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2011年7月25日月曜日

フラカン・真夏の大爆発2011@大阪城野外音楽堂

フラカン・真夏の大爆発2011
2011/07/23 sat. 大阪城野外音楽堂
開場 16:00 開演 16:30
前売 ¥3,800 当日¥4,300




はるばるやって来た、大阪。
東京を出るときは、肌寒いくらいの陽気だったんだが、
大阪に着いたら、信じられないくらいの暑さだった。
どうした、フラカン?
雨バンドのくせに、こんなにピーカンに晴れるなんて、
まったく想定外だよ。

3時から物販を始めるということだったので、
その時間を目指して行ったのだが、ちょっと出遅れてしまった。
しかし、先に到着して並んでいた心優しき方が、
Tシャツを買っておいてくれました。
本当にありがとうございました。
今回もTシャツは売り切れてしまったらしいから、
希望の色とサイズが買えたというのは、ラッキーであった。
社長、ホクホクですな。



本日のライブは事前のアナウンス通り、2部制。

1部は、座ってまったりと楽しめるアコースティックライブ。
・・・だと、思っていたのだが、
ミスコニが左端でスネアを叩き、4人が横並びに座って、
竹安もアコースティクギター・・・というセッティングでやったのは、
最初の2曲くらいだけだった。
あとは、ミスコニは後ろのドラムセットの前に座り、
竹安もSGに持ち替えて、ほぼ通常のセット。
違うのは、フロント3人が座ってることくらい。

つまり、しみじみと、或いはほのぼのとした曲をやるコーナー
といった趣きかな。

まず最初に、「お元気ですか~♪」という圭介の歌で始まった。
と思ったら、すぐ、圭介が入りをトチってしまって、ストップ。
ええーっ!!
「おい、1曲目やぞ!」とグレートに激しくつっこまれつつ、
気を取り直して、やり直し。
「お元気ですか、未来のオレ、それどころか今のオレは~♪」と。

『ヒコーキ雲』とか『初恋』とか、
なかなかレアな選曲が嬉しいなぁ。
『変わらないもの』の竹安がアコギで弾くソロが良かったな。
野外ならではの開放感の中、アコギの音がよく似合うのだ。
でも、すぐにSGに持ち替えてしまったのが残念。
もう少し竹安のアコギの音色を味わいたかったな。

開演16:30というのは、真夏の日差しがまだまだ厳しい。
ステージ上も、ガンガン西日が照りつけている。
座って演奏しているのに、ダラダラと汗をかいてて、
辛そうだったわ、とくにグレート。
少しずつ日が落ちて、影が長くのびていくのだが、
グレートのポジションは、最後の最後まで、
なかなかその影に入らず、ずーっと照ってて、気の毒だったわ。


セトリの順番は適当。以下同。


第1部
 元気ですか
 ヒコーキ雲
 変わらないもの
 初恋
 夏の空
 哀愁生活
 感情七号線
 この胸の中だけ
 大人の子守唄
 ペダルマシンミュージック
 夕焼け
 虹の雨あがり


あっ、メンバーの衣装、書き忘れた。
(えっ、みんな興味ない?)
圭介は、ファンの方に貰ったというピンクのポロシャツ。
竹安はグリーンのTシャツだったのだが、
このTシャツの色が、フラカンの大阪野音Tのグリーンと
まったく同じ色で、客席に大勢いるそのTシャツを来た人を見て、
初めてそのことに気付いたらしい。
「この色、流行ってるの?」とグレートに訊いて、
「オレに訊くなよ」と言われてたけど。
で、そのグレートはオーバーオールではなく、
ベルボトムのジーンズに白地にプリントの入ったTシャツ。
ミスコニは・・・・・・ゴメン、覚えてないけど、
ツナギではなかったと思う。



第2部は、前回私に好評だった『どっち坊主大会』始まり。
うぉーー、この始まり方いいー。
ところが途中で、ハープマイクがトラブって、
圭介のハープが鳴らなくなってしまった。
ちょっと残念だったけど、
なんとかテンション上げたまま乗り切った。

ちなみに、2部の衣装は、
圭介、グリーン系チェックのシャツ。
グレート、いつものオーバーオール。
ミスコニ、いつものツナギ。(青)
そして、竹安は黒の半袖シャツ、襟付き!!
そーだよ、襟が付いてるだけで、男前度が5割増しなんだから、
これからも、その路線でいくことを望むよ、竹安。

なにげに『空想無宿』最近聴いてなかった。
久しぶりだ、嬉しいな。
イエッサー、脳さ~!
の掛け合いも、気合いが入ったわぁ。

これまた久しぶりの『流れ星だろ人生は』
竹安のお経コーラスが最高!
ギターではなく、歌でソロをとる姿はなかなかレア。
しかも、あの声は竹安じゃなきゃダメだもんな~。
生真面目な表情でマイクに向かう姿が、ちょっとツボだった。

新曲『心の氷』は、完成度があがってきたね。
私が聴くのは3回目だけど、毎回、胸の奥がツーンとする。
痛いような、むず痒いような、引っ掻きたくなるような。
うまく言葉にできないけど、何かが疼くんだよな。

『最高の夏』を聴くと、夏が来たなーと実感する。
私の中では、季節の風物詩となっているんだな。




では、覚えてるMCをいくつか。

本日より、グレートマエカワ改め「G」(命名、圭介)
お察しでしょうが、
「G」は、グレートのGと爺さんのジイをかけている。

10年くらい前のこと。
ツアーで地方に行ったとき、イベンターさんが
「明日、モーニング娘。ですよ」と言うので、
メンバー全員で見に行ったことがある。
圭介が、会場の物販の偵察に行ったところ、
「あれ?フラカン?なんで?」
と、ファンの人と遭遇してしまったらしい。
適当にお茶を濁してごまかしたらしいが。
ちなみに、当時、Gはカラオケでよくモー娘を歌ってたらしい。

OTODAMAの出演が決定しました!と発表。
これは少し前に決まっていて、
Gはメンバー全員に言ったつもりでいたのだが、
ミスコニに伝わっていなかったらしく、
自分(去年の骨折事件)のせいで、
呼ばれないんじゃないかと、思い悩んでいたんだとか。
ミスコニ、いい奴だなぁ。

こんな感じでいいかしら?



第2部
 どっち坊主大会
 切符
 トラッシュ
 脳内百景
 波の下
 空想無宿
 はぐれ者賛歌
 流れ星だろ人生は
 心の氷
 深夜高速
 東京タワー
 最高の夏
 チェスト
 終わらないツアー


アンコール1曲目は『星を見ている』
ここが、今日一番の見せ場だった。
ここだけの話、あまり好きな曲ではない。
CDで聴くと、こういうバラード系は単調でつまらないんだよね。
けど、やっぱりライブで聴くといいんだな。
延々と続く竹安渾身のギターソロがたまらんです。
そして、どこかで見たような既視感にとらわれる。

あぁ、20周年の日比谷野音の『夜明け』だ。
あのアウトロで鳥肌が立った瞬間と同じだ。
違う曲だけど、違う場所だけど、
ステージにあの4人がいて、
私の魂を揺さぶる音を紡いでいる姿は、あの時と変わらないなぁ。
なんてボンヤリ考えてたら、なんだか視界が滲んできて、
自分が感動してることに気付いた。
結局、フラカンにはやられてしまうように出来ているのだ。
なんか悔しいけど、そうなのだ。


アンコール
 星を見ている
 ラララで続け!
 真冬の盆踊り
 ホップステップヤング



今日のひとこと。
フラカンは若いな。まだまだ伸びシロがある。

4 件のコメント:

  1. あーー本当にいいライブだったんですね。
    今回は行けないの納得済みですが、
    夏の空の下の、
    ヒコーキ雲、トラッシュ、空想無宿、流れ星だろ…、
    伸びシロのあるおっさんたち、
    ちょっとだけうらやましいです。
    8月6日福岡で待ち受けます。

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  2. >tokageさん
    すごく濃いい~ライブを立て続けに観た後の参戦だったので、
    正直、気持ち切り替えて、フラカンモードに入れるか心配だったのですが、見事にやられてしまいました。

    さっき直したのですが、セットリスト『哀愁生活』が抜けてました。
    私の大好きな地味曲だというのに。
    これが聴けただけでも、大阪まで行った甲斐がありましたよ。

    フォー爆も楽しみですね。

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  3. フラカンって、フラカンって・・・やっぱりすごい!!

    続けざまに見た興奮MAXなライブと連日のアクシデントのために、なんだか変なテンションで大阪に入りましたが、あっさりと「フラカン色」に塗り替えられてしまいましたよ。

    笑って泣いて、歌って踊ってのいつものフラカンのステージはどんな薬よりも効きます。心にも体にも。

    そういえば一部の小西はTシャツに7分丈パンツ、それに帽子を被っていませんでしたっけ?

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  4. >りーさん
    すごいですっ!
    ミスコニの衣装をちゃんと覚えてるなんて。
    りーさん、すごいっ!

    これからも、こっちの心配を裏切り続けるフラカンでいて欲しいですね。
    っていうか、なんで心配してしまうんだろう?
    なぜか母親目線になってしまうんですよね~。

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