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2015年12月23日水曜日

「フラカンの日本武道館~生きててよかった、 そんな夜はココだ!~」@日本武道館

フラワーカンパニーズ
「フラカンの日本武道館~生きててよかった、 そんな夜はココだ!~」
2015年12月19日(土) 日本武道館
Open16:00/Start 17:00
全席指定:5,800円(税込)



もう既にあっちこっちにレポが上がってるし、
私の記事など読みたい人なんていないだろうから、あえて書かなくても
いいんじゃないかと思っていた。

でも、何人かの好きなブロガーさんが書かれているものを読むと、
それぞれがそれぞれの想いを抱いて、同じ武道館の屋根の下で、
あのステージを見つめていたんだなぁと感慨深くて、
それならば、私の個人的な想いみたいなものを残しておくのも
案外悪くないかもしれない・・・と思い直した次第。
あくまでも、私にとっての「フラカンの武道館」の記録として。

で、私の隣の席で観ていた tokageさんの記事は↓こちら。

フラカンの日本武道館~生きててよかった、そんな夜はココだ!~ 2015/12/19  個人的感無量日記(前篇)

フラカンの日本武道館~生きててよかった、そんな夜はココだ!~ 2015/12/19  個人的感無量日記(後篇)

私のことも書かれているので、リンク貼らせていただきましたよ。
(こうやって手を抜こうというわけだ。)



まず、物販の列からして凄かった。
どこの外タレですか?と思うほど。

会場に入ってからも、こんなに大勢の人がフラカンの、
あの4人の為に集まったんだな~、と思ってはみるけれど、
イマイチ、ピンとこない。
どこから沸いて出てきたんだ?と思わずにはいられない。
ちょっと信じ難いという感覚。

席はアリーナ後方、ほぼセンター。
幸い私の前には背の高い人がおらず、いつもより遠いステージも
わりとよく見えたのである。
通常あるようなでっかいビジョンもないので、
遠目にしか確認できないけれど、登場した4人は、
晴れがましいような照れ臭いような笑顔だったと思う。

ミスコニ以外の3人の衣装が少々グレードアップしてる以外は、
いつものライブと変わらないステージ。
「通常どおり」という言葉を圭介が繰り返すたび、
通常とは違う緊張感に包まれてることが、露呈していくのだが。

私はというと、一曲目の『消えぞこない』から、
もう感無量で、ほろりとなっていた。
ネガティブな圭介節が、この晴れがましい舞台に響き渡って
なんともいえない気持ちになったのだよ。
その後も一曲ごとに、遠くのステージを見つめながらも
頭の中ではぐるぐると色んな想いが走馬灯のように駆け巡る。
あんなこともあった、こんなこともあった…。
とうとう、こんな所まできたんだねぇ・・・って。
なんなんだ、この卒業式に出席してる父兄のような感情は!

そんな父兄の気持ちのまま「竹安、頑張れ!」と
心の中で念じてしまうくらいに、テンパってるのがわかる。
『夢の列車』のソロ、そりゃもう一世一代の見せ場である。
竹安一人がスポットライトに照らされているのだが、
立ち位置がちょっと危うい。
あと一歩動いたらライトの当たる位置から
はみ出しそうな場所に立ち、渾身のソロを弾いていたよ。
いろんな意味でドキドキしたな~。

この曲が終わって、竹安の緊張が解けただろうことは
想像に難くない。
メンバー紹介のときに「できれば最初からやり直したい」と
言ってたもんなぁ。


武道館でのヨサホイ。
壮観である。
たぶん、ステージから見た景色は、更にグッとくるものだったはず。
ライブ後に我々の間では、なぜ「ヨサホイ、アリーナ!」とか、
「ヨサホイ、2階!」とか、やらなかったんだろう?
「アリーナ!」なんて、二度と言う機会ないぞ!
というダメ出しをしていたのだが(←上から目線)、
なんとなくわかる気がする。
グレートと圭介の間で、ヨサホイコールを譲り合うような格好で、
お互いに黙ってしまった瞬間が少しあったのだ。
ステージからの景観の素晴らしさのせいで、
言葉につまってしまったんじゃないだろうか?
そんな気がするのだ。
(ただ単に、圭介が“アリーナ”という単語を失念していた
という説も有力ではあるが)


2回目のアンコールで。
大好きなヌードコアのリフが聴こえて、きゃーっ!とアガる。
そのタイミングに合わせて、何やらドーンという破裂音。
そして歓声。
んん、ナニゴトだ?と天井を見上げると、
キラキラと輝くものがヒラヒラと降ってきて、天国だった。
そのキラキラを掴もうと、みなが頭上高くに手を伸ばしてて、
まるで天使の祝福を受けてるような恍惚感に包まれていた。
この瞬間が、私にとってのクライマックス。
何年かたって、フラカンの武道館公演を思い返したとき、
まず、この光景を最初に思い浮かべるだろう。

この金色のテープを握った手を掲げて、ふりふりしながら、
「お祭り騒ぎは終わりがくるから 最高なんだよな~♪」
と、お祭り騒ぎの絶頂を味わう。

こういう特効とは、普段縁がないので、降ってきた金色のテープに
「フラカンの日本武道館~」と、ちゃんと印刷されていたことに驚いた。
と、同時に、何かが急にこみあげてきて、泣きじゃくりそうになる。
こんなとこにお金かけてぇ!
バカバカバカー!(←日本語に訳すと「ありがとう」の意)



01. 消えぞこない
02. 恋をしましょう
03. 星に見離された男
04. 永遠の田舎者
05. はぐれ者讃歌
06. 脳内百景
07. トラッシュ
08. ビューティフルドリーマー
09. 元少年の歌
10. この胸の中だけ
11. 夢の列車
12. 発熱の男
13. 吐きたくなるほど愛されたい
14. 深夜高速
15. 春色の道
16. チェスト
17. 俺たちハタチ族
18. 終わらないツアー
19. 真冬の盆踊り
<アンコール1>
20. 夜明け
21. ロックンロール
22. 孤高の英雄
<アンコール2>
23. 白眼充血絶叫楽団
24. NUDE CORE ROCK'N'ROLL
25. 三十三年寝太郎BOP
<アンコール3>
26. 東京タワー
27. サヨナラBABY



そんなわけで、泣いて笑って、ボロボロの顔になりながら
ライブは無事に終了。
結構な確立で、帰り道のお客さんは、似たり寄ったりの顔してたよ。

細かいところは、DVDで確認するってことでシクヨロ~。


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