本日から出社。
昨日、一昨日と家でずっとテレビを見て過ごしたら、
あまりに想像を絶する場面を繰り返し、繰り返し見たせいで、
精神的にまいってしまった。
昨日までの当たり前の日常がとても遠いものに思えて、
見たこともない残酷な異世界に投げ出されたような気がした。
止めどなく流れてくる涙が、自分のものなのか?
私は何のために泣いているのか?
ここで泣いてるのは誰?
大袈裟かもしれないが、発狂してるんじゃないかと思った。
そういう人、けっこう大勢いると思う。
これは、すべての日本人に共通の心的外傷になることだろう。
そんな非日常から、日常へとシフトする日。
上手く気持ちが切り替えられるか心配だった。
でも。
うちのマンションが断続的に断水になってたり、
計画停電の情報に振り回されたり、
と、まったく元通りの日常はやって来なかった。
精神的には、それですごく助かったかな。
ちょうど、非日常と日常の間みたいなところだったから
なんだか落ち着いて、受け入れられた。
「幸せはいつも転がってる くだない日々に転がってる」
あー、まったくその通り。
それにしても、心配なことが。
こんなときに不謹慎かもしれないけれど、
私は、好きなアーティストたちのことを考えずにはいられないのだ。
続々とライブやイベントの中止がニュースが入ってくる。
まだ、余震の心配のあるうちは、いたしかたないと思う。
でもね。
節電のため、となると、この電力不足はいつまで続くかわからない。
ライブハウスと、そこで演奏するアーティストたちはどうなるのか?
それを生業としている人たちのことが心配なのである。
そりゃ、ライブなんて、電力を著しく消費するし、
被災地のことを考えると、
浮ついたことして不謹慎にみられるかもしれない。
でも、そういう娯楽も人間には必要なのだから、
自粛ムード一色になってしまったら、嫌だ。
ライブハウスがちゃんと営業を続けられることを願います。
音楽を生業としている人たちの立つべき舞台が
奪われないことを願います。
すべての人に“くだらない日々”がやってくることを願います。
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