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2012年5月25日金曜日

ウルフルケイスケ MAGICAL CHAIN ひとりCARAVAN@440

MAGICAL CHAIN ひとりCARAVAN
5月20日(日) 下北沢 440
OPEN 18:30 / START 19:00
出演:ウルフルケイスケ
GUEST:安孫子義一(Theピーズ) 竹安堅一(フラワーカンパニーズ) 
前売¥3,500 / 当日¥4,000 (税込・2オーダー別)



熱いケーヤンファンのお友達に誘われまして、
行ってきましたよ。

おかげさまで、わりと前の方の席を陣取ることができたんだけど、
またもや例の邪魔者が・・・。
譜面台がドーン!!!
私など足元にも及ばないくらいの“指フェチ界の巨匠”も、
かなりの苦戦を強いられていたね~。
腰曲げて下から覗き込んだり、
椅子からお尻を半分落としながら横にずれたり。

本日は二部構成。
で、前半はケーヤンのソロをたっぷりと。

いつの間にやら、ケーヤンの曲も耳に馴染んだものが増えたなぁ。
基本的にシンプルなロックンロールナンバーだから、
すぐに覚えられちゃうんだよ。

それにしても、テレキャス一本で弾き語りとは、
なかなか肝が据わってるなぁ、と思う。
アコースティックとかなら、ギター一本というのもよく見るけど、
エレキだとなかなか珍しいのじゃないだろうか。
パンダ師匠ですら、グレッチだけじゃなく、ハイハット鳴らしてるし。
何より、あちらは脱皮とか野球拳とか、盛り沢山だしな。

テレキャス一本と歌だけで1ステージやるのって、
結構、しんどいと思うんだよ。
一応、エフェクターは使ってたけど、極端に歪ませたりもせず、
ストレートで無骨な音色だったしね。
あの優しそうなスマイルとは裏腹に、実は剛毅な人なのかも・・・。


ひと月前にHOBO CONNECTIONで観たときよりも、声が出ていたなぁ。
私の勝手な妄想かもしれないけれど、
ヴォーカリストとしての覚悟のようなものを感じたりもした。

あー、つまりそういうことか。
ギタリストとしては、極限までシンプルになりつつ、
歌というものと向き合っていこうということなのかもしれない。

ゴキゲンなロックンロールに浮かれながらも、
そんなことを考えてしまうステージだった。

なんて油断してたら、ケーヤンがギターソロを掻き鳴らしながら、
ステージを下りて私のすぐそばへやって来た。
ひえーーー。
あーっ、今日Ustream中継が入ってるんだよね。
間違いなく私、映ってるじゃん!
ま、どうせ私のことなんか誰も見とりゃせんよね。



もちろんセットリストなんて、さっぱりわかりませんので、
後でケーヤンのHPにアップされたら、追記しときます。



さて、第二部。
ついに竹安登場!
キャーー!なんていう黄色い歓声が上がる・・・
・・・なんてことがあるワケもなく、SG抱えてニヤけた表情で出てきた。
それ見ただけで、可笑しくてしょうがない。

竹安って、そばにいるミュージシャンに好き好き光線出すのよね。
もちろんフラカンのメンバー以外だけど。
とくに、ギタリスト大好きだよね。
今日もケーヤンに呼ばれて嬉しかったんだろうな。

竹安のこと知ってる人ならわかると思うけど、
彼はいつも、圭介やようこさんに「見て見てー!」とオーラを出して
野鳥の求愛ダンスのようにギターを弾いてるのだ。
で、今日もその調子で、ケーヤンに向けて弾きまくる。
その迫りくる竹安にビビるケーヤン、という構図が面白かった。
途中から、ケーヤンもそれに負けじと竹安に体向けて、
二人で向かい合って弾いていたけれど、
竹安の客席無視っぷりには、さすがのケーヤンも適わんよね。

ケーヤンからは「1曲歌いに来い」とライブに誘われたらしい。
えっ?竹安が!?・・・歌うの?
と、始まったイントロは、なんか聴き覚えのあるムーディーな・・・
ん?ムーディーな??
『泣かないで』(by館ひろし)!!!!

いやー!ダメー!
去年のフォー爆を見た人なら、漏れなくミスコニの、いや、
ムーディー小西のグラサンが目に浮かんで、
笑いのツボに入ること間違いなしの『泣かないで』って。
そんな選曲、ダメー!
もう、笑いをこらえるのが大変なんだから。
声を殺してガマンしてたけど、お腹痛い~。
ケーヤンファンのみなさん、ごめんなさい。
異常なリアクションで不審だったよね~。
本当にごめんなさい!

それにしても、案外、堂々と歌ってたなー、竹安。
途中でギター弾くことは放棄してたけど。
この前の恵比寿のライブで、
「今日は竹安、コーラスの声よく出てるな~」なんて思ったのだが、
ひょっとして、この日のためのヴォイトレだったのか?



竹安の次は、アビさんが登場。
きゃーー!アビさーん!
(これは、実際に私が声出しましたよ)
アビさんは白のストラトにTEISCOのアンプ。
渋いね~。

しかし、今日のアビさんは控えめだったような。
先に出てきた竹安が、空気を読まず、ギターを弾き倒してるを見て
何か思うところがあったのかもしれない。
もちろん、これも私の妄想だけれどね。

そんなわけで、アビさんのセクシービームも控えめ。
同い年で仲良しのケーヤンと、ほのぼのとした雰囲気で演っていた。
なんだか、いつもより優しい顔のアビさんだったな。
それも悪くないんだけど、
やっぱり、汗だくになって熱く弾きまくるアビさんが好きだな。



アンコールは3人に加えて、イナ戦のタケオくんも
アコギを抱えて出てきた。
実は、ライブが始まる前、ドリンクカウンターに並んでいるときに
タケオくんが話してるのが聞こえてしまって、
「アンコールに出る」というの知っていたのだけれど。
いやー、タケオくん、相変わらずニコニコ笑顔で可愛いかったわ~。

ギタリスト4人、なんかいいね。

『まいどハッピー』で、出演者も、お客さんも、スタッフさんも、
全員をハッピーにして、盛り上がる。

この曲の終盤で、ケーヤンのギターの弦が切れてしまったので、
アビさんのストラトを借りて『君にささげよう』

本日のローディーは浜くんが頑張っていたのだが、
髪が短くなってたから、気付くのに時間がかかったわ。
この歌が、お店やお客さんにささげられたのは当然ながら、
ちゃんと浜くんにもささげられてましたよ。



けど、結局のところ、いちばん私の印象に残ってるのは
嬉しそうな顔して歌う竹安だったりする。
アイツおいしいとこ持ってったよな~。



※ケーヤンのHPよりコピペしたセトリ


一部
1.ミュージック
2.マジカル・チェイン・ツアー
3.ロックンロールの真っ最中
4.ぬすっと
5.R&R
6.流行歌
7.クレイジー
8.スウィート・リトル・ロックンローラー

二部
1.赤い風船
2.Hippy Hippy Shake (with 竹安堅一)
3.泣かないで (with 竹安堅一)
4.アイ・ラブ・ユー (with 竹安堅一)
5.Bye Bye Johnny(with 安孫子義一)
6.I Wish I Knew (with 安孫子義一)
7.大きな川のそば(with 安孫子義一)
8.ずっと歩こう
9.スウィートホーム大阪
10.夢じゃない
11.君にささげよう

-AN1-
1.ルージュの伝言(with 安孫子義一&竹安堅一)
2.まいどハッピー(with 安孫子義一&竹安堅一&山田武郎)
3.そのままの君

-AN2-
1.危険なふたり

4 件のコメント:

  1. お付き合いいただきありがとうございました。
    た、け、や、す!もっと主役を立てなさい!と苦言を言いたくなるくらい持っていきましたね。
    てか、サングラス被った小西がチラチラ見えてたまらんかったです。

    彼のライブを見ると、
    ときどき冷え冷えとした気持ちになって、以前はそれがモヤモヤしていたのだけど、
    その冷え冷えが好きなのだと気づきました。
    あのホノボノライブを見て冷え冷えしている人も少ないのでしょうね。
    ああ、なんたる変態!

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  2. >tokageさん
    こちらこそ、お誘いいただきありがとうございました。
    まさか、あんなレアな竹安が見られるとは思いませんでしたよ。
    いやー、いいもん見せてもらいました。
    面白かったー。

    ライブの楽しみ方は人それぞれ。
    変態は変態らしく、ド変態はド変態らしく、楽しめばいいじゃないですか。

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  3. なんと今頃、このライブレポを書きました。
    レポえらいことになった。
    http://blog.goo.ne.jp/bali_tokage/e/aa01ad6af3d776cf9ffe97fe49c71984

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  4. >tokageさん
    えらい!よく書いた!頑張った!

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