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2015年1月3日土曜日

エンケンバンド「2015年!開運厄払い!純音楽歌い初め!」@南青山MANDALA

「2015年!開運厄払い!純音楽歌い初め!」
2015年 1月 1日(元日)  南青山MANDALA
エンケン“猫舞”バンド(遠藤賢司[Vo,G]・湯川トーベン[Ba]・石塚俊明[Dr])
開場 16:00 / 開演 17:00
前売・当日 4,500円(お年玉価格!)
◎お屠蘇が付きます。(新年を祝い厄を祓う薬酒)
◎からみ餅 or あんころ餅が付きます。
◎おみくじが付きます。
◎ドリンクも付きます。


3年目を迎えた、エンケンバンドの元旦ライブ。
一年の計は元旦にあり。
気持ちのいいスタートを切らせていただいて、幸せでございます。
だいたい、お餅とお屠蘇とドリンク付きで4,500円とは、
本当に太っ腹だわ~。

そして、今年のおみくじは「大吉」であった。
目出度い。



まずは、エンケンの弾き語り。
『夜汽車のブルース』で始まったので、おおっ、となった。
ライブの終盤、最高潮に盛り上がったところで
かかる曲というイメージだったから。
でも、考えてみれば、エンケンはステージに登場した瞬間から
いつもMAXのテンションで臨んでいるのだから、
それほど驚くことでもないか。

で、弾き語りはこの後の『44年目のカレーライス』と
2曲だけで終わってしまった。

早々とトシさんとトーベンさんが登場。
エンケンのギターは、オレンジ色のグレッチ(ロックジェット?)
というのは、ちょっと珍しいような気がするなぁ。

『史上最長寿のロックンローラー』だなんて、
正月らしくて縁起がいいなぁ。
途中でトーベンさんとトシさんが、一端ステージから捌けて
エンケンのワンマンショー。
ギターを抱えたままドラムの前に座り、一心不乱に轟音を
紡いでいく。
その魂を滾らせている様は気高く、美しく、宗教儀式のようでもあり、
前衛舞踊のようでもある。
この時のエンケンの表情はまるで無垢な赤ん坊のよう。
ただただ生命の歓喜に打ち震えているような、あの顔が忘れられない。

恒例の“猫舞い”も見られた。
ステージ上のおじさんたち、全員60オーバーなのよ。
なのに、なんでこんなに可愛いんだろう?
たまらんなぁ。

『荒野の狼』の咆哮にやられた。
狼少女ジェーンと格闘していた頃の北島マヤに見せてあげたら、
何かを掴めたんじゃないだろうか?(←「ガラスの仮面」)
なんて、ワケのわからんことを考えてしまうくらい
凄味があったのだよ。

『東京ワッショイ』半ばで、エンケンが一升瓶を持って、
フロアに下りてきて、お客さんにお酒を注いでまわる。
その間、ステージに残ったリズム隊お二人の演奏が
素晴らしかったんだよねぇ。
エンケンがステージに戻ってくると、次はトーベンさん、
その次はトシさんと、順番にステージを下りて、
フロアのお客さんにお酒を注いでいく。
で、トシさんがステージを離れている間、トーベンさんが
ドラムを叩くという、たいへん珍しい光景が見られた。

ちょうど、ステージ上手のドラム近くの席だったので、
ちょっと苦しそうな顔で、エイトビートを叩いてる
トーベンさんが、すっごくカッコよくて、見惚れてしまったわ。
(最近、自分にっとっての“カッコいい”が、
世間の一般的な“カッコいい”とは、かなり乖離しているのではないか
という疑念を抱いているのだが、それはまた別の機会に・・・)

『不滅の男』で、キレイな四股踏みを披露して、本編終了。



夜汽車のブルース
44年目のカレーライス
史上最長寿のロックンローラー
踊ろよベイビー(招き猫踊り)
満足できるかな
荒野の狼
裸の大宇宙
東京ワッショイ(振る舞い酒)
不滅の男

純音楽の道
夢よ叫べ
美しい女(ピアノ)



お正月の恒例行事として、ずっと続けて欲しいですわ。



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