ページ

2012年7月5日木曜日

天月@音小屋

6/29(金) 横浜 音小屋
天月(Vo.&Ba.湯川トーベン、Vo.&Gu.田中"ヤッチ"裕千、Dr.向山テツ)
Open19:00 / Start20:00
charge/3000円+1ドリンク



わけあって、今回もギリギリの入店。
いつもお世話になってるあの方が、席を確保していて下さったので、
助かりました。

そうなの。
今回は一人じゃなくて、
天月初体験のりーさんをお誘いしたのだ。
実のところ、横浜とか土地勘がまったくない上に、
なんかヤバそうな地区らしいと、夫に忠告されていたので、
りーさんが来てくれて、本当に心強かったですよ。
ありがとうございました。

そもそも、横浜まで来るのはイヤなのである。
千葉県人ですから、遠いのですよ。
だから、西荻でのライブを待っていたんだけれど、
ぜんぜん予定が入らないので、
仕方なく、横浜まで出向くことにしたのである。

「音小屋」は「ねこや」と読むんだよ。
地下鉄の最寄り駅から向かったのだが、
目印っぽいものがなくて方向がわからず、自分の勘を頼りに歩いた。
車は通るけど、人影はまばらで、ちょっと寂しい通り。
注意してないと、通り過ぎちゃいそうなビルの地下にあった。
よかった、迷わずたどり着けた。



前に西荻で観たときとは、トーベンさんとヤッチさんの位置が
入れ替わってたんだけど、どちらがレギュラーポジションなのかな?
ベースが下手(今回はそうだった)の方が落ち着くように思うのだが。

最初に軽く音出しした瞬間、やっぱり爆音だと認識。
しかも、トーベンさん、さらにアンプいじって音量上げてたからね。
ベースの音が椅子を伝わってきて、お尻がムズムズするわ。
その快感といったら、もう、もう、もう!!

まさに天下無敵のスリーピースだと思う。
まったくスキがなく、ビシッと決まってるんだよね~。

まず、テツさんとトーベンさんのリズムの強固なこと!
曲のノリでテンポアップしたり、落としたりが自由自在。
それでも決して乱れない確固たるグルーヴがあって、
なんて気持ちいいんだろう。

それと、テツさんのオープン・ハイハットがめちゃくちゃいい音。
お腹がよじれるほどカッコよかった。

ヤッチさんはカッティングが上手い。
使い込まれたテレキャスがよく似合っているなぁ。
そして、ワウのかけ方がまた、絶妙。
歌声もハリがあってよく通る。で、ちょっと色っぽい。
トーベンさんとのコーラスワークが美しいのだ。

いつもトーベンさがアコギ一本でしっとりと演っているナンバーを
このバンドが鳴らすと、こんなにハードでロックな曲だったのか、
ということに気付かされる。
もとの曲がいいからなんだろうけど、
どんなアレンジにも馴染むし、どの表現も甲乙つけがたく素晴らしい。

1ステージは約40分くらいかな?
前半は、あっという間だったなぁ。
りーさんが「めちゃくちゃいい!」と気に入ってくれたようでホッとする。
そりゃ、いいに決まってるが、音楽なんて趣味の問題だから、
上手い!凄い!と思っても、好きかどうかは別の話だからね。

この休憩中に琥珀色の泡立つ燃料を追加で給油。
大好きな音を聴きながら飲むのは、至福のひととき。

このところ、天月はこの横浜界隈のハコをぐるぐると回っていて、
「天月は横浜のバンドになりましたー!」ですと。
いや、いや、それは困る~。
だから、横浜は遠いからイヤなんだってば~!
そりゃ、来られないこともない距離なんだけれど、
たまには近くでやって欲しい。
ぜひとも千葉へお越し下さい。よろしくどうぞ。

そして、いよいよ天月は地方へ進出決定。
9月に大阪、名古屋、静岡へ行くそうですよ。
トーベンさんに「みんなも一緒に行こうよ」と言われてしまうと、
私の心も揺らぐけれど、ダメだ。
9月はOTODAMAやら、フラカンイベントやらで、遠征ラッシュだもの。
これ以上は無理だ。
私の心の半分だけ、一緒に連れてって下さい!

本日初披露のヤッチさんの新曲は『水無月』
超ベテランの方でも、新曲というのは緊張するもんなんだね~。
突然、ヤッチさんのテンションがおかしくなってた。
タイトルを『水無月』じゃなく『神無月』にしちゃおうかー、
なんてワケのわからんことを言い出したかと思うと、
何が可笑しいのか、突然笑い出したりして。
ヤッチさーん、大丈夫~?
そんなテンションのおかしいヤッチさんを見て、トーベンさんも
テツさんも(もちろん私たちも)大爆笑。
ああやって和んで、少しは緊張が解けたのだろうか。
もちろん、演奏の方はバッチリだった。

今日は、ほどよくトーベンさんまでの距離があったので、
いつもは恥かしくてチラ見しかできないお顔も、じっと眺めてしまったぜ。
あごをあげて声を絞り出してるときの苦しげな表情が好き。
エロいっ!
首というか、あごから首、肩へと連なるラインの造形がいいのだ。
もう、抱きつきたくなるというか、齧りついて・・・(以下、自粛)
と、まあ、変態ちっくな視線全開で、拝見したわけだが、
やっぱりベースを持ったときのトーベンさんのカッコよさは、
何者にも勝る!と確信した次第。

あー、もっともっと、あの爆音の中で溺れたい。

しかし、来月も横浜なんだけどねー。
行くしかないかー。

2 件のコメント:

  1. お誘い頂いてありがとうございました!
    本当に、感謝×∞です。
    最初から最後まで心臓がバクバクしっ放しでした。
    あんなにイイものを、たったあれだけの人数で堪能させてもらっちゃっていいんですかね?
    贅沢の極みでしょう?

    音源がないなんて拷問です。
    取り敢えず来月があるから心の平穏が保てますが、その後は・・・はぁ~。

    返信削除
  2. >りーさん
    楽しんでいただけたようで、お誘いしてよかった。

    場所も場所だし、あんな少人数で極上の快楽を味わってしまうのは、
    大人の秘密クラブめいてますよね。
    若造には教えられないぜ、って感じでしょうか。

    天月はコンスタントにライブ活動してますから、
    そんなに寂しがらなくても大丈夫ですよ。
    横浜ばっかりですけどね~。

    返信削除