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2011年7月19日火曜日

OTONA de NIGHT Vol.6


OTONA de NIGHT Vol.6
開催日 2011年7月18日(月・祝)14:00~21:00
入場料 前売500円/当日600円
場所 AUTOCAFE
14:45-15:30 いっきゅう
15:45-16:00 佐藤龍一
16:15-17:00 赤毛のマディーズ
17:15-18:00 上野真史
18:15-19:00 SOULBLUE
19:15-20:00 湯川トーベン




なんじゃこりゃ?
という、よくわからないイベントに行ってきたのである。

本当は、もうちょっと早起きして、
下北沢サブカルチャー祭(せっちゃんとかCHABOが出るらしいので)
に行くつもりだったんだが、
どうも体調がイマイチで起きられなかったのだ。
午後になって復活したんだけど、もう下北へ行くには遅い。
ならば、ということで、下北より近い八千代へ。
なんだかよくわからないけど、
トーベンさんがライブをやるらしい、というわけで、
とりあえず行ってみるか、と。

最寄の駅は、八千代緑ヶ丘。
電車に乗ってしまうと、あっという間だった。
電車賃は、バカっ高いけどね。

駅前はイオンがあって、いかにもというベッドタウン。
しかし、会場のオートカフェという中古車屋へ向かって歩きだすと、
すぐに通り沿いが寂しくなってしまい、
人通りはなくなるし、途中から未舗装になって、
木の枝がはり出してるし、心細さ120パーセント。
遠くから音楽が聞こえてきたので、ちょっと安心。
道は間違ってないらしい。

会場は想像よりこじんまりしてて、町内会的規模。
こういう小さいコミュニティに一人で入っていくのは苦痛だ。
と、ちょっと腰が引けてしまったが、
かろうじて入場料を払うシステムに救われた。
料金さえ払えば、れっきとしたお客さんだもんね、
と胸を張ってられるからね。


ステージといっても、高くなってるわけではなくて、
地べたにテントを張ってあるだけなんだけど、
ちょうど、きれいな女性がジャズを歌っておられたので、
ビールを飲みながら立見。

次もジャズっぽい感じのギターとホーンのバンド。
こちらも、ステージ前の端っこで立って見てたのだが、
オーディエンスが少なくて、ちょっと寂しい。

ふと見ると、トーベンさんが、次の出番を控えて待機中。
ストーカーみたいで、申し訳ないと思いつつも、
つい気になって、チラチラと見てしまう。
トーベンさんみたいに毎日のようにライブやってても、
本番前は緊張するものなのかな。
なんだか落ち着きのない動きをしていたのを見て、
そんなことを思った。

はっきり言って、ライブするのにいい環境ではない。
アーティストのファンで、
その人を目当てにやって来てる人なんて、
私くらいのもんだろう・・・たぶん。
お祭りみたいなもんだし、静かに聴け、とは言わないけど、
もう少しちゃんと音楽を聴いて欲しいなぁ、とせつなくなる。

そんなあれこれを思いながら、
やっと、トリのトーベンさんの出番。
「茶太郎」ギターをかかえて登場。


以下、個人的覚書きのセトリ。(順不同)


あした晴れるよ
僕はカラス
食パンとミルク
サマータイム・ブルース
フォークロック
デイドリーム・ビリーバー
天国行きのバス
ひょっこりひょうたん島
バンドマン・ブルース
バンバンバン



なんというか、まぁ、トーベンさん、本当にカッコいいわ。
音楽を聴かせるには、決していい環境ではない中、
淡々と、しかし豪快なパフォーマンスを見せつけられた。
すでに出番の終わったバンドのパーカッションや
ギターの人を呼び込んで、ぶっつけ本番。
まさにセッション。
これぞ、ライブの醍醐味。
さすがは百戦錬磨のバンドマン、という圧巻のステージ。

なんか感動してしまったわ。
ギターを弾く姿、パフォーマンスがカッコいいのは当然として、
その、音楽に向き合う姿勢というか、
ステージに臨む佇まいというか、
そういう本質的なところに凄みを感じて、グッときてしまったのさ。

この文章を読んだだけじゃ、なんのことやらわからんだろうけど、
とにかく、トーベンさんに惚れ直したぜってことが言いたいのだ。

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