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2012年7月18日水曜日

水津宏☆還暦までのカウントダウン(笑)Vol.10 ファイナル!!@THE LIVE STATION

水津宏☆還暦までのカウントダウン(笑)Vol.10 ファイナル!!
2012年7月14日(土) 目黒 ライブステーション
WILD FLAG / M.J.Q / 頭脳警察 / 快進のICHIGEKI
opening Act:DESTROSE
Open 17:00 / Start 17:30
adv. 4,000円 / door. 4,500円


この日、九州からtokageさんが来るというので、
一緒にライブへ行こうと約束していたのだ。
私の妄想カレンダーが初めて役に立った瞬間だったのだよ。

長丁場のイベントのようだから、ユルユルといきましょう
ということで、途中から入場。
初めてのライブハウスなので、ちょっとドギマギ。



快進のICHIGEKIは、最後の1曲だけ聴いた。
ヴィジュアル系になるのかな?
よくわかんないんだけど、ヴォーカルの男の子が可愛かった。
若くて、ツルっとしたお肌してるし。
なんといっても意気のいいのが良かった。



M.J.Q
念願の初M.J.Q。

私が前にミチロウさんを観たのは、去年の緊急ナイト。
3.11から数日しか経っていなかった。
あのとき、ミチロウさんはメイクもしてなくて、
薄暗い照明の中に立って、とても悲しそうな顔をしていた。

そのことを思い出してしまったせいか、
あの恐ろしげなメイクをしているミチロウさんを見ても、
何かを憐れんでいるような悲しそうな顔にしか見えなかったな。

ミチロウさんの言葉は、胸に突き刺さる。
とても鋭利な刃物のような歌。

キュウちゃんは、シャツの胸元がはだけていてセクシー。
ドラムは凄まじい迫力だった。
『Sha.La.La.』のドラムソロなんて、特に。

私はヨコロコのキュウちゃんしか知らないので、
バースデーのときはどうなのかわからないんだけれど、
気迫が違う。
(あっ、ヨコロコのときに手を抜いてるってワケじゃないよ)
ミチロウさんの存在感の大きい歌に共鳴しているのかな。
ときに殺気立つほどの鋭さで、痺れましたわ。

実は、初めてで楽しみにしていたのが、山本久土さん。
手元どころか、ギター本体もチラチラッとしか見えなかったのだが、
あれはオベーションなのかな?
サウンドホールの形が変わってるやつ。

ワイルドな風貌で、ベースライン的なパートを弾いていたり、
吼えるようにコーラスしたりと、縁の下の力持ち的な役割りなんだな。
とてもカッコよかったな~。



転換中はステージに幕が引かれていて、
MCの人が出てきて、トークで間をつないでいた。
こういうイベントは、この転換の時間が長くて
一人だと間がもたなくなっちゃうんだよね~。
まぁ、今回はtokageさんが一緒だったので大丈夫だったけど。
あっ、MCの方の話もなかなか面白かったよ。



WILD FLAG
満園兄弟と山本恭司さんのスリーピース・バンド。
エンケンのライブで、満園兄弟のカッコよさに魅せられてしまったので、
すごく楽しみにしていたのだ。

幕が開くと、英二がドラムの椅子の上に立ってた。
上半身裸で!
キャーー!そんなバンドだったの?
いやいや、決して嫌じゃないよ。
その嬉しそうな、ニカーって最上級の笑顔にまず射抜かれた。

そして、庄太郎・・・男前すぎる。
音が鳴る前に、そのルックスだけで、かなり持っていかれたよ。

ああ、恭司さんはねー、なんか素軽いんだよね。
飄々としてるというのか、良い意味で“大物”感を出さない人。
ギターの弾き方も、難しいことを軽々とやってのけてる感じ。

指フェチ師匠は、恭司さんの指に釘付けになってたらしいけど、
私は庄太郎ばっかり見ちゃった。
だって、指弾きなんだもん。
萌えるわ~。

MC担当は庄太郎なんだ!?
と、ちょっと驚いた。
こんなに喋るキャラだったとは知らなかった。
しかも最初、ずっと「~ぜぃ」と、スギちゃんノリで喋ってたし。
笑っていいものなのかどうか、躊躇してしまったわ。
黙ってれば、クールな2枚目で通るイケメンなのに・・・。
いや、そのギャップがいいのかもしれないな。

ハードロックの定石どおりな展開の曲が多くて、
コール&レスポンスもバッチリだし、わかりやすい、ノリやすい。
もう、楽しくって仕方ない。

最後に大きい旗(=フラッグ)を
オーディエンスの頭上を掠めるように振リ回すという演出がニクイ。
これが楽しかったんだよね~。
上に手をのばして、はためくフラッグに触るの。
4、5回くらい頭の上を通過したかな~。
一種のアトラクションだな、あれは。

いやー、楽しかった。



頭脳警察
幕が開くと、PANTAさん(ギターは左利き)が立っていた。
トシさんはパーカッション。

PANTAさんを生で観るのは初めて。
思ってたより厳つくなかった。
もっと、おっかない顔した攻撃的な人というイメージだったんだよね。

MCも、アジテーション的なものを予想してたんだけれど、
フランス革命の話を取り上げたりはするものの、
話し好きなオジサンといった雰囲気で、案外和やかで面白かった。

今日は、頭脳警察、改め「WILD POLICE」ってことで、
満園兄弟がサポートに入る。
ギターには、快進のICHIGEKIのヒサオくん。
ヒサオくんが、快進のICHIGEKIの名前も入れて下さいというので、
「快進のWILD POLICE」になったんだったっけ?

どうしても、PANTAさんよりトシさんに目がいってしまう。
PANTAさんの横に並んで立って、シンセ・パーカッションを叩いているのだが、
トシさんが、こんなにハジけた人だとは知らなかったわ。
エンケンバンドでドラム叩いてるときは、エネルギッシュだけど、
もっと渋く落ち着いてて、ぜんぜん違うんだよね~。
あのエンケンの猫踊りに、ワン!と犬になって絡んでいく姿は、
たしかにハジけていたんだけれど、
頭脳警察のときは、そのまんまずーっとハジけっぱなしでしたわ。

雄叫びのようなコーラスに、ダンサブルな動き。
メンバー紹介のとき、PANTAさんが
「パーカッション・・・じゃない、ダンサー石塚俊明」と紹介するほど。

一番若手のヒサオくんを気遣って、
何度も「ヒサオー!ヒサオー!」と名前をコールして、
ギターソロを、もっと弾け、もっともっと、と促すPANTAさんがステキだった。



アンコールは、ミチロウさん、恭司さんも出てきた。
そして、本日の企画の主役である水津さんも登場。
本当に70年代のヒッピーそのもののファッションの人だったよ。
今日が還暦のお誕生日ということで、
こんなスペシャルな出演陣が揃ったわけですね。
ステージの上が信じられないくらい豪華なことになってて、
思わず笑っちゃったわ。

えーっと、この水津さんという方は
ミチロウさん関係のライブの企画等を手がけている会社の
社長さんだそうですわ。
ぜんぜん存じ上げなかったので、ググっちゃったよ。

で、『コミック雑誌なんかいらない』で、
この信じられないくらい豪華な面子が、ぱーっと盛り上がって終了。

水津さんの人徳のおかげで、こんなスペシャルなライブができたわけで、
私たちは、そのおこぼれにあずかって、楽しい思いをさせてもらったね。



その余韻に浸りながら、オバちゃん二人連れは
夜の街へと消えていったのである。

2 件のコメント:

  1. このたびはお付き合いいただきありがとうございました!
    妄想カレンダー、すばらしい情報源です!
    山本恭司か~、ふーん、ギター巧いんでしょ~ね~くらい思ってたんですが、
    WILD FLAGは耳の保養目の保養でした。
    お勧めくださりありがとうございました。
    未だあの長ーい指を思い出してニヤニヤしています。

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  2. >tokageさん
    こちらこそ、ありがとうございました。
    たぶん、一人じゃ行かなかったライブですが、
    いいもの見られた~。良かった~。

    あの妄想カレンダーが役に立ったのも嬉しいです。
    かなり偏った情報しか載せてませんが、
    これからも是非、ご活用下さい。

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