホって、終了。
おつかれさまでした~。




<その他の覚え書き>
★新山詩織ちゃんは、抹茶好きで玉ねぎが苦手ということを
 Wikiで調べて、ステージ上でドヤ顔で話す圭介。
★それを事前に教えてくれたら、楽屋に抹茶のお菓子を用意できたのに
 ・・・と、大人の対応を諭すG社長。
★詩織ちゃんの『ゆれるユレル』を袖で観ていた圭介。
 「演奏が『ゆれるゆれる』だったので心配したよ」
★せ「いつもの『深夜高速』より気合入ってたよね。
 ×××××(ピーーー)と思ったんでしょ?」
★G「だからー、くれぐれも詩織ちゃんには、下ネタを
 言わないようにってお願いしとったでしょー!」



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