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2012年5月3日木曜日

ここは矛盾にあふれた世界

ときどき、やるせない怒りと悲しみに心を占領されてしまうことがある。
それは発作のように突然、襲ってきたりする。



もう半年ほど前のテレビ放送だったろうか。
どうしても忘れられない言葉を聞いてしまった。

これからの原子力政策について語った、ある政治家の発言。
「子供たちの将来の為に、豊かな社会を築きたい」と。
だから、原発を止めて経済を停滞させてしまうわけにはいかない、と。

この人は本気で言ってるのだろうか?
豊かさとは何なのだ?
生命の危機にさらされながら暮らすことが豊かなのか?
今さら、原発の安全神話を信じているのか?
今現在、どれほど多くの人達(とくに若いお母さん達)が、
放射能に怯えながら暮らしていると思ってるのか。

本当に、子供達の将来を考えたら、
あんなモンスターみたいなものを動かせるわけがないと思うのだが。
しかも、どうにも処理できないやっかいな廃棄物を押し付けて。
私には理解できない。



このページの左上に
“さようなら原発1000万人アクション”のバナーが貼ってあります。
まだ署名されてない方がいらっしゃいましたら、
どうぞ、よろしくお願いします。

最終的に「署名をしない」と決断されるのもアリだと思います。
でも、その前によく考えて欲しいのです。
原子力発電について、放射能について、被爆について。
何も考えずに、ただスルーして「署名しなかった」というのは
やめていただきたい。
それが、私の願いです。

この願いが、あなたに届いたなら、
私の心も少しは軽くなるかもしれません。

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