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2010年12月11日土曜日

ザ・クロマニヨンズ@SHIBUYA-AX (2日目)

ザ・クロマニヨンズ
ツアー2010-2011 ウンボボ月へ行く
12月8日(水)SHIBUYA-AX
OPEN 18:15 START 19:00
料金 4,800円(ドリンク別)




本日もはりきって、コビー側前方へ。
自然と体がこちらへ向かっていくのだよ。
ヒロトやマーシーが
神懸り的にカッコいい人だということは理解してるんだけどさ。
私はね、クロマニヨンズというバンドを愛しているのだ。
4人揃ってフラ・・・じゃなくて、ザ・クロマニヨンズ!でしょ?
そして、私はコビーとカツジのリズム隊が大好きなのよ。




『オートバイと皮ジャンパーとカレー』からoi!oi!と始まり
『底なしブルー』まで、スタートダッシュのように、
一気に駆け抜ける。

『キャデラック』の前に、「しゃぶちゃんが手伝ってくれます」と
紹介されたしゃぶちゃんは、パーカッションを担当。
マラカスみたいなのの小さいヤツね。
私、この曲、好きなんだよなぁ。
セカンドラインていうの?このリズムが、無条件に好き。
なんだかウキウキしてくるんだよね。
ヒロトもやっぱり、すごく楽しそうな顔して歌ってた。

『多摩川ビール』は、珍しくコビーが指弾き。
そうすると、ピックで弾くときよりも、ほんの少し右肩を入れて、
背中を丸める感じになるんだけど、これが色っぽいのだ。
弦を弾く指の動きまで、やけに艶かしく見えるのは、なぜだ?

というわけで、コビーのカッコよさについて。
なんといってもベースを持つポジションがいいよね。
ストラップを長めにして一番カッコいい位置にベースを持つ。
そして、大きく足を開いて、ちょっと重心を右足に乗せる。
少しだけ右肩を入れるようにしてピッキングする。
あー、完璧なシルエットが出来上がっている。
とくに右肩から腕にかけてのラインが、堪らん。
実は、私も誰かさんと一緒で、二の腕フェチなのである。

とまぁ、アルバムA面が終わり、
レコードをターンテーブルから持ち上げるゼスチャーで
「他にもたくさんレコード持ってきてるから」とヒロト。
今度は、たくさん並んだレコードから一枚を取り出す仕草で、
「45回転にしなきゃ」
昔、河合奈保子『けんかをやめて』を33回転でかけたら、
西城秀樹みたいなっちゃったという話を披露。
そして、ちょとだけ秀樹のモノマネ。
こういうとき、
ヘッドセットのマイクを着けてるカツジの笑い声が響く。

カツジは、癒し系だね。
コビーも、マーシーも、ヒロトも、
カツジの方を振り向くたびに笑顔になってるもんな。
もちろん、私も癒されとりますよ。
叩いてるときの表情が豊かなので、見てて飽きないんだよね。

私がライブで見るドラマーさんは、
大抵、セットがシンプルで、コンパクトなセッティングばかり。
だから、カツジのドラムセットのボリュームが新鮮なんだよね。

『ひらきっぱなし』から始まるB面パートは、
個人的な意見だけど、カツジの見所満載。

中でも、ロマンマンのときの叩きっぷりの可愛らしさといったら。
こんな愛らしいドラマー、見たことないわ。
私の文章力では上手に説明できないけど、踊ってて弾んでて健気。
ぜひ注目して見て欲しいな。



アンコールは、B面6曲目の『南南西に進路をとれ』から。
たしか1日目は、
普通にすーっとメンバーが歩いて出てきてたんだけど、
2日目は、マーチングバンドみたいに、
先頭でカツジが小太鼓を叩きながら、4人並んで
行進して出てきたのが、とても微笑ましかった。
「なかなかカツジは前に出てくることないけど、いい男でしょ?」
とヒロトがカツジを褒める。
うんうん、いい男だ。
で、南南西は、4人でフルコーラスを合唱で。
このときも、カツジはずっと足踏みしてて、一人鼓笛隊状態。
ハッ、ハッ、ハッスルする!

本編のセットリストは昨日と全く一緒だったんだけど、
アンコールの2曲目は、昨日の『ネギボーズ』から
『土星にやさしく』にかわった。
そして『タリホー』で、ドーンと打ち上げて終了。



ライブが終わってから、改めて思ったんだけど、
今回のアルバムは最高だね。
しかも、この曲順どおりでライブをしても違和感がないのが凄い。
並びまで、完璧とういうことなのか。

ライブ中も、メンバー同士が楽しげで仲良さそうなのが嬉しい。
やっぱりバンドはこうでなくっちゃと思う。

3 件のコメント:

  1. しつこくコメントです。
    良番いいですね。
    クロマニヨンズに限らず、
    ベースからドラムを望むリズム隊ラインが好きです。
    これまでマーシー寄りで見てましたが、
    夏のフェスでコビー側に行ってみました。
    マーシーやヒロトだけ見ているより、
    バンド全体のよさがわかっていいポジションだな!と思いました。
    というわけで、
    次回も絶対コビー側で見ようと決めてます。大変参考になりました。

    バンドに勝治みたいな愛されキャラがいるとほのぼのしますね。
    本当にバンドメンバーが仲良しって大事なことだと思います。

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  2. サフィレット2010年12月13日 0:04

    あのライブの直後なので、4人揃って~が妙に有難いことのように感じてしまいました。nemuriさんとtokageさんに、すっかり刷り込まれております(汗)。
    クロマニヨンズの疾走感、本当に堪りませんね!私も今回のアルバムは、本当にカッコいいと思います。まさに宇宙レベルの進化!
    そしてライブに足を運ぶ度に、ヒロトに注いできた視線が散漫になっています。私はコビーで視線が止まってしまい、その奥のカツジにはなかなか目が行かないのですが‥‥次回はぜひ、華麗なプレイを見届けたいと思います。
    四人揃った「南南西に進路をとれ」、あまりにキュートでにんまりしてしまいます。カツジの裸祭りも期待しましょう!

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  3. >tokageさん
    いやー、コビー前いいですよね。
    コビー、すごく客席見てるし、よく目が合いますよ(妄想!)
    ぜひ『多摩川ビール』の指弾きに注目して下さい。
    惚れますよ~。


    >サフィレットさん
    『南南西~』は、本当にキュートでしたね。
    私は、カツジを見てると、顔がニヤケてどうしようもなくなってしまいます。
    あの可愛らしさったら!
    サフィレットさんも、次はそこんとこを確認してみて下さいね。

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