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2014年7月7日月曜日

THE GROOVERS "EARLY SUMMER BLUES SHOW 2014"@ROCK JOINT GB

THE GROOVERS
"EARLY SUMMER BLUES SHOW 2014"
7月5日(土)吉祥寺 ROCK JOINT GB
18:15開場/19:00開演
前売り 3,500円/当日4,000円(ドリンク別)



フラカンの2daysから続く、私的3daysの最終日は
半年に一度のお楽しみとなっているグルーヴァーズのワンマン。

実は、発売日にハコチケを買いに行ったんだけれど、
手にしたチケットは70番台という微妙な番号。
あぁ、ライブ会場での手売りの方が早かったのか・・・と、
ちょっとガッカリ。
うーむ、奥が深いよねぇ、チケット道。

まぁ、それでも、十分に見晴らしの良いポジションが確保できたので、
良しとしましょう。
いつもは近すぎて、恥ずかしくてなかなか直視できない
一彦さんの顔もよく見られたしね。



登場のSEが流れて、メンバーが出てくるのを
ああ、ボブさんの髪色が好きだなぁ・・・と思いながら見ていた。
私の憧れのグレイッシュなシルバーヘアー。

定番の『Groovaholic』で始まり、『THE MOONSHINER』へ。
ん?ムーンシャイナーって、久しぶりに聴いたような気がするなぁ。
この曲もリフがカッコいいねぇ。
って、グルーヴァーズの曲は99%、リフがカッコいいんだった・・・。
で、大好物の『ロザリー』でお決まりの“シキチクーン”をいただいて、
これも久々の『CHEERFUL GANG STAR』だって。
凄いなぁ、この序盤のアゲアゲな感じ。

ここで一息ついて、ギターチェンジ。
今日のメインのジャズマスター(TRUTH製)からグレッチへ持ち替えて、2曲。
グレッチ見ると、ときめいてしまうな~。
『ウォームハート~』が嬉しかったー。
何日か前にiPodから流れて、ライブで聴きたいと思ってたところだったので。
なんといっても長い長いアウトロが嬉しい。
痺れる~。腹筋がつりそ~。

『無条件シンパシー』から3曲続けて、新曲コーナー。
そろそろ音源になってない曲が貯まってきてるので、
録音して、アルバム出さないとなぁ・・・と一彦さん。
「いつ?」「年内?」「年度内?」とフロアから上がる声に
いつ、なんてオレに約束させるなよ!と。
ただ一つ言えることは、藤井一彦のソロアルバムに負けない
もっといいのを作ります。
・・・ということだそうです。
そこで、ボブさんが突然、
「あれ(『GEMINI』のこと)は、いいアルバムだよな。曲がいい」と発言。
一彦「えっ・・・ずっと何も言わないから、良くなかったのかと思ってた」
ボブ「リハのときに言おうと思って、忘れちゃった・・・音もいいしね」
一彦「・・・(照)」
何?この仲良しっぷり。
こういうの堪んないわ。萌え~!
このときの一彦さんのビックリしたような嬉しそうな顔が忘れられないわ。

16ビートの新曲が、めちゃくちゃカッコ良かった。
ちょっと今までにない、腰のうずく感じの曲。
マジで、早く音源化されることを願っております。

ライブも後半戦に入って、
一彦さんの「ロックンロール!」という合図で始まったのは
『フリージア』前にもライブで聴いたことあるけど、
CDの録音とは、ぜんぜん違ったアレンジになっていて、
それがまたカッコいいんだよね~。
まさに、ロックンロール全開で。

そして『現在地』→『俺はスピード上げるだけ』というホットな展開へ。
その言葉どおり、かなりテンポ上げてて、
フロアを煽りヒートアップさせていく。
要所要所で入る、ヤスチカさんのスネアの連打が効いてるわ~。

一彦さんって、基本的にクールな人なんだよね。
ステージ前に出てきてソロ弾いてても、フロアを煽ってるときでも、
実は冷静に場の空気を読んでる、クールヘッドなわけ。
それがクライマックスに近付き高揚してくると、その理性が少し綻ぶ。
綻んだその裂け目から、熱狂だとか陶酔だとか呼ばれるものが
あふれ出る瞬間を目にすると、心が震えるのだ。

この8ビートのスピードを上げていく瞬間が、まさにそれ。
沸き上がる血の流れる速さに、
音が追いつかなくてもどかしいとでもいうような表情で、
どんどんぶっ飛ばしていき、ビートを牽引する。
私の閉じた鉄の扉をスクリューで突き破られる瞬間の快感よ。



Groovaholic
THE MOONSHINER
ロザリー
CHEERFUL GANG STAR
何者
ウォームハートとクールヘッド
存在理由
無条件シンパシー
(新曲)
(新曲)
QUIET LOW RIDER
フリージア
今を行け
スマイル
現在地
俺はスピード上げるだけ
遥かなる
SPEED QUEEN
狂おしきこの世界

鉄の旗
ONE FOR THE ROAD

無敵の日々



アンコール。
2カポにセッティングされたテレキャスが出てきて
「一緒に歌おう!」と『ONE FOR THE ROAD』
一彦さんのアクションが、キース・リチャーズになる。
実はこれが、全然カッコよくないのだけれど、微笑ましくて好きなの。

でもって「帰りたくはない~♪」のところは一際大きな声で歌ったよ。
この熱くて楽しい時間が、もうすぐ終わってしまうのかと思うと、
胸がギュッと締め付けられるようにせつない・・・。





で、終演後は、一彦さんのサイン会があったり、
ちょっとした楽しい出会いがあったりしたので、
ライブが終わってしまった後の喪失感をあまり感じることなく、
気分よく家までたどり着けたのであった。

まぁ、その分、翌日がキツかったりもしたんだけれど。


2 件のコメント:

  1. まだグルーヴァーズは未体験ですよ-。
    でも、明日の一彦は私のもの☆
    よき出会いもあったようでなによりです。

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    1. >tokageさん
      あれ?一彦さん、北へ行ってたと思ったけど、もう九州ですか?
      すごい移動距離ですね。
      旅するバンドマンは、私にとっては永遠の憧れです。

      そして今回、tokageさんのおかげでいい出会いがありまして、この場を借りてお礼申し上げます。
      ありがとう!

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