ページ

2010年12月5日日曜日

フラワーカンパニーズ『チェスト!チェスト!チェスト!』@SHIBUYA-AX

フラワーカンパニーズ
全国ツアー『チェスト!チェスト!チェスト!』
2010/12/04 SHIBUYA-AX
開場17:30 開演18:30
前売:¥3,500 / 当日:¥4,000(ドリンク別)



AXに早めに行ったら、物販はやってないし、人もまばら。
そこでドーンと目に入ってきたのが、例の花輪。
キュウちゃんとサンコンから。
四人揃ってフラワーカンパニーズって・・・。
これ見た瞬間、グッときて涙目になってしまったよ。
ええなぁ、男の友情って泣けるよな~。



ヤンフラで取ったわりには、チケット番号が良くなかったので、
とりあえず、マエさんと圭介の間からドラムが見える位置をキープ。
やっぱり、今日の主役はミスコニだもんね~。

開演を待ちながら、
今日、私は泣いちゃうのか?どうなの?
と、ミスコニの復帰をどういうテンションで受け止めるべきか
考えたりしていた。
考えたって、どうしようもないことなのだが。

いよいよ、暗転してSEが流れ、メンバー登場。
あー、ミスコニだ。赤いツナギだ。
メンバー全員、嬉しそうな、照れてるような笑顔。
もちろんミスコニにいっぱい声援が飛ぶ。

「久しぶりにミスター小西が帰ってきました!」
というようなことを圭介が言ってたな。
そして1曲目、「新曲いくぞっ!」と『ラララで続け!』
この、ラララ~♪の時点で、私の理性はふっとんでしまった。
ミスコニの調子は?緊張してる?とか、
いろいろ見て、確認しておきたかったはずなんだけど、
そんなことは、すっかり、そっちのけで跳ねまわってた。
まぁ、一応気にはなるので、ちらちらっとミスコニ見てたけど、
もともと、ミスコニって叩いてるときの形相がおっかないから、
ちらっと見ただけでは、普段との違いはよくわかんないんだよね。

このあと、スターダスト、冬のにおい、とお馴染みの曲が続く。
このあたりの曲を聴くと、あぁミスコニ、お帰りなさい、と思う。
これがフラカン・スタンダードだ!という感じ。
ミスコニもこの辺で少しは落ち着くでしょう、という曲順かな?

そしてそして、出ましたよ『復活の日』!!
そりゃそうだ。
このミスコニ復活祭でやるべきは、この曲しかないわ。
圭介が「ミスター小西が帰ったぞー!」と歌い、
次にミスコニ本人が「今帰ったぞー!無事帰ったぞー!」と歌う。
もちろん客席からは大歓声。

今回は、わりとMCが少なかった気がする。
なんといってもアンコールがデラックスだったから、
本編はできるだけタイトに進行しようという配慮だったのかな。

当然ながら、ミスター小西よりご挨拶。
家族、メンバー、スタッフ、ファン、全ての人に感謝してます、と。
もうお酒を飲み過ぎません!
もう片足でジャンプしません!!!
おおー。

『切符』→『チェスト』は、
みんな大好きな、あのCDのままの流れを再現。
本当に気持ちいいよね。

予告どおり『日々のあぶく』を初披露。
『感情七号線』も初めて聴いたけど、
やっぱり、ライブで聴くといい。
竹安ギターの懐の深さを感じるんだよね。
ストリングスやら鍵盤やら入れなくても、
竹安ギター1本で、ちゃんと音の広がりを感じさせてくれる。
地味に凄いギタリストなのだよ。

私が一番、ミスコニが帰ってきたなぁと感じた瞬間が
『この胸の中だけ』を聴いたとき。
これ、たぶん、キュウちゃんやサンコンの時には
ずっと演らなかったんじゃない?
だって、ミスコニのコーラスが必要不可欠だもん。

もひとつ『深夜高速』のサビのドラム。
あそこのフィルインって、
ドラマーの個性が光るとこだと思うんだよね。
だから、キュウちゃんが叩いてるときはキュウらしさが出るし、
サンコンのときはサンコンらしさが出る。
だから、ミスコニらしさ全開の音が聴けて嬉しかったな。

メンバー紹介。
よく覚えてないんだけど、
圭介が、マエさんを褒めてた。
今回のことで一番苦労してがんばったのは、グレートだと。
「はっきり言って、俺ら(圭介&竹安)は何もしてないもんな」と。
その上に「実はベースもカッコイイんだよ」とベースまで褒める。
みんな、裸オーバーオールや顔のことばっかり言うけど、
ベースだって凄いんだから、と。
いや、みんな知ってるから。
オーバーオールやら顔のこと言ってるのは、圭介だから!

そのベースもカッコいい社長から、告知。
「大きいところが決まりました」
「4月16日、土曜日」
じゃ、場所は竹安から発表して、と竹安に大役が。
しばし俯き加減で考え込む竹安。
「場所知らないんじゃないの?」とちゃちゃを入れる圭介。
「えー、4月16日土曜日、日比谷・・・“大”野外音楽堂です」
と、なんとか言い終えるも、
「正しくは、日比谷野外“大”音楽堂だけどね」と訂正される。
あぁ“大”が先走っちゃったね~。

これを待ってたんだよ。
「4人揃ってフラワーカンパニーズ!」
脳内百景のイントロ聴きながら、泣けてきた。

そして怒涛の終盤戦。
『TEENAGE DREAM』やっぱり、よかったわ。
盛り上がったわ。



アンコール1回目。
圭介と竹安は、骨折Tシャツに着替えてた。
そういえば、圭介の肋骨も完治したらしく、
「コンプリーーート!」と誇らしげに言ってましたわ。

2曲目で、裸の大将のイントロのドラム、クイーンみたいなやつね。
みんなで頭上で手拍子。
これ、腕疲れるんだよなーなどと、弱気なことを考えてると、
ステージ下手から大きな物体がスーっと出てきて、
???
キュウちゃん!?しかもドラムごと。
ということは、もしかして・・・と上手を見ると、サンコン!?
うわっ、3人でドラム叩いてるよ。
トリプルドラムだよ。
なんちゅうか、もう、スペシャルだよ!

キュウちゃんも、サンコンも、嬉しそうな顔してるんだよね。
たぶん、サポートでライブしてたときは、
責任感もあるだろうし、プレッシャーがあったと思うんだけど、
今日はもうそういうのから開放されてるし、
純粋にお祭りを楽しんで叩いてる感じだった。
あー、もー、本当に、感謝です。
フラカンファンとして、
どれほどお礼を言っても言い足りないくらいなのに、
またもや、こうやって最後にドカンと楽しませてくれるとは。
キュウちゃん、サンコン、ありがとう!!!

けど、ステージのどこ見ていいのかわからなくて、
もうキョロキョロしどおしだったよ。

このトリプルドラムで演った『真赤な太陽』
これが素晴らしかった。
個人的には、今日のベスト曲でしょう。
ドラムの音圧に圧倒されながらも、
それに負けないように歌う圭介がカッコよかった。

そして、ヨサホイ。
途中、竹安がグレートに何やら耳打ちしにきたので、
なんだろうなぁと思ったんだよね。
しばらくして、ふとキュウちゃんの方を見ると黄色い人が!
き、黄レンジャー(シンちゃん)!?
えぇっ?ということは・・・とステージ上を見渡すと、居た。
赤レンジャー(アビさん)と青レンジャー(ハルさん)が。

これには圭介も本気で驚いていた。
さっきの竹安の耳打ちは「ピーズが来てる」だったんだな。
ピーズはレコーディングだから、来れないという話だったのに、
どうやらスタジオを抜け出して来てくれたらしい。
しかも、ジブがき隊のコスプレで。
あー、もー、この方たちも本当にあたたかいなぁ。
大好きっ!

最近お馴染みのヨサホイのグレートコーナーもあった。
「しぶやしぶやしぶやしぶや」で圭介と早口対決?したり、
「ダミ声ヨサホイ!」を客にやらせようとするも、
うまく出来ず、「ダミ声といえばこの人でしょ」と
アビさんにお手本を見せてもらったり、
あいかわらず、盛り沢山。
お腹いっぱい。

アンコール2回目。
サンコンとキュウちゃんも呼びこんで、
『サヨナラBABY』をトリプルドラムで。
ステージの上も下も、みんな笑顔。
グランドフィナーレということで、
6人で繋いだ手を掲げて、何度も何度もお辞儀してた。
最後にミスコニが一人残って、
「本当に、ありがとうございました」とご挨拶。
胸がキュンとなる。

いかにも、という良い終わり方だったので、
トリプルはないだろうと思ったんだけど、
なぜか、ステージの照明も客電も消えたままの
真っ暗な状態になったため、動くに動けず、
アンコールの手拍子に参加。
そしたら、4人が出てきた。

アンコール3回目は、4人だけで『東京タワー』

この曲を好きになったのは、去年の野音で見てからだ。
それまでは、そんなに好きな曲じゃなかったんだけどね。
あれ以来、このイントロのギターを聴くと鳥肌が立つ。
そして、また来年、野音だ。
また楽しみができて良かった。




ラララで続け!
ロックンロール・スターダスト
冬のにおい
復活の日
切符
チェスト
どっち坊主大会
はぐれ者賛歌
深夜高速
元少年の歌
日々のあぶく
この胸の中だけ
夏の空
感情七号線
脳内百景
終わらないツアー
恋をしましょう
YES,FUTURE
TEENAGE DREAM
EN.1
なんとかなりそう
裸の大将
馬鹿の最高
真赤な太陽
真冬の盆踊り
EN.2
サヨナラBABY
EN.3
東京タワー




4人揃ってフラワーカンパニーズ!

もう、怪我しないでね。

4 件のコメント:

  1. ふわあああああ!ありがとうございます。
    急いでレポしあげていただいたのではないでしょうか?

    もう、何度も何度も何度でも読みました。
    キュウちゃんが、サンコンが、ピーズレンジャーが!
    愛されフラカンを愛していてよかった。
    あったかハートお裾分けされました。
    やっと4人揃ってフラワーカンパニーズ!
    ああ、Be-1が楽しみ楽しみ☆
    そして、日比谷「大」野外音楽堂ですって!?
    し、4月……ちょちょちょっと考えさせてください。

    夫のノートPCから投稿してみましたが、
    ちゃんとUPできるでしょうか?

    返信削除
  2. >tokageさん
    本当に幸せな時間でした。
    もちろん、どのライブもそうには違いないんですけど、
    やっぱり、今回は特別でしたね。
    なんてったって、トリプル・ドラムですからね。
    音圧がどうのこうのというよりも、
    人間のあったかさに泣かされましたよ。
    キュウちゃんもサンコンも、もうフラカン・ファミリーですよ。
    あっ、もちろん、ピーズ兄さん達もね。

    返信削除
  3. 愛あふれるステージでしたね。本当に。あったかい気持ちで胸がいっぱいで今も幸せ感が続いています。来年の野音も楽しみです。

    返信削除
  4. >ronさん
    ああいう感動的なステージを見せられちゃうと、
    なかなか余韻が冷めませんよね。
    味気ない日常生活に、馴染めなくて苦労しちゃいます。
    でも、また野音という新しい楽しみができたので、
    それを目標に、生きのびていかなくては。

    ronさんも、野音に集合ですね?
    4人揃ったフラワーカンパニーズは、
    さらにパワーアップしてるんじゃないでしょうか?

    返信削除